〈※凍結中〉IS インフィニット・ストラトス 高専生がIS世界に転生!? 作:瑞翼 翔
修治「それで、今回投稿が約四ヶ月遅れた理由は?(怒)」
作者「スミマセン。外国に研修に行っていたり、テストで執筆が進みませんでした」
修治「本当にそれだけか?(激怒)」
作者「ほ、本当は『艦これ』をやっていました!」
修治「最初っからそういえば良いものを………。それで今回の夏イベ、秋イベはどうだったんだ?」
作者「夏イベは『伊26』『水無月』をゲットして、秋イベは『コマンダン・テスト』『瑞穂』『親潮』をゲットしました」
修治「そうか(その内〆よう)」
作者、修治「「それでは、第8話をどうぞ!」」
修治side
Buongiorno.神上修治です。さて、俺は今父さんに『お前も14歳になったから
と思ったら、おもむろに父さんがある本棚に入っている本を引き出した。すると、
ゴゴゴゴゴッ
という音が鳴って、本棚の奥からエレベーターが出てきた。
「(なあ、修治。これ、去年のあれに似ているな)」
「(まあ、そうだな)」
そして、父さんがそのエレベーターに乗ったので、俺もついていく。俺がエレベーターに乗り込んだのを確認して父さんがエレベーターのドアを閉め、父さんは社員証をエレベーターのボタンの下の黒い所にかざした。すると、ボタンを押していないのにも拘らず、エレベーターは下降していった。
「修。昨日お前に貸してもらったお前のIDカード。今返すぞ」
「ありがとう。でも、なんで俺のID必要だったの?」
「お前のIDにここに立ち寄ることができる権限を与えたからな。その操作をするために必要だったんだ」
「そうだったんだ。それで、此処は何なの?」
「ここは、
そういうと同時にエレベーターの扉が開き、驚くべき光景が広がった。
(『ヴェーダ』、だと……)
「(厳密には『ヴェーダ』の『メインターミナル』だけどな)」
「(細かい訂正ありがとう、フォン)」
そこには、『ガンダムOO』に出てきた『ヴェーダ』の『メインターミナル』があった。本来は月の裏側にあるんだけどね。ホント、神様やり過ぎだよ……。
「ここは、限られた人しか入れない隠された部屋。そして、この部屋にあるのは『アナハイム・エレクトロニクス』いや、『対暗部情報収集用暗部』である『槇上』の根幹をなす『VEDA』だ」
え?
「……えっと、頭がこの現状について行けないんだけど」
「暗部の意味は分かるよな」
「まあ。つまりは裏稼業だよね」
「そうだ。その襲撃目標を割り出すことによって、それを対暗部用暗部に流して襲撃を未然に阻止するのが私たち『槇上』の仕事だ」
「それは理解したけど、なんで名前が『神上』じゃなくて『槇上』なの?」
「そんなの簡単だ。敵に本名が分かられたらどうなるかわかるだろう」
「あっ(察し」
「察しが良くて助かる」
「それで、俺をここに呼んだ理由は?」
「お前を『槇上』の次期当主に任命する」
「……まじで?」
まあ、そうなるとはわかっていたけどね。ここまで話したんだもん。
「それはいいとして、うちの親戚の『枢木家』も暗部なの?」
「まあ、そうだな。厳密には親戚じゃなくて分家だから、同じ『槇上』なのだが。東の方は神上、西の方は枢木で情報を収集している。」
「なるほど。それで、摩耶と鳥海のどっちが『枢木家』の次期当主なの?」
「鳥海だと思うぞ。摩耶は柄じゃないからな」
さっきから俺と父さんの話に出ている『摩耶』と『鳥海』は俺の従姉妹で同い年なんだけど、まあ御察しの通り『艦これ』の『摩耶』『鳥海』です。ちなみに、俺にはこの二人の他に母方の俺の一個下の従姉妹もいるんだけど、彼女に関してはいつか説明すると思う。
「そうなの。それにしても、『VEDA』って要はなんなの?」
「まあ、かなり精度の高い予測ができる量子コンピューターだな。現に『白騎士事件』も予測していた」
「マジかよ……」
まさかと思うけど、神様が辻褄合わせのために此処までやったんじゃね?
「(多分そうだな)」
「社長。お話は終わりましたか?」
そう言って暗がりから出てきたのは人事部の『九嶋 静(くのしま しずか)』さんだった
「おお、来たか
へ?
「改めて紹介しよう。彼女は人事部副部長兼槇上実動第弐部隊、通称『ノーマン・ウィッチ』所属艦『龍飛』の無人戦闘機パイロットである『RAFALE』だ」
(゜д゜)エッ?
「どゆこと?無人戦闘機なのにパイロットって」
「
「でも、九嶋さんにはお子さんがいるよね?」
その質問に答えたのは、九嶋さんだった。
「ええ。ですから、私の場合は事情が違うんです。私は雪乃を産んで3ヶ月したときの買い物帰りに自動車事故に巻き込まれたんです。幸い、雪乃を連れていかなかったんですが、私は重篤な状態になったんです」
「それで、どうなったんですか」
「私の家族のことを考えて社長は、『アニマ』の技術を応用してくださり、私は一命を取り留めました。その処置の結果、私は『アニマ』用にチューンされた戦闘機『ドーター』にリンク出来るようになったので、私は『ノーマン・ウィッチ』でパイロットをしながら人事部で働いているんです」
「そうでしたか。それで、父さん。
「ああ。『RAFALE』も含めて9人居る。そして、『RAFALE』以外を作ったのは―――」
「私だ」
またも暗がりから出てきたのは、肥満体の中年男性と、エメラルドグリーンの髪色で、琥珀色の瞳を持った中学生位の少女だった。
「ようやく来たか。八代通」
「すまんな、社長。『イーグル』のご機嫌取りしてたら遅くなった」
「全く。あの脳天パッパラパー娘の愚痴なんて何回もループするわ突拍子の無いことを言うわで時間かかるの分かってますわよね」
「そう言うなよ。あいつのご機嫌取らないとシフトをボイコットするときあるんだから」
「えっと、どちら様ですか?」
俺はこの二人の会話に割り込み質問した。それに答えたのは、父さんだった。
「こいつは『八代通 遥』でアナハイム・エレクトロニクス航空機部門主任で、『アニマ計画』の発案者だ」
「八代通だ。それで、こいつが―――」
と、肥満体の中年男性が言い、その次に
「初めまして。私は『始まりのアニマ』である『RF-4EJ ファントム』です。宜しくお願い致しますわ」
エメラルドグリーンの髪色で、琥珀色の瞳を持った中学生位の少女―――もといアニマが言った。
「ああ、宜しくな。ファントム。それに八代通さん」
「おいおい、俺はついでか?」
「いえ、そんなつもりは無いですよ」
「そうか、なら良いが」
「紹介は済んだか?」
「ああ」
「それじゃあ言うが、修のパスで行けるようにしたから、航空機部門の方にも顔を出して、他のアニマとの顔合わせをして欲しい。八代通、頼めるか?」
「ああ。良いが、
「そうか。なら、修は明日の放課後直ぐに航空機部門に顔を出してくれ。それなら良いか?八代通」
「まあ、良いが」
「修はどうだ?」
「明日なら良いよ。部活も無いし」
「なら、今日はこれで良い。各自自分の持ち場に戻ってくれ」
「分かった」
「了解だ、社長」
「了解ですわ」
「分かりました、社長」
というわけで俺たちは解散したのだが、翌日の放課後、俺は八代通さんが言った『
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2021年10月15日 一部を微修正