艦隊これくしょん -艦これ- ~空を貫く月の光~   作:kasyopa

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アニメのストーリーも大きく動き出す、ターニングポイントとなる第七話。
第七話前半……よりも更に前のお話。厳密には一日前。
アニメを振り返って頂ければ、事前と予想は付くかもしれませんが……

今回は6000字越えなので結構長いです。


第十七話『空の母』

休暇も特に大きな出来事もなく終わりを告げて、長門秘書艦から教えられた任務。

それは大規模反攻作戦の為の別輸送ルートの安全確保。

その為にオリョール海に反復出撃し敵の通商破壊を阻止すると共に、

その海域を奪回すると言うもの。

 

戦艦や空母の混在した編制が確認されており、

またそれ以外の深海棲艦も多く確認されているのもあって、連戦は逃れられないそうだ。

それならばこの戦艦2、空母2、軽巡1、駆逐2という編制はうなずける。

 

そして今敵深海棲艦と交戦状態に入り、赤城さんと翔鶴さんの先制爆撃によって、

駆逐艦は二隻沈める事に成功、残敵を掃討する為に単縦陣を取って、

砲撃戦を繰り広げていた。

私はまだ魚雷が届いていないので、暫くは見張台の妖精さんが頑張る。

 

「っ! 貰った!」

 

私の砲撃が敵重巡の顔面に命中し、

川内さんがここぞとばかりに魚雷を打ち込んで沈める。これで最後のはずだ。

 

「それにしてもここは島が多いですね……電探が使い物になりません」

「諸島ですからね。赤城さん、翔鶴さん、索敵機の発艦をお願いします」

「「了解しました」」

 

二人は別々の方向に偵察機を出す。

島が多く電探がその真価を発揮できない以上、偵察機による目が大事だ。

 

「涼月さん、直掩機を出してもいいかしら」

「赤城さん、ではお願いします」

 

何度か出撃を重ねていても、この海域の突破は出来ない。

いつも補給艦が含まれた艦隊を発見し、撃滅しているがそれが本丸ではないらしい。

しかしその反復出撃が、皆が私の指示を予見して自分の意思で動くようになった。

基礎を徹底している為、自然と皆がそれを覚えるのにも時間はかからず、

何より私に不可を掛けないようにという気遣いが見受けられた。

 

「! 偵察機5番機が敵艦隊を発見!」

「数は!」

「空母3、戦艦1、補給艦2よ」

 

またも補給艦を含んだ艦隊。でも空母が3、戦艦1という数だ。

無視していると補給路に大きな支障が出るかもしれない。

 

「!……その艦隊の反応、電探でも掴みました!」

「見張員さん、敵艦載機は?」

「大丈夫よ涼月さん。直掩機からの報告はないわ」

「……翔鶴さんと赤城さんは先制に徹して下さい。皆さん、複縦陣で対砲撃戦を。

 先手を打って敵空母を撃滅後、敵戦艦と補給艦を叩きます!」

「「「「「了解!」」」」」

 

艦爆を中心に発艦させる赤城さんと翔鶴さん。

電探でも捉えられる距離にあって、直掩機も発見できていないという事は、

敵の直掩機は出ていない。ならば発艦前を狙って一気に落とす。

 

「敵艦捕えました!」

「皆さん、砲雷撃戦用意! てぇー!」

 

爆撃を受けている空母群に向かって戦艦である二人の砲弾が飛んでいく。

敵空母の薄い装甲を貫いて爆沈し、その中で回避した相手も爆撃される。

戦艦が盾になる様に空母の前に出た。

 

「戦艦の相手は榛名達にお任せ下さい!」

「解りました! お願いします! 川内さん、私と共に赤城さんと翔鶴さんの護衛を!」

「解ったよ!」

 

大きく旋回しながらも複縦陣を維持して敵艦隊の横側に付く。

この距離なら届く!

 

主砲が火を噴き、残った最後の一隻の空母が炎を上げた。

 

「やっぱりいい腕してる! 先輩として負けてられない、ねっ!」

 

川内さんも砲撃の援護に徹してくれた。

後ろからは赤城さんと翔鶴さんが、艦戦と艦攻を織り交ぜながらも援護してくれる。

またその空母だけでなく、戦艦の左舷にも艦攻が容赦なく襲い掛かった。

補給艦は武器を搭載していないからか、基本的には無視が出来る。

実質的な戦力さは明らかで制空権を完全に失っていた深海棲艦は、

あれだけの編制だったにも関わらず呆気なく水底に沈んでいった。

 

「解ってはいるんだけどさ、やっぱり楽だよね。涼月が旗艦だと」

「いえ、皆さんが自らの役に徹して頂けるからこそですよ」

 

榛名さん、霧島さんと合流する。流石にこれで二連戦、勝利しても弾薬や燃料は減る。

 

「皆さん、一旦鎮守府へ戻りましょう。もちろん厳重に注意して」

「涼月さん」

 

赤城さんが神妙な顔つきで話しかけてくる。

一体どうしたのだろうか。

 

「……いえ、なんでもないわ。鎮守府に戻ったら少し話たいことがあっただけ」

「解りました」

 

カレー大会の時はあんなに幸せそうだったのに、今ではそれを忘れさせるかのような顔。

何か悩みか抱えていることがあるのだろうか。

でも鎮守府に戻れば聞く事が出来る。そういい出す事が出来た彼女は、強い。

 

先程までの偵察機が戻って来たのか、直掩機と共に随時着艦させる二人。

 

その時、見張員の妖精さんが空を指さした。

 

「一時の方向に敵攻撃機隊……!」

「なんですって!?」

「直掩機を戻したのが裏目に出たわね」

「でも、電探には何も!」

「皆さん落ち着いて! 対空戦闘、輪形陣!」

 

陣形を変更し、空母の二人を守る。

電探に艦隊の反応が無く、直掩機の目をかいくぐってこちらを見つけ、

攻撃隊を発艦させる。そんな事が出来るのは……

 

空を見上げる。空は気温が高い南西諸島の海域だからか多くの雲があった。

雲の影に隠れて直掩機の目を欺いたということですか……

 

「赤城さん、翔鶴さん! 直掩機の発艦を最優先! 榛名さんと霧島さんは三式弾準備!

 川内さん、対空射撃を!」

 

まだ完全に制空権を取られたわけではない。こちらの直掩機で守りを固め、

攻撃隊を三式弾で叩き、残敵を私達で迎撃する!

 

「榛名、全力で参ります!」「狙い良し! 主砲、斉射!」

 

三式弾が空中で炸裂。

しかしその位置が悪く、後ろの方の攻撃機隊の迎撃しかできなかった。

三式弾は前方に放射状に炸裂する砲弾だ。

敵の中で炸裂し全方向に飛び散るような勝手の利くものではない。

 

「霧島さん! もう一発だけお願いします!」

「し、しかし三式弾だと飛距離が……」

「何とかしてみせます!」

 

これから更に距離を詰められるともっと厄介なことになる。

なら無理やりにでも敵を落とした方がいい。

 

「なるほど、解りました。タイミング合わせてくださいね!」

 

霧島さんの発射するタイミングから弾道予測をしながらの主砲斉射。

そして保険の為の機銃も全てそちらに向ける。

放たれた三式弾に掠り、爆発。その衝撃で内部信管が作動したのか、

散弾が敵攻撃機隊を迎撃した。

 

それでもまだ敵機は残っている。

川内さんと先程発艦された直掩機と協力しながら迎撃に当たった。

 

「涼月ちゃん! 一時の方向に敵! 編制は……空母1、戦艦1、重巡1、雷巡2、軽巡1!」

「まさか帰投中に襲われるなんてね!」

「ですが、遭遇戦にしてはかなり念の入った編制、です!」

 

でも対空戦闘をしている中で考えている暇はない。

主砲も機銃も全て使って迎撃に当たる。

一機ずつ落としていき、何とか制空権を確保するも正面には主力艦隊ともいえる艦隊が。

私は肩で息をしながらも、その艦隊と向き直す。

 

「涼月さん!」

 

敵を捕らえたと思うと突然赤城さんが私の前に躍り出た。

その直後、水柱が上がる。この攻撃はおそらく魚雷。

あの雷巡が対空戦闘を行っているこちらの目を盗んで、発射していたのだろう。

 

「赤城さん!」

「大丈夫、飛行甲板がやられてしまったけれど、中破で済んだわ」

 

そう言いながらも肩で息をする赤城さん。

飛行甲板はボロボロ、弓は弦が切れてしまっている。

胸当ては先ほどの衝撃でひび割れ、角が欠けていた。

 

「皆さん、撤退を優先します! これ以上の連戦はこちらが不利です!」

「では榛名が殿を務めます。涼月ちゃんは赤城さんを!」

「私、霧島も殿の援護しますよ!」

「では私は直掩機を付けますね。榛名さん、霧島さん、ご武運を」

 

榛名さんと霧島さんが敵を引き付け、

そこに翔鶴さんが先ほど発艦させていた直掩機を付ける

私が赤城さんを曳航をするも思った様に速度が上がらない。

 

「私も手伝うよ」

「川内さん、ありがとうございます」

「殿って柄じゃないしね私。赤城さん、大丈夫?」

「ありがとう川内さん……ええ、被弾箇所は選べたから」

「なら良かった」

 

こうして私達は何とか鎮守府に帰投しすぐに赤城さんを入渠させた。

遅れて到着した榛名さんと霧島さんは軽い損傷で済み、

殿としての役目をしっかり果たしてくれた。

ただ自分が魚雷に気付かなかったから、赤城さんは庇って被弾した。

私はその事実だけが、心に突き刺さった。

 

 

/////////////////////////

 

 

提督に被害を報告し、翔鶴さんと共に部屋に戻る。

 

「そんなに落ち込んでいてはだめよ。貴女は良くやっているわ」

「ですが、赤城さんを中破させてしまったのは事実です」

 

まだ中破だけという事実なら立ち直れたかもしれない。

ただ長門さんから言われた現状は、高速修復材が無いという事。

南西諸島まで足を伸ばし勢力圏が広がっているものの補給線も同時に伸び、

そして度重なる他の艦隊の出撃もあって無くなってしまったらしい。

 

私達の海域の攻略は、そう言った現状を打開するための任務である為、

他でもない第一機動部隊である私達に掛かる上からの期待は大きいそうだ。

 

そんな期待がかかる中で赤城さんを中破させてしまった。

出撃できない状態が続けば他の作戦に影響を及ぼす。

私は第一機動部隊の旗艦の荷の重さを改めて感じた。

 

 

Side 翔鶴

 

 

「あれだけの主力艦隊と交戦して、中破した艦が一隻だけ。

 貴女は第一機動部隊旗艦として皆を守ってくれている」

「でも、その中破は私が……」

 

様々な励ましの言葉を贈るもかなり気が滅入っているらしく、

何一つとして届いていないようだ。

 

私では彼女を励ますのは難しい。かと言って赤城さんは入渠しているし、

瑞鶴は別部隊で出撃している。

彼女を良く知る二航戦の方々でも、難しい所はあるだろう。

 

ずっと、もっと、彼女の心に響く言葉を寄り添える人が居れば。

母親の様に、優しい存在が居れば。

 

「……そうだ」

 

そんな人が、一人居る。

今は前線を退いて、ひっそりとこの鎮守府の一角でお店を営むあの人が。

私は涼月さんを引っ張って、そのお店に向かうのだった。

 

 

 

甘味所間宮の裏側。丁度死角になるところに一つの小さなお店がある。

まだ提灯に明かりはついていなかったが、営業はしているようだ。

中は甘味所間宮と違い、こちらはカウンター席のみが並ぶ和風の作り。

そのカウンターでは一人の女性が湯呑を拭いていた。

 

「いらっしゃい。今日はお早いですね」

「ええ、それに少し紹介したい子が居まして」

「本当なら駆逐艦の子は入店禁止なんですが……構いませんよ」

 

灰色の瞳に同じ色の長い髪を後ろで一括りにして、

前髪は七三分けににしたおっとりとした女性。

服装は薄い赤色の和服をタスキで縛り、紺色の袴をはいている。

 

「……あの、あの、ここはどこですか?」

「ふふっ、いらっしゃい、可愛いお客さん」

 

空いている席に座らせてもらう。

涼月さんは初めて見るその女性に目を合わせられて戸惑っていた。

 

「えっ、と、秋月型駆逐艦三番艦の涼月です」

「航空母艦、『鳳翔』です。『居酒屋鳳翔』へようこそ」

「居酒屋……あの、私お酒飲めないですよ」

「大丈夫です。鳳翔さん、日本酒と烏龍茶をお願いします」

「解りました」

 

初めて見る店の雰囲気に戸惑っているのか、辺りを見渡している。

するとメニューが目に入ったのか、何があるのかゆっくりと黙読していた。

しかしその顔はまだ戸惑いが消えておらず、

何かしらで気を紛らわせようとしているのがすぐに解ってしまう。

 

こんな彼女を見たのは初めてだ。

 

「こちら、突き出しになります」

 

鳳翔さんが店の奥から持ってきた今日の突き出しは、

塩ゆでした枝豆・玉子豆腐・ひじきの煮物。

 

「居酒屋では突き出しと言って、お酒を頼むと出てくる一品料理があるんですよ。

 席代、とも取れますね」

「あの、でも私今持ち合わせが……」

「大丈夫です。今日は私が奢りますので」

「そんな! 悪いです!」

「私が勝手に連れてきただけなんだから、気にしないで」

 

突然何も頼んでいない物が出てきて戸惑う涼月さんであったが、丁寧に説明する。

私が奢るというと悪いと思って焦る彼女であったが、

この場の空気に戸惑う彼女を言いくるめるのはとても簡単な事だった。

 

「こちら、日本酒と烏龍茶になりますね」

 

グラスに入った日本酒と烏龍茶を受け取り、烏龍茶を彼女に渡す。

 

「乾杯」

「乾杯」

 

コツンと優しく乾杯して一口。うん。やっぱりこの場所で飲むお酒は格別だ。

 

「って、翔鶴さん晩御飯前に……」

「いいんですよ。飲み過ぎないようにすれば」

 

今日はこんなにも可愛い連れが居るのだから。

 

 

Side 涼月

 

 

私は突然翔鶴さんに引っ張られ、間宮さんのお店の奥にある居酒屋鳳翔に来ていた。

鳳翔と名乗った彼女からは何か他の空母の人には無い、大きな何かを感じた。

 

誰よりも優しい顔でこちらを見つめ、誰よりも優しい雰囲気で包み込んでくれるような。

そう。子供を見つめる母親の様な、そんな雰囲気だった。

 

「鳳翔さんは艦娘、なんですか?」

 

私は思わずそんな言葉が零れていた。

 

「ええ。元だけれど」

「元……?」

「私は航空母艦として設計されて、最初の頃は深海棲艦と戦っていたこともあります。

 ですが肉体的の負荷が大きいのと戦闘の激化に伴って段々と出撃も減り、

 今では新たな航空母艦の子達と交代する形で、私はここにいます」

 

元艦娘。そんな人が此処には居たのだ。

こうやって鎮守府の一角で居酒屋を営んでいる彼女が。

 

でも彼女には一切の悲しみも悔やみも、何も感じられない。

むしろ生き生きしていて、ここが私の生きる場所だと言わんばかりの風格。

その小さな体からどうしてそんなにも大きな物を感じられるのだろうか。

 

「元、という事はもう戦えないのですか?」

「そうですね。もう弓を持つことも叶いませんし」

「そんな……」

「ですが私の技や心得は、しっかりと受け継いでいる子達が居ますから」

 

思い出すように目をつぶる彼女。それは少し懐かしさに浸っているような。

でも悲しそうではない。満足げな顔をしている。

この人は私が出会ってきた多くの人達よりも、はるかに格が上な気がした。

でも、全てを赦すような寛大な心がそれを思わせない風格を作り出している。

 

「私はもう、第一の自分として出来る事をやり終え、

 今は第二の自分として出来る事をしています」

「第二の自分、とは」

「地位も、名誉も、全て捨てた後に残る、本当の私です」

 

そうだ。彼女から威圧感を感じないのは、そこに彼女と言う存在がいるだけだからだ。

艦娘でもなく、何かを教える教官でもない。そこに居るのは鳳翔さんその人。

 

「何もない私に、提督はこんなにも素敵な場所を与えてくれました。

 その時私は思ったんです。ここから艦娘としてではなく、私の人生が始まるのだと」

 

「私の教え子達が訪れて来てくれて、何気ない話をしてくれるだけで、

 とても幸せなんです。あの日々に戻れなくても、

 あの子達が今はこんなにも立派に育ってくれているんだと、知る事が出来るだけで」

 

「自分の築き上げた物の偉大さに気付くのは、案外築かれた後なんですよ。

 どれだけ素晴らしい過程があっても、どれだけ醜い過程があっても、

 完成してみてからでないとその過程が良い物か悪い物かは解らない」

 

過程。

私もまだ道半ば。でも、その中で大きな失敗をしてしまった。

私は、その大きな失敗に囚われている。その過程というものに。

それに、押しつぶされそうになっていたのかもしれない。

 

「涼月さんはまだ築いている途中で、大きな事故があったのでしょう」

 

「それでもその事故をも自らの礎にして、努力を惜しまずやり遂げれば、

 必ず素晴らしい物が築けますよ」

 

彼女は本当の自分として再び歩み出したこの居酒屋鳳翔という処で、

第一の自分と言うものが積み上げた、素晴らしい物を見ている。

その積み上げる過程であったであろう、素晴らしい出来事も、大きな困難も一緒に。

それでも、全てが素晴らしい物に見えている。

素晴らしい出来事も、大きな困難も、全てが一つの築き上げた素晴らしい物の一つだと。

 

今の私に必要なのは、この失敗を礎にするという強い心。

 

『皆さん、一度起きてしまったことは取り返しがつきません。

 問題はその後の対処。それが的確に行える女性こそ、

 暁さんの言う『レディ』というものではありませんか?』

 

なんだ、自分自身でも言えていたではないか。

一度起きたことは取り返しがつかないのだと。

 

赤城さんが中破し、作戦に遅れが生じる。その作戦には大きな期待がかかっている。

無駄に第一機動部隊の旗艦という肩書きを自分で重い枷にしていたようだ。

 

この目の前に居る鳳翔さんの様に地位や名誉に囚われず、

本当の自分が出来る事を見出し、その失敗を礎にすることが大事なのだ。

 

「もう大丈夫のようですね」

「はい! ありがとうございますお母さん!」

「「あら……」」

「あっ……」

 

その時の私は、今までにない程にまで顔が熱かった。

 




赤城の中破。自分の居る地位と責任に押し潰させそうになる涼月。
翔鶴さんの本気。そして新艦娘の『鳳翔』の登場。
アニメでは第六話に一応観客として間宮さんの隣に居ます。

当初は出す予定はなかったのだけれど、ストーリーに肉付けしまくってたら、
いつの間にかパテ盛りしてるレベルである。でもこの人がほんと『お艦』なんだよなぁ……

次回は涼月が……ご期待下さい?

追記:ぼーっとしてたらいつの間にか評価が5人達成により反映されてるー!?
   高評価ありがとうございます! お気に入り登録も40を越えて、
   プロローグ1のUAも1000を突破。本当にありがとうございます!
   これからもこれらを励みにして行きます!

簡易的な自問自答コーナー

Q.オリョール海で中破とかこの面子ならでありえなくない?
A.アニメ戦闘は割と練度無視のダメージ系が多いような気がします。
 第七話の加賀ガードなど。実際リアル戦闘系だとゲームシステムは働きませんので、
 一発轟沈も有りえる状態になっています。

Q.連戦は確定? 燃料と弾薬は?
A.ゲームでのオリョール海は確定で2戦発生します。なので最初は弱い水雷戦隊ですが、
 ルートが反れても反れなくてもそれなりに空母の居る艦隊とぶつかります。
 ただし、燃料や弾薬は第六話の様にその海域に遠征を出さないと持ち帰れません。
 出撃部隊と遠征部隊は全くの別物ということです。

Q.居酒屋鳳翔って何?
A.その鳳翔さんのオカンの素晴らしさを見出した提督が作り上げた二次創作ネタ。
 結構初期のネタだが根強く残っている。因みに鳳翔ボイスにもそれっぽいのがある。
 因みに『突き出し』は関東で言う『お通し』です。呉は広島、関西なので。
 お通しと言うのは本文中で翔鶴さんが説明する通り、
 席代や注文した料理が出来上がるまでアテの様なものです。実際三品も出ない。
 (しかし孤独のグルメは真面目に居酒屋の参考になるなぁ)

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