最強を目指して   作:匿名希望ただの人

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二大戦慄不良

 

 

 

 

 

「あ~・・・ダリィ」

龍我は今学校に来ている、なぜ夏休みなのに学校に来ているかと?そんなの簡単だ、学校全体で勉強会が開かれているからである

なぜそんなモノがあるのか、ここ星蘭高校は進学校として有名、かといって全員頭いい訳ではない、就職もいるが人数は少ない、全員が頭がいい訳でもない、課題が終わらない、なら学校全体が集まって教え合おうとなってこの企画、『課題全員出そうね』ができたのである

今龍我は終わった課題の間違っている所をルナがワンツーマンで教えている

「ほとんど間違っているわね」

「うるせい、鬼豪だって間違えてるからな」

「うるせぇ」

「なんで鬼豪がここにいるのよ!」

そうである、しれっと龍我の隣の席で座って話を他人事のように聞いている

「そう怒るな、俺達は今狙われているからな、まとまった方が色々と楽なんだよ」

「そーそー」

「まとまった方が楽ね~」

「龍我・・・」

花川がノシノシやってくる

「あ、花川さん、花川さんもこの課題を!?」

「違う」

「ですよね」

「悪い高校、来てる」

「はい?」

「捻り潰してきたが・・よかったか?」

悪い高校?捻り潰した?・・・は!?悪い高校(戦慄高校)捻り潰した(ぶち殺した)・・ってことは

「まさか・・・ 」

「なぁ」

ガシャアァン

隣のクラスからガラスが割れる音が聞こえる

「まさか!!」

龍我と鬼豪は窓から顔をだし急いで昇降口へ行き校庭へでる

「なによ・・・うわ!?」

生徒達は驚愕した、黒の学ランを着た不良、白の特攻服きた族がたくさんいる

「う、うわーーー」

「お、落ち着いて、教室から出ないで待機を・・・」

先生も慌てながら生徒達を落ち着かせている

「いくわよ」

「・・・」

 

 

 

校庭

龍我ーー!鬼豪ーー!でてこいよゴラァ!

龍我くんあっそびましょ~

鬼豪逃げてんじゃねぇぞゴラァ!

「誰が逃げてんだゴラ!」

ボゴオォン

不良共が爆風で吹き飛ぶ

「会いたかったぞ鬼豪!」

「へ、カス共が・・悪来はどうした?」

「悪来さんならもうじきくる。それまでに生きていればの話だがな!」

「やってみろ!」

うおおぉぉっ!!

今度は星蘭高校の校庭での乱闘、星蘭高校だからもちろん

「ぬううぅ!」

ガゴオォォ

花川の一撃で吹き飛び

「はあぁ!」

良太の打ちで気絶させられたり

「ふん!」

星嶺のスープレックスで地面にめり込んだり

「消し炭になりなさい」

姫華の炎で燃やされたり

その他などなど

「ローズレイピア」

グサッ

「校舎の中にはいれさせないわ!」

「くっ」

「はあぁぁ!」

 

 

「死ね龍我!」

「うわ」

「ぬうぅぅえい!」

ガッゴオォォ

花川の豪快なパンチで瞬殺される

「ラチがあかねぇな」

「死ね!」

ゴッ

またまたゴルフのクラブで頭を殴られる

「つぅ~・・」

「止めだ!」

クックックッ・・・

パシィ

「なーにふりまわしてんのよ!」

夜神冥が殴った男の頭を片手で掴み持ち上げる

「ぐっ、離せよ!オラ!」

クラブで殴るが掴まれグシャリと粉砕される

「なっ」

「あんたの頭もこうしてあげるわ」

「う、うわあぁぁ」

グシャン

「クックックッ・・・」

「相変わらず容赦ねぇな」

昔こいつとなんども争ったな・・・俺も1回目で気づけばよかった・・・まぁ結果的に仲良くなかったからいいけどね

「この騒ぎはなんなのよ龍我」

「あー、祭りだ、好きなだけ」

「暴れるわ!」

ドゴオォ

「・・・」

やっぱり速めに気づいとくべきだった

 

 

「アトミックブロー!」

パアァン

殴ると爆発し、相手を吹き飛ばす

「鬼豪!能力なんぞ使いおって・・・」

「ならテメェらも能力だせよ」

「くっ・・・」

「うがあぁ!」

「なっ!?」

鬼豪の前に立ち塞がるは黒のタンクトップに黒のダボダホのズボン(多分大工が着ているアレ)右手に指があいた黒の革手袋をつけた筋肉ムキムキの巨漢だ

「なんだテメ・・・」

「さ、砕城 剛(さいじょう つよし)さん」

「来てくれたんですね」

「あたりめぇだ!テメェらが血を流して俺が流さない訳にはいかねーぜ!」

「うおーー砕城の兄貴!!」

「うう、大工の仕事を休んでまで・・・・俺達を・・うぅ」

「うちの野郎共が世話になったなぁ」

ゴキリゴキリと指を鳴らす

「くっ、テメェみたいな人気のある奴がなぜ悪来の下に・・」

「悪来?誰だそいつ」

「何!?」

「お前は俺のダチをやった、だから俺はお前を倒す!それだけだ!」

「ふっ・・・なるほどなっ!!」

「さぁこい!お前の意思(強さ)を見せてみろ!」

「はあぁ!」

鬼豪は走り砕城の頭を掴み

バゴオォン

爆破させる

「ああ、砕城さーーん!」

「へっ、仲間思いなやつだったがしばらく寝て」

「うがああぁぁぁっ!!」

「なっ!!」

「はぁ!」

ドゴォ

地面に穴をあけるその威力、凄まじい

「驚いた・・俺の一撃を避け・・・」

「はあぁ!」

ドゴッ

やらなきゃやられる、そう判断した鬼豪は奴が喋っている隙に攻撃を!

「はっはっはっ・・・強ぇなあんた・・・こりゃ面白くなってきたな!」

「なっ・・・」

笑ってやがる、キレて狂っているのか!?それとも・・・

「うらぁ!」

ドゴッ

「くっ」

考えている暇はねぇ、こいつを倒す!それだけだ!

「うおぉぉ!」

 

 

 

 

「はっ!」

トン

次々に不良達を気絶させてゆく良太(気絶させても姫華の炎で燃えて起きるんだけどね)

「よおよお、強いねそこのニィちゃん」

迷彩の軍服をみにまとった危ない奴、手には・・・刀?

「俺といっちよ戦争やらね?」

「せ、戦争?」

確かに戦争だな、この喧嘩・・・だが戦争やらねってことは・・これが噂のタイマン!?

「いいでしょう」

「オーケー!じゃあ行くぜ、お前も本気だせ」

「わかりました」

スパァン

軍服男が持っていた刀が切れる、多分模擬刀だろう

「オーノーなんてことを!」

「喧嘩でしょ?これは当然」

「本物持つと怒られる、お前能力だな!荒川良太!」

いや名前知ってるんだったら能力あるの知っておけ

「なら見せる!俺の能力を!!」

ジャラッ

出てきたのはこれまた赤い軍服をきた軍人がでてきた、能力はその人に似るのかな?

「俺の名前は軍陸 海空(ぐんりく かいくう)そして俺の能力はウェポンズソルジャー(武装軍人)」

その軍服を着た実在形能力がいきなり銃を良太に向ける

「撃ち方よ~い!」

「まずい」

「うてえぇ!」

ズドドドドドドッ

「うおわああぁ」

木に隠れるが木を貫通して、倒れる

「ミサイル撃てぇ!」

ヒュ~

「はぁ!」

ガキン

ミサイルをまっぷたつに切り近づく

シャッ

「くっ」

ウェポンズソルジャーは待ってたとばかりに刀を抜き良太に遅いかかる

「くっ」

接近戦になればそれなりの対応ができるのか!?

やばい、こいつはヤバイぜ!

ひとまず一歩退くと

「ニィ!」

ズドドドドドドッ

容赦ない弾の嵐、良太は全て切り落とす実力はない、だから・・・

「うおぉぉ!」

やはり接近戦で!!

「ふははは!愚かなり!」

カチッ

小さな音だけど確かにカチッと音がした、その音がした瞬間

「なっ」

ドゴオォォ

辺りは爆発した

「焦ったら戦争にはかてねぇぜ・・勝つには時間を長く有効に使わないとれ人生みてぇによぉ」

「おいこら、まだ戦争は終わっちゃいねぇぜ」

「なに!?」

「へへ、地雷とはさすがは武装した軍人だ」

良太は煙のなかから無傷で立っている

「バカな、地雷を踏んで無傷だなんて・・・」

「確かにあれをくらったら俺は吹き飛んでいた・・・だから逃げた」

「逃げた!?バカな地雷から逃げれる訳がない」

「切れば、問題ない」

「は!?」

地雷が本格的に爆発する前に切ったというとかこの男はぁ!!

「さぁて、タネは尽きたか軍人!」

「くっ」

「軍人なんかより騎士(ナイト)だぜ!」

「うおのれえぇぇ!!こーなったら・・・こぉなったらあぁっ・・・!」

ウェポンズソルジャーが大きく両手をあげ、手を動かして何かやっている

「空爆だ・・・アトミックボム!」

「アトミックボム!?」

アトミックボム・・・まさか原子爆弾!?

「はーっはっはっはっ、死ね!良太ぁ!」

「くそ」

切ったところで放射線が飛び交い被害はシャレにならない、どうすれば

悩む良太にこういい放つ『受け止めればいいのよ』と声をいい

「はぁ!」

夜神は助走をつけ良太の肩を踏み台にし大きくとび

「フライはとりやすいわよ!」

パシイィ

アトミックボムを受け止め静かに地面に着地する

「なっ・・・あ・・・」

「どうする、まだやる?」

「俺の・・・負け・・・だ・・・」

ドサ

「トドメ刺す?」

「やめとけ、こいつは戦争好きだからな、なにもされず負けるが一番辛いだろう」

「そうね・・・痛みなき苦痛って訳ね・・・ドSねあんた」

「そうかな・・・」

 

 

 

「死ねぇ、デスエクスプージョン!」

ドッゴオオオォォン

「はぁ・・・はぁ・・・」

「はーっはっはっはっ、いい技持ってるぎゃねぇか」

「くそ・・・なめやがって」

俺の猛攻にもどうじねぇし、攻撃すらしかけてこねぇのはありがたいがこのまま攻めても勝てるかどうか・・・くそ

「そんなニィちゃんにおもしれぇものを見せてやるよ」

「な、なに!?」

「はああぁぁっ!!」

「ぐっ・・・ぐうぅぅ!?」




人物ファイルNo.14
軍陸 海空(ぐんりく かいくう)
豪恐戦慄高校の二大戦慄不良として恐れられる1人
戦争が大好きで夢は外国へ行き軍人になることらしい、幼い頃からずっとこんな感じでなかなか友達ができなかった為孤独だった、悪来にその強さを認められ自信がついた
意外に大人しく、自分の為!将来の為!夢の為!なら努力を惜しまない努力家な性格、だが夢や服装をバカにしたりすると怒る
この戦争後、良太となんか仲よくなった

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