最強を目指して   作:匿名希望ただの人

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仲間の能力紹介

 

「話ってなんだ?」

龍我は聞いてみる

「昨日他校から挑戦状がきてね」

ん、嫌な予感が・・・

「どうするのですか会長、やるのですか?」

良太はいきいきと聞いてきた

「対戦を受けようと思うのよ」

「でも人数足りない・・・」

星嶺が口を開いた、おぉ!じゃねぇ人数足りないってどーゆーことだ?

「そこなのよね、デスボム君はやられちゃったし、2年学年の長はテニスの大会ででれない、さて困ったわね」

デスボム君って、名前知っとけよ!名前覚えろよ!といいたい・・四天王の2人はやめたという話、今は良太と星嶺、花川さんと会長と俺、え~っと・・・6人か!?

「四天王の1人は退学、やむおえない、もう1人を呼ぼうかしら」

いや呼べるのかよ・・・そういややめたつー話だしな、呼ぼうと思えば呼べるか・・・

「という訳で・・・呼んできて」

「了解しました!」

良太は走っていった

「ってかその戦いって能力者だけがでるの?」

「能力者以外の人もでるのよ!」

「じゃあ花川さんもOK?」

「余裕でオッケーよ!」

余裕の笑顔で余裕に返された

だが日本一の喧嘩師こと花川さんは反則に等しいのでは?とは思うが、あえてきにしない!

「・・・」

「・・・」

花川と星嶺は無言である

「生徒会長ってそんなことしていいの?」

「いいのよ!学校の知名度をあげるんだし」

いや知名度上がるってそんなレベルなのか?まぁいいよ、知名度が上がるレベルで、そのほうがいいよ!

「会長つれてきましたよ!」

早くも良太が元四天王をつれてきた

「どもっ」

彼女はルナであった

「ちょ、おい、ルナ、おまっ元四天王だったのかよ」

「元ね・・・」

「よくうけたな」

「あなたがでるからよ!」

「いやそんな理由でいいのかよ・・・」

「心配なのよ」

「そうか・・・ありがと」

一応礼はいっておく、だって心配してくれたんだもん!

「それで、対戦相手は?」

「松島高校よ」

「ま、松島高校!?」

良太が勢いよく立ち上がり大きい声をだした

「えぇそうよ」

「いやどこだよ!」

「松島高校、今から100年前、とある軍団の幹部がいた学校なんだよ」

「んだよ、いた学校って、なんかショボくね?」

「いいえ龍我くん、幹部がいた学校はバリバリ強者を作るのです」

熱く語る良太・・・意外だ!

「いやよくわからん」

良太の意外な一面でサッパリだ

「戦いのプロ作り・・・」

星嶺のその一言で理解した、よーするに、その有名な軍の幹部だからそれに恥じぬようビシバシしごき、その伝統が今も続いて強い学校というわけなんだな!?見たいな?

「でもなんでその学校がここに?」

「最強になるんだったら片っ端から片付けるのが手っ取り早いからだろ?」

ルナが簡潔にいった、うむわかりやすい

「そうか、この一戦で最強がかかってるのか・・・」

「そうよ~、がんばるのよ!」

「ってかここにいる花川さんを抜かす人は全員能力者なの?」

「そうよ~」

「どんな能力?」

「そうね、紹介は大切よね、良太、星嶺」

「僕の能力は無限の剣(インフニットソード)、剣を自在に操れる能力です」

あの時向けられた剣をだし見せた

「おぉ~」

「力強い戦車(ストロングチャリオッツ)・・・」

「星嶺さんの能力は力と守りに優れた能力です」

良太の補足により理解できた、それにしてもインフニットソードとストロングチャリオッツ・・・かっこいいな・・・

「んで私は2つ持ってるのよね」

「2つ?なんで?」

「別に2つ持っちゃダメというルールはないし、なんかあるんだもん」

よくわからんが見ておきたいので深く探りはしなかった 

「円卓の戦略(ボードゲーム)、これは自分の仲間のステータスをボードゲームの駒にあった力を上げる能力よ」

「ボードゲームにあった力を上げる?」

「例えば、チェスではキングとかクイーン、将棋だったら王将と角飛車などの力をアップできる」

「おぉ凄いバカでもわかる!」

「もう1つは見てのお楽しみよ!」

んだそれ、なんかもったいぶるな~・・まぁいいや

「ルナはなんだ?」

「ここだと危ないわ」

なんか怖い・・・

「そ、そうか」

「それじゃあ軽くトレーニングしますか!」

 

 

 

つづく


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