高校生の頃の零君の描き方を忘れちゃってましたが、今思い返せば思春期男子のお手本のような存在でした(笑)
海未が我儘を言うので、混浴は許容されたが着替えは別々となった。そのため先に俺が着替え、その後にみんなが着替えて露天風呂に入ってくる流れだ。
そんな訳で俺は一足先に露天風呂を堪能しているのだが、やはり高級旅館の温泉はお湯から違う。詳しいことは何1つ分からないけど、なんか身体が芯の底から癒される感じがする。温泉なんてな、疲れが取れた
それにしても、露天風呂から見える景色が絶景すぎるのなんのって。夜空に浮かぶ月や星は壮大で、夜の闇に包まれた山々は雄大、その山から流れる大きな滝は広大で、それを眺めている自分が自然の支配者となった感覚になる。人間がどれだけ頑張っても屈することしかできないのが自然なので、それを支配したとなれば笑いも出ちゃうってもんだ。露天風呂からこれだけの絶景を見ることができるんだから、そりゃお高いわなこの旅館。
そうやって大自然の王となって温泉を満喫していると、露天風呂の扉の開く音が聞こえた。
振り返りたい衝動に駆られたが、ここはみんなから姿を見せてくれるのを待とうと思う。だってほら、みんなの一糸纏わぬ姿を今か今かと心待ちにしてるなんて知られたくないじゃん? これでも穂乃果たちの主人な訳だし、どっしり構えていたいんだよ。だから敢えて振り返らず、堂々と景色を見ている――――フリをする。
「お待たせ、零君!」
「わぁ~景色が綺麗だね! これを零くんと温泉に入りながら見られるなんて、ことり幸せだよ♪」
「卒業旅行にしては勿体ない気もするけどな――――って、マジか……」
穂乃果とことりは躊躇いもなく湯に足を浸ける。それは別にいいのだが、想像以上に俺に近い場所、もはや身体と身体が密着するかのような場所に入ってくるものだから驚いてしまう。しかも穂乃果は俺の右隣に、ことりは左隣に、俺を挟み込むような形で入ってきた。
振り返らないと決めていたのに思わず目だけを動かしてしまったのだが、2人の生脚が見えた瞬間に俺は息を飲む。最近までスクールアイドルで練習漬けだったのにも関わらず、どうしてコイツらの脚はこれほどまでに美脚なのだろうか。筋肉質になっているとか、日焼けをしているとか、余計な要素は一切ない。穂乃果もことりも、今にもむしゃぶりつきたくなるような綺麗な脚をしている。
そして少し目線を上げてみると、ことりが今まさにバスタオルを取って湯船に入ろうとしていた。直後に俺の右隣で穂乃果が湯船に浸かる勢いの良い音が聞こえたから、恐らくそこら辺にバスタオルを投げ捨てて雑に飛び込んだのだろう。
だが、ことりはその逆。まるで俺を誘惑するかのようにバスタオルをゆっくり外そうとするが、どこまで外せば自分の身体が外界に晒されるのかを熟知しているようで、胸も下半身もギリギリ見ることができない。身体を湯船に入れながら、同時にバスタオルが湯に浸からないように、更に俺に身体を見られないようにする見事な3連コンボを披露して、とうとう女の子の大切なところを一切見せずに湯船に浸かることに成功した。その美麗な技に興奮したってよりかは、その華麗な動作に拍手をしてしまいそうだった。
「残念だったね♪」
「何のことだか……」
「さぁ、ことりもし~らない♪」
ことりは自分の肩を俺の肩に触れ合わせながら、笑顔で俺の顔を覗き込む。正直、凝視してたことバレてるよな……。でも、昔の俺だったら女の子の裸どころかメイド姿を見るだけで鼻血を出してたから、全裸の女の子たちに挟まれて平静を保っていられるあたり成長しただろ?
「そういや、お前ら身体洗ってないよな? いきなり湯船に浸かるなんてマナー違反も甚だしいぞ」
「だって早く温泉に入りたかったんだもん! それに穂乃果たちの貸切なんだし、細かいことは別にいいじゃん」
「温泉に飛び込むくらいだもんな……。お前にマナーもへったくれもねぇか」
「むっ、そんな零君だって穂乃果たちのカラダを舐め回すように見てるし、節操がないと思うけど?」
「零くんは男の子だもん。目の前の無防備な女の子を放っておくほどウブじゃないよね」
「お前ら俺をなんだと思ってんだ……」
「「変態さん♪」」
ということは、自分たちは変態と混浴してるってことになるが、その事実は受け入れられるのだろうか。いや、むしろコイツらにとっては俺が肉食系であればあるほど嬉しいのだろう。穂乃果はどうか分からないが、ことりなんて完全に俺に食べられるのを待ってるし、どうしてこんな風に育っちまったんだか。出会ってもうすぐ2年になるけど、人の性格ってここまで捻じ曲がるもんなんだな……。
ちなみに俺が2人のカラダを舐め回すように見ていたってのは、事実でもあり事実でもない。この露天風呂はお湯が純度100%で透き通っている訳ではなく、若干だが濃い目である。お湯の循環と同時に少し入浴剤を混ぜているのか、それとも天然でこの色なのかは知らないが、濁っていて汚いという見た目ではない。だが透き通っていないせいで、お湯に浸かっている2人のカラダを見ることができないんだ。両隣に女の子が全裸になっているというのに、その姿を視姦できないなんて何たる生殺し。2人もそれが分かっているからこそ俺を煽っているのだろう。
全身が見えなかったとしても、温泉に浸かっている姿だけでも扇情的だ。穂乃果はサイドポニーを解き、ことりは長い髪を後ろで縛っているため、2人共いつもと違って大人っぽくに見える。全身がお湯に浸かっているため2人の姿は鎖骨から上だけを目視できるのだが、鎖骨から首のラインがお湯でしっとりと濡れているので異様に艶めかしい。肩にお湯をかける様も美麗であり、それらの光景に思わず黙りこくってしまった。
そして、その状態は露天風呂の扉が再び開かれる音に気付くまで続いた。
そういや、もう1人忘れてたな……。
「全く、どうして私までこんなことを……」
「あっ、海未ちゃん遅いよぉ~! 今まで何してたの?」
「どうしたらバスタオルで上手く全身を隠せるのかを試していました」
「相変わらずマメだなお前。どうせ湯船に浸かる時も身体を洗う時も素肌を晒すんだし、気にしなくてもいい――――――えっ……」
「ど、どうしたのですか? こっちを振り向くなり硬直して……」
「い、いや、お前のカラダ、綺麗だなって」
「は、はぁ!? いきなり何を言っているのですかあなたは!!」
穂乃果とことりに対しては卑しい目を向けていたことは認める。だけど、海未に対してだけはそんな感情はほとんどなかった。海未のカラダは、目の前に広がる大自然の景色と肩を並べるほどに綺麗だ。2人と比べるとどうしてもカラダの凹凸や肉付きは劣ってしまうものの、そんな不利さえ凌駕するほど彼女の引き締まったカラダに目を奪われた。スクールアイドルだけでなく剣道や弓道など、あらゆる武道や華道を学んでいることもあり、それによって整えられたスレンダーな肢体は俺の心を動かすには十分なくらい艶やかだ。
全身をバスタオルで隠してはいるものの、流石に1枚の布切れで全てを隠し切れる訳じゃない。むしろバスタオルで隠れるか隠れないかの瀬戸際で、綺麗な肌をチラチラ見せつけてくる方がよっぽど興奮を唆られた。
「む~! 穂乃果たちが来た時は褒めてくれなかったのに、どうして海未ちゃんだけ!? 依怙贔屓だよ!」
「ことりも零くんが襲ってくれるように色々頑張ってみたんだけどなぁ……」
「女の子によって抱く感情っつうか、欲情の仕方が違うんだよ。穂乃果とことりは性欲を掻き立てられる欲情で、海未は見惚れちゃうような、芸術的な興奮が湧き上がってくるんだ」
「それは褒められている、という解釈でよろしいのでしょうか……?」
「どうかな? その言葉を聞いて嬉しいと思ったんなら褒めてるんじゃね」
あまり理解してもらえないのだが、さっきも言った通り下劣な興奮にも2パターンある。花陽や凛、希、にこの場合は穂乃果たちと同じで、絵里や真姫だったら海未と同じ欲情を抱く。そう考えると、女の子のビジュアルで興奮のパターンが決まっているのかもしれない。
海未は呆れた様子で溜息をつきながら、1人で身体を洗いに行った。穂乃果やことりと違って、俺と少しでも一緒にいたいからって理由で、1日中歩き回った身体を洗いもせず湯船に浸からせる真似はしない。そういうところがしっかりしてるっつうか、そもそもそれが正しい行動なんだけどな。
海未はこちらに背を向けながら、洗い場の椅子に座って身体を洗い始める。水も滴るイイ女っつうか、海未ほど水が似合う女はいない。ただでさえ背中のラインが艶めかしいのに、そこに水も滴って余計扇情的に見える。綺麗な長髪を洗う動作も相まって、やはりアイツの存在こそ芸術だよ。浮世絵にして部屋に飾りたいくらいだ。
「もうっ、また海未ちゃんばかり見てる!!」
「ほ、穂乃果!? つうか前!!」
穂乃果は湯船から飛び出て、自分のカラダで俺の視界を遮る。湯船に浸かる時はもちろん一糸纏わぬ姿だから、そこから飛び出したらコイツがどんな姿なのか説明するまでもない。
俺の目の前に、穂乃果の健康的なカラダが晒される。多少前屈みになっているせいか、年相応より少し大きめの胸2つが重力に従ってぷらぷら揺れていた。いつの間にかドスケベな身体になりやがって……。ちなみに下は湯に浸かっているので確認することはできないが、この体勢、穂乃果に覆い被さられているようでちょっと唆られるな。
「ほ、穂乃果ちゃん、大胆だね……」
「あっ、そっか。何も着てないんだったね、あはは」
「ッ…………!?」
「もう零くんったら、相変わらず分かりやす過ぎだよ~。だったらことりも~♪」
「うおっ!? お、お前まで……!!」
ことりは俺の腕を取り、自分の胸で挟み込むように抱き寄せる。ことりの胸を幾度となく堪能してきた身だが、こうして生身の感触を味わうのは久しぶりだったりする。最近は卒業式やμ'sのラストライブ等で忙しかったので、このような欲情を感じることすらも久々だ。だからなのか、今まで溜まっていた欲求が爆発しそうになる。
「そうだ。このままことりたちが零くんの身体を洗ってあげようか? スポンジなら零くんの
「お前らが来る前に既に洗ったんだけど……。ま、たまには身を委ねるのもいいか」
「おぉっ、零君がここまで潔い良いのは珍しいね」
「そりゃお前、この状況を堪能しない奴なんて男じゃねぇだろ。いい女たちと混浴できる立場にいるんだ、楽しまなきゃ損じゃねぇか?」
「零君、久しぶりにブーストかかってきたね!」
「ご主人様気質の零くん、ことり大好きだよ♪」
そうだよな。俺はたくさんの女の子を合法的に侍らせるという、誰にも辿り着けない境地に達しているんだ。女の子が自ら裸になり、俺に肢体を晒す。こちらから何も言わずとも、向こうから自主的に擦り寄ってくれる。こんな最高のシチュエーションを前にして、いい女を喰わずにいられるだろうか? いや、いられない。
以前、海未に聞かれたことがある。私たちと付き合い始めたのは、身体が目的なのか……と。それに対し俺は『そうでもないし、そうでもある』旨の回答をした。そもそも男なんだから、女の子のカラダに興味を持たない訳がないだろう。しかもこうして女の子が自ら、俺のために痴態を晒してくれているんだ、そのシチュエーションに靡かない方がおかしい。同性愛者じゃないんだから、女の子に欲情するのは至極普通のことだと思うんだ。
そうやって正当化してるけど、言ってしまえばコイツらは俺のモノなんだから自分の好きにしていいよなってことだ。露天風呂でくつろぎながら女の子からのご奉仕を受けるなんて、最高にして至高のシチュエーションじゃないか。
だが、もちろんそんな破廉恥な状況を快く思わない奴もいる。
急に俺たちを照らしていた月明かりが消えたと思ったら、真上から海未が鬼のような形相でこちらを覗き込んでいた。こう間近で見ると、本当に水が似合う女だよなコイツ。ご丁寧にバスタオルで身体を隠しているが、恥ずかしそうにしているその様の方が堂々としているよりも男を誘ってること、コイツの場合は気付いてないよなぁ。
ま、今はコイツの怒りを抑えるのに集中しようか……。
「誰も見ていないからと言って、羽目を外さないようにと言ったはずですが?」
「海未ちゃんも混ざる?」
「私の発言をどう捉えたらそんな言葉が出てくるのですか……」
「誰もいないからこそだよ! ほら、もう高校を卒業したし……」
「3月まではまだ高校生です。それに大学生になったとしても、不純異性交遊をしても良いとは一言も言っていません」
「相変わらず堅いなぁ海未ちゃんは。それじゃあもう穂乃果とことりちゃんの2人だけで楽しんじゃうよ?」
「そうだね。海未ちゃんは部屋で1人ぼっちで待っていてもいいんだよ?」
「そ、それは……」
いいよいいよ、穂乃果とことりが上手いこと海未を篭絡しようとしている。俺は裸の女の子に抱き着かれながら露天風呂を楽しみつつ、勝手に海未が堕ちるのを待つだけだ。さっさと手を出してしまえば早い話なのだが、女の子をじわりじわりと追い詰め、最終的には完全に屈服させる様子も見てみたい。そのために今は敢えて手を出さず、穂乃果とことりに海未の攻略を任せているのだ。
現に、海未の心は揺らいでいる。口では反抗的なものの、コイツもコイツで少なからず俺と一緒にいたいと想う気持ちはある。それは俺も同じで、どうせ混浴なんだったらみんなで一緒に入りたい。そしてどうせ夜の情事に励むのであれば、4人一緒がいい。そもそもぼっちで部屋で待っていたとして、外で俺たちが何をやってるのか気になっておちおちじっとしていられないだろう。だったら最初からこちら側に参加した方が、欲求的なストレスが溜まらずに済むだろ?
「全く。私の周りはいつの間にこんな風になってしまったのでしょう……」
「隠れていた性格が前面に押し出されただけさ。それに、それはお前もだろ?」
「な゛ぁ!? 私をこの2人と一緒にしないでください!!」
「海未ちゃん、何気にヒドいこと言うね……」
「ことりはどれだけ追い詰められても誠実を貫こうとする海未ちゃんのこと、大好きだけどね♪」
確かに抵抗されたとしても簡単に陥落できちゃったらつまらないもんな。即落ち2コマもそれはそれで刺激的な欲求があるけど、それはそれ、これはこれだ。今は難攻不落の大和撫子をどう攻略するか、色々と試行錯誤するくらい興奮している。しかし、どうせ勝ち確定のゲームなのは変わらないので、勝ちまでのルート分岐をどれにしようか悩んでいるだけなのだが。
とは言いつつも、温泉で女の子に抱き着かれているこの状況。これでも耐えに耐えていたのだが、そろそろ我慢の限界だ。生憎、心の底から噴き出す情欲を抑えきれるほど、俺は男ってもんが出来上がってないんでね。
「ひゃっ!? れ、零――――うむっ、んっ……!!」
「零君!?」
「わぁ~大胆……」
俺は海未のバスタオルを剥ぎ取り、彼女の身体を抱き寄せる。そして、その勢いで彼女の顔もこちらに引き寄せて唇を奪った。
あまりの突然の接吻に、海未は目を見開きながら唸る。だが次第に慣れてきたのか、いつの間にか俺からのキスを素直に受け止めていた。少しばかり激しくし過ぎたためか、唾液の音が卑しく鳴り響く。お互いに吐息を漏らしながらも、与えられる愛に夢中となっていた。現に、海未の強張っていた表情が解されて穏やかになっている。そして彼女からも、俺の唇を味わうように啄んできた。
「もうっ、やっぱり海未ちゃんばかり依怙贔屓じゃん! 穂乃果も!」
「お、おいっ――――う、ぐっ」
穂乃果は俺を海未から無理矢理引き剥がすと、俺の唇を捕食するかのように吸い付いてきた。
いつも元気いっぱいの穂乃果らしく、キスの激しさも半端がない。ただでさえ海未との接吻で俺の口の中が体液で満たされているのに、そこに穂乃果の唾液が流し込まれるとどうなるのかお察しのこと。液体音が凄まじく、お互いにお互いを貪り食うような欲望塗れのキスとなる。ただ俺も穂乃果も多少息苦しくはあるものの、互いを求める愛を感じようとしてただただ夢中となっていた。
「零くん、ことりだけ仲間外れなんて許さないからね」
「なっ、だ、だからいきなり――――ん、ぐっ……!!」
ことりも穂乃果と同じく、俺の唇に無理矢理自分の唇を交差させる。
ことりとのキスを一言で表現するなら、甘い。どうして女の子ってキスの味や香りまで甘いんだろうな? 男の匂いなんて想像もしたくないが、特にことりの甘さは脳が昇天してしまうほど甘々だ。穂乃果とは違って激しさはないが、優しい口付けが故に彼女の温もりも感じる。もちろん優しさはあれど、俺を絶対に離したくないという強い意志も伝わってくるほどのキスだった。
恋人たちからの3連続キスに耐え……とは言っても最初は俺からだが、ともかく、溜まりに溜まった欲求はまだ発散しきれていない。
前座は済ませた。後は――――――
「お前ら。もう覚悟はできてるってことだよな……?」
「もちろん。零君、大好きだよ……♪」
「今日はこのために来たんだから、好きなだけ……していいよ」
「仕方ありませんね……。や、優しくお願いします……」
その言葉を聞いた瞬間、もう俺を阻む理性なんて存在しなかった。
久々に欲求が爆発した零君を描きましたが、性欲に従順なのは如何にも高校生って感じです。Aqours編以降は大人になったので、意図的にそのような性格は前面に出さないようにしていたのですが、そのせいで高校生の彼と大人の彼が別人に見えてしまいました(笑)
そもそも、ここまでねっとりとした回すらもμ's編以来な気も……?
溜めておいたネタが尽きたので、次回はどんな話になるのか未定です。
バンドリ小説の方に注力したいこともあり、投稿はこれからも週1ペースになる予定です。
【前回のアンケート結果】(投票数:57票)
『Q3. 幼馴染になって欲しいキャラは?』
高坂穂乃果 20 / 35%
南ことり 16 / 28%
園田海未 21 / 37%
意外と僅差で驚きました(笑)
ことりは原作版ではなく、この小説版の彼女だと明言しておけばもっと伸びたかな?
Q3. 幼馴染になって欲しいキャラは?
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高坂穂乃果
-
南ことり
-
園田海未