コードギアス オールハイルブリタニア!   作:倒錯した愛

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あけおめえええええええええええ!!!

遅れちゃった☆許してヒヤシンス!

内容は全く新年と関係無いけど、良かったら読んで行って、どうぞ。


こやつが『皇神楽耶』か……

ツキトside

 

 

『サクラダイト採掘場前〜、サクラダイト採掘場前〜』

 

やっとか、と内心思いつつボタンを押す。

 

ピンポーン、と音が鳴ってアナウンスが入る。

 

『次停車しまーす』

 

ゆっくりと停車するバス、完全に止まってから立ち上がり、運転手横の機械に紙幣と硬貨を入れて降りる。

 

バスを乗り継ぎざっと3時間、トウキョウシティより遠路はるばるキョウト六家の運営するサクラダイト採掘場へやってきた。

 

送りも迎えもさらに言えば何も護衛も武器もなく財布とケータイのみでここまで来たのは、争う気がないからだ。

 

今回はただの顔合わせ、殺し合いをするならもっと早くに軍を派遣しているさ。

 

採掘場、とは言うものの、外側はただただ山が見えるだけで、肝心の採掘現場はその内部にある。

 

なので外には採掘場の事務所へとつながるコンクリートの道路があるだけであり、他にあるものは入り口前の小さな監視所程度だ。

 

当然のごとく監視所を避けて忍びこむ、カメラの死角を縫って内部へ。

 

人の気配のない廊下を選んで進み、人が来たら物陰に隠れて気配を消して背景と同化する。

 

気配を消し、背景に溶け込み、呼吸を殺す…………ニンジャ………じゃない、ラウンズには必須の技能。

 

要するに『私は壁だ、誰がなんと言おうと壁なんだ』という心の持ちようである。

 

潜入とはすなわち、自身に対する圧倒的自信を持ち、他者に対し徹底的に自身を殺す事にある。

 

さすればあらゆる障害が私を避ける。

 

ゆえにこれこの通り、大広間のような場所まで入り込めた。

 

しかし……。

 

「やや殺風景で見応えも何もあったものではない、権力者にあるまじき寂しい風景だな」

 

私の部屋の方がもっと賑やかだぞ…………ほぼナナリー関連の物で。

 

「!?……だ、誰ですか!?なぜここに入ってこれたのです!?」

 

和服を着た黒髪の少女の背後に適当な倉庫から引っ張り出してきたパイプ椅子を置いて座る。

 

少女は驚いて豪奢な椅子から立ち上がったところで固まったままだ。

 

「誰だ、だと?…………貴様が呼んだツキト・カーライルという者だが?」

 

「あ、あなたがカーライル…………であるならば、なぜ門からお入りになられなかったのですか?」

 

落ち着きを取り戻したのか、椅子に座ってボタンを操作して向きを180度回転させ、私に正対した状態をとった。

 

「事前にゼロから地図をもらっていたので、お忍びということもあって勝手に入らせてもらった」

 

「監視所の者には伝えてありましたのよ?」

 

「バレて噂でも広がってしまってはたまらん、今のキョウト六家の状況を見れば特にな」

 

「それでも……危険を冒してまで来てくださったのですね」

 

「頼みとあらば、言葉だけでも聞いてやるものだからな」

 

『テロ支援組織との繋がりなんぞ本来は持ちたくないが、ゼロの頼みとあっては仕方ない』と、暗にそう言った。

 

「貴方様もゼロ様の騎士団のお方なのですか?」

 

「まさか…………私が頭を垂れるは自らの主人のみ、ゼロは我が同志なれば、決して主君ではない」

 

「ゼロ様とは対等の立場、そうおっしゃるのですか?」

 

「役職、生まれ、人種が異なろうが、ゼロは我が同志であり、その立ち位置に上下などない……同志とは、そういうものだ」

 

生まれを気にしたら私は五体投地で支える必要があるからな。

 

「それで、私とゼロの関係を知ることが目的だったのかね?」

 

「いいえ、違います………私が問いたいのは、貴方様の日本への想いでございます」

 

想い、ときたか。

 

「貴方様の功績と目論見はゼロ様から聞いております、私利私欲のために行動するような方ではないことも」

 

「それを面と向かって言ってくれたらいいのだがな……」

 

そうぼやいて見るも、黒髪の少女…………皇神楽耶は真剣な表情で私を見据えている。

 

「率直に申し上げて、貴方様の真意をお聞きしたいのです」

 

「真意か…………」

 

真意、真意ねえ。

 

元を正せばブリタニアの成長のためのマッチポンプ、今はただルルーシュとナナリーの幸せのため、巨悪の根源たるシュナイゼルを殺すために暗躍中。

 

大義もクソもない、私自身のわがままのようなものだ。

 

しかし、それでもそれを真意と呼ぶならば…………。

 

「愛だな」

 

「愛、ですの?」

 

キョトンとした顔をした皇神楽耶はすぐに怒った顔になる。

 

何事か言おうとするのを手で制して続ける。

 

「たわ言と思わないで欲しい、改めて真意とやらが何であったか考えた時、これがもっともしっくりきたのだ」

 

「理由になっていませんわ……」

 

「理由など無いからな、私はただ、あの方々を愛しているゆえに行動しているだけだ」

 

「主君への愛ゆえの行動である、と?」

 

「然り、はっきり言って私という人間はそう賢くない、戦場で前線指揮官を務めるのが精々、ましてラウンズなどという立場など…………正直、身に余るほどだ、願わくば隠居したいほどだ」

 

しかし、と続ける。

 

「そんなことは出来ない、私はあの日、あの光を失った…………誰よりも私を照らし導いてくれたランタンの光が、突如消えた……………絶望したよ、この世に、何より自分自身に………過去の自分を見たら笑っているところだ、あまりにも滑稽なのだから、なにせ、力があっても大切な主君を何も守れない、騎士ごっこの貴族様、愚かな愚かなピエロだったのだから」

 

思わず嘲笑のよう笑いがこみ上げてくる、今更になってこんな馬鹿みたいな嘘が公然の真実として信じられていることに、吹き出しそうになったのだ。

 

目の前の皇神楽耶は悲しそうな心配そうな複雑な表情を浮かべ、私を見ている。

 

「復讐を考えた、真っ先にな、元凶となったある人物にたどり着き、実行計画を練っている時、ふと、気づいてしまったのだ…………主人はきっと、そんなことをしても喜びはしない、と」

 

「我が主は心優しきお方だ、きっと、復讐の相手が死ぬことさえ、深く悲しまれるだろう…………主の悲しみは私の不徳、悲しませるような真似などとれようものか」

 

「神聖ブリタニア帝国ナイトオブサーティーンとして、我が主の理想の実現の為、私はこうしてここにいる」

 

「なぜ、そこまで故人を愛せるのですか?……私は日頃からゼロ様の妻であろうと研磨を重ねております、しかしそれはゼロ様が生きておられるからでもあるのです…………未だ私は女として未熟な身、恋愛ごとに関しても勉強不足ではあります……それでも、人という生き物は、故人への愛より生者への愛の方が勝るのではないのですか?」

 

ふむ、幼い見た目に反して鋭いな…………存外、皇神楽耶をルルーシュの妻にするのもいいかもしれん。

 

皇帝にした後で推薦するのもありか、多妻くらいは押し通せるだろう。

 

というか現皇帝が多妻な現状、別段何か反対が出るわけでもないだろうがな。

 

しかし、故人よりも生ける者への愛の方が大きくなるのが普通、ときたか。

 

「ふむ………例え話だが、ここに親の愛も知らずに勉学と剣術に打ち込んで育った男の子がいるとしよう、その彼の目の前に突如、存在する意義と愛情を向けてくれる人が現れ、それに溺れて依存し、家族のような一体感を互いに感じながら数年を過ごし、ある日突然………………その人が死んでしまった時………彼はそこで『もうその人はもう愛せない』と思うのだろうか?……君の意見を聞きたい」

 

「すぐに思うことはないでしょう、しかし、長い年月の中でいずれは薄れていってしまうもの…………私がゼロ様の妻として死んだ後も、ゼロ様が私を愛してくださっているのなら……いいえ、少しでも気にかけてくださるのなら、それで十分と思えるのでしょう」

 

「それは死んだ方の気持ちであろう、私が聞きたいのは……」

 

「わかっております、しかし、あなたの…………いえ、その少年がその人を愛する気持ちというのは、その人が死した後も愛されるような人であるならば、少年は愛することをきっとやめないでしょう」

 

相手が愛されるような人物であるならば…………か。

 

原作でのルルーシュはまさにそれだ、多くに人に死を喜ばれるような残虐な行為を行い、英雄ゼロに貫かれ終わりを迎える悪逆非道の独裁者。

 

しかしその実、全ての悪意を一身に受け身を滅ぼすことを受け入れた英雄だった。

 

死した後も少ないながらも人々に愛され続けたのは、ひとえに、ルルーシュの人格によるものだろう。

 

しかし……………私の目は曇りきって結露してしまっていたようだ。

 

『世界最強など、ただの力比べの土俵の話でしかない』、ということをすっかり忘れていたようだ。

 

よもや、これほどの女性、いや女傑に巡り合えようとは…………。

 

その瞳に曇りなし、見つめるまなこに光あり。

 

護衛もなしにふたりっきりでいるというのに、いつ襲われ陵辱され、殺されるのかもわからないというのに…………。

 

何という肝の座りようであろうか。

 

…………正直言ってめちゃくちゃ欲しい人材だ。

 

「君の……いや、皇神楽耶、あなたの考えは理解した、非礼を詫びよう、私は些か……古い人間でね、観念や思想に関してはこと同年の友人とすら噛み合わないこともあってな……」

 

「いいえ、気にしていません、それに、私も色々と考えさせられましたので」

 

と言って微笑む皇神楽耶、この余裕、天皇家の血筋か、はたまた生まれついての、天性のものなのか……。

 

興味が尽きないなぁ…………。

 

どうにかして、彼女をこちら側へ引き込みたいところだ。

 

しかしどうやるか……敵には回したくない相手だ、出来るだけ心象の良い方法にしたい。

 

「……ゼロを使えば、あるいは………」

 

「今、なんと?」

 

「うむ?あぁ、すまない、あなたとの人となりから今後の事の運びについて少し思案していた」

 

「今後の事の運び…………と言いますと、アッシュフォード家と連盟を組み、日本を医療技術の研究推進のための土地開発を行うのですね?」

 

「む、ゼロはそこまで言っていたか」

 

連盟を組ませて土地開発を行う、というのはゼロ……ルルーシュの考えだ。

 

アッシュフォード家は結局はブリタニアの貴族、日本人の1番嫌いな人種だ。

 

私がバックについている今、アッシュフォード家に対するネガティブな意見は少なくなったが、それでもまだなくなったわけではない。

 

医療技術の研究推進のための巨大研究所の建設のための土地の選定は重要な要素のひとつだ。

 

マンションを建てるのとは訳が違う、日本人にとって直接的な益となりづらい医療技術の研究所の建設のために、『はいどうぞ』と土地をくれるわけではない。

 

では、広大な土地を保有する日本人を抱き込めばどうか?

 

そして選ばれたのは、黒の騎士団の活動中期から好意的(主にゼロに)なキョウトだった。

 

「『包み隠さず伝えておくことが信頼関係をより強固にすると思った』……そうゼロ様はおっしゃってくださいましたの!」

 

いやんいやんと両手で顔を覆って恥ずかしがる皇神楽耶を眺めつつ、本気で今後の動き方を考えていた。

 

しかしすぐに考えを止める。

 

難しく考える必要はないと悟ったからだ。

 

そも、ゼロに協力的であるなら無理して引っ張って懐疑心を持たせることなどしなくて良いのだ。

 

ゼロに誘導させれば全てことがうまくいくというのなら、それで良いではないか。

 

ゼロを、ルルーシュを信頼することも大事だ、引き込みたいと意見を出して様子を見て見るのもいいかもしれない。

 

すぐに必要になるわけじゃないんだ、ゆくゆくは、で十分だ。

 

いきなり『実はアッシュフォード家とキョウト六家は仲良しでした!』なんて言っても胡散臭過ぎる。

 

時間をかけて信頼を密にしよう、いざという時に多少なり援助ができる程度には……。

 

「なら話は早い、あなたにとって欲しい行動は、時期を見てアッシュフォード家と会食を行って欲しい」

 

「会食ですか?」

 

「えぇ、形式的なものだが……………ゼロも出席する予定だもちろん私も」

 

「ゼロ様も!?あぁ!ならとびっきりのおしゃれをしなくてはいけませんね!」

 

「着飾るのは結構だが、当日はあくまでゼロの協力者であり日本エリアの代表として、近からず遠からずの立場を保って欲しい」

 

「………わかっていますわ、それが私の立場ですもの」

 

露骨にむすっとした態度でそう話す皇神楽耶、どうやら彼女は貞淑な女性に見えることが多いが、恋愛絡みだとこうも年相応なかわいい反応を見せてくれるようだ。

 

忘れがちだが、ナナリーやアーニャとは同世代なんだったか、時たま私より大人に見えるせいで忘れるよ。

 

「窮屈な思いをさせてしまうが、我慢をしてほしい、アッシュフォード家にはゼロとキョウトを資金提供程度の協力関係と伝えてあるから、それ以上の関係であると思われては不審を買う………特に今の時期はな」

 

「?……春はそういうことが多いものなのですか?」

 

「いや、そうではないんだが………」

 

…………言っておくべきか?しかしこれはややプライベート過ぎるような……いや、言っておこう、変に隠すと不審がられる。

 

「実はな、アッシュフォード家の当主の孫娘がな…………」

 

「その方が、どうか?」

 

「失恋……してしまってな」

 

すまぬ、ミレイ・アッシュフォード…………お前が想いを打ち明ける時間くらいは残してやりたかった…………。

 

クレアのストレートな好意の伝え方があそこまでルルーシュの童貞心にクリーンヒットするとは思わなんだ。

 

「あら…………失礼ですが、殿方はどのようなお方で?」

 

「アッシュフォード学園では珍しく庶民の出、頭のきれるイケメンだ、ついでに私の1番の親友だ」

 

無意識に胸を張ってそう答える、本来は主人であるが、親友として出会ってもきっと上手く行ったはずだ。

 

「それですと、さぞおモテになられるのでしょうね」

 

「事実、ファンクラブがあって、女子生徒の大半は入ってるくらいだ」

 

もちろん私もメンバーだ、数少ない男子メンバーの第1号とは私のことさ!

 

「はぁ〜〜………それで、令嬢の方はどうして失恋を?」

 

感嘆したように息を吐き、目を爛々と輝かせて続きを急かす皇神楽耶、こうなるともうただの色恋沙汰の話が好きな少女だ。

 

「薄々と恋心を募っていたようなんだが…………思いを伝える前に、件の彼に恋人ができてしまったんだ」

 

「まあ……それはなんとも………」

 

「実は……その恋人を紹介したのが私でな」

 

「へ?……カーライル様のご紹介された女性だったのですか?」

 

「あぁ、私の職場に新しく入ったバリバリのキャリアウーマンでな、私がプライベートの写真を整理している時に彼の写真を見られてな、『彼と合わせてくれ』と押されてな……」

 

「積極的な女性ですのね」

 

「それで合わせて見たら、趣味は合うし話は途切れないしで相性ピッタリでな、数回デートを交わして正式に交際を始めたよ」

 

「デート………公園で待ち合わせをしたり、水族館や映画館を回って、美味しい食事を二人で食べるアレですわね!?」

 

椅子に座ったままグイッと身を乗り出して鼻息荒く聞いてくる皇神楽耶。

 

日本の象徴俗いなおい…………。

 

「ああ…………公園で待ち合わせをして、優美なカフェテラスで昼食をとり、ショッピングモールで互いに似合う衣服を選んだり、同棲生活を送る想像をして赤面したり…………」

 

「うんうん……!」

 

「初々しくもだいたいに腕を組んで密着して歩いて見たり、立ち寄った本屋のいかがわしい本のエリアの付近で彼女が『こういうこと、してみたいの?』と挑発気味に彼氏に質問して慌てさせて…………」

 

「……!……!!」

 

「でも彼女自身も勢い任せに言っちゃった感じだったせいで赤面してしまい、ちょっと沈黙してしまって、気まずい雰囲気で映画館に入って適当に選んだ映画の濡場でドギマギして、出た後も互いの顔を見れなくなったりして…………」

 

「むふ………むふふ……!」

 

「公園のベンチで密着して座り、無言のまま時が経ち、いつのまにか20時を過ぎ、門限の都合からいっときの別れを切り出さなくてはいけなくなった………」

 

「な、なんてことなのでしょう……」

 

「言いたくても言い出せない、さっきの映画のシーンが何度も何度も浮かんできて、彼女との『そういうこと』がとても生々しく想像できてしまったからだ」

 

「あぁ、わかりますわ……私もゼロ様と………////」

 

「長い針が4の数字を過ぎた頃、彼氏はついに彼女の顔を見て行った、今日は解散にしよう、と……」

 

「いっときの別れでも、寂しいものですのに…………その殿方は勇気がありますわ……とっても」

 

「立ち上がる彼氏、しかし彼女は座ったまま彼氏の袖を引っ張った、彼氏は不思議そうに未だ座ったままの彼女を見る、彼女の身体は震えていた……」

 

「!……も、もしや!?」

 

「彼女が顔を上げる、涙が目元にたまり、肌は上気していた、身体の震えは嗚咽を抑えていたからだ…………驚き固まってしまった彼氏に、彼女は言った」

 

「…………(ゴクリ)」

 

「『今日は、帰りたくないの……』」

 

「キャーー!!甘酸っぱいですわ!!ロマンチックですわ!!」

 

ダンッ!ダンッ!と椅子の肘掛を叩きながら悶える皇神楽耶。

 

こいつ……さては恋バナ大好きだな!?(今更)

 

いや……途中からそんな気はしてたが、そんな気はしてたんだが…………まあ、年相応と考えれば別段不思議でもない、のか?

 

ナナリーも生徒会でそういう話を良くすると言っていたし、そもそも女性はこの手の話題が好きと聞くしな。

 

「ホテル直行ものですわ!」

 

この変態淑女、想像以上にヤバイかもしれん……。

 

強く生きろ、ルルーシュ。

 




皇神楽耶ネキ、英才教育によって手遅れなほどぶっ飛んでいた件。

恋愛ごと大好き娘の誕生である、もうわかんねえなこれ……。

でも中学生〜高校生くらいならこういう性格でも別におかしくはないと思います。

しかしこれ…………側から見るとJCの背後を取りに行く変態なんだよなあ……。

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