艦隊これくしょん -艦これ- ~空を貫く月の光~   作:kasyopa

12 / 97
大分書き貯めが出来上がってきた(時間的にはアニメ10話中半位まで)ので、
日付変更辺りでの更新になります。

第二話開始前のちょっと前のお話になります。
なので涼月メインはまだちょっと続くのじゃよ……


第八話『魂の拠り所』

鎮守府正面海域が解放された翌日。月曜日なのでいつも通り教室に向かう。

 

「おはようございます」

「「「おはよう、涼月ちゃん」」」

 

睦月さん、夕立さん、如月さんが返してくれる。

暁さんと響さんは真っ先に奥にいる雷さんと電さんに挨拶をしていた。

 

「ねぇ涼月ちゃん、今日が何の日か知ってる?」

「え? 誰かの誕生日ですか?」

「残念! 不正解~」

 

妙に嬉しそうな睦月さんと夕立さん。

如月さんも嬉しそうにうっとりとしているのだが、

どちらかと言うと嬉しそうな睦月さんを眺めて嬉しそうにしている。

 

「ふぁ……」

 

不意にあくびをした如月さん。寝不足なのだろうか。

 

「あの、如月さん寝不足なんですか?」

「あらごめんなさい。私としたことが……」

 

心配しないでといつものように笑う彼女を見て、

睦月さんの出した問題に答える事にする。

眠そうにしている如月さんは関係ないだろう。ということは先の二人に関係のある事だ。

 

辺りを見渡すと夕立さんの席の後ろに名前が書かれた名札が立っていた。

 

「駆逐艦、吹雪」

「あー! 答えを見るなんてずるいっぽい!」

 

視線を遮るように立つ夕立さんだが、見えてしまった物は仕方ない。

 

「ばれてしまったなら仕方ないですねぇ。答えをこの睦月が教えてあげましょう!」

 

悪戯に笑みを浮かべる睦月さん。あまりの嬉しさに我を失っているのか、

これが本当の彼女なのか私にはわからない。

 

「実は先日この鎮守府に配属された吹雪ちゃんが、今日から早速転入してくるんだよ!」

 

目を輝かせながら語る睦月さん。

私がこのクラスに転入してくる時も、もしかしたらこんな様子だったのかもしれない。

 

「皆さん、席に座ってください」

 

今日の一限目の授業は羽黒さんの授業だ。でもその前に吹雪さんの事がある。

 

「今日は皆さんに新しい仲間を紹介します。入ってきてください」

 

そう言われて扉を開けて入って来たのは黒い短髪の少女。

もみあげはぎりぎり肩まで届くぐらい。平凡な顔つき。

でも私は覚えている。あの時一度だけ守ったこの人の顔を。

最終的に守ったのは私ではなく一航戦の人だったが、それでも守ったことに変わりない。

 

手と足が同時に出ている。緊張しているのだろう。

 

「そ、それでは自己紹介をお願いします」

「はい! 特型駆逐艦、『吹雪』であります! よろしくお願いします!」

 

敬礼する彼女。そこまで固くなる必要はないと思うのだけれど。

しかしそんなことよりその視線がずっと私の方を向いている事の方が気になった。

 

「吹雪さんは涼月さんと同じく戦力強化の為に配属された艦娘なんです。

 色々解らない事も多いだろうから、皆教えてあげてくださいね」

 

「では如月さんから自己紹介をお願いします」

 

如月さんの次は私の番だ。

何を言おうか考えてなかったので何を話そうか考える。

 

トラック泊地の事は言っても仕方がない。

第三水雷戦隊の事を言おうと思っても彼女自身が居る艦隊の話をしても仕方ない。

第二支援艦隊の話をしても昨日の助けたことぐらいしかなく、

そのまま言ってしまうと自己紹介という空気ではなくなってしまう。

 

「では次に涼月さんに……」

「あ、はい」

 

とりあえず思いついたことを言おう。差し当たらない程度の事を。

 

「秋月型駆逐艦、三番艦の『涼月』です。まだこちらに配属されて日が経ってないので、

 色々とご迷惑をお掛けするかもしれませんが、よろしくお願いします」

「はい、よろしくお願いします! あ、後!」

 

席につこうとした時、思い出したかのように吹雪さんが声を上げる。

 

「あの時はありがとうございました!」

「いえ。お礼を言われるほどの事はしていませんよ。私は私の出来る事をしただけです」

 

頭を下げる彼女。それを見て何か助言しておいた。

それで彼女の支えになるので有れば。

 

 

///////////////////

 

 

光陰矢の如しとはよく言ったものでもう放課後。

教科書をしまっていると睦月さんが声をかけてきた。

 

「ねぇ涼月ちゃん、今からクラスの皆で吹雪ちゃんの歓迎会するんだけどどうかな?」

「そうですね、今日は何も「涼月ー」」

 

何もないといいかけた時に教室の入り口で私の名前を呼ぶ声が。

そこから顔を覗かせたのは飛龍さんだった。

思わぬ来客に私だけでなくクラス全員が驚く。

 

「ひ、飛龍さん!?」

「飛龍さんってあの『二航戦』の!?」

「今涼月さんの名前を呼んだのです!」

 

私は全速力で教室から出て扉を閉める。

 

「どうしたんですか飛龍さん、突然こんなところまでやってくるなんて」

「ん? 何か不味い事でもあった?」

「いえ、私は問題ないんですけど……」

 

目を横にやると廊下側の教室の窓に張り付くようにこちらを見ている、

クラスの皆の顔があった。

その異様ともいえる光景に飛龍さんは思わず苦笑い。

 

「ああ~、なるほどね。次からは外で待ってるよ」

「そうして頂けるとありがたいです。で、何のお話ですか?」

「そうそう、今日何か予定入っている?」

 

恐らくこの前お願いして有耶無耶になってしまった演習の話だろう。

言ってしまえばこちらが先と言えば先。睦月さんには申し訳ないが、断ろう。

 

「すぐに向かいますので、先に行って頂けますか」

「解った。それじゃ待ってるね」

 

飛龍さんと別れて荷物を取りに教室に戻る。

扉を開けた直後、迫りくる皆の顔が有った。

 

「「「「涼月ちゃん!!」」」」

「は、はいっ!」

 

その後暫く飛龍さんとはどういう関係なのか、どうして知り合いなのか、

そもそもどこで知り合ったのか、何故そこまでの関係なのか等々、

夕張さんに明石さんの事を話した時の如き質問攻めに遭うのであった。

 

 

Side 吹雪

 

 

「「「「「「「「「かんぱーい(!)」」」」」」」」

 

甘味所間宮で皆と乾杯する。今日は貸し切りらしい。

涼月さんは何か用事が入ってたらしくて、今この場所には居ない。

 

少しだけ残念に思ってしまう。

だってまだほんの少ししかお礼を言えてないし、色々もっと聞きたいことがある。

何よりも、赤城先輩と同じくらいかっこよかったし!

 

「折角なんだから涼月ちゃんも参加出来たら良かったのにね」

「でも二航戦の先輩さんのお誘いだから仕方ないっぽいよね~」

 

廊下で涼月さんと話していたのは赤城先輩達一航戦とはまた別の戦隊、

第二航空戦隊、通称『二航戦』と呼ばれる二人の先輩の内の一人、

正規空母の『飛龍』という人だった。

実力は『一航戦』の二人と負けず劣らずの実力を持った人だそうで、

赤城先輩達と同じぐらいこの鎮守府では有名らしい。私は知らなかったけど。

 

「でもあれだけ素敵な人だから、そう言う人達に引かれるのかなぁ」

「それは確かに言えているわ。涼月ちゃん、なんていうか雰囲気が違うもの」

 

席の正面。睦月ちゃんの隣で特盛餡蜜を食べていた如月ちゃんがそう口にする。

それは解る気がする。

自己紹介の時もおしとやかで礼儀正しくて謙虚だったけど、

あの時の戦いで見た彼女はまるで矢を射る時の赤城先輩にそっくりだった。

 

「ねぇ、涼月さんって一度は第三水雷戦隊にいたんでしょ?」

 

昨日寝る前に、睦月ちゃんの机の前に鎮守府の地図が貼ってあるのが見えた。

その地図をどうしたのか聞いてみたところ、

あの涼月さんが第三水雷戦隊に配属になった時にもらったものと言っていた。

つまり、今こそ違うけど確かにあの人は第三水雷戦隊に居たのだ。

 

「うん。昨日も言ったけど、この鎮守府に配属になった時は第三水雷戦隊にいたんだよ」

「その時からすっごく礼儀正しくてとってもかっこよかったっぽい」

「ねぇ、涼月さんの事もっと教えて! 意外な一面とか!」

「うん、いいよ!」

 

少しでも赤城先輩の護衛艦として立派な艦娘になる為に、

まずは涼月さんを目標にしてみよう。私はそう思うのだった。

 

 

Side 涼月

 

 

演習場で蒼龍さん、飛龍さんと防空射撃演習に励む私。

でもそれは想像を絶するほど過酷な物だった。

 

「っ!」

 

高角砲を構えて放つも紙一重の所でかわされる。

機銃を放ってもその羽にすら掠らず遠ざかる。いわゆる一撃離脱戦法だ。

決して深追いせず確実に仕留められるときに仕留める。

 

対する私は魚雷を外してマストを増設。

私と熟練見張員の子達、三人分の目が合っても追いつけない。

 

回避すればその先に艦戦。擦れ違いざまに弾を放つも当てる事が出来ない。

しかもそれを狙うのを知っているかのように、

他の方向から別の艦戦が急接近し機銃を掃射。その狙いは極めて正確でほぼ必中だ。

その機銃に怯むと止めと言わんばかりに艦爆の爆弾が上空からお見舞いされる。

それもまた精度の高いもので回避運動を取らなければ決して避けられるものではない。

 

長10cm砲の高い性能とは言えど、駆逐艦の一般的な12.7cm砲よりも僅かに高いだけ。

他者からすれば比較するまででもないと判断する物だ。

そしてその高い性能故に砲身の消耗が早い。

だからこそ付け替えられるのだが、こんな状況で付け替えている暇はない。

 

艦爆の落とした爆弾が至近弾となり、吹き飛ばされる。

海面に叩き付けられながらもなんとか止まった。

 

「うっ、ごほっ! ごほっ!」

 

海水を呑み込んだのかむせ返る。

 

「まだよ! まだまだ!」

「早く立って! そんなのじゃ、防空駆逐艦の名が泣くわよ!」

「は、はい!!」

 

二人は私を誘った時の様にフランクな雰囲気ではなく、戦う者の目をしていた。

その眼差しこそまさに『二航戦』に相応しいもの。

 

「見張員の二人も、お願いします!」

 

立て直し際に砲身を差し替え、再び突撃する。

私だけでなく、見張員の二人にも声をかけて気を引き締めた。

 

青一本の艦戦と艦爆が三機ずつ、青二本の艦戦と艦攻が三機ずつ。

先程まで艦攻の姿は見えなかったが、新たに発艦させたのだろう。

 

先程までで解ったことは、何も搭載していない艦戦が最も機動性に優れている。

続いて艦爆。当然投下型の爆弾を搭載しているので艦戦よりも速度は劣る。

瑞鶴さんと演習をした時もそうだった。

そして最後は恐らく艦攻。根拠としては私自身も魚雷を使う上に、

水中を進むための動力が必要となる。

炸薬量も授業で習ったが戦艦の砲弾と同等かそれ以上。ならば一番足が遅い筈だ。

 

艦戦はそれらを守る為の先陣を切るのが定石。

そして艦戦の構造上必ず機銃は前に付いている。一撃離脱戦法と言えど、

当てる為には必ずこちらを向く。それが私の正面だろうが背後だろうが関係ない。

 

吹雪さんを助けた時の事を思い出す。

上昇と下降の間の一瞬。その一瞬の希望に私は賭けて私は勝った。

今度は艦戦がこちらに向き、機銃を放つ前の一瞬を狙う。

 

そしてもう一つ。回避運動が非常に優れている彼女達の艦載機達。

馬鹿正直に撃ってもかわされるのは必然ともいえる。

なら正直に撃たなければいい。一発で仕留めようと思わなければいい。

 

私と見張員の内一人を艦戦に意識を集中。もう一人は艦爆、艦攻の警戒。

さて、賭けますか。もう一度。

 

「秋月型駆逐艦、三番艦『涼月』、参ります!!」

 

機関全速、一気に勝負を付ける。この集中が途切れない内に。

 

艦戦を追従しながらも砲撃。しかしわざと狙いを右に狙う。

当然艦戦はそれを回避するために左に動く。その左に動いた瞬間を狙う。

 

「機銃掃射!」

 

艤装を覆う連装機銃の放った弾丸は回避運動を取った艦戦を見事に落とす。

 

編隊を組んでいた他の艦戦は離脱するように速力を上げた。深追い厳禁。次へ移行。

見張員の妖精さんが左舷を指示する。

それを信じて左を向くと、ものの見事にこちらを向いている艦戦がそこに迫っていた。

 

機銃で弾幕を張り中央へ寄せつつ確実に主砲で落とす。

そこで近付きすぎないように急旋回する艦戦の背後を狙って更に撃ち落とした。

 

今度は艦爆と艦攻を警戒していた妖精さんから報告。

上空から急降下に入ろうとしているとのこと。

単縦陣になって精度の高い爆撃をしようとしていた。

砲塔を上げて下降した時を狙って発射、機銃もそこへ集中させる。

先行機が爆弾を切り離したのを見て旋回。

主砲を撃つのもやめて回避に専念しつつ、機銃はそのまま弾幕を張らせる。

爆撃を回避し付近に水柱が上がる。先行機と言えどこの精度。本当に只ならない。

次は必ず当ててくる。でもその分距離が近い。

 

「ここで大きくターン!」

 

舞風さんの使う手段をここで使う。

右足の機関を逆回転で後ろに、左足の機関は前へ。その場での急停止と急速旋回。

主砲を構え擦れ違いざまで艦爆を撃墜。残りの二機を機銃で落とす。

 

後方からの艦戦を捕捉し機銃の斉射を受ける。でもその程度で怯んでいられない。

もう一度大きく旋回し、主砲を先行して発射。

回避運動を見てから弾幕を張って逃げる前に全て叩き落とす。

 

その後続で潜むように低空飛行する艦攻が三機機。

雷跡を発見した妖精さんが警告。回避が間に合わない。

 

「まだぁ!」

 

先程換装して外した砲身を足のベルトから抜き取り全力で叩き付け、

主砲でもう一つの魚雷の先を砲撃し水柱を上げる。

演習用の信管無しの魚雷であっても、この急激な水流には耐えられない。

 

そして最後の艦戦を妖精さんが捉える。高速で退避する艦攻は無視。

機銃を集中させ真ん中に寄せる。

主砲を構え、放つ。その弾丸は艦戦の放った機銃と交差し、互いに命中する。

何とかその衝撃と爆風に耐えつつ、立て直した。

これで終わり。終わったはずだ。

 

そう気を抜いた時、艦爆と艦攻を見張っていた妖精さんが指を指す。

そこには、直下まで接近した魚雷の影があった。

直撃しそのまま吹き飛ばされて港に叩き付けられる。

何とか受け身を取って止まった。

何が起きたのか解らない。

 

「何が起きたのか解らないって顔してるよ、涼月」

 

私の顔を覗き込んできたのは飛龍さん。彼女が艦攻を放ったはずだ。

でも私はその魚雷を何とか迎撃した。砲身を投げつけて一本、主砲でもう一本。

艦攻は三機。後もう一本はどこかに外れた物だと思っていた。

まさか。

 

「飛龍ったら、艦戦が撃墜された時の煙に紛れて魚雷を仕込むんだから。

 これだから鬼教官は鬼畜よね」

「えー! だって艦攻の魚雷後一発残ってたんだもん。

 ここぞと言う時に打ち込まなきゃ!」

 

二人の言う通りだ。私は確かに艦攻を無視した。二つの魚雷を迎撃した。

もう一本はその時発射されたのではなく、

私が最後の艦戦を落とした時に煙に紛れて見えないように接近し魚雷を発射。

すぐに離脱していたのだ。

なんと凄いことを考える。そこで打ち切らずに次のチャンスにかけると言うその精神が。

 

「これぞ私の『最後の一機になっても叩いて見せる戦法』!」

「それ今即行で考えたでしょ、飛龍」

「あ、ばれた?」

「まぁ最後は直撃しちゃったけど、及第点かな」

「最後が無かったら合格だったんだけどね」

「その最後を撃った本人が言わない事」

 

蒼龍さんのその言葉を皮切りに三人で笑い合う。

やっぱりこの場所は凄い。こんなに素敵なで凄い人達が居るのだから。

 

 

 

三人で入渠ドッグに入って演習の疲れをいやす。

 

「蒼龍さんも飛龍さんも、本当にお強いですね」

「まぁ私達も鍛え上げられたからねー。鬼教官に」

「あれは凄かったもんね。私も流石に引いちゃったかな」

 

鬼教官。一体誰だろう。私はそんな訓練を行ったことは無い。

むしろ最初から戦えていたような、初めて目を覚ましたのは工廠だったような。

その頃の記憶一つ一つに霞がかかっているような状態だ。

 

「そういえば『人殺し』とか言われてたよね」

「ねー。そこまで言うことは無いと思ったけど、あながち間違ってないから怖いよね」

「あの、そんなに凄い方がいらっしゃったのですか?」

 

私がそう言うと二人は顔を見合わせる。

 

「え? あれ? 確か……」

「そもそもそんな経験あったっけ、蒼龍」

「さあ?」

 

これが矛盾と言うものなのか。

でも私自身もそんな状態なので何らおかしいとは思わなかった。

だから私は、川内さんの言っていた言葉を思い出し少し変えて口にした。

 

「強いなら強いでいいと思いますよ。今あるこの今を守る事が出来る強さがあるのなら」

「ま、そうだよね。今悩んでも仕方ないよ。ね? 飛龍」

「う、うん……」

 

蒼龍さんは考えるのをやめたけれど、飛龍さんはやめなかった。

どうやら彼女自身とその鬼教官と呼ばれる人物は、深いつながりがあるらしい。

 

そう思うと私は。いや、私達は何か大切なことを『都合よく』忘れているような、

そんな気がしたのだった。




蒼龍、飛龍さんが凄い。
アニメだと一航戦ばっかりで二航戦=良く解らんって状態になっていたので凄さをアピール。
史実だと真面目に肩並べるぐらい強い筈なんだがどうしてああなったのか……
赤城さんが吹雪の先輩的な役目果たしてるから仕方ないのかもしれない。

ここで何気に舞風さんの技が光るという謎事態。
そして魚雷を叩き落とすために艦娘ならではの武装破棄による無理やりな防衛。
艦娘(アニメ未登場)によっては近接武器も持っているので割と海戦が映えると思うんよ。
「飛行甲板は盾ではないのだが……」by日向


簡易的な自問自答コーナー

Q.吹雪が涼月を目指す理由ってあるの?
A.それはまぁ、同じ艦種であそこまでの事されたら目指すっきゃないでしょという。
 ただし元々の知識(赤城さん伝説の艦娘説)やアニメ第一話で先に出会った関係、
 最終的に助けてくれた関係で、 どうしても『涼月<赤城』ではあります。

Q.蒼龍と飛龍って強すぎじゃないの?
A.赤城や加賀と同じように命中率70%以上とか頭おかしいんで。
 なおこの作品では赤城・加賀・蒼龍・飛龍の練度(レベル)は同じ物としています。
 故に、この話だと涼月がアニメ第十話の吹雪並みにボコボコにされてます。
 流石二航戦は格が違った。

Q.青一本とか青二本って何?
A.各艦載機がどの空母に所属しているかを識別する為の塗装です。
 胴体帯と言ってアニメでも再現されています。(OP、第一話、第七話、第十話など)
 第七話の序盤で瑞鶴が加賀に得物を取られたのが解ったのもこれのお蔭。
 因みに各自がどうなっているかは以下の通りです。
 赤城:赤一本 加賀:赤二本 蒼龍:青一本 飛龍:青二本 翔鶴:白一本 瑞鶴:白二本
 大鳳は調べてみて、アニメも見ましたが記述はありませんでした。(つまりアニメだと無し)

Q.鬼教官……人殺し……うっ頭が
A.トゥ、トォ、ヘァー! モウヤメルンダ!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。