今回と次回はサブキャラたち(中にはメインキャラも混ざりそうですが)を中心に、この小説では全然触れて来なかったバレンタインのお話となっています。
虹ヶ咲編の時系列的に年齢がおかしいキャラがいますが、それは特別編ってことでパラレルワールドと思っていただければと……
神崎家族 → A-RISE → 矢澤ここあ、こころ姉妹
『バレンタイン特別ミッション』
1日でチョコレートを1000個貰え
「はっ、何か電波のようなものを受信した気がする――――って、そんな夢で起きる俺の方が電波少年だよな……」
何やら夢の中でやらなければならないミッションが浮かび上がってきたような気がする。起床後に夢の内容を思い返すことがあるようだが、それは自分の妄想で、実際に見ていた夢の内容とは異なるという研究結果があるらしい。医学的根拠があるのかは知らないが、どうもこのミッションはやり遂げなければならないという謎の強迫観念に捕らわれていた。別に達成しなくてもペナルティはないのに、何故かやり遂げる必要がある。これが神からのお達しってやつか。痛い子になったな俺も……。
2月14日の朝6時。どうやらいつもより早く目が覚めてしまったらしい。夢のお告げを受信した影響か知らないけど迷惑な話だ。今なら眠気も残っているので二度寝してもすぐ夢の中にとんぼ帰りできるだろう。
――――と思ったのだが、毛布の中がやけに暖かい。つうか明らかに俺じゃない何かが中にいる。さっきから何やらゴソゴソと、主に俺の下半身あたりで……。この後に何をされるのかその時点で察した。
朝から性的欲求の解放で余計な体力を使いたくない。中にいるのは誰なのか想像はつくが、とりあえず毛布を捲ってみよう。
「あっ……お兄ちゃん起きてたんだ」
「やっぱりお前か……」
予想通り俺のベッドに忍び込んでいたのは楓だった。ぶっちゃけた話、こういったことは割と日常茶飯事なので特に驚くべきことでもない。部屋に鍵をかけても何故かこじ開けられるので俺の方から諦めてしまった経緯もあるくらいだ。実の妹に朝ご奉仕で起こしてもらうなんて最高に望まれるシチュエーションだが、俺にとってはいつものこと過ぎて喜びすらなくなっていた。慣れって怖いな。
「今日は勘弁してくれ。どうやら1日中動き回る必要があるみたいだから。夢のお告げでな」
「は? 何それ電波? それは私がお兄ちゃんをご奉仕することより重要なことなの?」
「重要だ、今日だけはな」
「なんか今日は一段と冷静だねお兄ちゃん。ま、私の目的は別にあるんだけどね」
「別?」
「うん。はいこれ、チョコレート。今日はバレンタインでしょ? お兄ちゃんには誰よりも真っ先に渡したかったから、こうして朝から忍び込んでたんだよ」
楓から綺麗にラッピングされた箱を渡される。まさか起床直後から受け取るとは思わなかったが、思い返してみれば毎年のバレンタインでチョコ受け取り一発目は毎回コイツだったな。流石は俺のことを世界中のどの女よりも好きだと言い張るだけのことはある。健気と言うか執念深いと言うか……。
「ありがとな。お前の手作りは何でも愛が籠っていて美味いから、そんな世界最強の妹を持って俺は幸せ者だ」
「えっ、お兄ちゃんどうしたのデレ期!? ま、まぁ褒めてもらえたことは嬉しいんだけどね、えへへ。お兄ちゃんはやっぱり世界最強のお兄ちゃんだよ♪」
「そうだな。世界最強だからこそ、あと999個集める必要があるのか」
「ん? なんの話?」
「モテる男への試練ってところかな」
冷静に考えて、1日で1000個のチョコを貰うことなんてできんのか……? 今まで3桁にすら到達したことがないのに4桁とか、その要求はあまりにもハードすぎる。でも何故か達成しなきゃいけないような感じがするので頑張ってはみるか。俺がこんな早朝に起こされたのもそのミッションのために動き出せということなのだろう。神からなのか天からなのかは知らないけど無茶な要求をしやがる……。
そんなことを考えていると、突如として俺の部屋のドアが開け放たれる。ノックもせずに入って来た失礼極まりない奴は――――
「楓ちゃ~ん! 朝ごはんまだ~?」
「ちょっ、お母さん!? 今お兄ちゃんととってもいい雰囲気なんだから邪魔しないで!!」
案の定と言うべきか母さんだった。寝起きなのか気の抜けた様子だが、声だけはやたら大きいのは女優の性だろう。母さんのダイナミックな入場のせいでもうこっちの眠気吹き飛んじまったぞ。テレビやドラマを見ている時はあんなに品行方正で落ち着いているのに、実家に帰ってくるとまるで子供だからな……。
「楓ちゃんって、まだ零くんにチョコを一番乗りで渡すのやってたんだ」
「やってるよ! これからも一生やるよ! だからあっち行った、しっし。大人なんだから朝ごはんくらい自分で作ってよ」
「え~。日本にいる間は楓ちゃんの手料理がいいのに~。零くんもこの気持ち分かるでしょ?」
「まぁ……な」
「安心して。お兄ちゃんなら私の手料理を好きなだけ振舞ってあげるからね、一生。むしろ他の女の料理を食べようなんて許さないから」
「重いな!?」
俺への愛が深い妹だけど、深すぎてヤンデレ気質を発揮するのが玉に瑕だ。まあこちらも悪い気はしないので別にいいんだけどさ。
こんな感じで朝から騒いでいると、またしても俺の部屋に侵入者がやって来た。とは言ってもこの家の住民はあと1人だが……。
「もう朝からうるさいよみんな。徹夜で研究していて今寝ようとしていたんだから静かにしてよ」
「ゴメンね秋葉ちゃん。楓ちゃんがギャーギャー騒ぐから」
「いやお母さんが駄々こねるからでしょ!? いい大人が娘に責任を押し付けないでよ!」
如何にも眠そうにしている姉、秋葉まで俺の部屋に入って来た。跳ねている髪やよれよれの白衣を見るにまた研究に没頭して一睡もしていないのだろう。
それにしても、相変わらず賑やかだねぇ神崎ファミリーの女性陣は。母さんが楓を弄り、それを秋葉が冷静に宥めるこの構図。楓が子供っぽくなるのは母さんがいる時だけだし、秋葉がまともに見えるのも母さんと楓が一緒にいる時だけだ。つまり家族団欒の状況にも関わらず家族の意外な一面が見られるから、いつもの光景に見えて意外と新鮮だったりするんだよな。
「そうだ、お母さんも零くんにチョコ用意してるんだよ。せっかくバレンタイン当日に日本にいるんだから直接手渡ししたくてね。はい、どうぞ」
「あぁ、サンキュ」
「だったら私も今渡しちゃうね。この私が直々に手作りしたんだよ?」
「なんか変なモノ入れてねぇだろうな?」
「してないしてない。好きな人に想いを伝えるためのチョコだもん」
「そ、そうか。悪いな、疑ったりして」
「素直過ぎてお姉ちゃんらしくない……」
「楓ちゃんは後で薬付け実験の被検体になってもらおうかな♪」
「ひっ!?」
家族から貰うのも毎年のことだが、今年はいつも海外にいる母さんが帰ってきていたり、秋葉が素直になって手作りチョコを作ってくれたりと至れり尽くせりだ。母、姉、妹。この歳にもなって家族の女性陣からここまで心の籠ったプレゼントを貰うのは中々に珍しいことだろう。それだけ仲がいいって言えばそうなんだけどさ。
「秋葉ちゃんチョコ作り頑張ってたもんねぇ~。あなたがここまで健気になるなんて、やっぱり零くんの魅力って半端ないよ」
「ちょっ、お母さんそれ言わない約束!」
「息子を溺愛するお母さんもお母さんだけどね」
「今でも狙ってるよ、零くんのこと♪」
「それは冗談にならねぇからやめてくれ。姉と妹ならまだしも、母親は笑えない」
「もうお兄ちゃんったら、妹だったら押し倒して拘束して自分のモノにしたいだなんて♪」
「言ってねぇよ……」
「ふ~ん、お姉ちゃんでもいいんだ……」
これ以上口を開くとああ言えばこういわれるのでやめておこう。神崎ファミリーの女性陣は元気過ぎて俺だけではツッコミが追い付かない。ここで疲れていたら今日1日チョコレートを貰うために動けないから体力は温存しておかないとな。
こうして俺のチョコレート1000個チャレンジが始まった。夢のお告げを聞き試練を達成しなければならない使命感のもと、俺の長いバレンタインデーの幕が開けるのであった。
【現在のチョコ数】
3個(残り997個)
~※~
幸いにも今日は色んな女の子たちを会う予定がある。だからその時にチョコは一定数確保できるだろう。問題は流石にたくさんの女の子を囲っているとは言っても4桁はいない(と思う)ので、目標の1000個をどうやって集めるかだ。1つ心当たりがあると言えばあるのだが、果たしてどこまでアテにできるかは分からない。
つまりだ、目標達成のためには今日会う予定がない女の子とエンカウントするしかない。それもただ会うだけでなくチョコを貰わなければいけないので、それこそハードルは爆上がりだ。わざわざ『バレンタインのチョコが欲しいから今日中に作って』と連絡をするのも気が引けるし、さてはてどうすっかなぁ……。
「零君!」
「えっ……?」
チョコを貰うための作戦を考えていると、通りかかった公園から女の子の声が聞こえたのでそちらを振り向く。
その声の主はA-RISEのツバサ。そして英玲奈とあんじゅの姿もあった。3人はラフな格好でドリンクを片手にしているので、恐らく練習か何かの最中だろうか。朝から御苦労なことで。
「れ、零君おはよ! 奇遇だね……」
「あ、あぁおはよう。こんな朝っぱらから練習か?」
「練習というよりかは体力作りだな。朝ほど運動が身に染みることはない」
「私はもっと寝ていたいんだけどねぇ~。英玲奈ちゃんの体育会系のノリに付き合わされる身にもなって欲しいよ」
「君は誰かが起こさないと二度寝三度寝も辞さないだろう……。まあ、今回の目的は
「はぁ?」
すると英玲奈とあんじゅはツバサの方を見る。いきなり注目されたためか肩をビクつかせて驚くツバサだが、コイツさっきからなんだかよそよそしくないか? いつもだったら明るいテンションで絡んでくるのに、さっき挨拶した時も言葉がたどたどしかった。今も何やら焦っているようで、俺とまともに目も合わせてくれない。割と会うのは久しぶりだから、俺が何かをやらかしてこういう反応になっているとは思えないんだけど……。
「ほらツバサちゃん。せっかくここで会えたんだから渡さないと」
「ちょっ、ちょっとあんじゅ押さないで! 分かったから!」
「渡すってもしかして……」
「そ、そうだよチョコレート! UTXのキッチンを借りて作ったんだから、う、受け取らないと承知しないんだからね!!」
「なんだその慣れないツンデレは!? 目がぐるぐるしてるぞ大丈夫か!?」
「最近のツバサは君の話になるといつもこうなる。それだけ愛情があるということだ」
「え、英玲奈!?」
とりあえずツンデレ風に渡されたチョコレートを受け取る。ツバサと言えばA-RISEのリーダーで誰もが羨む存在で憧れの対象ではあるが、こうして見るとただの女の子だな。そういった一面を俺だけが見られると思うと優越感だが、まさかバレンタインにチョコを渡してくれるくらい好感度が上がっていたとは思っていなかったぞ。
「正直に話すとな、ランニングをしながら君の家にお邪魔するつもりだったんだ。君のことだ、この後もたくさんの女の子と会う予定があるのだろう? その群衆に飲み込まれる前にチョコを渡したかったのだ、ツバサは」
「なるほど。純粋に恋する乙女に見えて意外と出し抜く奴だったんだなお前」
「な゛っ!? そんな計算高い女みたいに……。それにさっきあなたに声を掛けろって言ったのはこの2人で私は別に……」
「だったら私も出し抜いて渡しちゃおうかなぁ~。はい零くん、私からもプレゼント!」
「えっ? あぁ、ありがとな」
「では私も便乗させてもらおう。2人と一緒に作ったから味は保証できるぞ」
「お、お前もか。サンキュ」
まさかこの2人からも貰えるとは意外だ。つうかトレーニングの最中に俺の家に寄るって押しかけ妻じゃあるまいし、中々にぶっ飛んだことやろうとしてたんだなコイツら。でもそれだけ俺にチョコを渡すのを心待ちにしてくれたってことか……。そう考えると目的を達成するための数合わせではなく素直に感謝しなくちゃな。
「ありがたく受け取らせてもらうぞ。ホワイトデーで何かしら返せるようにするからよ」
「おっ? 零くんから慈悲なんて珍しいこともあったもんだね」
「俺ほど慈愛に満ちた男はいねぇぞ。それにお前らのチョコに愛を込めてくれたのなら、それに応えるのが男ってもんだろ」
「愛って、ツバサはそうだが私たちは……」
「違うのか? わざわざ手作りなのに?」
「そ、それは……」
「も、もうっ、零くんそういうところがズルいよ……」
「って、英玲奈もあんじゅも照れてるじゃん!! 私を散々からかっておいて!!」
そんな感じでA-RISEの3人からもチョコを受け取った。スクールアイドルの中では間違いなく最も社会進出を果たしている彼女たちだが、そんなコイツらからバレンタインチョコを貰うなんてちょっぴり、いやかなり優越感だ。それを抜きにしても俺のために手作りしてくれたんだから素直に嬉しいけどね。
そしてやいのやいの楽しそうに言い争いをするA-RISE。男に恋をするって大変なんだな……って、恋されてる側の人間が言うセリフじゃねぇか……。
【現在のチョコ数】
6個(残り994個)
~※~
ここまでは至って順調のように見えるが、集まったチョコの数は全体の数%でしかない。だが千里の道も一歩から、塵も積もれば山となる。それを信じて女の子たちと巡り合っていくしかない。こうしてチョコをくれそうな女の子たちに心当たりがあり過ぎるのは我ながら自慢だ。
ちなみに今まで貰ったチョコは秋葉が考案したポケットに全て格納してある。上着の両方のポケットの中身が四次元空間となっており、無尽蔵にどんな大きさのモノでも保管できるそうだ。相変わらずどんな原理なのか意味不明な発明品だが、よくよく考えてみたら人間の日常生活に激震が走るような代物だよな。それを俺のためにしか活用しないのがアイツっぽいけど……。
「おにーちゃーーん!!」
「お兄様!!」
鼓膜に響く元気な声色とお淑やかな声色。まるで幼い女の子が叫んでいるかのようなオクターブの高い声の主は――――
「ここあ? こころ?」
「うんっ、おにーちゃんおはよう!」
「おはようございます、お兄様。本日もご機嫌麗しく存じます」
矢澤家の次女で中学生のこころ、三女で小学生のここあが俺に駆け寄ってきた。俺を見かけて嬉しいのかここまでずっとニコニコと笑顔を絶やさず、もはや朝日よりも圧倒的に明るい表情だ。小さい子の活発な姿を見ているとこちらも元気を貰えるってのはこのことなのだろう。『元気』と言っても変な意味じゃないから勘違いしないように。
「えへへ、私たち実はおにーちゃんに会いに行く途中だったんだ」
「俺に?」
「はい。本当はお兄様にお宅に突然お邪魔してサプライズをする予定だったのですが、まさかこんなところで出会えるなんてこっちがサプライズでした」
「お前らまで押しかけ妻かよ……。で? 俺に何か用か?」
「またまた惚けちゃって~! 今日が何の日か知ってるでしょ?」
そりゃ既にチョコを貰ってるからな――――とは純粋無垢なコイツらに言えるはずがない。ここは何も知らないふりを装って、今日はチョコレートを始めて貰う反応でも見せておくか。俺にエッチなことを要求するくらい神経の図太いコイツらならそんなことは気にしないと思うが、幼女に対する配慮くらいはできるさ、紳士だからな。
「お兄様!」
「おにーちゃん!」
「「ハッピーバレンタイン!」」
こころとここあはラッピングされた可愛らしい包装を小さな手のひらに乗せて俺に手渡す。こころのラッピングは超絶に綺麗で真心が籠っていることが一目で分かり、ここあのラッピングは多少粗があるがそれも無邪気で元気いっぱいの彼女らしい。恐らく俺のために包装の仕方を勉強して準備してくれていたのだろう。コイツらの笑顔とチョコレートの包装の手の込みようでそれが分かる。
「お姉様に教えていただき、心を込めて作りました。是非受け取ってください」
「おにーちゃんに笑顔で美味しいって言ってもらうところを想像して作ったんだよ! 料理は初めてだけど頑張ったんだから!」
「ありがとな。お前らの想い、ありがたく受け取るよ」
「やった! ありがとうおにーちゃん!」
「お兄様、ありがとうございます」
「どうしてお前らがお礼を言うんだよ」
「だっておにーちゃんにはいつも遊んでもらってるし、日頃のお礼がたくさんあるんだもん!」
「そうですね。バレンタインはお兄様に感謝を伝えられる数少ない機会ですから、そこで本気を出すのは当然です」
まだ幼くして男への愛を抱いている中学生と小学生。こんな小さい子たちに惚れられるなんて中々に背徳的だが、ぶっちゃけ恋愛に年齢は関係ない。この子たちが俺に愛を示してくれるのであれば俺はそれに応えるだけだ。まだ思春期を迎えていない多感な時期の女の子を自分の色に染め上げられると思えば、それはまた一興だろう。
「お兄様にはまだまだ教えていただきたいことがたくさんありますからね。またエッチなこと、たくさんご教授ください♪」
「おにーちゃん、私たちに舐められて気持ちよくなってたもんね~♪ またやってあげようか~?」
「ぐっ、それは忘れろ……」
ノリと勢いでロリっ子のコイツらにご奉仕させた苦い記憶が蘇る。コイツら事あるごとにそのネタを引き合いに出すものだからタチが悪い。まだ誰にもバラしてはいないようだが、もしかして手のひらで踊らされてるのって俺の方だったりするのか……? コイツらと付き合うのはそう簡単なことではなさそうだ。
【現在のチョコ数】
8個(残り992個)
To Be Continued……
実はメインキャラも描く予定だったのですが、そうなると余裕で4~5話に膨れ上がりそうだったのでサブキャラのみに断念しました。
次回はSaint Snow、近江遥、綾小路姫乃+αになる予定です。
それにしても6周年って小学生が入学から卒業まで一通り経験するくらいの期間ですから、そう考えると長いことやってるなぁ~って(笑) ここまでお付き合いいただきありがとうございます! ラブライブも新しいシリーズが7月アニメ開始ということで、どれだけ零君のハーレムが広がるんだろうか……?
新たに☆10評価をくださった
五月雨@ノンさん
ありがとうございます!
小説が面白いと思った方、是非ご感想や評価をよろしくお願いします!