<インフィニット・ストラトス>呪符の舞う空(未完)   作:remi

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聖桐煌の終~黒羽雨の始

聖桐煌の終~黒羽雨の始

 

 

 

後ろに嫌な気配がした。俺は前に飛びながら振り返った……

 

 

「なんだ?このじいさんは?デカすぎだろ…」

 

「でかくてわるかったの。それはそうと小僧なんとも余計な事をしたなぁ」

 

 

余計な事??なんのことだ?

 

つーか。この状況はなんだよ??

 

「ここはお前さんの記憶にあった部屋をイメージし わしが作ったのじゃ」

 

は?作った??と言うかこのじいさん。髭すげぇな。いわゆる神様って感じの見た目だな

 

 

「なんだ 小僧。結構鋭いではないかい」

 

うるせぇ… …あれ?俺 声に出して…

 

「そうじゃった。悪いのぉ。勝手に心を読んでの。あまりにも分かりやすい表情だったもんでの」

 

 

なん…だ こいつ。人外… あ、神様なのか

そりゃ心も読めるか…

 

「そうだ!とりあえず説明を求むぞ神じいさん。これはなんなんだよ?」

 

「んっんー。あまり時間もないので簡単に端折るぞ。 ここは分別場所みたいなものじゃ」

 

「説明になってねぇし端折りすぎだ!」

 

「ここは死んだ人間をさばく場所にあたる。よく言うじゃろ?天国か地獄に行くと

つまりここは死人が集まりあの世へいく1つの分岐点みたいなものじゃ!理解したかの?」

 

 

さっぱりだがまぁなんとなくって感じだな

 

「つまり俺はやっぱり死んだと?」

 

「そうじゃ!!お前さんは死ぬ予定じゃなかったんだが車に突っ込みおって…」

 

いやいや突っ込んでねぇ…突っ込んだのか?

 

はぁ、死んだらこんな所に来るのかぁ…

 

「ん?待て!予定ってなんだよ!予定って!」

 

「あの子供が亡くなり天国にいく予定だったのだかのぉ。お前さんは予定外の死の為あの世に送り出せんのじゃ」

 

……………ん?つまりは?どういうことだ?

 

「簡単に言えばお前さんはこのまま消滅する」

 

はい。頭が痛くなってきた。わけわかんない

 

「まぁ。お前さんはなんかやたらとすごいらしいからちょっとお話してみようとな。

陰陽師なんて今時珍しいからのぉ。

無駄死になんて勿体無い。

だから、…転生させてやろう!」

 

 

…転生?あれって妄想の産物かと思ってたんだが?

…え?リアルにありえるの?

あ…それを言ったら目の前にいる神様もか

 

「転生を解っとるなら深い説明はいらんのぉ?これからお前さんの転生後の能力を決めるのじゃ。行き先はもう決まっとる」

 

決まってんのかよ。

 

「で?どこに俺は行くんだ?」

 

「聞いて驚け!!なんと!《インフィニットストラトス》の世界じゃ!」

 

え?………マジ?

 

俺の癒しの世界に行けるのか??マジ?

 

「んで?どうする?お前さんの能力は」

 

「原作に関わること。もちろんISに乗れる様に!それとISの知識も!改造とか出来るくらいに!!」

「それと身体能力は…今の…聖桐煌のまま。

陰陽師の力をそのまま持っていきたい」

 

そう。この力だけは譲れない。聖桐煌としての全てを。

 

「それだけか?」

 

「そうだ!一夏ヒロインズの一夏への好感度をある程度下げてくれ」

 

「ん?何故じゃ?」

 

「そりゃ男としてあのハーレムはずるいと思うからね。俺にもチャンスをくれないと」

 

【ニヤッ】と悪い笑みを浮かべている。

 

「奪う宣言か?そりゃ面白くなりそうじゃの。ISはお前さんの聖桐煌の陰陽師の術を活かす物にしておく」

 

「それじゃあ頑張りたまえ。また無茶して死んだりしないでくれよ?」

 

「極力守るよ。こうやって生きさせて貰ってる立場だからね。まぁ無茶はするだろうけど」

 

そう言ったら神じいさんは高笑いをして指を鳴らした。

 

その瞬間俺の部屋だった所が一面銀世界になり。

 

そして床がなくなる。

 

「ほんとに床がなくなるのかよぉ〜!!」

 

神side

 

これからお前さんの聖桐煌…いや黒羽雨の人生を見させてもらおうか。楽しませてくれ わしは暇しとるからのぉ【ワッハっハ】

 




ご都合展開だなぁ。

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