最強を目指して   作:匿名希望ただの人

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試合開始

んで明日になった

 

 

 

 

松島高校前

 

 

 

「でっけぇなぁ~・・・」

龍我はその広さに驚く、まぁ無理もない、自分達の高校の3倍のでかさがあるのだから

「さて入るわよ」

良太と星嶺が愛川の後に続く

「いきましょ、こういう時には堂々とね!」

「堂々とか・・・」

「・・」

 

 

 

生徒会室

中は広く15人の人がいる

「よくきてくれまたね」

一人の男がまず口をあけた

「星蘭高校3年生、生徒会長愛川姫華です、今回試合をさせていただきありがとうございます」

「いいのよ、気楽にいきしょ」

松島高校の制服(青いブレザー)を来た愛川より少し小柄な美女がいってきた

「あれが松島高校の生徒会長、松島涼子」

「あれがか・・・」

「あらあなたが龍我くん、名前に対して可愛い顔してるわね~」

「かっ、可愛い!?」

こ、この顔が可愛い・・・だと!? 男らしいとか凛々しいとか言われるけど可愛いはないな・・・・ってか凛々しいってどーゆー意味?

と考えてる内になんか涼子の胸元引き込まれそうになった

「うわっと」

龍我はとっさに後ろへさがった

「あら、どうしたの?」

「な、なんでもねぇよ」

「あら、なに私の可愛い仲間を誘惑してるのかしら?」

愛川が少し怒った様子で涼子に問い詰める

「なんにもしてないけどなにか?」

「相変わらずね、松島の人達は・・」

いきなりルナが口をだした

「ここの学校の英雄こと松島湧が地獄で泣いてるわよ」

「松島湧の家計に私は育ったのよ、なのになんで湧は泣いてるの?しかも地獄で」

「事実だから・・・それと・・家計がなんだというの?その家計だから強いとは限らないのよ」

「今松島家に泥を塗ったわね、覚悟しなさい!」

「いいわ、だけどそっちこそ覚悟しなさい、私もその気持ちを変えてみせるから・・・」

周りの空気がピリピリしてる

「松島高校様、せ星蘭高校様、時間ですのでフィールドに集まってください」

その言葉に周りは少し和んだ

「ささ、いきましょ」

愛川が生徒会室をでると皆次々と生徒会を後にした

 

「ねぇルナ・・」

「なに?」

「タンカ切るの・・・やめて」

「無理だわ」

 

 

 

龍我達はとある部屋に入れられた

部屋にはよくSFにでてくるワープホールが置いてある

「さていきますよ」

次々とワープホールに乗ってく、龍我もとりあえず乗る

「転送!!」

ギュオオォォ

「え?なに?」

龍我達は光に包まれた

ポワアァン

「ん・・・」

龍我は目を開けるとそこはグランドだ、振り向くと松島高校の校舎がある なにここ?

「ここはもう一つの松島高校よ、私達はグランドってことね、だから涼子達は校舎にいるね」

「パパッと終わらせましょうよ会長!」

良太が張り切ってる

「そうしたいけど、まず落ち着いて行動よ、まず団体行動はしないこと、必要最小限バラバラに動くことよ!それと龍我は花川と一緒で頑張って」

うわ投げやりだ・・・しかもなんか適当・・まぁいいや

「それじゃあ行動開始!健闘を祈るわ!」

愛川の言葉と同時に皆が動きだした

「・・・」

「いきましょ、花川さん」

「・・・」

 

 

1F渡り廊下

「おっ、あいつが龍我だな~、つい最近能力が覚醒したからってこんなゲームにまで手を出し始めて・・・生意気な!」

2人の男に通せんぼられている

「そこにいるガタイのいいニイチャンも能力持ってんのかい?」

うわ、花川さんにその言葉・・きっと花川さんのこと知らないんだな・・・哀れなり

ドゴオォッ

「ぐはっ」

1人の男が殴りとばされた

「やっ、やろぉ・・」

男は身構えたが

バキッ

すぐ花川さんに殴り飛ばされた

「・・・」

「さすがです花川さん・・」

「・・・」

はやくも松島高校の2人が殺られた

 

 

 

「さて、片っ端から探しますか?」

「・・・」

ただ歩く花川、龍我はそれを追う

「いたぞ!」

「仲間の仇だぁ!死ね!」

バキッ

1人の男は花川さんが殴り飛ばしもう1人は俺のスターロックで吹き飛ばした

「うぐ・・・」

うわ、まだ息があるのかよ

「くそ・・・ん?」

突然男の視界が少し暗くなった

「!!」

男は上を見ると花川さんのでかい足があった

ドォッ

またまた松島高校の2人が殺られた

(手加減ないっすね~、まっそれもそうだな・・・)

龍我は知っている、生徒会室を出たときたまたま星嶺の悪口が聞こえたのである

最初に俺か良太の悪口を言えばよかったものを、なんで最初に星嶺の悪口をいったのか・・・

敵に哀れを感じ歩く

「そこまでよ!」

シャッ

上から女が出てきた

「私は遠藤遥、あなた達はここで終わりよ!」

「いきなり現れて終わり宣言してんじゃねーよ!」

「だってもう終わりになるからよ!」

ガシャアァン

いきなり花川が吹き飛ばされ窓ガラスにあたり1F落ちたちなみにここは3Fです

「花川さん!」

「さて、ザコは消えたわ、やりましょ・・!」

「くっ」

今俺の頭の中にあるのは花川さんをザコ呼ばわりしたその神経の凄さと友の侮辱への怒りだ、別にピンチとかそういうのは無かった、なんでだろう

「いくよ、広大な音(ヴァスト・サウンド)」

ギイイィィン

うお、耳なりか!?耳なりにしてはすげぇ痛い

「くそ、スターロック!!」

スターロックが遥を突っ込む、すると耳なりがなおった、こいつの能力は音だな、よし!

「サウンド!」

ギイイィィン

また強烈な耳なりみたいなの・・・痛い

「ぐおぉ」

「凄い痛みでしょ?大音量のヘッドホンを耳につけられ流される気分は?」

「くそ」

龍我は耳を塞ぐが痛い、どうやって音を!?

「サウンドパンチ!!」

パァン

「グハッ」

腹に激痛が走った

「どうかしら?音速のパンチの痛いは・・・」

「ぐっ、音速か・・・スターロック!!」

ブゥン

スターロックの大振りでは音速には追い付けない、凄いスピードだ

「サウンド!」

ギイイィィン

うおおおぉぉ・・・なんかすげぇイライラする・・・!!

「くそおぉ!」

龍我は遥に突っ込む

しかし近づくと更に痛みが増す・・・ってことはこいつ中心に音が広がる・・ならば!

龍我は敵に背を向け走る

「あら敵に背を向けるの?」

んな挑発に乗ってどうするんだ、俺はんなプライドは捨てたんだから、ってかそんな余裕ないし

「よし、ここなら痛くない・・」

さてどうやって遠距離を・・・

と考えてると1つある技を思い出す

「ふっ、バカね、そんなに離れたら攻撃できないでしょ、やはりバカね」

シャッ

ドゴオォッ

「え?」

遥は後ろを見ると岩が壁にめり込んでいる、この廊下は端から端まで1キロ近くはある・・・しかも3階で岩などない、まさか?

 

 

「おっ、いけるしね?もういっちょ!」

スターロックは手を拳銃のようにし構えた

パァン

指先から岩が発射された

ヒュン

ドゴォッ

おぉすげぇ威力だ、さすが俺、俺の能力は石を操るらしいからできるかな~と思ったらできたし

「これならいける!」

 

 

 

 

 

 

そのころ

 

「はぁ・・はぁ・・・」

「どうしたのです?」

息をあげている良太に対して余裕の男、男にはレイピアが持っている

「けっ、これから先の準備体操さ、いくぜ!」

構える良太

「いいですね、良太くん、この『戦いの細剣(バトルレイピア)『についていけるなんてね」

「はぁ!」

カキンカキンカキンカキン

剣とレイピアの攻防が始まった

「そらそらそらそらっ!」

「くっ」(速い・・・なんて速さだ)

 

良太と男が攻防が繰り広げてる隣で星嶺が2人の女と戦っている

「小柄で可愛いのに、そんな怪力じゃ引かれるでしょ~」

「あ~もったいない」

「・・・」

「さて、決着つけさせてもらうわ、星嶺ちゃん」

「やれるものなら・・・やれ・・!」

「いくよ!『紐の鞭(ロープウィップ)』」

シュパァン

「ぐっ」

「あははは痛いでしょ?怪力少女ちゃん」

シュパァンシュパァンシュパァンシュパァン

「・・つぅ・・」

鞭で叩かれる度に血がでる

「もうなに1人で遊んでるのよ、私にも混ぜてよ!」

「女の鈍器(ガールズハンマー)」

星嶺は避ける

ドゴォ

地面にヒビがはいるほどの威力、この子も怪力と思うが、これは能力であるハンマーの威力である

「うぅ」

星嶺は2、3歩後退りする

「きゃはははビビってるの?可愛い~」

「うぅ」

「だけど、もう潰れてやられちゃって・・・」

ハンマーを大きく振りかぶる

そこへ

ヒュ~ン・・・ズドオォン

「え?」

空から大男が降ってきた

「花・・川・・・」

スクッと立ち上がりボロボロの星嶺に自分の白いスーツをかける

「大丈夫・・・か・・」

その一言をいったあと女達を睨めつけた

「あら、なに?あなたも殺られたいわけ?いいわ、死になさい!!ガールズハンマー」

ドゴォ

「ふふふ・・・」

不気味に笑う女、潰れる花川

 

 

 

 

もどって龍我へ

 

 

 

「うおぉぉ!」

ドゴォ

スターロックが大振りのパンチを繰り出すがあっさりよけられる

飛んでくる岩に遠距離では厄介になるから遥は近づき、いつの間にか接近戦になったのである

「サウンドパンチ!!」

ガコン

「うぐぅ」

スターロックはガードするが流石は音速、痛い・・・

「もう一発」

パァン

「がっ・・・」

凄まじい激痛が龍我を襲う、しかしその瞬間龍我はなにかを思い付いた

「へへっ、新技考えたぜぇ~」

「なにいってるのかしら?そんな脅しはきかないわ」

「ならくられ!」

スターロックはファイティングポーズをとり細かいジャブを放つ

シュボッ

「がっ・・・」

あのパンチが繰り出す暴風を細かく打つことであの風圧が弾丸の如く遥の腹を貫通したのだ!

「そしてぇ~・・・・」

スターロックの拳が赤光が放つ

「噴火アァッ!!」

スターロックの超大振りパンチが遥の脳天を殴った

ドッゴオオォォン

遥は床を壊し1階へおちた

「ど~よ、ふはははは・・・」

龍我は大の字に倒れる

「花川さん大丈夫なのかな!」

がすぐ起き上がり1階へもどる

 

 

 

 

 

 

つづく


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