神水戦姫の妖精譚(スフィアドールのバトルログ)   作:きゃら める

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第三部 第三章 リミットオーバーセット
第三部 極炎(クリムゾン)の怒り 第三章 1


 

第三章 リミットオーバーセット

 

 

       * 1 *

 

 両腕を軽く前に出して構えたガーベラが、左右に立つフレイとフレイヤの動きに注意を向けていた。

 グレイブを持ち遠巻きに構えるフレイと、剣と盾を持つフレイヤもまた、ガーベラに視線を注いでいる。

 じりじりと位置を変える二体に、ガーベラは半歩ずつすり足で下がり、動くタイミングを計っていた。

 最初に動いたのフレイヤ。

 円形の盾を突き出して持つフレイヤは、盾に隠すようにして構えた剣をガーベラに突き出す。

 その動きをフレイヤが始めるのと同時に、フレイはグレイブを捨てて黒のひらひらしたスカートから短剣を二本取り出し、顔の前で交差させながら構えて突撃を開始した。

 フレイヤの剣を左腕の手甲で受け流したガーベラの顔は、背後に近い位置にいるフレイに向けられている。

 受け流したフレイヤの右腕をそのまま左手でつかんで引き寄せ、ガーベラは顎を殴るような動きで白い衣装の襟首をつかむ。

 突きの勢いが残っているフレイヤは、服をつかまれて脚を床から離され、そのまま立ち位置を入れ換えられていた。

 フレイヤの背中に激突する瞬間、突進していたフレイは光の位置を動かした影のように床を蹴って方向転換をし、横合いからガーベラに襲いかかる。

「ちっ!」

 近藤が舌打ちを漏らしたのと同時に、ガーベラはつかんでいたフレイヤの腹を蹴りつけて反動をつけ、フレイの短剣攻撃から逃れていた。

 再び攻撃のタイミングを計る膠着状態となった三体。

 部屋の隅に寄せたソファに座る僕は、LDKでアライズを使わずに戦っている灯理と近藤の様子を、見るともなしに見ていた。

 週末、もう恒例となっている僕の家での訓練だったけど、僕はやる気が出なくて参加していない。

 ――僕は、どうしたらいいんだろう。

 遠坂からは、夏姫のことを聞き出すことに成功していた。

 でも、僕はまだ彼女に会いに行ってない。会いに行っていいのかどうか、わからなかった。

 助けたい、とは思う。

 けれどそれは僕がやるべきことなのかどうか、判断できなかった。

「……ふぅ。ここまでにしましょう、近藤さん」

「そうだな」

 そんなふたりの声に半分無意識に反応して、僕はもう淹れ終わってるだろうコーヒーを取りにキッチンに向かう。

「克樹さん。何があったのですか?」

 背中からかけられた声に、僕は振り返る。

 両手にフレイとフレイヤを持って近づいてきた、フリルの多いうす水色のサマードレスを着た灯理は、赤い横線の入った真っ白なスマートギア越しに、僕の目を真っ直ぐに見つめてきた。

「いや、僕には別に何も」

「言い直します。夏姫さんに何があったのですか? 克樹さんは何を知らされたのでしょうか?」

 額にシワを寄せて険しい顔をする灯理に、僕は近藤の方に助けを求める視線を飛ばすが、そっちからも同じような険しい視線が向けられているだけだった。

「……言えない。僕からは、何も」

「でしたらリーリエさん、ご存じでしたら教えてください」

『あたしも知ってるけど、やっぱり言えないよ。おにぃちゃんが言わないなら』

 リーリエの声がする天井の方に顔を向け、険しいを超えて不機嫌そうな顔になった灯理。

 それでも、僕は夏姫のことを話すことはできない。

 遠坂から話を聞いた後も連絡を入れてみたが、夏姫から返事はない。僕はたぶん、彼女から拒絶されてるんだ。

 僕の顔を見つめ直した灯理は、しばらくそのまま不機嫌そうな顔を見せた後、盛大なため息を吐いた。

「克樹さんは、どうされたいのですか?」

「僕は……。どうしたいのかって訊かれても、夏姫がどうしたいのかわからないと……」

 夏姫が僕に話さないように遠坂に言った理由は、何となくわかるけど、はっきりとはわからない。

 あいつがどうしたいのかがわからないと、僕は動けない。動こうと思っても、どうしていいのかわからない。

 考えすぎて眠れてないからか、少し呆然としてる頭で小柄な灯理のことを見下ろしていた。

 そんな僕を見ていた灯理は、奥歯を強く噛みしめ、フレイヤを床に立たせて、唱えた。

「アライズ!」

 僕と灯理の間に現れた、百二十センチの白いゴスロリ衣装を纏ったフレイヤ。

『何するの? 灯理! あっ、らぁーいずっ!』

 テーブルの上に置いてあったアリシアをアライズさせたリーリエが、僕とフレイヤの間に割って入ってくる。

「邪魔をしないでください、リーリエさん。別にたいしたことをするわけではありません。ただ、ワタシの力では足りないので、フレイヤの力を借りるだけです」

 両腕を広げてフレイヤの前に立ち塞がるアリシアの顔を振り向かせて、リーリエが心配そうな表情を向けてくる。

 灯理が何をするつもりなのかわからないけど、リーリエに小さく頷いてみせると、水色のツインテールを垂れ下げて消沈した様子を見せながら、アリシアが脇にどいた。

「歯を食いしばってくださいっ」

 近づいてきたフレイヤが両手を伸ばして襟元をつかんで引っ張り、前屈みになった僕の頬を、踏み込んできた灯理の平手が打った。

 歯を食いしばるほどにも強くなかった平手打ち。

 でも大きく響いた音と、意外な灯理の行動は、僕の頭の中の雲を吹き飛ばすには充分だった。

「夏姫さんがどんな問題を抱えているのかは、話していただけないのであればワタシにはわかりません。けれど、克樹さんは何もしないでいいのですか? このまま放っておいて解決する問題なのですか?」

「それは……、たぶん、悪化するかも知れないことだけど」

「だったら克樹さんはどうされるのですか! このまま遠くで夏姫さんが不幸になっていくのを見ているだけなのですか? 連絡がない? 夏姫さんが何を考えているのかわからない? それがどうしたのですか。いまの問題は、克樹さんがどうしたいか、それだけです!」

 たぶん、スマートギアがなければ怒りに燃える瞳をしてるだろう灯理。

 彼女の言葉が、僕の頭に染みこんでくる。

「悪化していく問題なのだとするなら、いつかは夏姫さんのいまの状況に何らかの結果が出るのでしょう。それが出たとき、克樹さんはどうされるのですか? 悔しがるだけですか?」

「僕は……」

 結果が出たとき、場合によっては夏姫は僕の側からいなくなる。

 その可能性は理解してるけど、彼女がそれを望んでいるなら、僕は彼女の判断に従うしかない。……そのはずだ。

「後悔なんて、やるだけのことをやってからすればいいでしょう。夏姫さんが何を考えているのかはワタシにもわかりません。でも、克樹さんはどうしたいのですか? 後悔をするような選択をしたいのですか?」

「何かするのは、夏姫にとって迷惑かも知れない」

「そんなこと知ったことですか? ワタシは……、ワタシは最初、迷惑だと感じましたよ? ワタシのスフィアを奪わないことを、恨みましたよ。その気持ちは、いまでも残っています」

「それは、オレも少しあるな」

 そう言って灯理の隣に並んだ近藤。

 苦笑いを浮かべた彼と、もしかしたら涙を浮かべてるかもしれない灯理に、僕は見つめられている。

「克樹さんがどう考えてスフィアを奪わないのかは、いまでもよくわかりません。克樹さんなりの考えがあるのはわかっています。でも、ワタシはその考えを押しつけられたのです。貴方に負けたのですから従うのが筋でしょうし、いまでは受け入れていますが、克樹さんの考えを一方的に押しつけられたことには代わりありません」

 何となく、灯理の言いたいことがわかってきた気がする。

 フレイヤにつかまれていた襟首を離してもらった僕は、アリシアも並んで六つの目から向けられる視線を受け止める。

「オレは、負けたくなかったし、足掻いてでも脱落しないようにするつもりだった。でももし、スフィアを奪われたら、諦めるつもりだった。いや、諦めることができると思ってたんだ」

「ワタシもそうです。それなのに、克樹さんは、克樹さんの考えでスフィアをワタシたちから奪わなかった。ワタシや、近藤さんの考えも想いも無視して」

「うん。そうだね。その通りだよ。僕は僕の考えをふたりに押しつけたんだ」

「夏姫さんが、どんな考えで連絡してくれないのかはわかりません。でもそれは夏姫さんの考えです。夏姫さんの考えも、望みも、ちゃんと話し合わなければわかりません。夏姫さんの想いを受け止めるためには、遠くから見ていてはいけないのです。違いますか? 克樹さん」

「……そうだな」

 灯理の言う通りだと思う。

 このまま放っておけば、夏姫がどうなるかはわからない。拒絶されているからって、話をしなければあいつが何を考えてるかはわからないままだ。

 ――僕は、知りたい。

 夏姫が何を考えてるかを。夏姫がどんな状況にいるのか、詳しいことを。

「ある程度の状況はわかってるけど、僕にどこまでのことができるかはわからない。どこまでやっていいのかわからない。でも夏姫に訊いてみないと、僕ができることも、やれる範囲もわからない」

「えぇ、その通りです」

 やっと笑ってくれた灯理。

 近藤も笑顔を見せ、リーリエもまた、アリシアに笑みを浮かべさせていた。

『あたしも心配だったんだ。夏姫ともうずっと会ってないんだもん』

「そうだな」

 そう言って笑うリーリエに、僕も笑顔を見せていた。

「克樹さんも、夏姫さんが心配ですか?」

「もちろん」

「――克樹さんにとって、夏姫さんはどんな人なのですか?」

「それは……」

 不意に差し込まれた灯理の問いに、僕は応えに詰まる。

 遠坂に問われたときにはっきり答えたことだけど、灯理に言うのはためらわれた。どう話していのか、いい言葉が思い浮かばなかった。

「それは、その、えぇっと……」

 意地悪な笑みを浮かべる灯理は、僕をいじって楽しんでいるのかも知れない。

 ニヤニヤと笑う灯理に詰め寄られて、僕は後退る。

 でもふと、表情を引き締めた彼女は言った。

「それがはっきりとあるなら、その想いを守るために何をすればいいのか、それを考えてやっていけばいいと思います」

「うん、そうだね」

「克樹さんは本当、お節介焼きで、心配性で、自分の考えを一方的に押しつける人で、……でも、だからこそ、ワタシはいまここにいます」

 僕から大きく一歩離れて、後ろで手を組んだ灯理は、朗らかな笑みを見せてくれた。

「ワタシは、そんな克樹さんが好きですよ」

「す、好きって……」

「夏姫さんも、たぶん同じような気持ちを持っています。そんな夏姫さんを、克樹さんはどうされるつもりですか?」

 灯理と近藤とリーリエの、三人の笑みに、僕は大きく息を吸う。

 目をつむって、胸いっぱいに吸い込んだ想いを、身体に満たした。

「……ちょっと、これから出かけてくる。家のことはリーリエに任せておけばいいからっ」

「はい。行ってらっしゃい」

 灯理の声に送られて、出かける準備を開始した僕はできるだけ急いで家を出た。

 

 

 

 スマートギアやアリシアなどをデイパックに詰めて克樹が家を飛び出した後、近藤はテーブルやソファを所定の位置に戻していた。

 アライズしたままのフレイヤで手伝ってくれた灯理は、饒舌だったさきほどとは打って変わって、静かに立って何も言わず、ドールをコントロールしているだけだった。

「……本当によかったのか?」

「何がですか?」

 ピクシードールに戻したフレイヤをアタッシェケースに収めていた灯理に、近藤は問うてみた。

「いや……。なんか中里が克樹の奴をけしかけたみたいになってたが」

「そういった感じになっていましたね」

 あっさりと言う灯理に、近藤は彼女の真意をつかみ切れずに首を傾げるしかなかった。

「中里は……、克樹のことが、好きなんだろ?」

「えぇ。好きですよ」

「そういう軽いのと違って、割と本気で」

 それまで微笑みを浮かべていた灯理は、小さく開いた口に手の平を当てる。

「意外と鋭いのですね、近藤さんは。克樹さんはワタシがどのような想いで接しているのか図りかねていたようでしたのに」

「オレにはまぁ、彼女が……、いたからな」

「そうでしたね」

 恋人としてつき合ったのは、元々身体が弱く、病気で亡くなってしまった梨里香ひとり。幼馴染みだった彼女とちゃんとつき合うようになったのは中学に入ってからだったが、決して長いとは言えない恋愛期間の中で、女の子の考えや想いについては、少しわかるようになっていた。

 夏姫がいるときには見せつけるように克樹に身体を寄せていた灯理。

 しかし夏姫がいないときには、いたずらや意地悪でやることはあるが、一定の距離を保つようにしている彼女。

 スマートギアに覆われた目を見ることはできないが、口元に笑みを浮かべていても、彼女が克樹に向ける視線は、決してふざけたものではないと、何となく感じていた。

「克樹さんは何より優良物件でしたからね」

「優良物件って……。そういう意味でだったのか?」

「そう思いませんか? すでに高校生としては破格の、社会人としても通用するほどの収入があり、エリキシルバトルのことを考えると不安もありますが、いまも成長中のスフィアドール業界に人脈を形成しています。その上あまり詳しい話は聞いていませんが、経済界に通じている人とも繋がりがあるそうですし」

「そんな話も少し聞いたな」

 稽古をつけてもらったと言っていた克樹とリーリエの師匠の話は、灯理との戦いが終わった後に少しだが聞いていた。まだ会ったことはなかったが、ずいぶん裕福な人らしい。

「将来性も含めて考えれば、一発当てて大きくなるような方ではなさそうですが、堅実に、ある程度余裕を持った生活を将来送れるだろうくらいの方だと思いますよ、克樹さんは」

「中里にとって、克樹はそういう相手だったのか?」

「そう思われますか?」

 小さく首を傾げ、口元に笑みを浮かべて、そう問うてくる灯理。

 やはり彼女の瞳に映っているものは見えないが、もし見えていたら、泣きそうな色を浮かべているような気がしていた。

「どうなんだろうな」

「ワタシは画家なのです。もし目を治すことができたら、また絵を描きます。それなりに名が知られているとは言え、美術の世界で自分の食い扶持を稼ぐのは、とても難しいものなのです。それに、目が治らないとしても、絵を描くことを忘れることができないワタシは、社会的には役に立たない人間と言えるでしょう。他に生きる術を見つけるにしても、ワタシは画家であることを諦めることはできないと思います。だから、ワタシが選ぶ相手は、経済的に余裕があることが最低条件になります」

 茶化すようににっこりと笑う灯理は、言葉をつけ加える。

「もちろん、それはワタシからの条件であって、ワタシが選んだ相手に受け入れてもらえるかどうかは、別問題ですが」

「まぁ、そうだろうな」

「先ほども克樹さんに言いましたが、ワタシは優しい彼が好きです。お節介焼きで、心配性で、でもやはり男の子で、不器用な、そんなあの人のことが好きです。そのことは言葉にして言っていますが、伝わってはいないのでしょうね」

 確かに灯理は、自分の気持ちを行動でも、言葉でも克樹に主張していた。

 そんな彼女の様子に驚いたり疑問を感じてるばかりの彼には、伝わっている様子がないのも、確かだった。

「それから、残念なことに、ワタシは夏姫さんのことも好きなのですよ。友達として、ですけどね。そして彼女には、幸せになってほしいと、そう思います」

「……あぁ」

 もう訊かずともひとりで話している状態の灯理に、近藤から言うべき言葉はなかった。溜まっているものを吐き出すだけ吐き出せばいいと、そう思う。

「元々、ワタシには入り込む余地はなかったのですよ。克樹さんと夏姫さんは、ワタシがふたりに知り合ったときには、もうお互いのことを見ていましたから。……まぁ、そのことに本人たちの方が気づいていないようでしたけれど」

「確かにその通りだな」

 最初は敵として出会った克樹と夏姫。

 ふたりが話しているのを近藤が見たときには、何となくだったが、もう友達同士という関係には見えなくなっていた。

 通り魔事件の停学が解け、二年になってから再会したときには、つき合っていないのが不思議に思うくらいの距離感になっていた。

「このまま上手く行けば、あのふたりは正式につき合うことになると思います。ですけど、男女の仲というのはわからないものなのですよ」

「そういうものか?」

「えぇ。ワタシの家は、才能はあるものの人脈のなかった父と、横の繋がりはありましたが商品の調達に苦慮する母が、打算によって結ばれた関係だったのです。最初の理由がそうでしたので、愛情は希薄で、母の手によって名が売れるようになった父は、人脈の融通を求める女性から声をかけられるようになりました。打算による結婚でしたのに、母は父が浮気すると、怒るのですよ?」

「なんでなんだろうな」

「さぁ、深いところはワタシにはわかりません。打算で結婚する人も、どんなに好き合っていても結ばれない人もいます。外から見ると問題がなさそうなのに、離婚してしまう人もいます。男女の関係というものは、本当に不思議なものです。だからもし、いま克樹さんと夏姫さんが結ばれるとしても、今後はわかりません。これから先、ワタシがつけ入る隙ができないとも限らないのですよ」

 にっこりと笑う灯理は、近藤に背を向けた。

 天井を仰ぎ、言葉を続ける。

「むしろ微妙な関係のまま続いていた方が厄介なのです。一度つき合って、きっぱりと別れてもらった方が、ワタシが入り込む隙間ができるというものです」

「……そうか」

 細かに肩を震わせている灯理に、近藤は近づきはしなかった。

 慰めてやれればと思う。実質失恋した彼女を、どうにかしてやりたいとも思う。

 けれどそれは自分の役目ではないと、近藤は感じていた。

『だーめだよっ、灯理! おにぃちゃんはあたしのおにぃちゃんなんだよぉーっ』

「そうでしたね。でもそのときは負けませんよ? リーリエさん」

『うんっ。望むところだよ!』

 声を上げてリーリエと一緒に笑って、大きく一度深呼吸をした灯理は、サマードレスの裾を翻しながらくるりと振り返る。

「さて、ワタシたちも克樹さんの後を追いましょう。槙島さんがまた現れないとも限りません。あの方は強いのですから、いざとなったらワタシたちが助けに入らなければなりません」

「そうだな」

 アタッシェケースをトートバッグに収めた灯理は、それを肩に担いだ。

 近藤も充電をしていたガーベラを手に取り、鞄に仕舞って玄関に向かった。

「ありがとうございます、近藤さん」

 LDKを出る一瞬、そう小さな声で言った灯理は、口元を柔らかく綻ばせた。

 

 


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