艦隊これくしょん -艦これ- ~空を貫く月の光~   作:kasyopa

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艦これアニメ第一期の、ホントの最終回。
位置づけ的には12話EDのお話だと思っていただければと思います。

それでは、お楽しみください。


エピローグ

大分戦闘が長引いたからか、私が出撃する頃には空のてっぺんにあった太陽も、

水平線に半分隠れて空を赤く染め上げている。

鎮守府に戻ってきた私達をまず出迎えてくれたのは、睦月さんと如月さんだった。

 

「「お帰り、皆」」

 

にっこりとほほ笑む二人を見るだけでも、ここに戻って来たんだという事を実感する。

吹雪さんと夕立さんは自分の感情を抑えられなかったのか、二人に飛びつく。

 

相変わらずだなと私が思っていると、後ろから思いっきり抱き付かれる。

何事かと思って見てみると、抱き付いて来たのは意外にも大和さんだった。

それに続いて舞風さんが飛びついてきて、その隣に野分さんが立つ。

やれやれと私と同じく首を横に振るのは磯風さんであった。

 

私は彼女達の重みを感じながらも、

いつも通りの日常が戻って来たんだという事を実感を得た。

 

何とか解放されて、私は赤城さんと加賀さんの前に進み出る。

 

「赤城さん、加賀さん。一つ伝言を預かっています」

「伝言……? 一体誰から……」

「はい。『私は貴女の傍に居る』。です」

 

それを聞いて二人は驚き、そして目を閉じる。

 

「……なるほど、天城姉さんも粋な事をするものね」

「死んでも変わらないその余裕……私達も見習いたいものです」

「ありがとうございます涼月さん。貴女に会えてよかった」

「それほどの事はしていません。私は、私の出来る事をしただけに過ぎないのですから」

 

今はその『出来る事』が、他の人と違う事を理解しながら私はそう答えるのだった。

 

 

/////////////////////////

 

 

提督の労いによって、私達はトラック泊地の完全復興まで呉鎮守府でお世話になることになった。

部屋は余っているらしく住むところには困らないらしいが、

私が以前使っていた艦隊用の三人部屋よりも、さらに大きな部屋が用意された。

折角トラック泊地の面々であるのだから別々の部屋になるのは寂しいだろうという、

提督の粋な計らいによるところが大きい。

それは泊地で頑張ってくれている明石さんも例外ではなく、

私達が帰還した頃には、呉に工廠の妖精さんを引き連れて専用の工廠を開いていた。

 

この鎮守府に来た時もその大きさには驚いたが、

ここまで受け入れ態勢が整っているという事を改めて実感することとなった。

 

そして今はトラックの皆と入渠している。

損傷の激しかった一航戦、二航戦の四人や比叡さんは高速修復材によってすぐに修復され、

案外すぐに開いたことでそれが可能となったのだ。

 

「加賀さんや赤城さんと入渠したことがありますが、

 大和さんと大鳳さんの修復時間も相当掛かるんですね」

「ええ。こうやって時間が見えて事は無いのですが、

 こう便利になるというのは複雑な物があります」

「改装されると更なる修復に時間がかかるという話もありますからね」

 

大和さんも大鳳さんも、加賀さんや赤城さんを上回る入渠時間が表記されている。

流石はこの国の最終兵器と最新鋭空母と言ったところだろう。

トラックの入渠はあくまで自分の感覚であってこうも明確に時間は見えない。

それにここまで大規模な出撃も存在しなかった為、そこまで皆入渠を必要としなかったのだ。

 

「しかし、こうして皆で入渠するなど夢にも見なかったな」

「トラックの浴槽はそこまで大きくはありませんからね」

「そうだね。ここまで大きいお風呂なんて初めて」

 

磯風さん、野分さん、舞風さんが思い思いの言葉を述べる。

確かにトラック泊地は野外、屋内とあるもののそこまで大きくはない。

恐らく私達が一斉に入渠すれば双方共にお湯の量が半分ほどになってしまうだろう。

 

「………」

 

と、舞風さんがいつぞやの響さんの様に顔下半分を浸からせて、何かを見ていた。

 

「大和さんの胸って、こうやって見ると大きいよね」

「むっ……!?」

「ま、舞風?!」

 

確かに言われてみればそうかもしれない。

ちらりと視線を送ってみるも既に舞風さんの発言によって視線が集まっていたからか、

当の本人が腕を組んで隠して居た為見る事は叶わなかった。

って何を考えているんだ私!

首を横に振る事で何とかその不埒な考えを捨て去ろうとするけれど、

何故かそれが頭から離れない。

 

「だってさっき浮いてたけどやっぱり凄いボリュームもがもが……」

「す、すみません大和さん! 舞風が変な事を言って」

「い、いえ、気にしてませんよ」

 

一方で大鳳さんがそのことを気にするかなと思って目線を送る。

しかし彼女は逆に気にすることは無く大和さんの胸に視線が行っていた。

 

「……やっぱり、気になります?」

「いえ、そこまで大きくて日常生活に支障が来たらないか思いまして……」

 

確かにあそこまで大きければ、料理の時などに視界の妨げになったり、

運動や砲撃の時に派手に揺れて逆に痛そうだ。

それを感じたのか、大鳳さんは特に自分の事は気にすることなく、

寧ろ自分の体に慣れて居るからか大和さんの事を心配していた。

 

「確かに少し苦労が掛かる事はありますね……肩も凝りますし」

 

大きい人は大きいなりに苦労するのだろう。ふと私の胸に目を落とす。

大きい訳でもなく小さい訳でもない自分の胸は、

防空射撃訓練の時や第六駆逐隊の子達に料理を教えてあげる時に邪魔になることは無かった。

寧ろ大鳳さんの様にもっと小さければ細い隙間などを通り、隠密な行動が出来たかもしれない。

そうすればあの時の吹雪さんの追跡のようなことがあっても、

やり過ごすことが可能かもしれない。

そう思うとむしろ小さい方が得ではないだろうかとすら思えてしまう。

 

だがやはり大和さんの様に大きいと……

その、女性としての解りやすい魅力の一つになるのだと思う。

私は機能面を求めすぎると魅力やセンスを損なうという、

衣装にも似た何かを感じるのであった。

 

そしてその事に対して考えている自分に恥ずかしくなり、

入渠が終わって皆と出るころには完全に脱力してしまっているのだった。

 

 

////////////////////////

 

 

入渠を終えて私達は食堂にやってきていた。

回りでは大和型戦艦である大和さんを一目見ようと艦娘によって群衆が出来ていたが、

同じく夕食を摂ろうとしていた長門さんの鶴の一声によって散り散りになった。

 

「「「「「「いただきます(!)」」」」」」

 

皆で声を合わせ夕食に手を付ける。

今日の晩御飯は意外にもオムライスだった。

いつぞや呉の人達が来た時に大和さんが作っていた事を思い出す。

 

まず一口。大和さんのオムライスとは違い、

チキンライスのケチャップが濃い目だったがこれはこれで悪くない。

卵が良い形で味をまろやかにしている。

 

「大鳳さん。沢山食べないと次で戦えませんよ」

「で、ですがそこまで盛らなくてもいいのでは……」

 

私と磯風さんの間、丁度机の真ん中にまるで山の様に盛られたオムライスが。

大鳳さんのオムライスも自分の胸元辺りの高さまで盛られ相当な量であったが、

それさえも可愛く見える大和さんの量は圧巻の一言に尽きる。

それをすいすい食べ進める大和さんは、

大和撫子と謳われる見た目に反してかなり豪快であった。

 

私達はその光景を見慣れてはいるのだが、初めて食事を共にする大鳳さんも、

回りで食事をしていた艦娘の皆の視線も集めている。

 

「大鳳もこれで解っただろう。本部から大和の出撃が止められていた理由が」

「確かに明石さんに聞いてはいましたが、まさかこれほどとは……」

 

沢山食べる事は良い事だと思う。

しかし自分の許容範囲を超えての注文は、

食べ物に対しても料理人に対しても失礼である。

大和さんはそのことぐらいは重々承知である故にこの量にしているだけで、

私達がどうこう言っても意味のない事だと既に理解していた。

 

逆にこの量まで盛る事に違和感を覚えない呉の料理担当の妖精さんに驚いたが、

冷静に考えれば赤城さんや加賀さんがこれよりか少ない量ではあるものの、

同じような量をカレー大会の時に食していたので合点がいった。

 

「そう言えば大和、あの時食べ損ねた餡蜜、また作ってはくれないか」

 

磯風さんが食事に合わせてか餡蜜の話題を出してくる。

あの時と言っても、私と夕立さんが大和さんの餡蜜を食べた時磯風さんはいなかった。

となると私の知らないところで振舞った事があったのだろう。

 

「なら私も食べたいな! あの時の餡蜜しょっぱかったもん!」

「そうですね……私も、大和さんの餡蜜を頂きたいです」

 

磯風さんの言葉に便乗するように舞風さんが元気よく手を上げる。

野分さんも半分手を上げつつそう言った。

舞風さんの言葉に少しばかり戸惑いを覚える。

料理が上手い大和さんがしょっぱい餡蜜を作るわけがないからだ。

あの夜食べた餡蜜は優しい甘みで流石は大和さんの作った餡蜜だと感動したのに。

 

舞風さんや野分さん、磯風さんが知っている餡蜜は私の知っている餡蜜とは違うのだろうか。

 

「解りました。今度皆に振舞いますよ。大和特製のあま~い餡蜜を」

 

その答えを私が知る必要はないのだろう。

私が知らない時の皆の出来事は、暗雲の中にあったことだろうから。

 

「話を遮るようですまない。少し話があるのだが」

 

私が思考を閉じた時、後ろから声を掛けられる。

誰かと思えば長門秘書官であった。先程の群集を散らした張本人でもある。

 

「長門秘書艦、あの時はありがとうございます」

「いやいい。それに私は秘書艦でもないしな」

 

大和さんに変わって私がお礼をいう。しかしそれは意外な言葉で返された。

 

「長門は秘書艦を解任されて、その引継ぎをお願いしに来たのよ」

 

長門さんの影に隠れていたのか、陸奥さんがひょっこりと顔を出す。

相変わらず、対照的な二人だなと思う。

しかし秘書艦の引継ぎ。かなり大きな話である。

私は一度提督から誘いが来たが丁重に断った。あの時はやるべきことがあったからだ。

となると自然と的は絞れてくる。

 

「長門さん、もしかして私ですか?」

 

大和さんが疑問を飛ばす。それに対して長門さんは静かに頷いた。

それは周りに悟られない為であろう。

彼女も元とは言えど秘書艦だ。そのあたりの的確な判断は健在している。

 

「提督直々の指名だ。直ぐに返事をとは言わない」

「まぁここに一人、その提督直々の指名を蹴った艦娘もいるみたいだけどね?」

 

陸奥さんの発言に周囲五人の視線が一糸乱れず集中する。

私はそれに驚きながらも大和さんとそのオムライスの陰に隠れた。

しかしそれは逆に大和さんに寄り添う形になり、彼女の視線から逃れることは出来なかった。

 

「あの、大和さん。私はその……」

「……なるほど、そう言う手もあるのですね」

 

そう言う選択肢もあるのかという表情をする大和さん。

何かいい案でも浮かんだのだろうか。

 

「すみません長門さん。それはお引き受けできません」

「涼月に加えて大和もか……これは痛いな」

「理由を聞かせてもらえるかしら?」

 

やれやれと首を横に振る長門さんに、やっぱりそうかといった表情で質問を飛ばす陸奥さん。

大和さんはその問いに待ってましたと言わんばかりの顔をした。

 

「私は確かにトラック泊地で指揮を取ってきました。

 それからいきなり、こんなにも多くの艦娘が居る鎮守府で指揮を取ることは出来ません。

 私は涼月さんに磯風さん。舞風さんに野分さん、大鳳さんに明石さんが居る、

 トラック泊地でこれからも指揮を取り続けたい。それが私の理由です」

「……なるほど」

 

目を閉じて腕を組む長門さん。

秘書艦を続けられて嬉しいのか、彼女から明確な答えが聴けたからか、

はたまたどうしようもなく笑うことしか出来ないのか、その口角は自然と上がっていた。

 

「まだまだ、私の苦労は絶えなさそうだな」

「でも、嫌いじゃないでしょ? そういうの」

「ああ。時間を取らせた。提督には私から話しておく」

「ありがとうございます」

 

皆で立ち上がり、食堂を去っていく長門さんと陸奥さんに頭を下げたのだった。

 

 

////////////////////////

 

 

皆で夕食を食べ終えて、私は一人港の一角で月を見上げていた。

 

髪留めは電探と一緒に吹雪さんに渡したので今の私の髪は磯風さんの様になっている。

沖から吹く潮風が場所は違えどトラック泊地に初めて私が来た時のようだ。

 

 

 

 

「『月が綺麗ですね』」

 

そんな声と共に、一人の艦娘が私の後ろに立つ。

もう誰なのかは解っている。私の一番大切な人。

 

「ええ、本当に」

 

振りむけば、和傘を差した大和さんがこちらに向けて微笑んでいる。

私の顔を見て、隣に歩みを進める。

砂浜と違い、ハイヒールの様なその靴がコンクリートの地面を叩いて音を立てた。

それが確実に私へ近づいてきているのだという事を理解させる。

 

「こうして涼月さんと月を見るのは、いつ振りでしょうか」

「そうですね。私がトラック泊地に来た時以来ですか」

 

目を閉じれば思い浮かぶ情景。

あの時の私は、月を見上げなんと自分が小さく弱い存在だろうかと思っていた。

掴もうと手をかざせば隠れてしまう、とても小さな存在。

 

そんな時、大和さんが教えてくれたのだ。

 

『私も、実はを言えば怖かったんです。あの時涼月さんを誤射してしまっていたら、と』

 

『それだけではありません。指揮を一任されているという事は、

 私が判断を間違えれば皆さんを轟沈させてしまうかも知れないという事』

 

『私は皆さんを生き残らせる為にここに居る。

 皆さんを戦場に送り出し、誰一人失わせることなく帰還させる為にここに居るんです。

 そう思うと日々の哨戒をお願いする時も怖くてたまらないんです』

 

私達が大和さん達と合流した時、大和さんは赤城さんに変わって指揮をとっていた。

しかしそれに恐怖や疑惑の念を一つも抱いていなかった。

日々の哨戒のお願いすら疑心暗鬼を生んでいた程の彼女が、だ。

それだけにとどまらず正確な砲撃による敵艤装を破壊と、

止めを赤城さん達に委ねるという絶対的信頼を見せつけた。

 

やっぱり、私は大和さんには敵わない。

私がどこまで強くなっても大和さんは私達の前を進み続ける。

 

でもそれでいい。

そんな彼女の背中を追いかける様に努力し自ら出来る事を理解して、

自らに出来る事を全力で果たしてきた。

 

「あの日の事がまるで昨日の事の様に思えてしまいますね」

 

私は大和さんを見上げて笑う。

 

「ええ。本当に、時間が流れるのは早い物です」

 

その視線に気づいた彼女は笑い返してきた。

 

「あんなに小さな駆逐艦だった貴女が、今では大戦艦の様に見えてしまいます」

「それは違いますよ。大和さん」

 

あの時、大和さんは自分の胸の内を全て教えてくれた。

今度は、私が胸の内を全て教える番だ。

 

「私は涼月。秋月型駆逐艦であり、防空駆逐艦。

 貴女は大和。大和型戦艦であり、この国の最終兵器と謳われる戦艦」

 

「だからこそ、大和さんは私に教えてくました。

 『共に強くなりましょう。心も、体も、私と共に』と」

 

「私は私、彼女は彼女。私は彼女になれない。貴女も私にはなれない。

 しかし共に居ることは出来る。 だからこそ私は防空駆逐艦として強くなれた。

 だからこそ私はここに生きて立っているんです」

 

「だからその意味を込めて貴女にお返しします」

 

「『共に強くなりましょう。心も、体も、私と共に』」

 

そう言って私は大和さんの手を取る。

あの日教えてくれた事をそっくりそのまま、言われた人に返す。

私はあの時の私ではないんだという事の、証明の意味も込められていた。

 

大和さんはそんな私を見てにっこりと微笑むと口を開いた。

 

「では私から一つ、お願いさせてもらえませんか?」

 

私の約束ではなく、彼女からのお願い。

言葉こそ違った物のまるであの日を再現しているようだった。

 

「ええ。構いませんよ」

「涼月さん。貴女を私の『秘書艦』に、任命したいのです」

 

彼女はその手を離し、懐から髪留めと桜の髪飾りを取り出す。

それは大和さんの付けているものと全く同じ物だった。

 

まっすぐな瞳が、私の瞳を捉えている。

これは今まで努力してきた全てが、実を結んだ結果とも言えよう。

私にとって、何にも変えられない幸福がそこにはあった。

 

「はい! もちろんです!」

 

嘘偽りのない言葉を私は満面の笑顔で答え、その髪留めと髪飾りを手に取った。

 

私は再び決意する。

艦娘として彼女と共にいるのではなく、一人の人間として共にいるのだと。




戦って、入渠して、食事して。日常を前面に押し出したスタイル。
こうやって大鳳を含めた面々での食事や入渠は無かった気がする。

一度だけでいい! 胸の話題を出したかったんだ! 日常物で!
大和さんかなり大きいし! ダントツではないけれど!
そして胸の事を気にしない大鳳も書きたかったんだ!

最終決戦で長門達を出さなかったのは防衛という役目を果たしていたから。
トラック泊地と過去の呉襲撃もあったので、防衛に徹したという事です。
EDで陸奥が長門に花束を渡していたので、
おそらく何かしらの卒業的な意味が込められているのではないかなという考えから、
秘書艦の引継ぎがされたのかなと。
大和着任後は連合艦隊旗艦を譲ったというのもありますし。
ただしそうは問屋がおろさない。
トラック泊地の住人達は、大和と大鳳だけではありませんから。

月の元で交わされた約束。彼女達は彼女達の道を進み始めた。


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これにて『艦隊これくしょん -艦これ- ~空を貫く月の光~』のストーリーは終了です。

これからは不定期更新で外伝辺りを更新していたいと思います。
なのでアニメとは全く別路線のキャラ位置での日常系などが繰り広げられるかと。
まったりお待ちいただけらば幸いです。

それでは、今までご愛読本当にありがとうございました。
これからも『涼月』のお話を、のんびりお楽しみください。

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