最強を目指して   作:匿名希望ただの人

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死の爆破(デスエクスプロージョン)

 

 

 

 

これは課題を終わってから(ほとんど間違っている)数日たったある日の出来事である

 

 

 

龍我の家で起こっていた

「ん~・・・で、どうするんだ」

「どうするって、どうするんだ?」

今鬼豪と豪恐戦慄高校、通称『監獄高校』呼ばれる不良エリート高校をぶっ潰す作戦を練っている所である

「わりぃな、俺の私用に巻き込んじまって」

なにが巻き込んじまってだ、お前が頼んだくせによ

龍我はシャーペンを持ち、紙を用意してある、案がでるのを待っているようだ、つまりはやく出せ

「つーか向こうは何人なんだ」

「この高校は1つにはまとまらない、だが新しい頭である3年、悪来 輝(あくらい あきら)が能力に目覚めると戦慄高校がその力にひれ伏した・・・つまり」

「つまり全校生徒と?」

「あぁそうだ」

「何人だ?」

「300人」

「ちっ、300人か・・・あの時の喧嘩よりも多いな」

「こっちは2人・・・か」

「人数集めるか?」

「極力な・・・だが騒ぎを起こせるような奴限定だぞ」

「なんでだ?」

「お前ンとこの高校は進学専門みてーだろ、騒ぎおこしゃ一発だ」

「な、なるほど・・・」

しょうがない、花川さんに手伝ってもらおうか・・・いややめよう

「これは俺達の喧嘩だぁ!他人頼るべからずじゃ!!」

龍我は大声をだしながら勢いよく立ち上がり壁を殴る

他人に頼るって俺も他人で頼られたがもーしらん

「よーはその悪来とサシのタイマンをはりゃーいいんじゃろうが!」

「そうだな、だがそう簡単にできるか?」

「なに!?」

悪来は喧嘩じたい強く、この街に起こる抗争の立役者、さらに持っている能力はす凄まじく強い、タイマンに持ち込めても勝てるかわからない

「テメェ、負けたのか?」

「・・・」

鬼豪は黙り混んで拳を強く握った

「・・・お前の能力はなんだ」

「見せてやるか?」

「まぁな、一応共に戦うんだからな」

龍我と鬼豪は外にでて近くの公園に行った

「んじゃまずお前のを久々に見させてもらおうかな」

「デス・エクスプロージョン(死の爆破)」

ボゴオォッ

掌から凄まじい爆破が起こる

「おー、カッケ~」

「見ての通り爆破できる能力、射程範囲は20メートルまでなら範囲できるが遠ければ威力は減る・・・逆に近ければ凄まじい力を発揮できる、このようにな」

鉄パイフを持ち爆破を起こす

ボゴオォ

鉄パイフはゴナゴナに吹き飛ぶ

「ん~やっぱ俺のスターロックよりも便利そうだな」

龍我もスターロックをだしてみる

「お前らしい能力だな」

昔金剛力士という異名があったなと思い出す、確かにスターロックは金剛力士像に似ているな

「まぁ石を操れるらしい」

腕から石を放ったり、地面の中に入ってみたりする

「なんかビミョーだろ?」

「だが実在だからな、悪来も同じ実在だからいい勝負できるだろう」

悪来も同じ実在型か・・・

「悪来は龍我、お前がやれ」

「まっ、とーぜん」

「他の能力者は俺がなんとか食い止める・・・これでいいな」

「おう!」

ガッ

互いに拳を合わせ、再度互いの闘気を高め確認しあう

「んじゃあ、いつ結構するんだ?」

「安心しろ、4日後だ、4日後に学校は夏休みを迎える、だからその時をやる」

「別に夏休みを迎える前でもいいんじゃね?」

「その間に調べたいことがある、それまで絶対に動くんじゃーねぇぞ!」

「わーっとるわい」

「俺は帰る、ルナさんによろしくといっといてくれ」

「おう・・・ってルナは関係なくね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「46・・・4・・7・・48・・・・」

腕立てを必死にやる龍我、そうとう気合いが入ってるのであろうな

「49・・50!!」

息を吐き腕を振るわせ休む暇もなくすぐに腹筋をする

「甘いトレーニングだわ」

「うる・・・っせい・・・・これは・・・」

「はいはい、喋んなくていいからやりましょうね~」

ぐぬぬぬ、ルナの野郎それらしいこといいやがって・・・まぁごもっともですけどね

「それでいつ潰すの?戦慄高校」

「ぐぬ!?なんでそれを」

「昨日言ってたじゃない、まさか抜け駆けするつもりじゃないでしょうね」

「ま、まさか・・はは」

「こんな面白そうな喧嘩、やらずにはいられないわよ!」

ま、マズイ、ルナにはやらせたくない、鬼豪がまた俺に文句言うしな

「まーまー、当分やらねーから落ち着けや」

「わかったわ、やる時には教えてね」

「まーせろ」

「それと旅行の計画もね」

「あ」

「それじゃーお休み、龍我」

「おやすみぃ、と」

ルナは自分の部屋にはいる、うるさくしちゃマズイから俺も寝よーっと

パパッと布団にもぐりパパッと寝てパパッと朝になってパパッと起きてパパッと飯くってパパッとなにかする

 

 

 

んで、そんな風にくっだらねぇ感じで1日1日を過ぎて行きとうとう決戦の時に!!

 

龍我の家

 

 

「ついに来たな」

「あぁ」

カチッ

鬼豪はタバコを加え火にかけ、吸っている、やたら冷静だ

「おいここは禁煙だぞ!」

「んなかてぇこと言うなよ」

加えたタバコを龍我に渡す

「俺は吸わねーよ」

「結束力たかめよーぜ」

「ちっ」

タバコをとり

フウゥ

あくまで吸うのではなく吹かす程度にし

「ほんじゃまぁ、いきますか」

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく

 




人物ファイルNo.07
鬼豪 闘志(おにごう とうし)
龍我の悪友、豪恐戦慄高校では誰にも従うこともなく少人数とつるんでいる、友達からはとても慕われており深い絆で結ばれている
気性が荒く、昔は暴悪の鬼豪という異名で恐れられていた。龍我とよく喧嘩していた(敵としてや共闘)、とても凶暴なのだがとても優しく温和な男でもある
能力のデス・エクスプロージョン(死の爆破)は主に掌から爆破を起こしたり、殴ったり蹴ったりし、相手に触れた瞬間爆発を起こす凶悪な能力

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