人身御供はどう生きる?   作:うどん風スープパスタ

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126話 情報交換を終えて

「毎回ありがとう」

「別にいいわよ。それよりここでいいのかしら……私も初めて来るんだけど……」

「営業してるかどうかが怪しいな」

 

 エレナの運転で町につれて来てもらった。

 この間のカフェから程近い場所だが、狭い路地にある店だからか寂れた雰囲気が強い。

 扉に“Gem(宝石)Minerals(鉱物)”と書かれているが……おっ。

 ドアノブはスムーズに回り、軽快なドアベルが鳴った。

 

「……らっしゃい」

「石を見せていただいても?」

「勝手にどうぞ」

 

 無愛想なおっさんがカウンターの中から声をかけてきた。

 しかし商品の並ぶ棚へ目をやり、すぐに手元の雑誌に目を移す。

 接客をする気は無いようだ。

 

 勝手に見せてもらおう。

 幸いと言っていいのか、店内に並ぶ棚には豊富な鉱物類があった。

 アナライズを活用し、アンジェリーナの症状に対応できそうな石を探す。

 

「へぇ、色々あるのね……あっ、これ綺麗。何の石?」

 

 エレナが淡い青の透明な石に興味を持ったようだ。

 

「……アクアマリンだね。日本では3月の誕生石で、ストレス解消に効果があると言われてる、癒しの石だ」

「へぇ、じゃあ……こっちのは?」

「ガーデンクオーツ。水晶の生成過程で別の鉱物が閉じ込められた物だよ。これは心を静めたりするのに効果があるとされるから、とりあえずキープ」

 

 その後も説明しながら探していると、この店は思いのほか品揃えが良かった。

 小さな籠一杯に乗せた候補の石を全部買い店を出る。次は工具だ。

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

「ここ?」

 

 案内された場所は、どう見ても民家にしか見えない一軒家。

 間違いないと言うエレナについて裏へ回ると……

 

「ハァイ」

「よう、お二人さん」

「コリント! それにジェイミー、どうしてここに?」

「おいおいエレナ、何の説明もなく連れてきたのか?」

「工具が使える場所に行くとしか」

「そういえば伝え忘れたかも……ま、いいでしょ」

 

 急な話だったしな。

 というわけで確認をとると、本当にコリントが工具を貸してくれるそうだ。

 ガレージを開けて一言。

 

「ここ使ってくれ。大抵の工具は揃ってるはずだから」

「確かにたくさんあるな……作業台までついてるし」

「親父の趣味なんだよ、日曜大工とかそういうの。ところでタイガーは何作るんだ?」

「アクセサリーをちょっとね」

 

 買ってきた石とその他の材料を作業台に並べ準備を開始。

 材料は瑪瑙の指輪、ガーデンクオーツ、アゼツライト、ワイヤー。

 

 まずは土台作りから。

 

 輪になっているだけのシンプルな瑪瑙の指輪を用意し、その幅と外周の長さを確認。外周よりも少し長めに切りそろえた二本のワイヤーを指輪の縁に沿う幅で並べ、その幅を維持したまま、ワイヤーの間に新たなワイヤーを絡めて葉と蔓の模様を作る。

 

 これを指輪の上からかぶせると、緑一色の単純な指輪に模様がついた。隙間が開くと不恰好になるのでそこは要注意。新しいワイヤーで花を接合する部分を取り付けた後は、適量の接着剤で土台を固定。透明なレジン液も使って光沢を生む。

 

 さらに別途ワイヤーをねじ曲げて花の形を作成。花弁の数は全部で五つ。さらに丸みのある花弁をテキサスでは“ガウラ”、日本語では“白蝶草”と呼ばれる花を参考に先端を角張らせて整える。

 

 一枚一枚、丁寧に。大きさを均等に整えた後は石のカット。

 最初に加工するのは……アゼツライトにしよう。輪切りの薄い板にしてから、花弁の内側に填まるように削り出す。こちらも一枚一枚丁寧に作り上げ、五枚の白い花びらを完成させる。最後に花芯として填め込むガーデンクオーツの板をカットし、バインドルーンを掘り込んでいく。

 

 使用するルーンはシゲル、ラド、ニイド、ダエグの四種類。

 

 “シゲル”は太陽の象徴であり、成功や満ち溢れるエネルギーの象徴。

 しかし明るい光で恵みを与える太陽も、日差しが強すぎれば干ばつという害を生む。

 そういった具合に悪い方向へ出る場合もある。

 アンジェリーナちゃんはまさにそんな状態だろう。

 

 “ラド”はエネルギーの“移動”。欠乏や束縛の“ニイド”で弱め流れを整え。

 “ダエグ”が持つ意味通り、“繰り返し”。正しく“循環”させる。

 事前に自分の体で危険がないことだけは確認してある。

 バインドルーンが魔力の整流器となるよう願いを込めて丁寧に掘り込む。

 

 こうしてできた六枚の板を、先に作ったワイヤーの花へ填め込んで接着。

 さらに完成した花を指輪との接合部に取り付ければ……

 

「……よしっ!」

 

 “ガウラリング”完成!

 

 健康のお守りにもなる瑪瑙の指輪を土台に、心の安定を図るガーデンクオーツ、潜在能力の開花や滞りを解消するエネルギーを持つとされるアゼツライト。この三種を一つにまとめた指輪。アナライズとアドバイスを併用しても問題点は見られない。

 

 アクセサリーとしても会心の出来だ!

 

「終わった?」

「うん。あと接着剤が完全に乾いたら完成だ」

「へぇ、思ったよりちゃんとしてるじゃない」

「デザインもなかなかね」

「タイガーって器用だな。ほら、これ飲めよ」

「ありがとう」

 

 のどが渇いていたことに気づき、コリントから受け取ったコーラをいただきながら、四人で雑談をして乾くのを待った。

 

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

 

 夕方

 

 ~自室~

 

「タイガー、少しいいだろうか?」

 

 帰って着替えようとした矢先に、ボンズさんが訪ねてきた。

 

「はい、大丈夫ですよ」

「話は聞いた。正直な気持ちを言わせて貰うと……私は驚いている。そして君と江戸川先生の協力には心から感謝している。それとは別に少し気になったんだが……」

 

 彼は周りを一度伺って、小声で問いかけた。

 

「君は死期を昔から悟っていたと言う話だが……それはいつからだね?」

「……物心ついた頃から。ボンズさんと最初にお会いするよりも前です」

「では、君が私に鍛えてくれと言った事に関係しているのか?」

 

 頷くと、彼は静かに手で顔を覆う。

 

「いまさらだが……あの時断ったことを少し後悔している。後どれだけの時間が残されているかは分からないが、銃や格闘技のトレーニングにはこれからも付き合おう。そのくらいの礼はさせてほしい」

 

 軍人らしい、と言うべきか?

 切り替えが早く、死期を乗り越えるための助けになりそうな提案をいただいた。

 ありがたい、早速お願いしよう。

 

「あっ先輩! ダメじゃないですか寝てなくちゃ、どこか出かけてたんですよね」

 

 と思ったら天田の登場。

 そういや俺は今日病気って事になってたんだった。

 もう大丈夫だと言っても、天田は聞いてくれない。

 遠慮なく物を言ってくれるようにはなってきたが……

 

「分かった、今日はおとなしくしておくよ」

「当然ですっ!」

「ははは……ボンズさん、例のお守りはエレナに渡してあるので」

「ではそっちに顔を出すよ。ひとまず夕食まで休むといい。体調は良さそうだが、今日はタイガーのテレビを見ながら食べることになっているから、きっと大変になる」

「えっ?」

「ビデオに撮って鑑賞会だと言っただろう?」

 

 そうか、放送ってこっちの時間だと今朝だったんだ。

 ってか本当にやるのか!?

 

「機械関係はロイドとエイミーが得意でね、セッティングは完璧さ。リアンもポップコーンとコーラを買って帰ってきているところだと連絡が入った」

「夜の話ですか? 今日はパーッとやろう! って話になってたんですけど……先輩知らなかったんだ……」

 

 もうすでに取りやめられない所まで話が進んでいたようだ……

 

 

 ……

 

 …………

 

 ………………

 

 夜

 

『それで打ち上げとかも一緒に行ったんです~』

『そうそう! それでこの子ったらもう気配り上手でね、料理やお酒を頼むタイミングが完璧なの。もうホスト並みよ!』

『ホスト並ってほめ言葉ですか? ……というかそもそも、行かれるんですか?』

『……たまにね?』

『行くんかい!』

『私みたいなのを入店拒否しないとこ、意外と多いわよ。アナタは顔じゃなくて気配りとトークで……だいたい上から七番目くらいになれそう』

『ごめんなさい。話振っちゃいましたけど、そんな聞きたくなかったです』

『ちょっとアンタ、そりゃないでしょう!?』

 

 リビングの巨大なテレビから、番組の映像と笑い声が流れている。

 それに釣られて笑う親父たち。

 

「おっ、加藤だ、加藤が写ったぞ!」

「父さんナースティーボーイズ好きだったっけ?」

「あ? いや、あいつら俺の後輩だからな。テレビに映るとやっぱ嬉しいわ」

「へぇ……えっ!?」

 

 なにそれ、初耳なんだけど。

 

「族だった頃の後輩っつうか舎弟だよ。学校は違ったし、足を洗ってからは連絡も取ってなかったんだが、他のやつから又聞きで芸人やってるって聞いてな。それから応援してんだ」

「……世間って意外と狭いな……」

「タイガー、そっちのコーラとってくださーい」

「はいはい」

 

 英文字幕もついていて、ジョーンズ家の皆さんも楽しめているようだ。

 そして番組が終わると謎の拍手で締められた。

 

「日本のテレビも面白かったわね」

「なかなかやるじゃねぇか影虎、おう?」

「カイルとウィリアムにも見せたかったな」

「リアン伯父さん、これビデオだから見せれば良いんじゃないの?」

「あの二人に見せたらタイガーが大変になるわよ、きっと」

「虎ちゃんは本格的に何かやらないの? 司会の方も仰ってたけど、なにか目的を作ってもいいと思うの」

 

 口々に番組での活躍にお褒めの言葉をいただいて、それに返していると……

 

「ロイド、そんなとこで何やってるんだ?」

「ネットの評判もチェックしてみたんだけど、この番組すごく評判いいみたいだよ!」

 

 そう言いながらこちらに向けられたノートパソコンの画面には、スポーツ関係のサイトにあの番組名が大きく載せられていた。

 

「すごいな、海外のページにまで番組のことが載ってるなんて」

「昔と違って個人用の通信機器も発達してるからね。動画サイトに投稿された映像とか、だいぶ拡散してるよ。それにオリンピックの開会式は明日じゃない? スポーツ関係の話題がホットになってるからね。タイミングもあると思う、けどほら! タイガーのことも載ってるよ!」

 

 参加者の1人として、名前は確かに載っている。

 しかしこうして改めて見てみると、嬉しいような気恥ずかしいような……

 

「これ日本でも話題になってるのかな?」

「だと思うけど……掲示板でも覗いてみる?」

 

 言いながらPCを操作して素早く日本語の掲示板を開いてくれた。

 

「適当に開いたけど、あの番組の話題専門のスレッドだよね?」

「うん、間違いない」

 

 スレッドのタイトルと時間を見る限り、番組を見ながらリアルタイムで書き込みされていたようだ。オープニングと前半、後半とエンディングでスレッドが二つに分けられている。まず前半の方に目を通してみた。

 

「いろんな意見はあるけど、おおむね好意的に受け付けられてるみたいだ」

 

 あの緊張でガチガチだった男子には“情けない”“もっと堂々としろ”から後に行くにつれて“かわいい”“応援してしまう”など。あの名門女子校の女の子は淡々としていたので、競技よりも容姿に関するコメントが大半を占めている。

 

 特に注目を集めていたのはあの“光明院(こうみょういん) (ひかる)”。競技では良い結果を残し、容姿は俺から見ても優れている。そこにアイドル事務所所属ということの話題性も加わって、話が弾んでいるようだ。

 

 前半に続き、気になる後半の反応は……?

 

『後半始まった』

『こんなの運動会みたいなもんだろ、プロと比べたらお遊び』

『椎名って子、すげーかわいくない?』

『腰細い。羨ましい』

『萩野ちゃん。キツめな雰囲気が頑張ってる感じで良い』

『ロリコン乙』

『なんか体育会系っぽくないのが一人いるな』

 

 時間差がほとんどなく、次々と書き込まれたであろう掲示板のログ。

 後半で体育会系っぽくないのって……俺だろうな。

 

『今度もあだ名紹介からか。ってか相撲の子分かりやすっ!』

『特攻隊長www』

『特攻隊長(笑)』

『よりによって一番ヒョロいのが特攻隊長だったでござる』

 

 ……特攻隊長についてめっちゃ笑われてるなぁ。

 他の皆のも流し見て、俺が出てくる部分へ急ぐ。

 最後だからどんどん進めて……このあたりからか。

 

『いよいよ最後か。結構面白かったな』

『女子がかわいかった、見てよかった』

『だよな。やっぱ女子は顔で選ばれるのかな?』

『さーて、特攻隊長のおでましだww』

『一番地味な奴がトリだったでござる』

『つーか学校名、聞いたことある気がする』

『月光館は名門進学校。桐条グループが経営母体の有名どころ』

『いいとこのお坊ちゃまかよ』

『努力とか根性とか知らなそう』

 

 ……マイナスの意見が多め。

 第一印象はあまり良くなさそうだ。

 

『素人のわりに面白くない?』

『めっちゃトークしてる』

『爆笑まではないけど、クスッとくるな』

『下手な芸人よりは見てられる』

『安易な下ネタとか、見てて不快になる芸人よりはな。でもプロと比べたら全然』

『成績=名門進学校の学年一位。運動=初っ端から良い記録出してる。コミュ力=これまでで一番堂々と軽快にトークしてるから高そう。……化け物かコイツ』

『外見だけがおしい』

『これでイケメンだったら嫉妬の炎が燃え盛ってる所だ』

『運が良かったな』

 

 好き放題言ってるな……でもちょっと流れが変わってきた。

 あ、もう部室の紹介か。

 

『部室、ってか、個室?』

『建物一つ丸々部室ってすごくね?』

『ボロイけど確かに』

『舎弟出てきたww』

『マネージャーたんカワユス』

『俺の好みにドストライク』

 

 ……山岸さんが人気のようだ。

 

『唐突に料理番組が始まった』

『渋谷……キャラなのは分かるけど、さすがに図々しい』

『男の手料理とか誰得?』

『アレクサンドラ得』

『納得』

『それな』

『マネージャー映して欲しいわ』

『あの子の手料理食いたい』

 

 ……知らないって幸せだなぁ……

 

『説明しながら手元見てねぇぞこいつ』

『冷やし中華うまそう。作ってみよう』

『バイトか何かやってるのかな?』

『あ、聞いた』

『占い師wwww』

『アクセサリーショップで占い師って何だよ。つか何でだよ』

『常に予想をおかしな方向に裏切っていくスタイル。嫌いじゃない』

『……こいつ、雑誌に載ってたかも。占い師として』

『有名な占い師なのか?』

『何の雑誌?』

 

 占い師について注目しすぎじゃない?

 

『ファッ!?』

『なにこの体wwwww』

『体よりもトレーニングだろ、少林寺かよ』

『あの棒、鉄パイプ? 明らかに金属の光沢、ってか舎弟二人は容赦なさすぎない?』

『打ち所間違ったら死ねそうな振り方』

『それに平然と耐える男。いや、漢』

『これは特攻隊長ですわ』

『ナマ言ってサーセンっした!』

 

 どうやらプロデューサの意図通りに進んだらしい。

 このあたりから手のひら返しが始まった。

 

『悲報 特攻隊長、無茶ぶりの餌食に』

『素人でも遠慮なしか』

『え、やる気?』

『朗報 特攻隊長、無茶ぶりを乗り切る』

『ネタあんのかよwwwwwwww』

『さすが特攻隊長! 俺らの予想の斜め上を行く!』

『ネタ無かったとしても大丈夫そうだからやったんじゃない? てか司会者の目が』

『輝いてるなぁ……』

『この司会リアルにドSって聞いたことある』

『有名な話だな』

『さすがに自重したか。もっとボロが出るまで追い詰めてもいいのに』

 

 ……そろそろクライマックスが近い。おっ!

 

『46秒27!? 速すぎィ!!』

『天才高校生現る!?』

『この記録ってそんなに速いんですか? 運動をまったくしないので分かりません』

『こんなのオリンピック選手と比べたら遅すぎ』

『高校生とオリンピック出場選手を比べんなし』

『嫉妬乙』

『こいつ最初の方からずっといるな』

『メチャクチャ速いよ、この記録』

『kwsk』

『ggrks』

『計算してみりゃわかるだろ』

『距離400mを46秒27で走るんだから、秒速8.645。時速に直すと30kmちょい』

『速いな。短距離走だからこそのペースだろうけど』

『ちょっと調べてみた。こいつ高校一年だよな? だとしたら凄い記録になってんだけど』

『一週間の練習でこれはもう奇跡レベル』

『ヤラセ? ドーピング?』

『ドーピング検査パスしなかったら放映されないんじゃなかったっけ? この番組』

『最初にそう言ってた。本当だったらこの記録は本物ってことになる』

『専門的に陸上をやってなかっただけじゃない? 体は見るからに鍛えてたし……』

『本気で継続したらどうなるんだろう』

『俺はそれより、これまで目標らしい目標なくあそこまで鍛え続けた事の方が驚き』

『司会も言ってたけど、目標設定はモチベーションの維持に重要』

『鍛え始めた理由が“幼い頃に怖い夢を見た”だもんなぁ……』

『大会出場経験もなし。何を心の支えにしてきたんだこの人。俺なら途中で投げるわ』

『頭の良いバカ? 悪い意味じゃなくて、なんだろう』

『なんとなく言いたい事は分かる。とりあえずこの子には目標を見つけてほしい』

『何かスポーツをやってほしい』

『何でも良いから大会に出てほしい』

『とりあえずその身体能力を無駄にしないでほしい』

『最後盛り上がったわ。弾みがついてオリンピックが楽しみ』

 

 ……爆発的に書き込みが増え、そのまま番組終了後も書き込みが続いている。

 ……嫉妬や敵意を感じるコメントもあったけど、おおむね好印象と見て良さそうだ。


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