オリ主と第六駆逐艦隊   作:神域の

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1-2 俺に出撃が無い理由

「あっ!響おねーちゃーん!!」

 

 要請を受け、出撃ドックに向かうともうすでにほとんどの艦娘が集まっていた。

 電は俺が来るのを待っていたのだろうか?俺を見つけるなり電は駆け足でこちらに向かってきた。

 電達は正規の部隊所属ではなく、他の艦娘が所属になる前の臨時ってやつだ。

 まぁ臨時といえ、第一線に所属しているだけに練度は高いのだが。

 ちなみに臨時が決まったのは最近で、俺と出撃したことは一回もない。遠征は割と行ったけどね。

 

 ・・・話を唐突に変えよう。皆さんはどうして子供が転びやすいのかご存知だろうか?

 なんでも子供というのは走っていると、脳が右足を出しているのか左足を出しているのか分からなくなり混乱してしまうそうな。

 そしてそれは何かに夢中になってたり考え事をしているとより混乱しやすいとか。

 

 まあ、何が言いたいかと言うと――――

 

「あっ」

 

 足がもつれる電。

 

「終わった・・・」

 

 これはパターン入ったと諦める俺。

 

 そして体が前に投げ出されるように転んだ電は・・・・・・

 プロアメリカンフットボーラーが行う様な素晴らしいタックルの体制を取り、俺のみぞおちに飛び込んできた。

 そして腹部からボスリと音が鳴る。

 ぶつかった衝撃で2~3歩後ろにヨロヨロと下がり、その場で腹と口を抑えうずくまる俺。

 さっき食べたお茶菓子とお茶が混ざったやつをご覧にいれさせる寸前だった。

 

「あ”ーん、響お姉ちゃんごめんなさいなのですー!!」

 

 謝りながら俺の体を揺らす電。

 

「NO~ハラショーが轟沈したネー!!」「お姉さま、轟沈違う・・・」

「おー、今の綺麗に入ったねー」「姉さん心配はしなくていいんですか?」

「那珂ちゃん今日も可愛い!」「あれは特訓サボった罰が当たったのよ!」

「もう、響?そんなところで寝てたら風邪引いちゃうわよ?」

「ね、ねぇ睦月ちゃん、夕立ちゃん?あの子、うずくまってるけど大丈夫かな・・・」

「響ちゃんはアレが普通っぽいー」「あはは・・・多分大丈夫だよ・・・きっと」

 

 なんでこんなに艦娘がいるのに俺を心配する声が一つなんだ・・・・・・。

 しかもその声はおそらく、まだ話すどころか顔も合わせていないブッキーなんじゃ・・・・・・。

 

『――――では第三水雷戦隊、主力に先行して出発!』

 

 そして放送すら俺を無視する始末・・・・・・なんで周りはこんなに冷たいのだろう?

 辺りにゴウンゴウンと音が響く、おそらく第三水雷戦隊の足場が降下してるのだろう。

 そんな音の中に「・・・あの子、さっきから動かないけどホントに大丈夫かな・・・・・・?」という声が聞こえる。

 いい子だ、ブッキー。だって見ず知らずの俺の事をあんなに心配してくれてるんだもの。

 

 それから少しうずくまっていると誰かが俺の近くにやって来た。

 やっと誰かが心配を掛けて来てくれたんだね!そう思ったのだが――――

 

「駆逐艦 響、そこで何をしている」

 

 ――――ながもんでした!

 

「あっ、あの・・・長門秘書艦!実は電が響お姉ちゃんとぶつかってしまって・・・・・・」

 

「・・・またか、まあいい。響、立てるか?立てないならそのまま聞いていい。今回の作戦、響は機動部隊に同行のみ許可する。今回の作戦は重要ではあるが、おそらくこの機動部隊だけで勝てると踏んでいる。ただ戦場は水物、艦隊が不利になった場合のみ発砲を許可する、ただし目立つ真似はするな。何か質問はあるか」

 

「・・・長門秘書艦、何故俺はうずくまった状態で微動だにしないのに誰も心配してくれないのでしょうか」

 

「・・・響、大丈夫か」

 

「・・・もう、大丈夫です」そしてスクリと立ち上がり「それと、も一つ・・・同行のみってどういうことでしょう?聞く限りだと護衛は必要ないように聞こえますが」

 

「詳しくは提督に口止めをされているので言えない。まぁ、万が一の保険と思ってくれればいい」

 

「長門秘書艦、それで納得ができると思っているんですか。聞くと俺に落ち度は無いと言ったじゃないですか。出撃の度に艦隊が少なからず被害を受けている現状、正規の護衛艦である俺が一番多く出撃するべきではないのでしょうか」

 

「・・・なんと言われようと今ここで理由は言えない。この出撃は響に限り参加するかどうか自由に選んでもいい」

 

「(今ここで、ね・・・)分かりました、駆逐艦 響、作戦に参加させていただきます」

 

 長門に答え終わると同時に再び放送が流れ、第一機動部隊と第二支援艦隊の出撃を知らせるアラームが鳴り響く。

 今立っている床が降下を始める。

 長門は「健闘を祈る」とだけ言って通路の向こう側に消えていった。

 これから作戦が終わるまで暁と雷とはお別れだ。

 俺は二人に頑張れの意味を込めて手を軽く振る。すると向こうもこちらに手を振ってくれた。

 

「響!電!二人共ぶつかっちゃ駄目だからねー!」

 

「雷ちゃんヒドイのです!電は一日に何度もぶつからないのです!」

 

「うん、超気をつけるわ。そっちも頑張れよー」

 

「誰に言ってるのかしら?私は響よりお「YES!ハラショーもfightですヨー!」ちょっと金剛さん!私がまだ喋ってるんですけど!!」

 

 そんな簡単なやりとりをしていると壁に視界を遮られ支援艦隊の皆が見えなくなる。

 もう此処は戦場だ、油断なんてできない。油断なんかすればすぐ沈む。

 顔から血が引いていくのが分かる、体中に血が巡っていくのが分かる。

 そういえば長門は俺に目立つなと言ってたが、護衛艦として出撃した俺ができることは本当に目立つことだけ。

 それは誰よりも最前線に立ち、誰よりも敵の攻撃を引きつけ、そして無様に逃げ回るだけ。

 敵を倒そうなんて考えない、そんなのは赤城達に任せればいい。

 

「どうしたの響、まさか久々の出撃で緊張しちゃった?」

 

「――――あぁ、飛龍さん。まぁそんな所です」

 

「へぇー、響も緊張するんだね。腕とか鈍ってない?大丈夫?」

 

「そのへんは演習とかしてたんで大丈夫かと」

 

「よし!それなら今回の作戦は楽勝だね!それにしても、どうして提督は響を出撃させないのかな?・・・もしかして赤城さんの護衛艦を変えるつもりだったりして」

 

「やめて!!洒落になってない!!」

 

「大丈夫大丈夫、赤城さんの護衛艦クビになったら私達の護衛艦になればいいのよ。ねっ、蒼龍」

 

「うーん・・・というより、もうすでに半分くらい私達の護衛艦じゃないですか」

 

「駄目ですよ二人共、私は護衛艦を変えるつもりはありませんから」

 

「ちぇっ残念・・・でも響、私は本気だから!赤城さんの護衛艦が嫌になったらいつでも言ってくれていいからねっ!!」

 

「はは・・・考えておきます」

 

 

 

「・・・響お姉ちゃん、皆に褒められていて凄いのです・・・・・・」

 

「貴方も頑張れば皆がきっと認めてくれるわ」

 

「加賀さん。・・・なのです!電もいっぱい頑張って響お姉ちゃんみたいに格好良い護衛艦を目指して皆を護るのです!!」

 

 リフトが後下し終わり、鼻に磯の香りが漂ってくる。

 

『それでは第一機動部隊、第二支援艦隊、共に出撃してください』

 

 出撃を知らせる放送がドックに響く。

 そして決めポを取りながら兵装を装備し海に駆り出す(イイ歳をした)機動部隊の面々。

 それはもう、とても恥ずかしい光景だった。

 だって兵装付けるだけなのに一回転とか手を前に突き出したりするんだぜ・・・・・・。黒歴史確定だよ・・・。

 それに兵装だって自分の意思で出し戻し可能なのだ。

 つまり俺が言いたいのはカッコつけるだけ無駄、という事。さらに言うと船着場があるのだからそこから出ればいいのだ。戻るとき船着場に戻るし・・・。

 

「駆逐艦 響、出撃するッ!」

 

 と思いつつも、出撃の時に格好つけるのは忘れない。

 悲しきかな社会人、周りに溶け込めなと辛いと体に染み付いてるせいで自然と体が動く。

 この時絶対に、黒歴史だよなとか思ってはいけない。辛くなるから。

 

 兵装を付け、俺は意気揚々と海原へ飛び出す。海は快晴、とてもこれから戦闘があるなんて思えない。

 俺はこの世界に来て少し経つが、皆と居ると戦時中だというのをよく忘れる。

 それは皆が戦いの事を忘れていつも笑顔でいるからだ。

 だからこそ思う、いつか戦いが終わったら・・・皆が生き死になんかに関わらなくなったら。

 そんな時が来るまで大人の俺が皆を守らなければ、と。

 

 

 

 

「皆さん、先行している第三水雷戦隊が敵深海棲艦と接触したようです!!」

 

「・・・うぅ、緊張してきたのです」

 

「落ち着け、電。いつもどうり行けば大丈夫、冷静に、確実に行こう。体制をとって、砲身を向けて、狙いを定めて、そして撃つ。この3秒は俺達が相手より先に射撃体制に入れば、ほぼ確実にもらえる3秒だ。もし相手が先に射撃体制に入っていたら、無理に撃たずに避けることに専念して隙をついて撃てばいい」

 

「響お姉ちゃんの言ってることは難しいのです」

 

「うーん、大事なのは状況把握で、『誰が』『どこで』『何をしているか・何をしようとしているか』この三つ。電もよく見てれば分かるよ、相手が何処を狙ってるか、何時撃ってくるか。それさえ分かれば避けるのは簡単だよ」

 

「簡単って言えるのは響お姉ちゃんだけだと思うのです」

 

 俺は電に向かって「ハハハ、かもな」とカッコを付け、電探を見る。

 あたりは死屍累々、おそらく第二支援艦隊や第三水雷戦隊が通ったのだろう。

 そろそろ敵勢力地に入る頃――――そう思ったとき、電探に反応が出た。

 

「赤城さん、電探に反応がありました!敵聖地に入ったみたいです!」

 

「分かりました」そして皆の顔を見渡して「皆さん、敵聖地に入りました。これより第一機動部隊は艦載機による先制攻撃を仕掛けます!」

 

「「「了解!」」」「なのです!」

 

 そうして次々と艦載機を放つ赤城達。

 いつもの事ながら艦載機が空を覆う光景は圧巻の一言に尽きる。

 

「第三水雷戦隊ご苦労様です、下がってください。ここからは第一機動部隊がまいります!」

 

「ここは、譲れません」

 

 それからは、なんと言うか圧勝だった。

 深海棲艦は反撃することも逃げることもできず爆撃をもらい沈んでいく。

 

「・・・今回、マジで同行しかしてねぇ」

 

「電も何もしてないのです・・・」

 

 二人で肩をガックリと落とし戦況を見守る。

 もうすでに深海棲艦は親玉一艦になっていた。その親玉すらも度重なる空爆や砲撃に耐えられなく沈んでいく。

 勝った、それも文句なしの大勝利だ。

 だけどなんでだろう?こんなにも気分が煮え切らないのは・・・・・・。

 皆が勝利に喜ぶ中、一人だけ煮え切らない気持ちを抱えたまま鎮守府に戻った。

 

 

 

 

 

 それから時間が経ち空が紅く染まる頃、俺は提督室の前に来ていた。

 どうしても俺が出撃しないで待機命令ばかりなのか、その理由が知りたかった。

 もし今日、俺が少しでも活躍できたのなら理由を聞きに来るのは先延ばしにされていただろう。が、なんの活躍もできなかった今、不安で心が張り裂けてしまいそうだった。

 もし今回の出撃で俺が護衛艦としての価値が無くなったら・・・・・・。

 理由を聞かなければ、自分に悪いところがあるのなら直して鎮守府(ここ)に居させてもらわねば。

 意を決し、扉をノックして中に入る。

 

「失礼します、駆逐艦 響です。・・・、今は長門秘書艦だけですか?」

 

「響か、今回の任務ご苦労だった。で、なにか提督に用か?生憎だが提督は今、席を外している。伝えたいことがあるなら私から提督に言っておくが」

 

「・・・いえ、なんでもありません。失礼しました」

 

「待て。どうした響、顔色が悪いぞ。何かあったのか?」

 

「・・・・・・長門さん、聞きたい事があります。俺は鎮守府(ここ)にいて大丈夫ですか?俺は本当に解体されませんか?俺はこの鎮守府に必要ありますか?」

 

「そんなことないさ。響、お前はこの鎮守府で良くやってくれている。前にも言っただろう、そんな事にはならないと」

 

「ならどうして俺には待機命令ばかり出るんですか!!・・・前にここで約束をしました。誰よりも脅威を振り払うと。それなのに久しぶりの出撃では何の活躍も無く!ただ付いて行くだけで終わってしまい!・・・・・・ここでの約束を踏みにじったんですよ、俺は」

 

「・・・・・・響、そこまで思いつめていたのか。分かった、理由を話そう。提督には後で私から言っておく」

 

 そう言って長門は窓のカーテンを閉め、俺に椅子を持ってきてくれた。

 

「いいか響、今から話す事は現状況、最重要秘密だ。まず最初に、ここ最近の艦隊出撃で気になる所は無いか?」

 

「別にないですけど・・・。それと俺に出撃が無いのは理由になるんですか?」

 

「勿論ある。じゃあ響、次にこれを見てみろ」

 

 長門は提督の机にあったひとつのファイルを俺に持ってきた。

 

「これは、出撃記録簿ってやつですか?」

 

「そうだ。響に出撃が無い理由はそこにある」

 

 そこまで言われては見るしかない。

 ただ記録簿に載っている内容はあまりいい物ではなかった。

 最近の内容は海戦にこそ勝っているがこちらの被害も凄まじい物で、鎮守府の艦娘なら誰もがその事については知っていた。

 

「・・・被害が多いですね」

 

「ああ、その記録簿を響が出撃していた時まで遡ってみろ」

 

 言われるがままに過去の記録を見る。

 すると過去に遡るに連れ少しずつではあるが被害が少なくなっていった。

 ついでにとばかりに自分が出撃したときの内容も見る。

 俺が出撃している時は、その時のメンバー関係無しに被害が大きくて小破という中々な物だった。

 自分自身思い返してみても護衛艦として、ちゃんと動いていたはずだ。

 

「長門さん、記録を見る限り俺が出撃した時には大きい被害は無い様に見えるんですが」

 

「確かに無いな。所で響、前に一度私と出撃した時の事を覚えているか?」

 

「また唐突ですね。確かその時は被害無しで勝てたんじゃなかったでしたっけ?」

 

「そうだ、だが思い出すのは其処じゃない。深海棲艦はどちらから来て我々と砲雷撃戦になったか、だ」

 

「!!」

 

「流石にそこまで言われれば気づくか。そうだ、それが駆逐艦 響に出撃任務が出ない理由だ」

 

 もう一度記録簿を初めから見る。

 そこに書かれていた内容は知っている人が見れば悲惨な物に変わった。

 それはギリギリの辛勝を取り続けた不屈の艦隊から、裏を取られ続けた無能な艦隊へと評価が変わるくらいに。

 特にここ最近の海戦に入る際の状況が酷い。

 その状況報告がほとんど『後ろを気づいたら取られていた』『敵に挟まれた』『対空手段が無い艦隊が爆撃を受けた』など。

 まるで相手がこちらの動きを把握してるかの様。

 これだけ不意を突かれているのだ、当然被害は大きくなる。

 

「響、それは今に始まった事ではない。響が出撃に出た際にも何度かあったようだ。その時は深海棲艦の発見が早く被害は出なかった様だが」

 

「なら、なんでなおさら俺に出撃が無いんですか?」

 

「響、もし響が深海棲艦の立場だったとしよう。相手はこちらの動きが分かる、戦力も整っているし、まず戦えばこちらに大打撃を与えることができる。そう踏んでいたはずなのにたった一隻の艦娘にその作戦を邪魔されるんだ。一度じゃない何度もだ。その場合、響はその艦娘をどうする?」

 

「・・・・・・駆逐艦ですよ、俺は」

 

「だが提督も私もそう考えない。何度でも言う、響、お前は本当に良くやっている。これは偽りのない本心だ。そして提督は響を遭遇戦などではなく、重要な海戦で活躍させると決めているようだ」

 

「それが理由、ですか・・・」

 

「これが理由だ。今回の話はまだ確証が持てない為知っているのは、私、提督、大淀、そして響だけだ。今回の話で鎮守府に混乱を起こしたくない、決して誰にも喋るな。いいな?」

 

「分かりました。それと長門さん、話してくれてありがとうございます。大分余裕が持てました、それでは失礼しました」

 

 扉を開け外に出ると、さり際に長門はこちらに軽く手を振ってくれていた。

 とりあえずは俺が何か失敗した訳では無いというのが分かっただけでも良かった。

 とはいえ理由が理由なだけに新しい不安も出来て・・・人生ってのはなかなか思い通りに行かない物だと改めて実感した。

 

[その頃のブッキー]

 

「私、決めた!・・・私、赤城先輩の護衛艦になるっ!!」

 

 私がそう言った瞬間、部屋の空気が変わった。

 

「えーと、それは無理、じゃないかなぁ?」

 

「えっ!?どうして、睦月ちゃん!!」

 

「響ちゃん、この鎮守府で最強の駆逐艦っぽいしね~」

 

 どういう事?響ちゃん?最強の駆逐艦!?

 

「あはは・・・あのね?吹雪ちゃん、実は赤城さんにはもう護衛艦がいるの。響ちゃんって言うんだけど――――」

 

「嘘ぉ・・・」そして泣きそうな声で「その娘、どんな娘なの・・・?」

 

「響ちゃんは一言で言うと・・・変わってる娘かな?」

 

 睦月ちゃんが変わってるって言うんだから相当変わってるんだろうな・・・あれ?そういえば今日の出撃の時に――――

 

「ねぇ睦月ちゃん、今日の出撃の時にうずくまってた娘って・・・・・・」

 

「はは・・・うん、あの娘が響ちゃんです」

 

 なんか赤城先輩の護衛艦って言うくらいだから凄い娘なのかなって思ったんだけど、うずくまってた娘がそうなんだ・・・・・・。


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