「先生せんせーーーっ!」
「千砂都か……。なんだようっせーな……」
ホームルームを終えて職員室に戻ろうと廊下を歩いていると、後ろから千砂都が大声で呼びながら迫って来た。廊下を走っていはいけないという一般常識を見事に無視した爆走で、ここまで堂々と規則を破られたら逆に注意しにくくなるってもんだ。俺は気にしないけど、生徒会長の恋が見たら発狂するくらいのスピードだったな……。
「何の用だ? 可可みたいに顧問の勧誘だったら他を当たれ」
「あはは、先生が顧問になってくれるのであれば私も嬉しいんですけどね……。でも今回は別の用件です! はい、これどうぞ!」
「なんだこれ? チラシ?」
千砂都から受け取ったチラシには手書きででかでかと書かれたたこ焼きの絵があり、どうやら宣伝のビラのようだ。コイツがたこ焼き屋でアルバイトをしていることは知っていたが、まさか宣伝まで任されているなんて店から相当信頼されてるっぽいな。校内で学校の許可なくビラを配るのはどうかと思うが、廊下を堂々と走り回るコイツからしてみれば些細どころか気にしない問題なのだろう。
「実はこの前から創作たこ焼きの開発を進めていたんですけど、それがこの秋ようやく商品として売り出されることになったんです! これはもう食べに来るしかない!」
「たこ焼きでも何でもオリジナルが一番うめぇんだよ。創作とか余計な趣向を凝らしたゲテモノなんて口にしたくねぇな」
「ドライだなぁ~。人生は何事も挑戦ですよ? そんな受動的だから彼女の1人もいないんじゃないですか?」
「ほっとけ……」
教師に向かってそんなこと言うか普通?? やっぱりコイツ、俺を先生としてではなく年上の接しやすいお兄さん的な扱いをしてないか……? それはコイツだけではなく他の生徒もそうなのだが、やっぱり見た目はまだ大学生にしか見えない若い男だからフレンドリーに接してくるのかもしれない。まあ下手に畏まられるよりも、こうして友達感覚の方が俺としても話しやすくていいけどな。それにしても千砂都はあまりにも距離が近すぎる気もするが……。
ちなみに俺に彼女がいないというデマは、この学院内でのみ事実と称して出回っている。なのでさっきのコイツの発言のように、会話が劣勢になると何かと付けて『彼女いないくせに』と煽って来るのが常となっていた。実際にはいるのでノーダメなのだが、『寂しい』という汚名がここまで広がるとそれはそれでやっちまったなと思うよ。最初は数日程度で風化するものとばかり考えていたので、女子高生の噂の広がり方と定着具合をナメていたな……。
「そんなことより、今日の放課後絶対に来てください! ほら、チラシに割引券が付いてますから」
「だからゲテモノは食いたくないって……ん? この割引券『全品タダ』って書いてあるけど嘘だよな!?」
「嘘じゃないですよ。このチラシは私が先生専用に作ったものですから」
「なぜ俺だけのために?」
「そ、そりゃ先生に来てもらいたい……じゃなくて、先生に創作たこ焼きの実験台になってもらいたいからですよ! だって他の人にいきなり食べさせるのは気が引けるじゃないですか!」
「人柱かよ俺!? 変なモノ食わされると分かってて行く奴がいると思うか!?」
「ダメ……ですか?」
コ、コイツ、成人男性と思春期女子の身長差を活かしての上目遣いは卑怯すぎるだろ……。俺がこういうのに弱いってのは知らないと思うので無意識にやっているのだろう。流石はコミュ力お化け、こういうことも自然にできちまうんだな。なんか薄っすらと涙も見えてるし、そこまでして俺に来て欲しかったのか? コイツはいつも口調が軽いからノリで来て欲しいって言ってるのかと思ったけど、意外と本気なのかもしれない。
「ったく、分かったよ。行けばいいんだろ行けば」
「ホントですか!? 言質取りましたからね?? いや~やっぱり先生はお優しい限りで!」
「切り替え早いなオイ……。つうかなんだそれの手に持ってる目薬は!? まさかお前……やりやがった??」
「なんのことですか? 秋になると目が乾燥しちゃうんですよねぇ~♪ それでは店に来るということで、放課後お待ちしてますね! それじゃ!」
「ちょっ、待て! って、逃げ足はえぇ……」
千砂都はまたしても廊下を爆速で駆けていった。言いたいことだけをまくし立てるように言って立ち去るその様は、アイツの名の通り嵐みたいな奴だ。友達が多くコミュニケーションも達者であるアイツの性格が思う存分滲み出ている。しかも質の良い上目遣いを演出するために涙を流す演技までしやがって……。可可が超ドストレートに想いを伝えてくるのに対し、アイツは変化球を交えてくるからタチが悪い。子供の頃は内気な性格だって聞いてるけど、今の会話を聞くと到底そうとは思えねぇな。
とりあえず店には行ってやるか。ゲテモノを食うかどうかは別としても、バイト先で優良アルバイターとして活躍している様を見て見たいって好奇心がある。それに店に来て欲しいってアイツの気持ちは本物っぽいから、女の子に頼まれたら応えてやる男の義理を果たしに行きますかね。
そして、廊下の曲がり角では――――
「やった、ちゃんと誘えた! ちょっと卑怯だったけど、誘えさえすればこっちのものだもんね。うん、今日は早く店に行って準備しよう」
俺の知らぬところで意気込む千砂都だった。
~※~
「ここか……」
店とは言っても移動販売車でたこ焼き屋を営んでいるようで、日によって場所はまちまちだそうだ。ただどの場所も若い奴らが通るような人通りが良い道や公園を選んでいるためか、経営時間は主に学校の放課後の時間帯となっているらしい。そのためか夕方は若者でごった返す超人気店だと聞いていたのだが――――
「誰もいねぇじゃねぇか。本当に流行ってんのかここ……」
販売車の前にはいくつかテーブルが置かれているが誰もおらず、店の周りにすら人っ子一人いない。もしかして来る場所を間違えたのかと思って千砂都が送ってくれた販売車の写真を確認したが、特に間違ってはいないようだ。放課後と言っても仕事を片付けてきたから来たので少し時間は経っているが、それでも遅い時間帯ではないはずだ。
人影がないことを不思議に思ったが、とりあえず販売車のカウンターに近づいてみる。すると車の奥から千砂都がひょこっと現れた。
「あっ、先生! 来てくれたんですね!」
「いやお前が来いって行ったんだろ……」
「そういうところが律儀っていうか、約束はしっかり守ってくれるところが評判いいんですよ。放課後に勉強を教えてくれって頼んだら教えてくれるし、進路相談に乗ってくれと言われたら乗ってくれるし、友達もクラスメイトもみんな先生のことを信用しているんです」
「そりゃどうも。てか教師として当たり前のことをしてるだけだ」
「その当たり前のことを真摯にやってくれることが生徒にとって嬉しいことなんですよね。でもそこまで優しいのにどうして彼女いないんだろ……」
「余計なお世話だ! とっとと例のブツを出せ!!」
とことん彼女いない話題をこすってきやがるなコイツ……。実は俺の周りには女の子がたくさんいることを暴露したらどんな反応をするんだろうか。言ったら言ったで根掘り葉掘り聞かれて鬱陶しくなるのは目に見えてるので絶対に言わねぇけど。
「食べてもらいたいたこ焼きですけど、まだ作ってる最中なのでもう少し待ってください。とは言っても今日のお客さんは先生だけなので、すぐに用意しちゃいますね」
「どうして俺以外誰もいないんだよ。実は流行ってねぇのか?」
「今日はリニューアルオープンの前日なので、一般営業は明日からなんですよ。だから先生には明日に向けて新作のたこ焼きを味見して欲しくって」
「話は分かったけど、どうして俺なんだよ? かのんたちに頼めばいいだろ」
「そ、そうですね……ほら、もし不味かったらかのんちゃんたちに迷惑じゃないですか!」
「俺だったらいいのかよ……」
「先生ってタフそうですし、多少変なモノを食べても大丈夫かなぁ~って、あはは……」
「普通にイヤだが!? 何食べさせようとしてんだお前!?」
「大丈夫です安心してください! 一応自分で味見はしましたから!」
味見して問題ないならそれこそなくかのんたちに食わせりゃいいだろってツッコミは野暮なのだろうか。わざわざ教師である俺を呼びつけるよりもアイツらを呼んだ方が楽だし、人数も多い分それだけ感想のレパートリーも増えるはずだ。可可もそうだけど、コイツらってやたら俺に固執している気がする。惚れられている……のかは不明だけど、年上の男、しかも自分の教師である男を誘うだなんて普通では勇気を出さなきゃできない行動だ。だが実際にこうして誘ってくるんだからそれなりの理由があるのだろう。
もう少し時間がかかりそうなので、適当に近くのテーブルについて待つことにする。カウンターを見てみると千砂都が慣れた手つきでたこ焼きを作っており、なんだか楽しそうだ。だが俺と目が合うと顔を赤くしてすぐに逸らしてしまい、気が散ったのか危うく火傷しそうになるくらいの危なっかしさもあった。何してんだよアイツ……。
そしてのいい匂いが漂ってきた頃、紙皿にたこ焼きを乗せた千砂都が俺の待つテーブルへとやって来た。
「へいお待ち! たこ焼き1丁!」
「居酒屋かよ……。って、なんだこれ? 1個1個見た目が違うけど……」
「売り出す予定のたこ焼きをそれぞれ単品で作ったんですよ。もちろん売りに出すのは何個かまとめてなんですけど、先生には全ての種類を味見して欲しいのでとりあえず1個ずつにしようかと」
「それでも8個あるのか……。クレープやアイスクリームじゃあるまいし、こんな種類を出さなくてもいいんじゃねぇか……?」
「それこそクレープやアイスと同じくらい甘い考えです。いくらたこ焼きと言えども、種類を増やさないとJK人気のあるスイーツには勝てません。この世はSNS映えの時代ですから、たこ焼きも進化していくべきなのです」
「その結果がこれかよ……」
「はいっ、どうぞ召し上がれ!」
盛り付けられたたこ焼きは1個1個別のフレーバーらしいのだが、明らかに見た目がたこ焼きっぽくないのも混じっている。やけに赤くて明らかに辛そうなのもあるし、もはや口に入れることすら躊躇われるような紫色の物体まで存在している始末。ゲテモノと言っていたのも半ば冗談だったのだが、まさかコイツ本当にゲテモノ使いだったのか……? コイツも言っていた通り今はSNSや動画の時代であり、見た目や味はどうであれとにかくバズってしまえば勝ちみたいな感じがある。ほら、激辛のカップ焼きそばみたいな感じだ。だからこのたこ焼きもバズり重視で見た目や中身は二の次になってんじゃねぇだろうな……。
俺はSNSで有名でもなければ動画配信者でもなく、増してゲテモノ紹介のブロガーでもない。だからこれを食うのは相当な抵抗があるのだが……千砂都の奴、満面の笑みだ。よほど俺にゲテモノを食わせたかったのだろうか……。
「あっ、そうだ、私が食べさせてあげますよ! ほ、ほらこういうのって恋人みたいでいいなぁって……」
「どうした急に顔を赤くして?」
「な、なんでもないです!! とにかくまずはこれから!」
「おい、その赤いのはよせ!!」
「行きますよ!」
「まだ食うって言ってねぇ――――むぐぅ!?」
千砂都はよりによって真っ赤なたこ焼きを爪楊枝にぶっさし、俺の口に突っ込みやがった。あまりの早業に抵抗する余裕もなく、俺の脳も食い物が口内に入って来たと勘違い(俺はゲテモノだと思ってる)して勝手に口が動いて咀嚼してしまう。真っ赤なたこ焼きのことだ、恐らく中に唐辛子やハバネロの類が混入しており飛び上がるような辛さが俺を襲うのだろう……と思っていたのだが――――
「ん……? ちょうどいいピリ辛で意外と美味い?」
「だからゲテモノなんて出すわけないって言ったじゃないですか! それは辛そうに見せるよう生地に着色しているだけで、中身は至って普通のたこ焼きで、紅しょうがを少々多めにしてるだけです」
「だったら最初からそう言えよ。だったら警戒する必要もなかったのに」
「まあ先生のビクビクしてる様子を見るのが楽しみってのもありましたけどね♪」
「ホントにいいキャラしてんなお前……」
千砂都の煽り性能が高すぎる件。そういやかのんも定期的に自分に似合わない可愛い服を着せられてるとか言ってたし、すみれもよくからかわれてるって愚痴を溢していた気がする。それを踏まるとコイツ、相当なドSなのでは……? コミュ力が高くて活発で元気が良くてドSっ娘って、中々に手を付けづらい奴だな……。
それでもゲテモノだと思っていたたこ焼きは意外とまともで、さっきの真っ赤なやつ以外のも食べてみたがかなり美味かった。カレー味やピザ風味と言った王道のものから、紫色をしたのはただのタコなしのブルーベリークリームが入ったもの(もはやスイーツの類だが)で想像以上に食が進んだ。味見をしたとは言ってたけどコイツの味覚がバグっていたらアテにならないので警戒はしていたのだが、そんな心配は無用だったようだ。そしていつの間にか全てのフレーバーのたこ焼きを完食していた。
「完食してくれてありがとうございます! えぇっと、どうでしたか?」
「いや、普通に美味かったよ。見た目だけだと最初は躊躇するけど、それも若い奴らなら面白がって食うだろうし別にいいんじゃねぇか」
「そっか、よかったぁ……」
「よかった? そんなに自信なかったのか?」
「いえ、そういうわけじゃないんです! ただ先生が美味しいって言ってくれるか心配……って、なんでもないですなんでも! あはは……」
途中から聞こえなくて誤魔化されたような気がするけど、まぁいいか。ゲテモノを食わされて腹壊して寝込むみたいな展開にならなかっただけ良しだ。過去にせつ菜の破壊的料理を食わされて死にかけになったことがあったから、ゲテモノにはトラウマがあるんだよ……。
「つうかアレンジしにくいたこ焼きをここまで進化させるなんて、料理の才能あるんだなお前。それに加えてダンスも歌も上手いし、衣装を作れるくらい裁縫もできる、すげぇ奴だよ」
「えっ、どうしたんですかいきなりそんな褒め殺しだなんて!?」
「素直な気持ちだよ。ここで冗談を言ってどうする」
「いや私ってテンションが無駄に高かったりするので、名前の通り『嵐』みたいだねってよく言われるんですよ。先生に対してもそんな感じで、結構失礼やっちゃってません私……?」
「そりゃフレンドリー過ぎるところもあるけど、俺は全然構わないぞ。むしろそっちの方が堅苦しくなくていい。それにお前のからかい混じりの会話、俺は結構好きだぞ」
「す、好き!?」
「そこだけ切り取るな勘違いされるだろ……」
「好き……私のことが……好き??」
「おい、おーい! 聞こえてんのか……?」
顔を赤くしたままフリーズしたんだけどコイツ……。まさか千砂都の奴、人をからかうのは得意だけど羞恥心をくすぐられるのには弱いタイプか? こうして長所を褒め殺しされると今みたいに動揺するクソ雑魚メンタルなのかもしれない。人を煽るのであればまず自分に煽り耐性を付けてからやれってのが常識なのに、意外と恥ずかしがっちゃうんだな。
「はっ、私は何を!?」
「俺に褒められた瞬間にショートしてたぞ。まさかかのんたちに褒められてもそうなんのか?」
「違いますよ! 先生だけですから!!」
「なぜ俺だけ?」
「あっ、い、いや何でもないです!! とにかくたこ焼きのお代払ってください! ほらほら!」
「えっ、急にどうした? ってタダじゃなかったのかよ!? あのチラシの割引券はなんだったんだ!?」
「私の機嫌を損ねたから有効期限切れでーす! さあさあ早く!」
「分かったから急かすなって! つうか顔真っ赤だぞ?」
「~~~~ッ!?!? あぁ~もう代金2割増しです!! さっきのたこ焼きの材料が超高級食材だったので!!」
「どうしてそうなる!?」
何故か暴走し始めた千砂都に理不尽な金を請求される。頬を真っ赤にしているその様は髪が白いためかよく分かり、羞恥心を隠そうとして言葉をまくし立てているのだろうが全く意味がない。ドSキャラにこういった表情をさせるのは俺の愉悦でもあるのだが、コイツの場合は取り乱しすぎてこっちがやり過ぎたと思ってしまうくらいだ。俺はただ褒めてただけなんだけどな……。
でも思い返してみれば、褒めただけでここまで恥ずかしがることは過去になかった気がする。褒め方の度合いにもよるだろうが、ここまで露骨に反応を見せたのは初めてだ。クソ雑魚メンタルかと思っていたけど、本当は俺から褒められて嬉しいってことなのか? 単に照れ隠しってだけなら可愛いものだけどな。
その後、千砂都をある程度宥めることに成功したおかげで無駄な金を払わずには済んだ。もう夜も近くなってきたのでそのまま帰宅したのだが、結局別れ際まで彼女はずっと照れてしおらしくなっていた。それでもたこ焼きは美味かったから食いに来ると言ったら笑顔が戻ったあたり、俺に褒められるのは嬉しいことなのだろう。
そして俺が立ち去った後、千砂都は店の片付けをしながら1人呟いていた。
「美味しいって言ってくれた美味しいって言ってくれた……。また来るって言ってくれたまた来るって言ってくれた……。ふふっ♪」
千砂都の脳内に過去の記憶がフラッシュバックする。
『ダンス上手いな。思わず見入っちゃったよ』
『かのんと可可の夢、叶える手伝いをしてくれねぇか? ファーストライブを成功させてやりたいんだ』
『過去に何があったのかは知らねぇけど、もし誰かに話して気が楽になるんだったら俺が相手になってやる』
『別に逃げたっていい。かのんも可可もすみれも、何も言わないし咎めない。でも、お前はそれでいいのか? 本当にやりたいこと、あるんだろ?』
『見ていてやるよ。お前がダンスの大会で優勝するところも、スクールアイドルとしてステージに立つところもな。俺、お前のダンス好きだからさ』
『かのんがお前の過去から解き放ってくれたように、お前もアイツを前に進ませてやれ。大丈夫だ、今のお前は強くなった。俺が近くで見てきたんだ、保証するよ』
『残業お疲れ様たこ焼き? わざわざサンキュ。お前のたこ焼きは好きだから嬉しいよ』
『俺にダンスを見て欲しい? 別にダンスに詳しくないから教えられることは何もないぞ? えっ、見てるだけでいい? ったく、仕方ねぇな……』
「今日も何だかんだ付き合ってくれたし、やっぱり優しいな先生って……」
ここで自分を鼓舞した千砂都は、片付けを途中でやめ、たこ焼きの質を上げるために夜遅くまで料理の練習をしていたという。
そして、新作たこ焼きを携えた翌日のリニューアルオープンは大盛況だったようだ。
からかい混じりでフレンドリーに接して来るけど、恋沙汰になると恥ずかしがって弱いところ見せる女の子、いいですよね(笑)
特に千砂都はアニメでも有能な面を何度も見せてくれたので、そういった子に恋愛でモヤモヤさせるのが大好きだったりします! 今回は零君をからかったりたこ焼きの試食という大義名分を盾に彼と一緒にいたいという、彼女の可愛いところを押し出してみましたがいかがでしたでしょうか?