ハイスクールD×D§転生魔法使いの非日常§(仮)   作:ヘタレ権三郎

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続けての投稿。
正直疲れた。



Ⅷ:閉幕と3対1、そして事情聴取

「戦いの歌」

 

 影幸は堕天使から放たれた光の槍を紙一重で躱す。

槍を放つのを止め、ミッテルトが両の手に光の槍を1本ずつ持って迫り来る。

右から薙ぎ払われる槍を状態を後に反らすことで避け左の突きをステップで右に避ける。

そこにカラワーナが槍を片手に追撃をかける。放たれる突きを後退しながら体を右、左と反らして避ける。

そして右からは貴方れた突きを左足で蹴り上げ、バックステップで距離を置いた。

ドーナシークが槍をもって突進してくる。

影幸は迫り来る槍を気を纏わせた拳で砕き、唖然とするドーナシークの右腕を掴みカラワーナとミッテルトのいる方向に向かって投げる。

 

「「「ガァッ!!」」」

 

「ハッ その程度か?堕天使ってのは弱いな」

 

「なめるな!」

 

(ヤバい・こいつやっぱりヤバい)

 

「クッ、カラワーナ!ミッテルト!」

 

ドーナシークの掛け声で三人はまた空へと飛びあがり光の槍を先ほどとは比較にならない量を創り出した。

 

「これだけの量、いくらキサマとて捌き切れるものか!」

 

ドーナシークがそう言い、大量の光の槍を放ってくる。

しかし

 

「パス・アン・ビリカル

火の精霊1001柱 集い来たりて敵を射て

魔法の射手 連弾 炎の矢 1001矢!!」

 

敵の槍を上回る量の魔法の射手で迎撃する。

当然残った矢が堕天使に襲い掛かる。

 

「グアッ!」「ガッ!」「キャッ!」

 

それぞれ体を撃たれ地に落ちる。

 

落ちてきた堕天使に近付く影幸。

 

「クッ、に、逃げるぞ!」 「え、ええっ!」 「ちょ、ちょっと・・・グッ」

 

ドーナシークとカラワーナが翼を広げ逃げるが、ミッテルトは先ほどの矢が足と翼に当たったようで飛べずにいる。

 

(ああ、やっぱあの胸騒ぎはこれだったんだ。こいつは自分の力をまだ隠してる。こんな奴に勝てるなんて最初からありえなかったんだ・・・)

 

ミッテルトが怯えと諦めの表情を浮かべながら影幸を見る。

しかし影幸はそんなミッテルトを一瞥して飛び去る堕天使を見る。

 

「なっ、しまった。結界が張られていたんだ!」

 

「どうすんのさいったい!」

 

結界に当たり動けずにいる二人を見つめ影幸は片手を向ける。

 

「パス・アン・ビリカル

目醒め現れよ 燃え出づる火蜥蜴

火を以ってして 敵を覆わん 紫炎の捕え手!」

 

炎系の捕縛呪文を唱え二人を拘束する。

 

「な、なんだこれは!?」

 

「クッ外れん!」

 

更に影幸は魔力を練り止めをさす。

 

「パス・アン・ビリカル

来たれ雷精 風の精

雷を纏いて 吹きすさべ 南洋の風

雷の暴風!!」

 

上空にいる二人に強力な雷を纏った旋風で攻撃する。

 

「「ガッ、ガアアァァァァァァァァァ!!!」」

 

二人は稲妻の旋風の中消される。

後に残ったのは舞い落ちる二人の黒い羽根だった。

 

「や、やだ、殺さないで・・・死にたくない・・・」

 

ミッテルトは先ほどとは打って変わっての態度の豹変を見せた。

そして影幸は結界を解きミッテルトに近付き、

 

「大丈夫だ。アンタを殺したりはしない。聞きたいことがあるからな」

 

「・・・ホ、ホント?」

 

「ああ、ほんとだ。それにあんたは俺の力量にきづいてたよな。なかなかの観察眼だ。

・・・それから、そこの二人はそろそろ出てきたらどうだ?」

 

そう言って影幸は茂みの方を見る。

すると茂みからグレモリーと姫島先輩が出てくる。

 

「いったい何時から気づいていたのかしら?」

 

「勿論、最初からだ。それに、見たいものも見れたろ?」

 

「そうね。危なくなったら手を出すつもりだったんだけれど、その必要はなかったみたいね」

 

「当然だ。さて、ミッテルト・・・だっけ?

アンタ等が何でこんなことをしてるか聞かせてもらえるかな?」

 

 

 




疲れた。疲れとしか言えない。
連続はさすがにキツイと思い知った。
もうあんまりやりたくないと思う。

では、次回をお楽しみに。

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