最強を目指して   作:匿名希望ただの人

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旅行はどこへいこうかな~

 

 

「この喧嘩は俺達の勝利だ!」

「っしゃあぁぁっ!!」

鬼豪と一緒に騒いだ!珍しく奮発してお菓子ジュースを買って食べている

『勝利の宴+釈放祝い』ってやつだぁ!!

「いやーまさか星蘭高校をカチコムとはな、勇気あるみな~」

「砕城とか軍陸とかいたけど、あいつら学校ほとんどいってないからな、事情知らなかったらしいぜ」

「だろうな、あんな男前の2人をおいて悪来がトップに立つとはおもえねぇな」

「だよなー、あはははは」

今回は愉快に笑える、嬉しいからなんでも笑える、笑えてくる

「はぁ、笑った笑った」

缶ジュースをグイーッと飲み干す龍我

「ほえ?」

ボ~ッとなてって体が暑いな、まぁいいか、どんどん飲め~!

 

 

 

 

「ただいま~・・・うっ!?」

ルナが帰ってくると酒の匂いがプンプン漂っていた、いそいで茶の間へいくと酔いつぶれた鬼豪が寝て、龍我がゲームをしながら酒を飲んでる

「フォ、オキャネリ~」

「りゅ、龍我・・・」

足がガクガクで安定せずフラフラ歩く龍我

「ドーシタノル~・・・」

龍我は前に倒れルナが支える

「グカ~ゴ~」

「はぁ・・・しょうがない子だね・・・」

鬼豪を布団の中に入れ龍我を置き、テーブルに置いてあった缶を潰し、酒だとわからないように他のゴミと一緒に捨て、窓を開けて換気などをして、寝た

 

 

 

「ん・・・」

真っ先に起きたのは鬼豪、そりゃお前真っ先に寝たんだから

うっ、頭がズキズキする、気持ち悪い・・・吐き気がする

これが二日酔いか~・・・

テーブルにベタ~としていると

そーいや龍我は?

隣の部屋を見るため襖を開けると

「!?」

龍我とルナが仲良く気持ち良さそうに寝ているではないか、しかもベットの下で、龍我を座布団代わりにして!ルナを布団代わりにして!

「zzZZ」

「うおらあぁぁ、起きろクソッたれぞろおぉ!!」

鬼豪の悲しき声で起きる龍我とルナ

「どったの・・・」

「テメェ!ルナとルナと寝たのか!?」

「ん~・・・何いってるかサッパリだ」

「とぼけるな!クソガキ!」

「一緒に寝たって、俺は~・・・ん?」

よく見てみるとここはルナの寝室、まさか・・・

「うおあぁぁ!?」

鬼豪を弾き飛ばし茶の間へでる

「う、うわ~ご、誤解だルナ!俺は何も、うっ・・うえぇぇ」

あ、こいつも二日酔いなんだな

「・・・龍我」

「は、はっ、はいぃ!!」

「シジミの味噌汁・・・作って置いたよ」

「え?」

「飲んで今日はゆっくりここで寝てなさいよ、鬼豪も・・・」

そういってベットにあがり、布団にくるまる

「・・・ルナ?」

結局この日は鬼豪と龍我は寝て過ごした

次の日は二日酔いは治り元気よく?鬼豪はでていった

 

 

 

 

「ん~・・・」

「どうしたの~龍我~」

「おぉルナ、今なー、旅行先探してるんだよ」

「どれどれ」

熱湯!?温泉巡り、温泉旅館特集、死ぬまでに行きたい温泉100

「温泉ばっかじゃん・・・しかも0円(無料)のパンフレット」

「じゃーなにがいい!?温泉入って疲れとりてーじゃねぇか!」

「別にいいけど、ね」

なーんだその嫌な感じは・・・ったく、わーったよ違うのにしちゃら!

という感じでなんかそういうスポットの本でも読んでいる

「夏らしく、いきましょう」

「夏らしく・・・」

「・・・」

「バーベキュー?」

「道具あるの?」

「・・・じゃあ海」

「水着は?」

「釣竿ならあるんだけどね・・・」

「どこにくるの?」

「ん~・・・はっ!?」

夏とか超関係ないけど、これならどうだ!!

「遊園地!」

「遊・・園地?」

「そうだ、多分楽しいぞ~」

「バ、バカじゃないの、そ、そそ、そんな子供が行くようなところ、誰がいくか」

とは言ってるが目は輝き、興奮して顔も赤くなっているなど行きたいと体は言っている、うん体は正直だ

でも龍我は

「嫌か・・しょーがねぇ違っ」

「誰が嫌って言ったの」

「えあ!?いや・・・」

「あぁなんでもない、なんでもないのよ、どこでもいいから選んで」

あーやっぱ遊園地が行きたいんだな、ルナ

「じゃあ遊園地に行くか」

「わーい」

うーん、なんか嬉しそうだな、子供の時行かなかったのか?

ルナに聞くと

「1回だけお母さんとお父さんと一緒に来たわ」

「は~・・・1回だけね~・・ならまだ楽しんでもいいな!いこう!」

「わーい、いつ行くの!?いつ行くの!!ねぇねぇねぇ!」

「騒ぐな、せらしぃ!」

「え~、早くいこうよ!」

「まーっとれ、せやな、明後日だな、バイトも休みだし」

「えー明後日~?明日!今日!今今今~」

「やっぱやめた、取り消し~」

「わーわー嘘、待つ待つから~」

「よろしい」

子供のように駄々をこねるルナと優しくちょっと意地悪しながら見守る龍我、たま~にこんな感じになる

夜になりルナは上機嫌のまま床につく、そして龍我は財布の中身、貯金をみる

「・・・」

しばらく眺めて、大きく頷き

「よし、これならいけるぞ!」

 

 

明日、ルナは待ち遠しいのか、とてもセカセカしている、いつもなら静か?にしてご飯作ってたり掃除してくれるのに・・・まっ俺はバイトですけどね~

そして肝心の明後日になった!!

 

 

 

「朝だよー!起きろー!遊園地へつれてけー!」

「うげぇ・・・・ル、ルナぁ」

寝ている龍我の上にのしかかるルナ、『はやくいこー』と叫んでいる、にしても暗い・・・龍我は時計を見てみると

3:45

「速すぎるわああぁぁっ!!」

んで二度寝する龍我、もう目がパッチリのルナはお弁当を作ったりしていた

そして本当の朝、近所の小学生共がラジオ体操を終えて帰っている時間に龍我は再び起き

飯を食い

服を来て

「んじゃあ、いくか」

「わーーい!」

遊園地へと出かけるのであった

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 




人物ファイルNo.15
砕城 剛(さいじょう つよし)
体格のいい武道家?
大胆で豪快で熱く情に弱い、仲間に慕われ兄貴と呼ぶ者も多い。
親父が大工なので幼い頃から木材を持ち作業をしていたため結構繊細な動きが可能、そのため裁縫とかも得意(本人はやることを嫌う)夢は最強の大工!毎日鍛練をおこなっている(が、勉強がダメなため今猛勉強中)、気を解放することによって鍛えた力をフルに発動できる、軽やかな身のこなし、どんな攻撃にも動じないタフさ、岩をも砕くパワー、そんじゃそこらの者とは格が違う
能力を持っている噂もある・・・
喧嘩が終わってから花川と気が合いなかよくやっているという噂

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