秋葉の造った銭湯に閉じ込められた俺たち。女子風呂にいたかのんたちが水流に乗って男湯に流れ着いたため、男性教師と女性生徒たちが同じ浴場にいるという誰かに見つかったら即時案モノのシチュエーションとなっていた。
浴場と脱衣所を隔てるドアが分厚くぶち破れそうにもないので、ここから脱出するためには秋葉の書き記したミッションに挑戦するしかない。またいつも通りの展開でまたアイツに踊らされていることに自分自身に呆れてしまうが、なんにせよコイツらを無事にここから出してやることが先決だ。
しかし、そのミッションが達成できるかどうかはコイツらにかかっている。
『ここは”混浴”温泉。温泉はもちろん、一緒に身体を洗ったりサウナに入ったり、男女の時間を心行くまでご堪能ください。むしろ堪能するまでここから出られません』
つまり、俺とコイツらが混浴を楽しむ必要がある。ただ入浴するだけではなく身体を洗ったりサウナに入ったりと、この浴場内の設備をフル活用するように求められていた。
かのんたちは喋らないが、顔だけは真っ赤に燃え上って事の重大さを理解しているようだ。覚悟もないままいきなり好きな男と混浴しろなんて言われたら、そりゃ誰でもこうなるわな。
そもそもの話、今の時点で既にタオル1枚のみでほぼ裸の状態だから、その状況だけで羞恥心は爆発寸前になっているはずだ。湯舟に使っている時にここに流されてきた奴もいただろうから、偶然一緒にタオルが落ちてこない限り身体を隠すものがない。それに浴場にバスタオルなんてデカいものを持ち込めないので、タオルがあったとしても身体を洗うための小さいタオル、到底身体を隠しきれるものでもない。
だから俺はなるべくコイツらの方を見ないようにしてやっているのだが、こちらに背を向けて腕や手で身体を隠している女の子、しかも水も滴っている瑞々しい肢体を見せられたら――――いや、これ以上はやめよう。せっかく昂りそうな感情を抑えて教師っぽく振舞ってるのに、想像なんてしたらいつ暴発するか分からないからな……。
そんなわけでコイツらを何人かの組に分け、男女の時間を堪能するミッションを開始することにした。
俺は役得なんだろうけど、これって後で通報して事案になったりしねぇよな……??
~※~
湯舟に浸かるのであればまずは身体を洗うところから。ということで洗い場に来ていた。
さっき洗おうとはしたけど、直後にコイツらが流れ落ちてきたから結局ここに来てからまだ何もしていない。だから最初は身体を洗おうと思ったんだけど――――
「どうして俺がお前らに身体を洗われなきゃいけねぇんだよ……」
「そ、それは洗ってもらうのは流石に恥ずかしいですし……」
「裸を見られるくらいならこっちの方がマシですの……」
恋と夏美に風呂椅子に座らされていた。
ここが最初の試練場。洗い場で男女交流を示すためには洗いっこという子供がやるような遊びを大人の俺たちがやる必要がある。最初は俺が洗ってやろうかと思っていたんだけど、ここに到着した瞬間に目元にタオルを巻かれて強制的に着席させられてしまった。流石に男が女の身体を洗うのは大胆過ぎたか。いや別に下心なんてなかったけどさ。
そんなわけで前から夏美、後ろから恋にタオルを押し当てられている。
「先生って、意外といい身体してますの……。鍛えていますの?」
「いや、特には」
「細身なのに大きなお背中。肉付きは程よくて思わず触りたくなるお体。異性と言えどもここまで良いお体を前にすると羨ましく思います」
「胸板も厚くて手も大きくて、これで抱き―――――いや、なんでもないですの……」
コイツら、俺が目隠しされてる状態で反撃できないからって欲望ダダ漏れだ。目隠ししてるとは言っても声は余裕で聞こえるので、そんなことを言ったら逆に性癖を自爆で暴露しているのと変わらない気もするが、そこに羞恥心はないのだろうか。
もしかしたら、既にもう恥ずかしさなんて限界突破してしまったのかもしれない。最初は恥ずかしがっていたのに、何故か今は落ち着いていながらも積極的に俺の身体を洗ってくれている。こういうことをやってみたいと思っていたのか、それともヤケクソなのか……。
どちらにせよ、風呂場で女子高生に身体を洗われているなんてどんな光景だよって話だ。未成年だぞ? しかも清楚をウリにしているスクールアイドルの美女美少女たちにこんなことをしてもらえるなんて、人生で手に入る全ての金を注ぎ込んででも頼みたい男はいるだろう。それをタダで経験できているんだ、優越感が高まってしまう。言ってしまえば虹ヶ先の奴らと同じシチュエーションになったことはあるが、アイツらと違ってこういう男女交流が苦手なコイツらに洗ってもらうからこそ滾るものがある。
「前って、その……
「えっ、わ、私は……。大切なところだと思うので、夏美さん優しくしてあげてください……」
「それじゃあ、タオルを取りますの……」
「ちょっ、ちょっと待て! そこはいいって!!」
コイツら正気か!? 銭湯の暑さと羞恥の熱さ、そして興奮の高まりで頭が狂ったか?? もう少しで下半身のタオルを外されそうだった。少し躊躇していたものの、それでも最終的には脱がそうとしてくるあたり冷静ではないことが丸分かりだ。しかも2人揃って何故か積極的なのは、やっぱり想いの男と一緒に浴場にいるというデート的なシチュエーションが行動意欲を後押ししているのか。それとも何か別の要因が……?
「下半身は脚だけでいいから。このタオルを取るのはお前らにはまだ早い」
「むぅ、女々しいですの先生……」
「普通の対応だろ。てか見たいのかよ……」
「怖いもの見たさ、という言葉もありますし……」
「はい、この話はもう終わり。十分に男女の仲の良さを見せつけられただろうから、これくらいにしておけ」
そんなわけで身体洗いタイムを強制的に終了させた。
なんだかちょっと肉食系混じってなかったかコイツら? マジで温泉の熱気と羞恥の暑さにやられてしまっているのか。
かく言う俺も結構ぼぉ~っとしてしまいそうな時があったから気を付けねぇと……
~※~
身体も洗ったので遂に温泉。と言いたいところだが、どうやら普通の大きい湯舟に浸かるだけではダメらしい。ご丁寧に『こちらが混浴用』と書かれた湯舟があるのだが、大浴場の中にあるくせにしてやけに狭い。子供用だろうか。
そして、こんな狭い湯舟で混浴するとなれば――――
「本当にここで一緒に入るのかよ、先生と……? 千砂都先輩はいいのか……?」
「やるしかないよメイちゃん。ここから出るためだもん。うん、出るためだから仕方ないよね……♪」
千砂都の奴、ちょっと嬉しそうじゃねぇか? この前一緒にゲーセンに行った時から俺に対する容赦のなさレベルは上がったと思われるが、まさか混浴することになっても動じないとかやるなコイツ。
対してメイは戸惑いを隠せていないようだ。まあこれが普通の反応なんだけどさ……。
このまま手をこまねいていても仕方がないので、まず俺が湯舟に入り、続いて千砂都とメイが俺の両隣に位置する形で浸かった。
これこそまさに女子高生と一緒に混浴するシチュエーションであり、これまたスクールアイドルと混浴するためであれば大金をはたく男は大勢いるだろう。
「こんな状況ですけど、湯舟自体はちょうどいい温度で気持ちいいですね。それに私、先生と一緒だったらこんな状況も悪くないかなって思ってます」
「ま、ただ風呂に入ってるだけだからな。そこまで気にするようなこともねぇだろ」
「私はまだ恥ずかしいって! 先輩はどうしてそんなに楽しそうなんだよ!」
こうするしかないって分かっていても、それでも恥ずかしさを押し殺して俺の隣に来るあたり千砂都に負けない度胸だけはあるようだ。
スレンダー組2人との混浴。狭い湯舟だけど、2人がLiellaの中でも相当な細身の部類なおかげで窮屈ではない。別にバカにしてるわけではないが、肉付きのいい奴じゃなくてこっちとしても助かったって言うか何と言うか……。
「先生、今失礼なこと考えてなかったか?」
「えっ? んなことねぇよ」
「先生。女性っていうのはそういう視線には敏感なんですよ」
「変なことは考えてねぇって。お前らこそよからぬ妄想してんじゃねぇのか? さっきからこっちジロジロ見やがって」
「「……ッ!?」」
図星か。男が女の子の裸に目が行ってしまうように、女性の方も魅力的な男に対して目を向けてしまうものだ。さっきから俺の顔だったり身体だったりを見回してきやがって、それこそ視線がまる分かりだっつうの。
「だって仕方がないじゃないですか。こうして裸同士で隣にいると、先生って意外と大きくて頼りがいのある良い身体だなぁ~って、そりゃ見るしかないです」
「自分の隣にいる男がどんな男かを見定めるのが女の習性だって、最近読んだ漫画で言ってたから……まあ仕方ねぇよな」
どんな理論だ2人共。恥辱に支配されながらも相手の裸が気になるって相当なスケベ脳じゃねぇか? しかも漫画って、意外とそういうジャンルのを読むのかコイツ……。
夏美と恋と同じくこの謎の積極性、裸になっていることで気持ちも多少オープンになっているのかもしれない。それにしてもここまで俺の身体に興味津々だとは思わなかったけど……。
「それじゃあ先生、もっと見せてくださいよ♪」
「なにを!? てか急にくっつき過ぎだどうした!?」
「緊張してんのかよ。先生のくせに」
「お、おい……!! あぁもうっ! 今回はこれで終わりだ!」
2人が急に距離を詰めてきたから驚いて先に上がっちまった。逆にこっちが女々しくなるとは思ってなかったけど、あれほど積極的になるってことは羞恥の限界を突破したってことか? さっきの夏美と恋もそうだったけど、やたらとグイグイ押してくるのは一体どういうことだよ……。
~※~
「熱いわね……」
「すみれ、もう泣き言デスか?」
「そんなわけないでしょ。健康のために時々入りに行ってるから、むしろ慣れてるわよ」
「きな子は暑いのは苦手っす……」
そんなわけでサウナに入った俺、可可、すみれ、きな子。サウナって入ったことがなくてただ暑いだけだと思っていたのだが、どうやらそれなりに温度調節はしてくれているらしく、巷で良く言われている目が痛くて居ても立っても居られないとか、全身がヒリヒリするとかそんな症状はなかった。
ただ、ここに来て一番の障害が立ちはだかっていた。
それは女の子特有の甘くもあり性的欲求が刺激されるような淫猥な香りが漂っていることだった。当然3人はサウナの暑さで汗をかくわけで、しかもこの部屋が特別広いわけじゃないから熱気が籠る。そのせいで女の子の香りが部屋中に充満し、俺の鼻腔をくすぐる。メスの匂いとも言えるだろうか。
「はぁ、はぁ……ぼぉ~っとするっすけど、ちょっと気持ちよくもなって来たっす……」
「無理はやめなさいよ。逆に疲労で動けなくなるってこともあるらしいから。はぁ……」
「はぁ……。可可は全然大丈夫デス……」
いやその吐息も艶めかしくてエロいからやめてくれ。こっちも本気で我慢してんだぞ分かってんのか。ただでさえ身体を洗われたり混浴したりと誘惑に耐えてきたのに、ここでオスの情欲を誘うような匂いや吐息は反則過ぎる。しかも熱気のせいで自身の判断力がどんどん下がっているような気がするし、気を抜いたら襲いかねないぞコイツらを。
女の子とこのような状況に慣れているとはいっても、ここまでメスの匂いを嗅がされると流石にマズい。
しかもまたコイツらこっちをちらちらと見てくるし、どれだけ俺のことが気になってんだよ。みんなそんなに男の裸が好きだったのか? 筋肉が目立つ良い身体なんてお世辞にも言えねぇのに、どうしてそこまで注目するのやら……。
「先生の匂いが部屋中に広がって、なんだかとってもいい匂いでふわふわするっす……」
「へ?」
「先生の身体、汗が滴って綺麗でカッコいいデス……」
「へ……?」
「アンタ、ちょっと触らせなさいよ」
「ちょっ、ちょっと待て!! 急になにすんだ!!」
すみれが手を伸ばしてきたので思わず椅子から飛び降りて攻撃を避けてしまった。
やっぱり何かがおかしい。さっきからこれまでのコイツらではありえないくらいの積極性を見せている。しかもその方向が変態的なのがまた困りものだ。俺も気を抜いたら気持ちがふわふわしそうになるし、もしかしてこれ秋葉が変な空気か何かを流し込んでるんじゃねぇだろうな……? いや絶対にそうだろこれ……!!
「せんせぇ……きな子、暑くなってきたっす……」
「触ってもいいじゃない減るものじゃなし」
「触られて恥ずかしがるとか、意外と
「お前が言うな! えぇいっ! お前ら一旦頭冷やせ!」
強引だが3人をサウナ室から摘まみ出した。
最初は暑さや恥ずかしさでやられているのかと思ったけど、まさか裸の付き合いをするって物理的に結合させるってことかよ。だからって無理矢理欲情させてんじゃねぇよ……。
~※~
「これで最後か……」
「先生、疲れてますか?」
「まぁ色々あったからな……」
「リラックスするために温泉に来てるのに、逆に疲れてる」
最後はかのんと四季と岩盤浴。サウナと比べたらこっちは寝るだけだし、温度も高くないのでゆっくりできそうだ。コイツらが暴走しなければの話だけど……。
ただ懸念点がないわけではない。岩盤浴と言えば専用の館内着を着るのが普通だが、もちろんそんなものは
そんなことを考えていると、同じく寝転んでいる四季がじっとこちらを見つめていることに気が付く。
この展開、まさかコイツもさっきの奴らみたいに……!?
「先生って――――ED?」
「ぶっ!? なんだよそれ!?」
「勃起不全、勃起障害」
「意味を聞いてんじゃねぇよ! どうしてそんなことを言い出したんだ!?」
思春期女子が発してはいけない言葉を連発しやがって。コイツもまた頭がおかしくなったのかと思ったが、元々こういう奴だったなそういや。
「さっきまでみんなに身体を洗ってもらったり、混浴したりサウナに入ったり、裸の女の子と触れ合ってきたのに全然勃ってないから」
「慣れてるからだよ、女の子と風呂に入ったりするのは。だからそんなことでいちいち反応しないっつうの」
「これが王の貫禄というもの」
「先生って、教師じゃなくてホストとかやってた方が似合いそうですね……」
「お前もなんつうこと言い出すんだよ……」
そういや秋葉に言われたことがある。公の場で目立つな、って。目立つと女の子たちがどんどん言い寄ってきて社会問題になるレベルらしい。催眠術の類かよってツッコミを入れそうになったが、現にスクールアイドルの練習風景を映したの動画なんかに俺がうっかり映り込むだけで再生数が爆伸びするので、実際に問題になるってのは間違いなのかもしれない。その割にはスクールアイドル相手には目立ってる気もするけど。スクールアイドルキラーなんて呼ばれてるし……。
「じゃあ私の身体で欲情する?」
「え?」
「勃起するかと聞いてる」
「だから言葉に気をつけろと……」
「じゃあかのん先輩の身体は?」
「えっ、私!?」
「綺麗な身体か肉付きのいい身体、どっちか選ぶとしたら?」
コイツ、これが素の状態なのか? いや普段からこんな猥談を切り込むタイプじゃないし、やっぱり秋葉の罠に引っかかってる可能性が高い。ほんのりと顔も赤いし、相変わらずの無表情なせいで何食わぬ顔で下ネタをぶっ込んでくるその容赦のなさが怖い。
かのんもかのんで顔が赤く、寝ながら身体をもじもじさせている。誘ってんのかその動きと変な衝動に駆られてしまうが、コイツもコイツでタオルが開けて全部見えそうになっているのに気にしていないので、やはり他の奴らと同じく強制的に羞恥が抑えられ、発情指数が高くなっているのだろう。
「先生は興味あるんですか、私の身体……?」
「へ? そ、そりゃないって言えばウソになるけど……」
「興味はある。だけど勃たない。だったらもっと見るしかない。こっちは魅せるしかない」
「おい自分でタオル取ろうとすんな!! つうかこっちに来んなって!」
コイツら、四つん這いになってこっちに迫ってきやがる! ぶっちゃけタオルを巻いていただけなので大切なところ以外は見えてしまっているのだが、女の子の全裸姿をこんな形で見たくはない。やるならお互いに覚悟ができている時って決めてんだ。こっちにも信念ってものがあるんでね。
そう自分に言い聞かせた瞬間に、俺は迫りくる2人の間をすり抜けて岩盤浴から抜け出した。
しかし――――
「先生逃げるなんてヒドイっす!」
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃねぇか……」
「そろそろ観念するんですの。脱がしてあげますから……」
「お前ら、まだ回復してないのかよ!!」
他の奴らに待ち伏せされていた。このままだと変態思考に常識を支配された女の子たちに身体を弄ばれてしまう。人によっては女の子に手籠めにされるのはご褒美かもしれないが、こっちから攻める派の俺としては女の子に主導権を握られるなんてゴメンだ。でもどうやって元に戻せばいいのか……。
そうだ、もう全員と『男女で銭湯を堪能する』ミッションを達成したんだからここから脱出できるはずだ。
さっきから変なガスみたいな匂いがするし、換気さえできればきっと――――
そう考えて浴場入口へ行き、分厚い鉄製ドアに手をかけて横にスライドさせる。
すると簡単に開いた。脱衣所の新鮮な空気が浴場の変な匂いのガスを換気する。そのおかげかみんなの血気盛んな勢いが止み、その場で崩れ倒れた。
「おい大丈夫か!?」
『大丈夫。疲れて寝てるだけだから』
「秋葉!?」
館内アナウンスで秋葉の声が聞こえてきた。やっぱり見てたのかよ……。
『まさか誰にも襲い掛からずにミッションをクリアするとは思わなかったよ。あのガスで零君も興奮を煽られてたはずなのに』
「正直危なかった。裸の女の子に耐性がなかったら終わりだったな……」
『でもこれでみんなのこと良く知れたでしょ? 変態さんにはなってたけど、これはただみんなの心の奥底を呼び起こしたに過ぎないから』
「なに? コイツら意外とそういう性格なのか……?」
『ふふっ、どうだろうね。まあ裸のお付き合いってことで、君たちの仲が進展したから今回の目的は達成だね♪』
「はは、どうだか……」
俺も疲れ果ててその場に座り込む。
毎回毎回やることが面倒なんだよコイツ。俺たちの関係を進めたかったらもっと純愛的なイベントを用意してくれたらいいのに、いつも騒動ばかり引き起こしやがって。吊り橋効果でも狙ってんのか……。
そんなわけで、裸の付き合いで俺たちの関係も一歩進んで―――――なくね? コイツらにとって黒歴史になっただけのような気がするけど……うん、これからあまり話題に出さない方がいいかもな。
最近μ's編を読み返してたのですが、その頃と比べると零君の紳士っぷりが半端ないデス(笑)
今回興奮度は高まりつつも女の子に全く手を出していなかったので、自分で描いておきながら大人になったと思います。