一般人15歳で〝ちょっと〟変わった彼のIS生活(完結)   作:A.K

3 / 63
心なくした少年はある時ある少女と出会った

少女は護衛対象として、父に命じられてその少年と出会う

心なくした少年に、少女は護衛対象として・どうしてそうなったのかという興味で、無視されてでも話しかけ続ける

やがて心なくした少年は、少女のお陰で心を呼び戻す

少年に少女は生きる力を与える

少年は少女によって様々な生きる術を身に着けた

やがて少年と少女は大切な友となる

それは護衛対象としてではない、たった一人の大切な人として……

そして少女は護衛任務を解かれてからもその少年と会いに行った

少年は少女の悩むを聞いて解決し、少女は少年の悩みを解決した


そして────






『速報です!○月○○日、日本にて二番目の男性IS操縦者が発見されました。名前は△県○×市に住む『榊澪』です』


少年は────榊澪はIS学園に入学した


少女はまだかまだかと、少年────榊澪を待つ。

このIS学園で学園長と同じほどの権力を持つ生徒会長である少女は待つ


榊澪が生徒会長────少女がいる生徒会室に来るのを



お知らせ)今回の話につき、前回の話の一部や予告を変更しました


放課後の出会い

「……であるように、当初日本に向かっていたミサイルを全て撃墜したのが白騎士です」

 

 あれから数時間が立って、今は六時間目で授業は『IS歴史学』だ。その内容はISの始祖『白騎士』が日本を救った大事件、『白騎士事件』についてだ。

 白騎士事件については公での発表では死者負傷者は0人と言われている事件で、『近代日本の奇跡』などとも言われている────が、実際は違うらしい。らしいと言うのは、この情報がネットから来ているからだ。噂ではその事実を日本政府が揉み消しているのではないかと言われていて、ネット民の間では色々と議論が続いておる。

 でも実際日本政府が揉み消している説は本当らしい。現在の日本政府は主に女性主義者によって構成されているために、自分達に害のあることは片っ端から消していると言うのだ。まあ……だからかな、このクラスの担任であるあのクソ教師が……白騎士だと言う情報が、日本政府の下で消されているのは。

 

 

「……っ、クソ」

 

 

 ダメだ……本当にこの場にいるだけで怒りが沸いてきやがる。ああ憎い、俺達男から自由を奪ったISが。ああ憎い、俺の家族を親友を奪っていったISが。ああ憎い、この酷く歪んだ世界が。ISのせいで全てを奪われた俺の気持ちも知らないで平和に暮らしているお前達が────憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い

 

 

 澪の思考がISによる憎悪で埋め尽くされそうになった時だった。丁度今日最後の授業の終わりのチャイムが鳴ったのだった。それにより澪は意識が回復、精神も普通の状態に戻った。

 

 

 

「それじゃあ今日はここまで」

 

 

 IS歴史学の担当教師がそう言ったあと、授業が終わりを迎えた。その後簡単なSHRがあり、それを済ませた後、掃除を済ませてから正式に今日の学校生活は終わりを迎えた。しかし────

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでテメェの面倒を俺が見なきゃいけねえんだよ……」

 

「本当に助かるぜ。サンキューな澪」

 

 

 澪は織斑一夏の勉強を見ていた。

 

 

「何が『サンキューな』だよ、俺は放課後に用事があったっつーのによ……なんで馬夏の世話をさせられてんだよ……」

 

「そう言ってやってくれてんじゃないか」

 

 

 そもそもだ。ここまでの経緯を説明すると、まず今日のIS内部機構学にての織斑一夏のある発言から始まった。IS内部機構学担当教師である副担任の山田真耶が織斑一夏にわからない所はあるかと言ったところ……

 

 

 

 

 

「すみません。全部分かりません!」

 

「ぜ、全部ですか?」

 

「はい。全部です」

 

 

 その言葉を聞いて山田真耶はショックを受けた。彼女の授業は授業から脱線することが度々あるが、生徒に対する熱心な教え方や説明のわかり易さから生徒や先生達からも評判が実は高い。そのレベルは例え勉強がとても苦手な人でもある程度は理解できる程、その為これまでこの織斑一夏程内容がわからないと言った生徒がいなかったので、余計にショックを受けた。

 

 

「え、えーと……織斑君以外に今の時点までで授業が理解できていない人はいますか?」

 

 

 山田先生がそう言ってクラス全体に質問をしたが、誰一人分からないという生徒はいなかった。

 

 

「織斑。貴様……入学前に渡した必読と書かれてあった参考書はどうした?」

 

「……ああっ、中央に赤い文字で必読って書かれていた奴か」

 

「そうそれだ。それはどうしたんだ」

 

「確か……古い電話帳と間違えて捨てました」

 

 

 

────────っと言うことにより、織斑一夏は必読と書かれてあった一般IS知識書を捨てた。その為入学前に事前学習をすること無くこの学園に来てしまっていた。この後、織斑先生が同じ男子として澪に織斑一夏の面倒を見ろと言った。

 勿論のこと澪は「何故俺が見なきゃいけねえんだよ」と猛反発したが、織斑先生は澪の話を聞こうともしなかった。

 

 

 

 

「本当に迷惑なやつだよテメェは」

 

 

あー……もうやっていられるか

 

 

「鞄持ってどこに行く気だよ澪」

 

「あっ?俺用事があるからそこに行くんだよ」

 

「はあ!?別に用事ぐらい後でいいじゃないか」

 

 

……コイツ分かってんのか?俺がコイツの下らねえ事のせいで忙しくなってる事が?

 

 

「おいおいテメェ分かってんのか?あのクソ教師は「面倒を見ろ」と言っただけで、俺はそれに了承の返事をしちゃいねえ。そもそもテメェらが勝手に決めたクラス代表決定戦のせいで、俺は俺で忙しいんだ。それなのに現状を理解していないテメェなんざと付き合ってたまるか」

 

 

 俺は馬夏にそう言って教室を出て行った。教室の方から馬夏が叫んでいるけど無視だ無視。とりあえず早くあの人が居るという生徒会室やらに行かなければ……「あれ?榊君」……ん?この声は……

 

 

「山田先生じゃないですか。どうしたのですか?」

 

「今日から住んで頂く寮の自室の鍵を渡そうと、今から教室にいる筈である榊君と織斑君の所に向かおうとしていたのですが……」

 

 

 ああ成程、つまり山田先生は本来なら教室に居る筈である俺を見て驚いている訳だ。

 

 

「山田先生、俺にあのクソ教師が「織斑の面倒を見ろ」と言いましたが、俺はそれに対して了承の返事をしてはいないんですよ」

 

 

 俺が山田先生に対しそう言うと、「確かに言われてみればその通りですね」と俺に言ってきた。やはり山田先生は話が通じる良い人だ。俺的には嫌いじゃあないな、山田先生みたいな人

 

 

「あっ、それでですね……はい。これが榊君の自室の鍵になります」

 

「ん……鍵とカード?」

 

「榊君の自室の鍵は少々特殊でして、その鍵とカードの二つがないと部屋の中には入れない仕組みになっています」

 

「馬夏……織斑一夏の方はどうなってるんですか?」

 

「織斑君の方は篠ノ之さんと一緒です」

 

 

 ふむ……ここまで念入りに俺の部屋の守りが堅くされるのは、俺があの馬夏と違って『本当の一般人』だからだろうな。なにせあの馬夏は世界最強であるクソ教師の家族で、あのやたらと睨んでくる篠ノ之箒はどうやら馬夏と幼馴染みで更にこの今の世界を作り上げた天災の家族ときた。

 これは俺の考えだが、あの馬夏と篠ノ之箒が一緒なのは重要人物であるため監視をし易くして守りを固めたいのだろう。多分監視しているのはあのクソ教師とプロの護衛の人々だろう。それで俺はそこまで対処はしなくていいだろうという事か、俺の場合は鍵を二重にしてハイおしまい……と言うことだろう。

 

 

「分かりました。……あっ、山田先生」

 

「ん?何でしょうか榊君」

 

「生徒会室って知ってますか?」

 

「生徒会室ですか?それだったら……」

 

 

榊は山田先生から生徒会室がどこにあるかを教えてもらった。

 

 

「……それでは私は織斑君の所に行きますね。それではまた明日会いましょう」

 

「分かりました。山田先生もこの後のお仕事頑張ってください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、着いた」

 

 

 ふー……本来ならもっと早く来ているはずだったが、あの馬夏のせいで三十分以上遅れたじゃねえか。澪はそう心の中で愚痴りながら『生徒会室』と書かれたプレートが貼ってあるドアを三回ほどノック、すると中から「どうぞ」と中から声が聞こえた。

 俺はそれを聞いてから「失礼します」と言い、生徒会室のドアを開けて中にへと入った。

 

 

「……あっ、来てくれたのね榊君!」

 

「久しぶりです。楯無さん」

 

 

 俺が中に入ると、そこには俺の家によく遊びに来ていた一つ年上のお姉さん……更識楯無さんがいた。つーか楯無さん貴女がここの生徒会長やっていたのか。ん?なんかメガネで三つ編みのたぶん三年生の先輩だと思われる人が俺を見て驚いていた。

 

 

「お嬢様。放課後に来る大事なお客様とは、まさか榊君ですか?」

 

「うん。 ボソッ)あと……実は私にとっても大事な人よ」

 

 

ん?最後の所がハッキリ聞こえなかったな……いや、これは何か大事なことか何かでわざと声を小さくして、俺に聞こえないようにしたのか?

 

 

「ゐゐゐ!?」

 

 

 何かあったのか?俺はそのようなやり取りをしている二人をよそに、見覚えのあるクラスメイト……布仏本音ことのほほんさんを見つけた。まあ……寝ているが

 

 

「本音、起きなさい。お客様よ」

 

「もう少し……もう少しだけぇ……」

 

「駄目よ。ほら、早く起きなさい」

 

「うえー……もう少しだけぇ!」

 

 

 なんだかだんだん罪悪感が出てきたな。しかも、先程のあののほほんさんの幸せそうな寝顔を見ていれば尚更な

 

 

「あの、別に無理に起こさなくてもいいですよ」

 

「えっ……?でも榊君はお嬢様の大事なお客様ですし……「それだったらいいんじゃないかしら虚ちゃん」……お嬢様まで」

 

「だったら私寝るね~」

 

 

 のほほんさんはそう言うとすぐに寝た。ええい、貴様はのび○か!?……それと、メガネで三つ編みの先輩は虚さんというのか

 

 

「全く本音は……」

 

 

 虚さんはそう言いながら席を立ち、生徒会室の奥にある扉の方へと向かって行った。つーかよく見てみるとこの生徒会室の防犯設備が凄い。至る所に監視カメラ、何かしらの罠の起動スイッチだと思えるワイヤー……たぶんブービートラップか?

 そんな事を考えていたら「その副生徒会長席に座ってくれる?」と言われて、俺は副生徒会長席に座った。……あっ、座り心地がいい

 

 

「よく来たわ榊君。久しぶり」

 

「はい。お久しぶりですね「コラー!そんな他人行儀みたいな話し方じゃないでしょ」……っ、わーかったよ。わかった。久しぶりだな刀奈……これでいいか?」

 

「ええ。その喋り方の方が貴方には似合ってるわよ」

 

「うし。それならこれからは刀奈にはタメ口でいくからな」

 

「それと、この学園に居る間は出来るだけ『楯無』って呼んで。本名はあまり知られたくないから」

 

「んじゃあとりあえず今この場では『刀奈』でいいんだな」

 

「ええ。とりあえずこの場では刀奈で良いわよ」

 

「りょーかい」

 

 

 ふー……やっぱりこの口調の方が喋りやすい、慣れない敬語を使うのも疲れるものだな。つーか刀奈の持ってる扇はなんだ『感心感心♪』って、さっきからその扇の文字がコロコロ変わって気になってしょうがない

 

 

「うん。それで、今回はどういう用件できたの?」

 

「実はな……」

 

 

 その言葉の後、俺は刀奈にクラス代表決定戦のことを教えた。最初は低脳屑教師が馬夏しか候補者が居ない筈なのに、何故か勝手に俺までクラス代表候補者に入れられたこと。そして、あのセシリア・オルコットの問題発言に、あの馬夏とセシリア・オルコットの小学生並みの馬鹿騒ぎ&戦争勃発未遂話。その結果、来週の今日にクラス代表を決めるISバトルがあるという事を話した。

 余談だが、俺が話している間に虚さんがお茶とお菓子を副生徒会長席に置いてくれた。美味い。で、俺の話を聞いた刀奈はというと……

 

 

「はっ?何それ、巫山戯てる」

 

 

 青筋立てて怒ってる。うわ……怖ええ

 

 

「榊君の話を聞いてると、本当に腹が立つわね……。しかもそのイギリスの代表候補生の娘は分かってるのかしら?」

 

「刀奈。そう言えばその時の音声データがあるけど、いるか?」

 

「ええ。是非頂戴」

 

 

 ここに来てあのICレコーダーが役に立つとはな。やはりあの時の直感に従って良かったな

 

 

 

「そういえば、刀奈は確かロシアの国家代表だったよな?」

 

「え?そうだけど」

 

 

 刀奈は俺にそう言ったあと、俺が何を言いたいのかに気づいたようだ。なら早い

 

 

「……刀奈のその反応から単刀直入で言う。頼む、俺に……」

 

 

 俺は今の言葉の後のことを言おうとするが、言葉が詰まる。俺はすぐに言おうとするが心拍数が上がり、額に脂汗が浮かんでくる。俺の本能が訴えかけて、『やめろ、それだけは言うな』と呼び掛けてくる。言いたくないことはわかってる。

 刀奈が俺を見て心配そうにする。刀奈は俺の事を知っている数少ない人の一人だ。だからこそ俺が言うことと行うことが、俺にとってどんなに辛いことか良く分かってる。だからこその決断なんだ

 

 

「榊君……無理にやろうとしなくても良いんだよ?」

 

「刀奈」

 

 

 俺は刀奈と一言いう。確かに今回の事は無理矢理あの低脳屑教師と馬夏達に巻き込まれるような形で、ISバトルという俺の中で最も嫌いな部類に入ることをしなくては行けなくなった。

 俺は過去にISのせいで、俺の家以外の全てを奪われた。だからこそ俺にとってこのISにはとても深い憎しみがあって、尚且つ一番関わりたくない。だけどさ……

 

 

「俺はこの勝負の結果で一番最下位になれば、何も後ろ盾のない一般人である俺は間違いなく『試験体』……いや『モルモット』として国際IS委員会の研究機関に送られる。その後は試験体としてデータ取りをされ、あらゆる実験のうち薬漬けにされる。最後には……」

 

 

 榊はそこまで言うと、自分の指で首の前で一文字を書くかのように動かす。

 

 

「間違いなく殺される」

 

 

 榊は分かっていた。自分は織斑一夏の様なデカイ後ろ盾がなく、常に首にナイフを突き立てられている存在だと。だからこそ榊はどんな時だって頑張らなくてはいけない。勉強も、自分が大嫌いなISも何もかもだ。

 

 

「それにさ……刀奈」

 

「……なに?」

 

「いつまでもさ、過去に引きずられてる場合じゃないんだ。俺がISが嫌いなことは知ってるだろう?たとえ俺がISが嫌いだろうが強制的に頑張らなくてはいけなくなってしまった。だからこそだよ、刀奈」

 

 

 榊はそこまで言うと副生徒会長席に座りながらだが、頭を下げて言った。

 

 

「頼む。俺がこの先も生きるために、俺にISの戦闘面に関する全てを教えてくれ!」

 

 

 刀奈に向けてそう言うと、刀奈が会長席から立った。俺は現在まだ頭を下げてるので、音でしか周囲を感じることしか出来ない。刀奈が会長席から立ったと思えば、なにやら俺の背後に回った。俺はなんだ?と思っていると、突然刀奈が俺を背中から抱き締めてきた。俺は突然の事に頭が混乱する。 

 俺の顔の横には刀奈の顔が見える。更に女性特有の甘い匂いが俺の鼻腔をくすぐる。それだけで彼女いない歴十六年の俺の心は暴走気味になる。最後にトドメと言わんばかりに刀奈の豊満な胸の感触が制服越しに伝わって来る。

 

 

「か、刀奈!?」

 

「……よ」

 

「えっ?」

 

「いいわよ。榊君を鍛えて上げる」

 

 

 少しだが、涙声になってないか?……でもあまり野暮に聞かないようにしよう。女性は男よりも繊細な生き物だからな。そ、それよりもだ!

 

 

「あ、ありがとう。で、でもなんで受け入れてくれたんだ?」

 

「んー?何ででしょうかねー?」

 

 

 刀奈はそう言って俺から離れた。今気づいたのだが何時の間にか夕暮れどきで、生徒会室は夕日の光に染まっていた。後ろから「榊君」と刀奈から一声掛けられたので、俺は何だと思いながら後ろを振り向く。

 そこには夕日の赤いような光に照らされている刀奈が、笑顔で俺を見ていた。

 

 

「榊君は私が必ず強くさせてみせる。だからさ────」

 

 

 刀奈はそこまで言ってから俺に向けて指差す

 

 

「ビシビシ鍛えていくから覚悟してね♪」

 

 

 俺は刀奈にそう言われたが、ただでさえ綺麗な刀奈が夕日の光でさらに綺麗になり、その状態での笑顔を見て思わず放心状態になったが、直ぐに意識を戻してからニヤッと笑ってから言う。

 

 

「ああ。よろしく頼むぜ刀奈」

 

「うん!それでこそ男の子よ!」

 

 

 俺達はそれぞれそう言うと、互いに手を出し合って握手をした。握った時に女性特有の柔らかさはあって、またドキドキしたのだがそれは秘密だ。

 

 

 こうして俺はロシアの国家代表兼友達である『更識楯無』……本名『更識刀奈』こと刀奈に、俺の大嫌いなISについて教えてもらえるようになった。早速明日の朝から俺の生きるための練習が始まる。因みに……

 

 

 

 

 

 

 

「そう言えば榊君」

 

「ん?なんだ刀奈」

 

「榊君の部屋の番号ってなんだっけ?」

 

「確か《1474》だけど。なんで聞くんだ?」

 

「私も貴方と同じ部屋だからね、よろしく♪」

 

 

 これを聞いた俺は、色々とやばいなと思った。勿論のこと性的な意味でだ。ちょっとの間空気化していた虚さんが涙目でこちらを見ていたことに俺と刀奈は気付いた。

 このあと必死になって謝って許しを得たのを俺は忘れない




次回予告

遂に始まった更識楯無式強制強化訓練


澪は何処まで強くなれるのか?


「強くなる。強くなって明日を勝ち取るために!」


その努力、無駄になることなく力となる


次回=明日を勝ち取るための力=


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。