〈※凍結中〉IS インフィニット・ストラトス 高専生がIS世界に転生!?   作:瑞翼 翔

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FRAME-00 青年はなぜ転生したのか

修治side

 俺、新城修治は、どこにでもいる二十一歳の高専生だ。とはいっても、ある点でついさっき人とは違うことになった。それは―――

 

「俺、死んだよな…………」

 

だとすれば、此処はどこだろう?遠い遠い昔にもここに来たことがあるようなないような……。

「それで、なにしてたっけ?」

 そういって、俺は記憶を手繰り寄せていった。

(確か、久しぶりに外出して欲しいプラモ買って、ウキウキ気分で寮に帰ろうとした時に5トントラックがこっちに突っ込んできて、死んだんだったな)

 

「そのとおりです」

「誰だ、お前」

 

 俺が記憶をたどって行っていたら、急に後ろから15歳くらいで、セーラー服を着た、黒髪で後ろで髪を縛った女性(というか、女子?)が現れた。というか、どっかで見たことのある顔だな~

 

「私は、あなたたちの世界で言うところの神です」

へ~そうなんだ~(棒読み)

「信じてないんですね?」

そらとーぜんだ。――――ん?ちょっと待て、今俺の心の中読んだ?

「そうですよ、だって私は神なので」

「そうか、なら信じます」

「ありがとうございます。それで、スミマセンでしたっ!」

 

そういって、頭を下げた神サマ。

 

「えっ、何で頭下げてるんですか!?」

「実は………。私がミスをしてしまって、あなたが死んでしまったんですよ」

 うわぁ。かなりショックだわ~。

「なので、私があなたに対する罪滅ぼしという形で『転生』をしていただきます」

「『転生』って、あれですよね。二次小説なんかでよくある」

「まあ、そうですね。その解釈で合っています。それで、転生先の世界は何がいいですか?」

「そうですねー。〈インフィニット・ストラトス〉の世界でお願いします」

「ガンダムの世界でもいいんですよ?君好きですよね」

「そうですけど……。ISのほうが、死ぬ確率低いので」

「確かにそうですね。それで、何か希望はありますか?六個くらいなら実現できますよ」

「わかりました。一つ目は、容姿のことなんだが、『ガンダムEXA』の主人公で。二つ目は、記憶は転生しても消さないでくれ。三つ目は、体のスペックについてだが、『ガンダムSEED』の『スーパーコーディネーター』並みの体力で、『更識楯無』に余裕で勝てるようにしつつ、一度見たものは絶対忘れない記憶力を持ってて、ISを独力でコア込みで一から作れるような頭脳にしてくれ。あ、もちろん、ISを動かせるようにもしてくれ」

「もう、この段階でチートですね」

「そうかもしれないですね。それで、四つ目は、専用機を頼む」

「何にするんですか?」

 

うーむ。『ユニコーン』、『バンシィ』、『フェネクス』のどれがいいかな~

 

「あ、言い忘れていましたが、専用機をモビルスーツにした場合、同じ系統もしくは同じ型番の機体を一つにすることができます」

「そうですか。なら、『ガンダムUC』の『RX-0』の全ての機体で、『ユニコーン』と『バンシィ』の装甲を『ヴァリアブル・フェイズシフト装甲』に、『フェネクス』の装甲を『ヤタノカガミ』にして、武装はFAバージョンを込みで全てでお願いします」

「わかりました。五つ目は何ですか?」

「IS世界に『アナハイム・エレクトロニクス』を作って、親を其処の社長にしてくれ。そんで、『篠ノ之束』を匿っていることにしてくれ」

「うわぁ、すごくでっかいことになりそうですね。それで、他には?」

「最後に、織斑一夏、篠ノ之箒、鳳鈴音と幼馴染にしてくれ」

「あ、最後になって、ようやくまともなものですね」

 

 すんげー失礼なこと言われた気がするけど、それは置いといて、

 

「以上です」

「では、IS世界に転生しますよ。あ、そうそう。私の方で、少し矛盾していると思えることとかは直しておきますので、気にしないでください」

「わかりました」

 俺がそういうと、俺が立っていた床が二つに割れ、落ちていった。

 

(あ、あの神サマ。『艦これ』の『吹雪』に似てるんだ…………)

 

 そう思うのを最後に、俺の意識は無くなった。

 

修治side out

 

神サマside

(ハァ~。一日に別の場所で()()間違えて殺してしまったな~神サマ辞めさせられそう……。どうしよう)

 そう思いつつ、上の立場の神様に報告をしに行った。

 

 




4/12修正。
2018年7月、一部修正

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