真・恋姫†無双 飛信譚   作:しるうぃっしゅ

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第7話:李信と婁子伯

 

 

 

「おいおい、まさか李永政に接触するとは随分と思い切った婆じゃないか」

「さて、どうする? あの化け物の目を潜り抜けて仕留めるのは至難の技だぞ?」

 

 李信と司馬徽が話をしている食事処から少し離れた建物の二階。

 窓から覗くように顔だけ出して二人の男が心底参ったというように苦々しい顔つきで、李信達がいる飯屋を見下ろしていた。それなりに高級感溢れる部屋の中で、坊主頭の若年の男が窓際から離れると音を立てて胡坐をかきながらもう一人の初老の男へと疑問を投げかける。

 

「……完全に俺達の失態だ。どうせこの洛陽から逃げ出すだろうと考えていたが、まさか張譲へと泣きつくとはな」

「ああ。くそっ……雇い主からも奴には手を出すな、と言われているしな。もっとも頼まれても出す気もないが。割りに合わない相手なんて化け物じゃねぇぞ、あのガキ」

 

 初老の男性は、自分達の考えの甘さに舌打ちをしたくなる衝動を抑え、右手の親指のつめを強く噛み締める。

 坊主の男はというと、これからの任務の邪魔になるであろう少年のことを想像し、悪態をつきながら拳で床を強く殴りつけた。

 

 洛陽の街にならどこにでもいるような二人の男。

 だが、もしも武の道を歩んでいる者ならば、この男達が只者ではないことに気づけた筈だ。なんと言っても、これだけ騒いでいるというのに、受ける印象がとてつもなく薄い。目の前にいながら、まるで空気のように認識することが困難なのだ。もっともそれも当然であろう。何故ならば彼らは朱凶と呼ばれる数百年前から暗殺を生業としている一族の一員であるからだ。

 

 古くは春秋戦国時代の頃より、様々な国家や権力者に雇われて、彼らに敵対する者を秘密裏に暗殺していた一族。

 もっともその時代は他に多くの暗殺一族がいたのだが、漢が中国を統一しそれなりに平和が訪れると時代には逆らえず、暗殺を生業とする血族は消えていった。それでも需要が減ったとはいえ、皆無ではない。細々とではあるが、朱凶は研鑽と実戦を積み重ねていき、遂には中華最凶の暗殺一族とまで呼ばれるようになった。

 

 

 その末端員ではあるが、彼ら二人は宮中の宦官に雇われて、最近暗殺を繰り返していたのだが、最後の最後になって最悪の事態に陥ってしまったことに頭を抱える現状になってしまっている。

 言葉に出したとおり、彼らの雇い主からは手を出してはならないとキツク釘を刺された相手が二人いた。それは十常侍の筆頭である張譲とその配下である李信である。

 張譲に対してはまだ分かるが、どうして一介の官吏でしかない李信に不干渉を決め込むのか理解できなかった二人だが、その疑問は件の人物を一目見てあっさりと氷解することとなった。

 

 朱凶の実行員としてそれなりの仕事をこなしてきた二人だからこそわかる。あれは関わってはならない類の化け物だ、と。人生の全てを人を殺すことだけに費やしてきた朱凶の一族でさえも、一般人と変わらないように見えてしまう外れ具合。戦うことは愚か、近づくことさえも御免被る正真正銘の怪物。自分達とは根本から違っている、何か別の生き物。それが李信永政という少年に対する、彼らの第一印象であった。

 

 

「……悩んでいても仕方ない。一旦様子見とするか」

「ああ。もしくは、李信と離れた隙をついて仕留めてしまうか」

「それも悪くない。目撃者はでるかもしれんが、あの小僧の隙を突くよりは随分とましだ」

 

 兎にも角にもどうやって対象を暗殺するか考えに耽る二人。

 その時、ふわりっと部屋の空気が揺らぐ。 

 

 

「―――いや、止めておけ。貴様らでは到底及ぶ相手ではない」

 

 

 そして第三者の声がその場に響き渡った。

 二人に全くの気配を感じさせなかったというのに、一度勘付いてしまえば激烈なまでの存在感を叩き込まれてきた。ゆらりっと部屋に入ってきたのは小柄な青年。一見すれば子供と見間違う肉体でありながら滲み出る気配は、元から部屋にいた二人と比べるまでもない。背負っている巨大な剣が、歩くたびにカチャカチャと音を鳴らしているが、それは相手を威圧するためにわざとそうしているのだろう。ゾクゾクと背筋を這う怖気は尋常ではなく、自分達のような木っ端な朱凶の一員とは明らかに格が違う。

 

「わ、若様……」

「若っ、来ておられたのですか!?」

 

 慌てる二人だったが、思わぬ援軍に笑顔を隠せない。

 だが瞬時に、自分達の未熟さを恥じるように顔を伏せた。

 そんな二人の様子に、新たに来た青年は気にするなと言わんばかりに笑って首を横に振る。

 

「なに、嫌な予感がしたのでは。それに来たのは俺だけではない」

「若様以外にも来られ―――」

 

 たのですか、と続けようとした坊主頭の男の声が止まった。

 いや、止められたのだ。喉元をつかんで握られたかのような圧迫感。この場にいる誰よりも自然体でありながら、その圧力は強制的に跪かされそうになるほどに強い。抑え切れずに、身体から自然と溢れてくる冷たい空気が、全ての人間の感覚さえも狂わせる。その発生の元となっているのは、若と呼ばれた青年の背後に従って歩いていた人影。

 周囲を圧する気配を発していながら、それの肉体は弛緩していて、気負いを全く背負ってはいない。だが、良く見てみればそれは(・・・)女であった。性別にしては長身痩躯で、服の上からでも一目でわかる程に鍛え上げられた肉体。彼らと一緒にいるということは同じく暗殺者であることは疑いようがないのだが、意外なことに武器一つ持ってはいない空手なのが逆に目を引く。

  

婁子伯(ろうしはく)、殿」

 

 李信に送っていたのと同様に、どこか怖れにも似た感情を二人の男は婁子伯と呼ばれた女性に向けていた。

 婁子伯―――それが女性の名前だ。暗殺一族である朱凶の一員ではあるが、血族というわけではない。というのも、以前に族長が彼女と出会い、どんな甘言を囁いたか分からないが一族に引き入れた人物。意味は少々異なるかもしれないが、客将みたいなものだろうか。

 はっきり言って、裏の世界の住人である朱凶の彼らであっても、出来れば関わりあいになりたくないというのが隠しようがない本音である。相対するだけで感じられる底冷えする薄気味悪さ。恐怖、という言葉がそのまま具現化した存在。

 ただ一つ、確かなのは―――その圧倒的な強さ。朱凶が最強の名を戴いているのは、彼女の存在がとてつもなく大きい。強さと恐さを兼ね揃えた正真正銘の異質。故に、朱凶といえど、彼女を見る目に良くない色が混じるのを止められるだろうか。止められるはずがない。

 

 そんな感情が篭った視線が身体に突き刺さっているというのに、彼女は特に気にするでもなく長い髪を靡かせながら、男達を無視して窓際へと近づいていく。眼下を見下ろせば、食事を終えたのか李信と司馬徽、鳳統の三人は連れ立って雑踏の中へと消えていく姿があった。それを見送った後、緊迫した雰囲気が続く中、婁子伯が感情を見せない獣染みた瞳をギラギラと輝かせ口元に不気味な笑みを浮かべる。

 

「なんですか、アレは。中々に面白い子供ですね」

「面白い。面白いか。そんな表現をするのは貴女くらいだ、婁子伯」

「んふふ、凄いですよあの子。だって、貴方達が観察していることに気づいていましたよ?」

「―――なっ」

 

 婁子伯の言葉に、驚きを隠せない二人の男。

 暗殺業に身を染めている以上、気殺の技は何よりも重要視されるべき点だ。当然、彼らもその穏行の術においては自信がある上に相手に気取られるような下手を売った記憶はないものの、彼女が何の意味もなくそんなことを言うような人間だとは思えない。 

 

「もっとも、流石に場所までは特定できていなかったみたいですけどね。んふふふ」

「……あの化け物なら在り得んことではない、か」

 

 話し掛ける事も憚られる雰囲気の婁子伯に、青年は肩を竦める。ほぅっとやけに淫靡な溜息を吐いた彼女は、それ以降他の人間の声など聞こえていないかのように、視線の方向を変えることはなかった。 

 完璧に自分の世界に入っている婁子伯に呆れつつ、青年はとりあえず彼女のことは一旦放って置くことにして、二人の男へ近づいていく。

 

「一度雇い主に伺いたててみるとしよう。生憎とあんな鬼っ子とやりあうなど、朱凶の次期族長としても許可できん」

 

 真っ向から戦えば勝つのは難しいにしてもそれなりの戦いを演じることが出来ると青年自身は考えているが、それは危険が多すぎる。彼らはあくまでも暗殺者。正々堂々などという言葉は他の者に任せるべきだ。

 忌々しそうに吐き捨てた青年に、二人の男が安堵したかのように頷いて―――。

 

 

「あら、そうですか。ではあの子供はわっちが貰いますね?」

 

 

 ゴキンっと部屋に響き渡るある意味聞き慣れた音。それは骨が砕け折れる、何度聞いても聞きなれない破滅的な音響だった。

 朱凶の次期族長である青年の身体が、糸の切れた操り人形のように床に崩れ落ちる。全てがやけに遅く感じられる光景に、男達は指先一つ動かすことも出来ずに目の前で起こった凶行に目を見開く。

 

 床に倒れた青年と、二人の男は目が合った。

 うつ伏せに倒れているというのに、何故視線があうのか。それは単純な理由でしかなく、青年の頭が百八十度回っていたからだ。人間の身体構造上不可能な姿に、反射的にひぃっと男達は短く悲鳴をあげた。濁った瞳と、唇から垂れた赤い雫が、人殺しに慣れている彼らをして思考に空白を造りだす。

 

 そしてその空白が、決定的な隙となる。

 死体に注意を払っていた男達が我を取り戻し、この光景を生み出した女性へと武器を向けようとする間もなく婁子伯がゆらりっと間合いを詰めてきていた。彼女は確かに空手―――しかし、その拳には鈍色に輝く金属製の手甲がはめられており、それを纏った右手が殺人的な速度で坊主頭の顔面を貫いた。トマトを潰したかのように赤い花を咲かせると同時に、返す刀の裏拳が初老の男の横顔を強かに打ち据える。両者ともが、部屋中に赤い血を撒き散らしながら激しい音を立てて壁に激突。床に血の海がじわじわと広がっていく光景に、自分の唇に飛び散った男の血を舌でぴちゃりと舐め取りながら、婁子伯は静かにその惨劇の跡を見つめていた。

 

 

「残念ですねぇ。貴方達が戦うという選択肢を選んでいれば殺さずに済んだのに。あんな美味しそうな子を前にして据え膳なんて酷すぎるじゃないですか。ええ、わっちって我慢できない性格でして。好きな食べ物は先に食べちゃう駄目な大人なんです。んふふ」

 

 台詞とは正反対に、相当な手練れであった朱凶三人を息を吸うように殺した彼女は特に何とも思っていない様子で喉を震わせて言葉を紡いでいく。部屋中を満たしていく血臭と死臭が絡まりあい、吐き気を催させるこの場所にて、婁子伯は赤い唇に指を当て、可愛らしく小首を傾げる。

 

 

「お世話になりました、朱凶の方々。後はわっちの自由にさせて貰いますから」

 

 

 婁子伯は、物言わぬ躯となった三つの屍骸の前にて、んふふ、と血の海の中にありながら邪悪さと凶悪さを隠そうともせず艶やかに笑った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 張譲との対面は、司馬徽の想像を遥かに超えてあっさりと実現した。

 本来であれば食事が終わって別れる予定だったのだが、何故か李信に誘われて直接張譲の下へと案内されたのだ。

 内心で少し焦りながら、張譲へと話をつけにいった李信を待った時間は数分程度だっただろうか。あっさりと戻ってきた李信に連れられ、辿り着いたのは張譲の執務室。それに司馬徽が唖然としたのは当然の反応であった。十常侍の筆頭ともあろう超重要人物に、前もっての連絡もなく御目通りが叶ったのだから。

 目の前の出来事が信じられないように、鳳統が目を瞬かせている。その姿を見て、司馬徽は逆に自分を落ち着かせることが出来た。自分よりも混乱に陥っている人間を見ると、逆に落ち着くという話を実体験出来た司馬徽は、己を律する為に一度深い呼吸を吐く。

 確かに張譲との対面は成功したが、まだここからが本番なのだ。難関をことごとく突破できたとはいえ、まだ最後にもうひとつ。宮中にいる海千山千の文官達を相手取り、一歩も引かない文官の頂に立つ者を説得しなければならない。

 

「李信から話は聞いた。司馬徽、鳳統、私はお前達を歓迎しよう。暗殺騒ぎが治まるまでは、我が保護下で大人しくしているといい」

 

 昼食前までは山のように机の上に置かれていた筈の竹簡が何時の間にか処理され残り僅かとなった机を間に司馬徽と鳳統と向かい合った張譲はそう言い切った。

 躊躇いも逡巡も何もなく司馬徽達の受け入れを決めた十常侍の筆頭は、話は終わったと言わんばかりの様子で、さがれっと短く呟きながら手を軽く振る。予想を超えた事態に、ぽかんっと口を大きく開けて唖然とする司馬徽がもはや反射の勢いで頭を垂れながら張譲へと疑問を投げかけた。

 

「張譲様に申し上げます。何故、我らの話の内容も吟味せずにそのような結論に?」

 

 考えられる最高を通り越した状況だというのに、浮かんだ疑問を問い掛けてしまったのは文官としての性だろうか。

 司馬徽の質問に、張譲は両腕を組んでいた彼女は、何を言っているんだ―――そんな表情へと変化していった。

 

「李信が言ったのだ。お前達は信用していい、とな。ならば今更是非を問うことなどあろうか。お前達がもたらす情報の内容に関わらず厚遇すると約束しよう」

 

 一切の戸惑いもなく堂々と言い切った張譲に、司馬徽は衝撃を受けた。

 李信永政の取り成しが、ここまでの効果があったことに。彼が張譲という名の至高の権力を持った女性に対してこれほどまでの影響力をもっていることに。

 そしてまた、張譲という女性が放つ王の威厳とでもいうべき圧力に自然と気圧された。しかし、その威厳に気づかぬ者がこの光景を見れば、官位も碌に持たない少年の言葉を完全に受け入れている色狂いとでも邪推されるかもしれない。だが、男に狂っている権力者の目や雰囲気ではない。彼女はただ、李信を限りなく信頼しているのだろう。それ故に、無駄な手間となる全てを省いて自分達を受け入れたのだ。

 

 司馬徽と鳳統は場の雰囲気に呑まれ分からなかったが、李信が目配せを張譲に送り、それに気づいた彼女が小さく頷いた。

 

 

「さて、司馬徽よ。事態が収束するまでは我が屋敷にて滞在されるが良い」

 

 張譲の厚遇するという意味に偽りはなく、何か罠があるのではないかと司馬徽は逆に心配になるほどだ。

 疑心暗鬼に陥っている彼女を尻目に、張譲は流れるように言葉を発していく。

 

「私の仕事ももうすぐ終わる。屋敷までは一緒の馬車で行くのが良かろう。もう少しだけ部屋の外で待っていてくれまいか?」

「……お心遣い感謝いたします」

「あ、ありがとうございましゅ!!」

 

 鳳統の噛み具合に少しだけ面白そうな視線を向けた張譲だったが、残された竹簡を処理する為に仕事に取り掛かる。

 それを見た司馬徽と鳳統は退室の辞を述べて、部屋から静かに去っていった。

 二人が部屋から完全に退室したのを確認した張譲は、視線を竹簡から傍に侍っていた李信へと移動させる。

 

「それで、お前はどこまで本当だと考えている?」

「詳しいことはお前が調べたほうが確実だろ。俺に言われてもわかるかよ」

「勘でも構わん。お前が感じたことをそのまま言えば良い」

 

 張譲の台詞に李信は少し考える素振りを見せるのも一瞬。

 

「嘘を吐いているって感じはしないな。それに、あの二人が狙われているってのは本当のことだと思うぜ」

「……ほぅ。それは?」

「街中の飯屋で話してるときにどこからか視線を感じた。朱凶かどうかわからんけどな」

「ふむ……そうか」

 

 今度は張譲が思慮に耽る。

 とりあえずは、司馬徽達の情報待ちなのだが、張譲の中では二人を受け入れることに確定していた。李信の悪い予感はしないということを信頼していることもあるし、彼女がもたらす趙忠側の情報にも心惹かれる。

  

「でも、注意はしておいたほうが良いことが一点ある」

「む? なんだ、李信」

「相当に厄介な奴が一人いた。結構面倒臭そうなやつだ」

「―――お前がそこまで言うほどか」

 

 李信の下した評価に、若干の驚きを隠せない張譲。

 今まで彼がそれほどまで高く見積もった敵対者は聞いたことがなかったからだ。

 どうやら想像以上に朱凶という一族は厄介なのだと認識を改めなおす張譲だったが、それでも司馬徽達を今更見放すという決断を下すことはなかった。

 

 彼女は上に立つ者だ。正義感だけでは動かない。利益と不利益を天秤にかけ、己に有利に働く方を掴み取る判断をすることが出来る。本来ならば朱凶などという相手と敵対することを選択しない。だが、彼女もまた人だ。人は利だけでは動かないのもまた事実。

 明確な敵である趙忠に一泡ふかすことが出来るなら多少の危ない橋でも渡ってやろうと言う気概など、数年前に準備は完了している。それにどことなく女子供には甘いところがある李信も今更見捨てるなどと言えない筈だ。ならば、それくらいは呑み込む度量の一つや二つ見せねばならない。

 

「まぁ、良い。相手が誰であろうと敵対するのであれば殲滅するのみ」

 

 ここにはいない見えない暗殺者達へ向けて凍える吹雪が如く氷点下の言葉を贈る。

 

「笑わせる。たかが暗殺者如きが我が道を阻めると思うなよ」

 

 椅子に座ったまま両手両足を組んだ張譲は、普段通りの傲岸不遜で尊大な力強い瞳のまま、投げかけてくる言葉が李信の耳を打つ。

 

「李信。我が想いを、誇りを、命をお前に託すぞ。お前が死ぬときこそが我が道の途絶えるとき。私の全てはお前とともにある。朱凶―――何するものぞ」

 

 

 焼き尽くすような灼熱と凍て付くような冷たさ。

 相反する二つを併せ持った決して退かぬと言う不退転の意志を言葉に乗せて、張譲は豪然と高らかに宣言した。

 

 

 

 

 

 




婁子伯は別に相手を氷付けにしたりはしません。

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