ネギまとかちょっと真面目に妄想してみた   作:おーり

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双識さんと読み方同じでしたねー・・・
忘れてくれて構いません。所詮戯言なので

なんだか前回書き過ぎた割には内容も飛び飛びに抜けていたような気もします
編集するべきでしょうが、めんどkハナシの内容は大差ないと思われますので、矛盾点や突っ込み箇所が露見しない限りは敢えてあのままにしておきます
盛大な黒歴史の暴露会場www
酒飲んで書くもんじゃねえっすねw
ちなみに今回のタイトルはスタンドとは直接関係していません。そんな三十二話

・・・しかし、高級ランジェリー買い占め団にツッコミがなかったのが解せぬ・・・そんなにマイナーな団体だったかなぁ・・・?



『いともたやすく行われるえげつない行為』

 

 それは私がお買い物に出たときのハナシでした。

 烏丸さんの勝手な判断で急遽我が家に宿泊する流れになったことに、わがマスターは隠そうとしていながらもたいそう喜んでおられました。

 ただ、そのために食事を一人分多目に用意しなければいけなくなってしまったことに対する労いの言葉は、私にはございません。

 普段より特別な労いなど貰ってはいないこの身ですが、流されたままというのも釈然としないものがあります。

 せめてもの反骨精神の表れとして、本日の夕飯はにんにくたっぷりのペペロンチーノにすることに決定いたしました。

 

 しかしここで驚愕の事実。

 なんと我が家にはにんにくのストックがまったくございません。

 マスターがにんにく嫌いなために、我が家では普段よりにんにくを使った料理は提供していないのです。

 まったく、好き嫌いが激しいマスターを持つと大変面倒です。

 私は仕方なくにんにくの購入のために、あとは顔見知りの野良の子猫たちのためのごはんをあげるために、町へと繰り出したのでした。

 

 そんな最中の出来事です。

 

 

「茶々丸さん! 覚悟です!」

 

 

 ネギ先生が杖を構えてこちらになにやら叫んできました。

 

 

「――なるほど、私が一人になるところを狙った。そういうわけですか」

 

 

 中々に狡猾な手段を使います。

 表立って敵対したのですから、従者が一人になったところを狙うのは確かに魔法使いと対峙するときのセオリーでもありますね。

 しかし、てっきり烏丸さんが真っ先に狙われるのかと思っていましたが……烏丸さんのことですから何か脅迫染みたことをして自分から狙いを外させたのかもしれませんね。

 

 

「僕の血を狙うのをやめていただけませんか……? そう約束すれば、見逃してもかまいません」

 

「すみませんネギ先生。マスターのご命令ですので」

 

「やはり駄目ですか……なら、仕方ありませんねっ!

 契約執行! 60秒間! 雪広あやか!」

 

 

 なんと。

 ネギ先生の宣言とともに雪広さんが茂みから飛び出てきました。その様はまるでポケ●ンのようですね。

 どうやら雪広さんがネギ先生と従者契約をしたようです。仮か本かは判別できませんが、彼女ならば納得もいきます。

 

 

「いきますわよ絡繰さんっ!」

 

「迎え撃たせていただきます」

 

 

 伸ばし、逸らし、交わし、掬い、払い、引き、押し、流し、矧がして、穿ち、かわされる。

 互いに拳を打つ戦法ではなく、投げを主体とする合気の戦い方なのが災いしているのでしょう。共に決定打はなく、一進一退の攻防、いや、決めあぐねている仕合が延々と続きます。

 

 雪広さんの身体を薄く包んで輝いているのはネギ先生の魔力です。

 それは簡易防御の役割と身体能力の余剰上昇を促すシステムです。それがただの一般人ならば急激に上がった身体能力に振り回されることになるのでしょうが、どうやら雪広さんはもとより運動神経がよいお陰か振り回されることなく手足を腕脚をしなやかに動かし、私の懐へと攻め込んできます。

 

 しかし後一歩が届かない。

 互いにそんな状況の中、

 

 

「いいんちょさん! 右です!」

 

 

 不意に、

 

 

「ふっ!」

「――っ?」

 

 

 ――心を、読まれました。

 

 

「右下! 左手! 脇腹! 左肩!」

 

 

 叫んでいるのは、宮崎さん? その手に持っているのは……、

 

 

「――! 気づきましたね!」

 

 

 あれは、『いどのえにっき』ですか。

 なるほど、従者契約していたのは宮崎さんもでしたか。

 前衛と後方支援の連携がよく取れた戦術です。正直、侮っていました。

 

 

「――これは、一人では分が悪すぎますね……」

 

「今です! 魔法の射手! 光の7矢!」

 

 

 っ、このタイミングで更にネギ先生の魔法ですか?

 しかし、七発程度ならば雪広さんの攻防を凌がなくとも……

 

 

――ニャアー

 

「!?」

 

 

 気がつけばすぐ背後には子猫の姿がありました。

 そして雪広さんは既に魔法の射手が当たらない距離に避難しています。

 これは、まさか、誘導されていた……?

 

 愕然とした表情でネギ先生を見れば――、

 

 

「茶々丸さんが避ければ、子猫は粉々だぁーーーッ!!!」

 

「――ッ!」

 

 

 考えましたね、チクショウッ。

 

 

   × × × × ×

 

 

「――と、そこへ颯爽と現れて魔法の射手を叩き落とし、ネギ先生にビンタをかまし、私と子猫の窮地を救ってくれたのが、本日お礼として夕飯にお呼びした大河内さんです」

 

「ど、どうも……」

 

 

 何か始まった、と思ったら野菜星の王子みたいな台詞を吐いた薬味坊主で〆られた。

 そしてエヴァ姉のログハウスの入り口には茶々丸に連れられて、若干申し訳なさそうにアキラたんが佇んでいる。

 まあとにかく。

 

 

「ま、いらっしゃい。茶々丸を助けてくれてありがとね」

 

「ううん、ちょうど通りかかっただけだから」

 

 

 そんな風に謙遜するアキラたんに対して、茶々丸が否定の意で、

 

 

「いいえ、大河内さんには感謝しています

 助けていただきありがとうございました」

 

「そ、そんな畏まらなくっても……

 あ、あと、アキラ、でいいよ」

 

「では、私のことも。是非、茶々丸、とお呼びください」

 

 

 なんか稀に見るタイプの友情が成立してた。

 

 それはともかく、従者契約をしたのが明日菜ではなくて雪広と宮崎が最初かー。

 好感度の高さで言うなら確かに二人とも第一候補だろうけど、明日菜は契約してないのかね?

 あとネギ君が下衆過ぎる。一体彼に何があった?

 

 なんか無事修正できたと思っていたのだけど、随分原作から乖離しちまっているなー。

 ま、どんな展開になろうと特に気にすることもないけど。俺の目標は大して変わらん。

 

 それはそうと夕食はにんにくたっぷりのペペロンチーノだった。

 エヴァ姉が涙目で可愛かった。

 

 




~野菜星の王子
 「俺は誇りある王子のネギータ様だぞ……ッ!?」
 どっちも一応王族だし。足してみた。


前回に比べて非常に短い仕上がり。でも元はこんな感じだったと思う。第一話の文章量なんかと比べれば、ねえ?

前回の内容があまりにもアレ過ぎたのか評価が落ちました。チカタナイネ。
割とgdgdだったし、ある意味納得の結果。
なんとか書き方をリフレッシュさせたいなぁ・・・

あと『月刊ぱんつあー』はエ●本ではございません。世の男性が普通に所持していてもおかしくない程度の内容の、ある程度はノーマルで健全な購読雑誌です。名前はアレですが。
つまり、そらもこの世界では普通の性癖の一般男性なんだよ! ΩΩΩ<ナ、ナンダッテー!?
説得力ねえなぁ。

次回、エヴァのターン。では


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