女の子の服を溶かす水を放つホースが独りでに暴走を始め、その長さを無尽蔵に伸ばしプールから学園内へと侵入してしまった。プールでは歩夢たち虹ヶ咲の面々のジャージ、体操服、下着を次々と溶かし、ほぼ丸裸にした超ド級の変態ホースだ。握られていた俺の手を振りほどき、今は蛇のようにうねうねと動きながら学園内で女の子を狙っているに違いない。服を溶かす効力は男には効かず女の子のみ有効であることから無機物のくせに男の性欲しか感じられねぇぞあのホース。
ちなみにそのホースがどこにいるのか追跡は簡単で、プールから質量保存の法則を無視してどんどん伸びているからその胴体を辿っていけば必ず先っぽに辿り着ける。
そのはずだったのだが――――
「全然追いつけねぇな。どんなスピードで伸びてんだ……」
廊下に伸びる緑色のホースの胴体を辿っているのだが、中々追いつく気配がない。こうしている間にも道行く女の子たちの服が溶かされているだろう。俺としては眼福なのでホースが暴れようが別にいいのだが、何もしなければ侑に怒られるので仕方なく止めてやることにする。
そんな中、近くで女の子たちの悲鳴が聞こえてきた。何が起こったのか容易に想像できるし、なんなら男の俺がその現場を見に行ってもいいのかとツッコミを入れられるかもしれないが、犯人を見つけるためにはまず現場検証が大切だ。それに侑から犯人を捕まえろって指令も出てるから、そのためなら現場へ踏み込むのは合法だろう。
そして声のした方、廊下の踊り場に踏み入って見ると――――
「おお~っ!!」
思わず感嘆の声が出てしまった。
それもそのはず、女の子たちがびしょ濡れになり、自分の胸と下半身を腕と手で隠しているこの光景は芸術と言ってもいい。もちろん服は溶け、中には裸のまま女の子座りで身体を隠している子もいる。男ならそんなシチュエーションに何も感じないわけはなく、息を飲みながらじっとこの光景を見つめていた。
「きゃっ、零さん!?」
「ひゃっ!? み、見ないでぇええええええええ!!」
「零さんに裸を見られてる!? シミとかないよね!?」
「もしかして私たち襲われちゃう!? 純潔なくなっちゃうの!?」
女の子たちは三者三様の反応を見せるが、みんな恥ずかしがっていることには変わりないようだ。中には妙な期待をしている奴もいるみたいで、それも女子高校生が故の思春期脳だからだろう。
この学園の生徒は秋葉によって俺を好きになる素質がある子たちで集められている(1人を除く)。そのため俺に裸を見られたとて恥ずかしいと思うことはあれど嫌悪感を抱くことはない。だからこの子たちも逃げるようなことはせず、顔を赤くして悶えながらもどこか期待した目で俺を見つめていた。ぶっちゃけ女の子の裸姿なんて見慣れているのだが、裸で水で濡れ濡れの女の子たちがあちこちにいるこの光景は興奮を煽られざるを得ない。
目の前の淫猥な楽園に目を奪われていると、後ろからこの学園の現生徒会長・三船栞子がやって来た。
「どうされましたか騒々しい。皆さん真面目に掃除を――――って、うえっ!? 校舎濡れてるぅう゛う゛う゛ううううううううう!?」
「今すげぇ声出たな……」
元々コイツの声は低い方だが、目の前の惨状に普段の冷静さに似合わない低い叫び声を上げる。まあ廊下も窓も壁も、なんなら天井まで水に濡れ、まるで校舎が洪水に飲み込まれたみたいになってるからそりゃそういう反応にもなるわな。
それにコイツが驚くのはそれだけじゃないだろう。校舎のびしょ濡れよりももっとヒドいことになっている女の子たちが目の前にいる。
「な゛っ!? あ゛っ、ちょ゛っ、え゛っ゛ぇ!? こ、ここは学校ですよね? いかがわしいお店ではないですよね!?」
「どこから声出してんだそれ……。落ち着け、これでも学校だ。見た目はソープランドみたいだけどな」
「えっ、ソープ……って、なんですか?」
「いやなんでもねぇよ……」
そういや栞子は純粋っ子ちゃんだったわ。性知識の"せ"の字もしらない子なので俺のお得意のR-18ジョークが通用しないのが辛いところだ。そういう子に良からぬ知識を教え込むのも楽しくはあるんだけどな。
そんなことはさて置き、栞子にこの状況に陥った理由を手早く説明する。ホースが暴走して女の子の服を溶かしまくっているなんて謎の事態を常人であるコイツが理解できるはずもなく、俺の話の1から10まで常に『?』を浮かべて聞いていた。まぁコイツが俺の日常(傍から見れば非日常)に染まり始めたのは最近だから仕方ねぇか。
それでも生徒会長として目の前の惨状を放っておくことはできないのか、とにかく関係者各位に電話をして事態の収拾のための支持を出していた。咄嗟の出来事だけどこの要領の良さと大勢の人を動かすカリスマ性は流石せつ菜を生徒会長から引きずり下ろしただけのことはある。
「服飾同好会の方々に服を持ってくるよう依頼をしました。すぐに来るそうなのでもう少しの辛抱です」
「まあ服を着せてやるのはいいけど、正直追いつかないと思うぞ?」
「えっ?」
「とりあえず暴走蛇を追いかけよう。ここは後から来る奴らに任せればいい」
「は、はいっ!」
ぐんぐんとその胴体伸ばし続ける蛇(ホース)を追いかける俺たち。だがその道中の廊下は至る所がびちょびちょに濡れており、服を溶かされた半裸、全裸の女の子たちが腕と手で身体を隠したり、身を寄せ合って大切な部分を守ったりしていた。とてつもない淫猥な現場に思わず歩を止めてその光景を眺めてしまう。そして俺の視線に気づいた子たちは頬を赤くして恥ずかしがっていた。その仕草が男の性的興奮を更に加速させるとも知らずに……。
女の子たちが羞恥に悶えながら、高校生らしい熟す途中のカラダを見せつけられたらこちらも我慢できるはずがない。しかもコイツらはみんな俺のことが好きなんだ。つまり襲ってOKってことだろ? ぶっちゃけプールで歩夢たちの半裸姿を見た時からこちらの興奮度は跳ね上がってるんだ、我慢しろという方が酷だろう。
だがもちろんそんなことを隣にいる栞子が許すはずもなく、呆れた表情で俺を見つめていた。
「零さん……。お気持ちは分からなくもないですが、今は事態の収束を優先してください。この学校には女性しかいない以上、まともに動けるのは零さんだけですから」
「それは重々承知だけどさ……。てか俺の気持ち分かるのかよ」
「それはまあ、男性でしたら悦びそうですから……って、そんなことより早く行きましょう! でなければ次々に被害が出てしまいます!」
気持ちは分かると言った瞬間にコイツにレズ属性でもあるのかと思ったから少し焦ったぞ。澄ました顔をしている奴ほど心の奥で何を考えているのか分からないため、清楚に見えて意外と脳内ピンクだったってことは余裕で有り得る話だ。特に桜内なんとかさんはとんでもない性癖の持ち主だったな……。
そんなことはさて置き、ここにいる服を脱がされた子たちも服飾同好会の奴らに任せて俺たちはド変態通り魔を追う。
そんな中、栞子の携帯が鳴る。栞子は俺の聞こえるようにスピーカーにして応対した。
『会長……』
「どうかされましたか副会長さん? 声が弱々しいですが……」
『学校を蝕む悪意には、勝てませんでした……』
「副会長さんっ!? 一体何があったのですか!?」
『私も書記さんも会計さんも、みんな衣類を溶かされてあられもない姿になってしまいました……。神聖なる生徒会役員が全身肌を晒すなんて、もう切腹してお詫びをするしか!!』
「落ち着いてください。大丈夫です。こちらには零さんがいますので」
『まぁ!? 確かに私たちの未来を預けるのにふさわしいお方です! これで安心して眠りにつけます……』
「えぇ、安らかに……」
「危機感があるのかないのか分からねぇなオイ……」
コントのような会話を繰り広げる生徒会役員たちだが、電話の向こうでは服を溶かされ身体を濡らされた生徒会役員たちが無残にも転がっていることだろう。学園の中枢組織である生徒会が潰れたとなると、指令を出す組織がいなくなりもう本格的に学園が支配されかねない。そして間もなくこの学園全ての女子生徒は服を消され全裸を見せることになるだろう。俺としては別に構わないのだが、俺がこの状況を解決してくれるという謎の期待を背負わされているため頑張らざるを得なくなっていた。別に俺のせいでこうなったわけじゃねぇんだけどな。身内の失態と言えばそうなんだけど……。
「とにかく作戦を考えましょう。ということで零さん、何かいい策はありますか?」
「丸投げかよ……。とりあえず、ホースの先端に追いつくしかなさそうだな。引っ張っても伸び続けているから意味ないし」
「でも追えども追えども追いつかないではありませんか。どうやって追いつくのですか?」
「アイツは女の子の服を溶かす猛獣として、舌なめずりしながら服を着ている女の子を探している。つまり、女の子が目立つ場所にいれば向こうからやって来るはずだ」
「な、なるほど、おとり作戦というものですか……」
「だけど既に虹ヶ咲や生徒会を含め、ほとんどの子が服を溶かされている。全裸になった子にはもう興味を示さないだろうから、そのおとりは服を着ている奴に頼むしかないな」
「そ、それって誰に……」
「そりゃお前しかいねぇだろ――――生徒会長さん?」
「えっ……えぇえええええええええええええええっ!?!?」
そもそも服を溶かされた子は全裸状態になっているから、裸で徘徊趣味のある変態でもない限りまともに歩き回ることもできないだろう。そうなればおとり役は必然的に服が生き残っている子に限られるわけで、そうなると学校のトップである生徒会長が文字通り身体を張るしかないだろう。まあそのための『長』なわけだしな、知らんけど。
とにもかくにもグズグズしていたら学校中の女の子が全裸になりリアル売春施設になりかねない。だから栞子の制服を犠牲にしてでも奴を捕獲する必要がある。まあ本人の羞恥心が揺さぶられるだけなので安い代償だろう……多分。
~※~
「うぅ、どうしてこんなことに……」
俺たちは中庭へとやって来た。ここで栞子(の制服)をおとりに暴れ狂うホースをおびき寄せる作戦だ。開けた場所の方が見つかりやすいと思ってここに来たのだが、来る途中の廊下も案の定水浸しになっており、服を溶かされ全裸剥き出しになっている女の子たちに何度も遭遇した。学校中のあちこちで女の子が脱がされていると思うとちょっぴり興奮するな。
栞子を中庭の中心に立たせ、俺は物陰から例の暴走蛇を止めるために様子を窺う。
すると服を溶かすことだけに執念を抱く通り魔のホースが遂に中庭に現れる。現れたのだが――――――
「えっ、こ、これは……!!」
栞子が思わず声を上げる。
それもそのはず、ホースの先が一本ではなく複数あったからだ。一本の胴体から水の噴射口が複数に分かれており、もはや触手のようにうねっている。コイツ、戦いの中で進化してやがったのか……。
「ちょっ、零さん聞いてませんけど!?」
「相手が誰であれ生徒会長なら凛然とした態度を保て。触手っぽくなってたのは予想外だけど……」
「なんだかうねうねしていますよ!? 大丈夫なんですか本当に!?」
「まあなるようになるだろ」
「なんて投げやりな……!?」
いや俺もかなり焦ってんだよ。ホースが栞子の服を溶かしている間にその先端を掴んでやろうと思っていたが、まさか複数に枝分かれして触手みたいになっているとか知らねぇっつうの。胴体は無限に伸びるみたいだから引っ張るのも無意味だし、このままだといい対処法が見つからず栞子の制服が犬死になっちまうぞ……。
さてはてどうするかと頭を捻っていると、後ろから肩をつんつんとつつかれる。
振り向いてみると白いシャツとハーフパンツ姿の侑がいた。
「お兄さん」
「侑……。お前その服は?」
「部室に置いてあった予備の体操服を借りました。それよりもこれを使ってください」
「なんだそのデカいハサミは……?」
侑が手渡してきたのは雑草を狩る時に使うような大きなハサミだった。どうしてそんな物騒なモノを持っているのかと思ったが、それを使ってやることなど1つだろう。
「園芸部の友達から借りてきたんです。とは言ってもその子たちもみんな服を溶かされて動けなくなっていましたから、勝手に持ち出してきたんですけど……」
「こんなデカいハサミを奪ってくるなんて中々にワイルドなことしてんなぁお前。で、これでアイツの胴体を切れって言うんじゃねぇだろうな?」
「もちろんそれですよ。水も止まらない、蛇口から栓を抜くこともできない。だったら――――切断します!」
「なにその猟奇的な考え。最近何かイヤなことでもあったか?」
「いや割と普通の考えだと思いますけど……」
「ただお前の思考回路がサディストなだけだったか……」
「そんなことはどうでもいいんです! さっき廊下に伸びている胴体を切ろうとしたんですけど、異常に堅くて切れなかったんですよ。だから男性の力なら行けるかもと思って……」
「なるほど。ま、試す価値はあるか」
侑からハサミを受け取る。気が付けば触手と化したホースが今にも水を噴射しようとしていた。機会を見計らっている暇はなさそうだ。
俺はホースの背後に回り込み、ハサミでその胴体を――――ッ!?
か、かてぇ……!! ハサミで胴体を挟んだのだが刃が全く食い込まない。進化していたのは胴体の長さだけではなく硬度もだったのか。秋葉の奴、余計なところまで魔改造しやがって……。
そうして俺が油断していると、一瞬の隙を突いてホースがその触手を栞子――――そして侑に目掛けて伸ばし始めた。
「ひゃっ!?」
「きゃっ!?」
「な、んだと……っ!?」
いつも通り水をぶっかけるのかと思ったら、その触手で栞子と侑の胸元をぐるぐる巻きにした。しかも上手いこと胸を囲うようにその上下に触手を巻き着かせている。だから2人の成長過程の胸が触手によって強調されていた。
しかも触手の胴体から漏れだした水が胸元の服の布をどんどん溶かしている。
「な、なんですかこれ!? む、胸が見えて……!?」
「シャツが溶けてる……!! し、下着まで……!! お兄さん見ちゃダメですよ!!」
触手(ホース)に巻き付かれてその粘液(ただの水)で服を溶かされるとか、もはやエロアニメやエロ漫画の類だけど映して大丈夫か……? それに見るなと言われて見ない男はいないので現状をまじまじと観察しているが、もはやどちらも服はほぼ溶けかかっており、元凶の水が下着まで浸食し始めている。身体に巻き付かれているせいで振り払うこともできず、ただただ自分の胸が曝け出されるのを待つしかないようだ。
「ちょっ、見えちゃう……!! お兄さん何を黙っているんですか早くなんとかしてください!!」
「お前が見るなっつったんだろ……。とは言ってもなぁ……」
「つめたいっ!? あっ、む、胸が……」
水の冷たさにしかめっ面をしながらも羞恥心に耐えている栞子と侑。でも抵抗することはできないのでただされるがままとなっている。でもそんな様がえげつないほど淫猥で、何もできない女の子の服を脱がすという男のロマンを目の前で再現され俺も心の中でよからぬ欲求が沸き立っていた。
「お兄さん聞いてますか!? お兄さん!?」
「み、見え……っ!?」
侑は必死に俺に語りかけ、栞子は目を瞑って現実逃避をしている。それもそのはず、もう下着のほとんどが溶かされ、もう少しで胸の先端がその姿を見せようとしているからだ。女の子の大切な部分の1つであり、男なら誰でも吸い付きたくなるその部分。思春期女子としては見られたくない痴態がもうすぐ俺の目の前に――――!! あまりの興奮具合に俺は全身に力が入っていた。
その時だった。2人に巻き付いていたホースがその力を緩めて地面に落ちたのだ。その瞬間に2人は反射神経で胸を隠す。
気付くといつの間にかホースの胴体は切られていた。どうやら俺が2人の痴態に興奮し過ぎたため手に力が入り、その勢いからハサミでホースの胴体を真っ二つに切ったらしい。それでホースの暴走が止んで2人が解放されたのだ。
色々思うところはあるけど、まあこれで良かったんだろうな。でももうちょっとだったのになぁ……。
そんなことを考えていると、侑は胸を腕で隠しながらジト目でこちらを見つめてきた。
「お兄さん……」
「なんだ助けてやったのにその目は?」
「いや助ける気なかったですよね!? 明らかに私たちの服がなくなるのを待っていたじゃないですか!?」
「この世は結果だ。結果的には何も見えていないんだから別にいいだろ。下半身はほぼ被害もないしな」
「胸に憑りつかれていただけですから……って、そういう意味じゃないんですけどまぁいいです」
なんだろう、最近思春期並みの性欲がカムバックしている気がする。果林とのホテルやせつ菜との漫画喫茶で色々あったからか? こんなエロアニメのようなシチュエーションでここまで滾るなんてらしくないが、やっぱりフィクションのネタを現実で見られるという一種の興奮があるのだろう。ほら、普段テレビで見ているヒーローをデパートのショーで見るような感じだよ。
一通り問題が解決したのだが、結局残された爪痕は大きくなってしまった。今日は虹ヶ咲学園の大掃除の日なのだが、校舎全体がびしょ濡れになったので掃除されたのかされてないのかよく分からない状態だ。まあほとんどの生徒の服が溶けたのでその対応の方が大変だろう。そこに転がっているホースの残骸の処理もしないといけないしな。
「とりあえず私はこの残骸を回収しますので、零さんと侑さんは持ち場に戻ってください」
「あっ、それなら私も手伝うよ。あっちは歩夢たちに任せてあるしね。そうだ、お兄さんは私たちのために上着を取って来てください」
「なんでお前にパシられなきゃいけねぇんだ……」
「動けるのがお兄さんくらいしかいないんですから協力してくださいよ」
「はいはい……」
服を持ってきてやるためにこの場を離れようとしたその時、転がっていたホースが小さくビクついたことに気が付いた。
そして栞子と侑がホースの残骸を手に取ろうとしたその瞬間、ホースの先端に溜まっていたであろう残水が噴射され2人の全身にぶっ掛けられた。汚い例えになるが、用を足した時の残尿感を振り払うような感じだ。溜まっていた水をぴゅっと噴き出すあの感じがまさに目の前で起こってしまった。
もちろんその水は女の子の服を容赦なく溶かし、それが今回は全身にぶっ掛けられたので――――
「えっ!? スカートが……!! し、下着にまで水が……!!」
「ひゃっ!? ハーフパンツが溶けて!? お兄さん絶対にこっち見ちゃダメですよ!? 絶対に!!」
この暴れ蛇のせめてもの抵抗だろうか、それとも俺に夢を見させてくれるのか。
どちらにせよ事件の爪痕は想像以上に大きかったようだ。
「だからこっち見ないでくださいってばぁああああああああああああああ!!」
前回と今回は割とネタ寄りのお話でしたがどうでしたでしょうか?
ぶっちゃけ服が溶けるという定番ネタを描きたかっただけです(笑) でも零君と一緒にいるとこういうことは日常茶飯事なので、侑が耐えられるかどうか……
小説が面白いと思った方、是非ご感想や評価をよろしくお願いします!