この話は番外編です、本作とは錆びだらけのノコギリの斬れ味くらいの関連性しかありません。
またキャラ崩壊と暴走が目立ちます。
自分には合わないなと思った人は、今すぐパソコン、またはケータイの電源を落とし、海に投げ捨ててください。
アッシュフォード学園生徒会女子の会!
ミレイ「さーて!それじゃあアッシュフォード学園生徒会の女子メンバーのみの女子会!始めていくわよ!かんぱーい!」
ミレイ・アッシュフォード。
明るく元気なお姉さん的な生徒会長、人を弄るのが好き、でもちゃんと考えがあって弄るタイミングは弁えている。
ルルーシュに淡い恋心を抱いている。
シャーリー「かんぱーい!」
シャーリー・フェネット。
今回の女子会にはミレイの誘いがあって参加した。
明るい性格ではあるが、大好きなルルーシュの前だと意識して引いてしまう。
気軽にボディタッチができるミレイや、ルルーシュのそばにいることができるナナリーを羨ましく思っている。
ナナリー「乾杯です!」
ナナリー・ランペルージ、それは仮の名前、本名は神聖ブリタニア帝国皇帝陛下の実の子、ナナリー・ヴィ・ブリタニア。
宮廷住まいの時からツキトのことを意識しており、最近やっと結ばれ青春を謳歌しちゃってる乙女。
幼少時はマリアンヌ、現在はツキトによる剣の稽古、咲世子直伝の読心術や催眠術、料理洗濯等の家事全般など、ツキトに迫る才能の持ち主。
中学生にして一夜のうちに性のABCを全てやってのけた、逆レイプで。
何かしら交際の助言がもらえるかもしれないと女子会に参加した。
ニーナ「か、かんぱい」
ニーナ・アインシュタイン。
生徒会メンバーの中ではもっとも科学方面の知識に優れる。
日本解放戦線によるビル占拠の時のルルーシュの冷静な行動や、政策発表式典のときのユーフェミアの凛々しい姿に惹かれている。
ミレイに息抜きをしろと言われて女子会に参加した。
オ◯ニーナ。
カレン「かんぱーい……」
カレン・シュタットフェルト、本名は紅月カレン。
ブリタニア人と日本人のハーフ、黒の騎士団のゼロや幹部メンバー、ツキト以外はそのことを知らない。
黒の騎士団の幹部にしてゼロの精鋭親衛隊を率いる隊長。
扇や玉城がいないおかげか原作よりもゼロとの接触が多く、ゼロへの感情が尊敬から恋心に変わり始めている。
藤堂や四聖剣による指導で原作以上にパワーアップ、紅蓮弐式の反応速度を向上させることで対処させている、だが時間の問題かもしれない。
シャーリー「いやーいきなり女子会を開くなんて言うからびっくりしましたけど、結構いい雰囲気のお店なんですね」
ミレイ「でしょ!?このお店は学園から近いし飲み放題もお手頃の価格なのよ」
ナナリー「私、女子会なんて初めてです!」
シャーリー「ナナちゃんは女子会とかやらなかったの?」
ナナリー「集まってお菓子を食べたりはしました、けど女の子だけの集まりは今回が初めてです」
カレン「へー、ナナちゃんって友達多いの?」
ナナリー「友達ですか?フェンシング部の人たちやクラスの人はみんな友達ですよ」
ニーナ「さすがの天使、いや大天使」
ミレイ「むしろ女神ね」
シャーリー「ナナちゃんは友達たくさんでいいなー、そだ、さっき言ってた集まりってどんなやつ?」
ナナリー「フェンシング部の部員の人と大会のあとファミレスで御飯を食べたりしたんですよ」
カレン「フェンシング部だけなら女子しかいないんじゃないの?」
ナナリー「あ、そのときはツキトさんがいたので女の子だけじゃないですね」
ニーナ「え?な、なんでアールストレイムさんが………」
ナナリー「私が呼んだんです、一緒に食べたいですって呼んだら来てくれたんですよ」
ミレイ「ナナちゃんのこと好きすぎでしょツキト君……」
シャーリー「あーナナちゃんが羨ましい!こーんなに大事にしてくれる男の子がいるんだもの!世の中不公平だ〜!」
カレン「大事にしてくれるだけじゃなくて、地位もお金も家柄もトップクラス、恋愛ゲームのヒロインかっての」
ミレイ「カレンって恋愛ゲームとかやるの?」
カレン「え、まあ、友達から借りてちょっとくらいは」
シャーリー「私も少しやりますね、でもゲームの知識はリアルでは役に立たないんですよねー……」
ニーナ「そもそも選択が2択に絞られてる時点で主人公の頭はかなり極端だと思う………」
ミレイ「ニーナもやってるのね、私もなにかやってみようかしら?シャーリー、なにかオススメあるかしら?」
シャーリー「オススメですか?ん〜〜………そうですねぇ、私は『ラウンズと恋しよ!』でしょうか」
カレン「え?シャーリーあれやるの?」
シャーリー「うん、ヒロイン……えっと会長、攻略対象は男性ですよね?」
ミレイ「その言い方だと女の子も攻略できるの?」
シャーリー「そうですよ、私のオススメの攻略対象は1と3ですね、1のほうはやっぱり老練の騎士と言った感じでかっこいいんです!3も今風の男の人でいいですよ!」
カレン「1は私もわかるかな、でも3は正直にビミョーね」
ニーナ「私は6一択です」
シャーリー「6って、女の子だけど………」
ニーナ「そ、そのほうが面白いっていうか、だいたいラウンズは男の人が少ないっていうか」
カレン「10がいるじゃない」
シャーリー、ニーナ「あれは論外」
カレン「だよねー」
ナナリー「(みなさん楽しそうです)」
ミレイ「シャーリーの好みは1と3、ニーナは6なのね、6ってどんな感じなの?」
ニーナ「低身長で兄想いの優しくて写真を撮るのが趣味の女の子、ちょっと天然も入ってるかも」
ミレイ「へー、さっき言ってた10は?」
カレン「会長、10は絶対にやめたほうがいいです」
シャーリー「あれはダメです、もう攻略しようとして損しました」
ミレイ「そ、そんなになの?」
ニーナ「性格最悪、攻略難易度は高いくせにクリア後の特典無しのゴミキャラ、さっさと消せばいい」
ミレイ「うっわ辛辣ね………」
カレン「あーでも、今度出る『ラウンズと恋しよ!セカンド』では攻略対象じゃなくてストーリー中のモブキャラと同じ扱いになるっぽいわよ?」
シャーリー「そうなの!?よやくしとかないと!」
ニーナ「(予約しといてよかった……)」
ナナリー「カレンさんもシャーリーさんも、ゲームに詳しいんですね」
カレン「まま、まままままあね!話題になるしね!やってて損はないし!?」
シャーリー「あはははは………あっ!?」
ミレイ「ど、どうしたのシャーリー?」
シャーリー「見て見て!セカンドに13が出るかもだって!!」グイッ
ナナリー「13………ツキトさんがですか!?」ガタッ
カレン「………マジっぽいわ、ほらこれ開発画面、この端っこに写ってるのってアールストレイムよね?」
ミレイ「ちょっとちょっと!え?まさかこのゲームって実在してるラウンズをモデルにしてるの!?」
ニーナ「そう、昔はトラブルがあったけど、ただモデルにしてるだけだから問題ないみたい」
ナナリー「ツキトさんが攻略できる………つまり、ツキトさんをもう一度攻略できるわけですね!」
シャーリー「ナナちゃん!それすごい!天才だよ!!」
ミレイ「………それでいいのかしら?」
カレン「『規格外ラウンズ参戦!ボリューム満点!満足間違い無し!』………どうやら13のボイスCDがもう出てるみたいよ」
シャーリー「13のボイスCDかー、本人じゃないだろうしなー………」
ナナリー「とりあえず視聴してみますね…………」イヤホン装着
ミレイ「ボイスCDって?」
ニーナ「声優さんの声が録音してあるCD、耳かきとか添い寝とかしてくれる」
シャーリー「基本的には声真似の声優さんなんですけど、3や6は本物のラウンズが声をあててるって噂があって、一番人気は6の『お兄ちゃんと添い寝』シリーズです」
カレン「兄に対する想いが声を通して伝わってくるのよね、すごい泣けちゃうのよね、とくに第3部」
シャーリー「わかるわかる!怪我で入院したお兄ちゃんのベッドで添い寝するんでしたよね!あの気の沈んだ声と泣きそうな声がグッとくるんですよね」
ニーナ「私は断然第5部、数年ぶりに帰ってきた兄との添い寝、お互いいろいろ成長してるから気まずい空気が流れるとこがリアルで好き」
ミレイ「すごいのね……私も聴いてみようかしら」
ナナリー「………やっぱり、この声はツキトさんです!」
カレン、ニーナ、シャーリー「うそ!?」
ナナリー「間違いないです!このサンプルの題名………『愚痴を聞いてくれないか?』で言っている内容が、この前クラブハウスでツキトさんがボヤいてた内容とそっくりなんです!」
カレン「それなら間違いなさそうね」
シャーリー「でもどうしよう、とりあえず製品版が出るまでは買わないほうがいいかな?」
ニーナ「ハズレの可能性もあるから………10のボイスCDとか」
カレン、シャーリー「あーなっとく」
ナナリー「ツキトさんの声は毎日聞けますから、こんなものはいらないですね」
ミレイ「お?お〜?ナナちゃん惚気るね〜、ね、ね、今どんな感じなの?」
シャーリー「あ!私も気になる!アールストレイムさんとうまくいってる?」
ナナリー「最近はお仕事も多いようで、なかなか帰ってこれない日が多いんです、お仕事というのも大変な仕事がほとんどで、下手をすれば死んでしまうかもしれないんです………」
カレン「でもそれって命も張ってまでこの日本エリアを良くしたいってことでしょ?だから日本エリア内の支持率もダントツだし」
ナナリー「たしかにそうです、でもだからって戦場での一番槍を、たった1人突っ込むなんて無謀な真似はしてほしくないんです」
ミレイ「ナナちゃんの言うことは良くわかるわ、でも、彼がラウンズだから仕方ないことなのかもしれないわ」
シャーリー「ラウンズだから仕方ないって………たしかにナイトオブラウンズの称号は最強の騎士団を表すものだって聞きましたけど」
カレン「シャーリーのいうことは間違ってないわ、ラウンズはたった1人で千を超す軍勢にも勝てる単体最強の戦力、だから誰からも期待されちゃうのよ(ゼロが言うには私は黒の騎士団で藤堂さんに次ぐ実力があるって言われてる、周りからのプレッシャーとかは理解できるわ)」
ナナリー「期待、ですか?」
カレン「そ、ほら、テスト前になると頭の良い人に勉強を教えてもらってる人とかいるでしょ?そんな感じ、この日本エリアで(藤堂さんを抜かせば)最も強い人だから、頼られるのも無理ないのよ」
ナナリー「たしかに、私とお兄様もツキトさんを頼ってしまいますね」
ニーナ「わかるよナナちゃん、私も、アールストレイムさんに頼っちゃうから………」
ミレイ「え?ニーナってなにか頼ったことあった?」
ニーナ「うん、私が自分で書いた理論を読んで理解できる人を探してくれたの」
ミレイ「理論って、えーっと………なんか、爆発とか膨張とかのやつだっけ?」
ニーナ「そうだよ、これがその人の名刺」スッ
ミレイ「どれどれ………ブリタニア軍の科学者兼技術者………何して人なの?」
ニーナ「アールストレイムさんの話だと、特派っていうところでKMFの開発と改造と実験をやってる人で、ブリタニア軍における最高級の頭脳の持ち主なんだって」
ナナリー「それと、ツキトさんとスザクさんのKMFの整備もやってるところなんですよね」
シャーリー「ふわぁ〜〜……すごいんですねその人」
カレン「あ、その人って政策発表の式典にいた眼鏡の人じゃない?」
ニーナ「写真ももらってるよ、はい、これがその人の写真」ペラッ
ミレイ「へーこの人なんだ、ロイド・アスプルンドさん、たしかに頭良さそうね」
カレン「頭良いだけじゃないみたい、ほら、この名刺のここ、伯爵だって」
シャーリー「はははは伯爵ぅ!?そ、そんな貴族の人と知り合いなのアールストレイムさんって!」
ミレイ「ちょっと待って、整理しましょう、ツキト君の交友関係とか整理してみましょ」
ナナリー「えっと………皇族のコーネリアさんとユーフェミアさんと幼馴染で……」
カレン「特殊だけどラウンズで……」
ニーナ「伯爵公の科学者とは職場の知り合いで」
シャーリー「自分自身も貴族の名門、アールストレイム家の出身……」
ミレイ「それから、スザク君は枢木総理の子供だから……」
カレン「改めて考えるととんでもないやつ………人ね」
ニーナ「そんなすごい人と同じ学校なんて……それにルルーシュとナナリーちゃんは一緒に住んでいるんだよね?」
ナナリー「そうですね、一緒にクラブハウスで住んでます」
シャーリー「なんでわざわざクラブハウスでナナちゃんとルルと住むのかな?アールストレイムさん、お金持ちだからどこでも住めそうなのに」
ミレイ「ナナちゃんにゾッコンだからに決まってるじゃない!」
カレン「何かあっても他のことそっちのけでナナちゃんのほうに行きそうよね」
シャーリー「なるほど〜、そっかーナナちゃんが大好きだからなんだ」
ナナリー「えへへ………ところでシャーリーさんはお兄様とどんな感じなんですか?」
シャーリー「えぇ!?べ、別に!」
ミレイ「え〜〜?言ってみなさいよシャーリー、ほらほら〜」
カレン「あ、ジュース注いでくるけど何が良い?」
ニーナ「じゃあ私は紅茶」
ナナリー「私も紅茶を」
ミレイ「コーラでよろしくー」
シャーリー「あ、メロンソーダお願い」
カレン「ん、じゃあとってくるね」スタスタ
ミレイ「そーいえばさ、カレンの好きな人って誰かしら?みんな知らない?」
ナナリー「私はたぶん、スザクさんじゃないかと」
シャーリー「なんか目で追ってるときあるしね」
ミレイ「お、ルルーシュを目で追ってるシャーリーはわかるのね」
シャーリー「お、追ってなんかないです!!」
ナナリー「シャーリーさんなら、お兄様はきっと受け入れてくれると思いますよ」
シャーリー「ホント!?………あ、いや、そのいまのは……」
ミレイ「ナナちゃん、私はどう?ルルーシュはオーケーくれると思う?」
ナナリー「正面から向き合ってお互いに理解すれば、きっとミレイさんでも受け入れてくれますよ」
シャーリー「えぇ〜……結局ルルは誰でもいいのかしら……」
カレン「はい、ジュース持ってきたわよ」
ナナリー「ありがとうございます………あ、カレンさん」
カレン「ん、なに?」
ナナリー「カレンさんは気になっている人とか、いますか?」
ミレイ「ナナちゃん直球で行った!」
カレン「気になってる人?………うーん、いるにはいるんだけど、名前知らないのよ」
シャーリー「学校外の人ってことなの?」
ニーナ「別の学校の人?」
カレン「う〜〜ん、いつも仮面被ってる人だから年はわからないんだけど、たぶん若い方だと思う」
ナナリー「仮面?」
ミレイ「仮面を被る………あ、劇団の人とか?」
カレン「そうじゃなくて、物理的に仮面を被ってるのよ」
ナナリー「顔に怪我でもしているのですか?」
カレン「(そういえばゼロの仮面って何のためかしら?姿を隠して狙われにくくするため?)……たぶんそうだと思うわ」
ミレイ「性格とかは?」
カレン「性格は……(ゼロ「フハハハハハ!!」)………いい方かしらね」
シャーリー「どんな人なの?」
カレン「どんな人、そうね………公平公正な判断基準を持ってて、仕事をきちんとこなせる人、出来る人はちゃんと評価して褒めたりして、出来ない人にはアドバイスをして励ましたりしてる………あと、話が上手ね」
ナナリー「仕事の上司に欲しい人ですね」
ミレイ「うーーん、上司に欲しいくらいの常識的で話ができる仮面を被った社会人?がカレンの気になる人?」
カレン「改めて聞くとおかしいですけど、まあそうですね」
シャーリー「良い人なの?」
カレン「仕事には厳しい人ね、私も手伝ったりしたんだけど、とても厳しい人だったわ、でもきちんと結果を出せば評価してくれるから楽しかったわね」
ミレイ「早く帰る日はその人のところに通い妻してたからなのね」
カレン「………それが、実はその人に、その、側っk………秘書がいるんです、女、しかも2人も」
シャーリー「2人も秘書……」
ミレイ「(はは〜ん?つまりその2人が邪魔で近づけないわけだ)秘書の人はどんな感じなの?」
カレン「1人は、なんていうかとにかくミステリアスな雰囲気の美人系の人で、もう1人は………可愛い系、っていうんですか?子供っぽいやつです」
ミレイ「ミステリアス美人に可愛い系………その人って特殊な性癖を持ってたりしない?」
カレン「…………わかりません、そういう話はしないので」
シャーリー「その人が秘書の人に気があるようには見えた?」
カレン「ミステリアス美人にはそうでもないけど、子供っぽいほうには、信頼っていうのかな、そんな感じだった、呼ぶときも気安くファーストネームで呼んでたし」
ニーナ「(【まさかの】カレン・シュタットフェルトの想い人、ロリコン疑惑【悲報】)」
ナナリー「まぁ、様々な人から好かれるなんて、とても人望の厚い方なんですね」
カレン「そうね、本当にそう思うわ(ハーフである私も差別せずにいてくれる、仮面をかぶってはいるけど、ブリタニア人、それも差別意識とプライドが高いと言われてるラウンズとも対等に話せる………まあ、アールストレイムが変わり者なのかもしれないけれど………ただそれを抜きにしても、ゼロはやっぱり素晴らしい人だわ)」
ナナリー「あ、メールです」ピッピッピ
ミレイ「だれだれ?愛しのツキト君から??」
ナナリー「い、愛しの///………あ、はい、ツキトさんからです!」ぱぁっ
ニーナ「(守りたい、この笑顔)」
シャーリー「アールストレイムさんからか〜、どんな内容だったの?」
ナナリー「えへへ……あ、こ、こんな感じです」
ツキト『こんにちは、放課後の時間に失礼いたします。
今日は咲世子が不在とのことで、夕食のご希望をお聞きしたくご連絡させていただいた次第です。
非才の身で御座いますが、今日のお夕食を作らせていただきます。
ご要望の品が御座いましたら、ご用意いたしますので、ご連絡をお願いします。
買い物の都合で帰宅が遅れることをお許しください。
ツキト・アールストレイム』
カレン「………なに、これ?」
シャーリー「なんか、想像してたのと、違う………」
ニーナ「すごく礼儀正しい文面…」
ミレイ「(うっわぁ………どうやってフォローいれればいいのこれええええええ!?)」
ナナリー「あ、これはツキトさんが私とお兄様の執事をしていた頃の癖だそうです、咲世子さんと仕事をしていくうちに移ってしまったのだとか」
ミレイ「あ、あー癖なんだー、仕事の癖ってなかなか治らないのよねー」
シャーリー「ですよねー、それにしてもすごい………」
カレン「献身的……というよりも過保護かしら?ナナちゃんのこと好きすぎるでしょ」
ミレイ「確かにねー………そーだ!ナナちゃん!ちょっとツキト君に無茶振りやってみて!」
ナナリー「えぇ!?そんなことしたらツキトさんに悪いですよ!」
ミレイ「ちょっとだけ!ね?ちょっとだけだから!先っちょだけだから!」
ナナリー「そのセリフはツキトさんに言ったことあるセリフです!」
カレン「ちょっと待って!?今ナナちゃんが聞き捨てならないことを言った気がするんだけど!?」
ミレイ「ほら、ツキト君の気持ちを試すだけよ!ナナちゃんのことが本当に好きでマジラブ1000%なら、ちょっとのイタズラくらい許してくれるって!」
ナナリー「う〜〜………わかりました、でも怒られた時はミレイさんも一緒に怒られてくださいね!」
ミレイ「うっ………わ、わかったわ(うぅ、ツキト君の説教お姉さん怖いから嫌だわぁ)」
ナナリー「それじゃあ………『今日は生でえっちしましょう』………っと」
シャーリー「ちょっと待って!?生って!?生ってなに!?」
ナナリー「え?ゴム無しで直接って意味ですけど……」
カレン「ナナちゃんそれだめ!!妊娠しちゃうからだめ!!」
ナナリー「大丈夫です!今日は排卵日から2日後ですから!」
ミレイ「ごめんなさいナナちゃん!本当にやめて!お願いだからやめて!!」
ナナリー「でももう送っちゃって………」
ミレイ「うわあああああああ!?!?!?」
ニーナ「(【これは】ラウンズ、中学生を妊娠させる【犯罪か?】)」
ナナリー「あ♬ツキトさんから返信が!♬」ピロリン
ミレイ「終わった………私終わった……さよならシャーリー、ニーナ、カレン………」
ツキト『しっかりゴムをしないとしてあげませんから。
ゴムをしないなら添い寝もなしにしますからね』
ナナリー「………ツキトさんの意地悪」
ミレイ、カレン、シャーリー「ほっ」
ニーナ「ちっ」
ツキト『
………………大人になったら、許可するかも、しれません……』
ナナリー「ツキトさぁん/////」キュンキュン
ミレイ「そこは胸をキュンキュンさせる場面じゃないと思うのよね、お姉さんは」
カレン「そうですね、というか、アールストレイムって実はツンデレ?」
シャーリー「あーわかるー、普段は近づくなって言ってるけど、抱きつかれた時ものすごい優しい顔するよね」
ニーナ「お父さんの顔に似てる……かな」
ナナリー「?………ツキトさんはこの子のお父さんですよ?」サスサス
ミレイ、カレン、シャーリー、ニーナ「え"っ!?」
ナナリー「冗談です♬」
シャーリー「じょ、冗談だったんだ………」
ミレイ「(これ以上この話題を続けるのは危ないわね)そういえばツキト君って料理もできるのね?」
ナナリー「はい、できますよ」
シャーリー「どんな料理?やっぱり宮廷の料理とか!?」
カレン「ああいうのって高級な食材使ってるし、無理じゃないの?」
ナナリー「ツキトさんは宮廷の料理を模したご飯を作ってくれますし、一般的な家庭料理も作れるんですよ、最近は日本料理の練習もしてるみたいです」
ミレイ「(彼は日本に来てからずっとナナちゃんとルルーシュに料理を作っていたものね……)」
シャーリー「家庭料理って、カレーとかシチューとか?」
ナナリー「はい」
カレン「日本料理って?」
ナナリー「今は、咲世子さんから茶碗蒸しを習っているそうです」
ミレイ「きのことかお肉とかを器に入れてたまごの汁で蒸すやつだっけ」
カレン「(お母さんが作ってくれたっけなぁ……)」
ナナリー「そうです、きのこと鶏肉、それから銀杏とミツバを入れた物を作ってくれました」
ニーナ「美味しそう……」
シャーリー「なんか食べてみたくなったよ〜」
ナナリー「あ、それじゃあ今度クラブハウスで夕食会でもしませんか?」
ミレイ「いいわねそれ!」
カレン「いやでも、アールストレイムの時間とかいいの?」
ナナリー「そうでしたね、それじゃあ休みの取れる日を聞いてみます」
ミレイ「決まりね、っととと、そろそろいい時間ね、それじゃあ解散の乾杯しましょ?せーの、乾杯!」
ナナリー、シャーリー、カレン、ニーナ「乾杯!」
次回、超展開注意(まんざら嘘でもない)