ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 前回からの続きで、μ'sメンバーの精神状態を露呈させる回です()


μ'sのヤンデレ診断

 

 ヤンデレというキャラは最近ではかなり有名となり、オタク界隈で知らない人はいないんじゃないかってくらいメジャーなキャラになりつつある。キャラがキャラだけに受け入れがたい人も多いようだが、逆に言えば偏っているキャラだからこそ熱く支持する人もいる。ツンデレやクール系などと比べると異様なキャラであることは間違いないのだが、果たして自分の身近にそのような人がいた場合はどうすればいいのだろうか? そもそもその人がヤンデレだと判断する基準とは? 今回はヤンデレ診断ということで、身近な人がどれだけ病んでいるかの測り方を教えようと思う。

 

 やり方は至ってシンプルに、俺の作成した質問を女の子に投げかけるだけでいい。その女の子が質問に対して素直に答えてくれさえすれば、その子がヤンデレを拗らせているかそうでないかが分かる。ちなみにヤンデレの子って自分が病んでいることを自覚してない子が多いから、質問をして嘘の答えが返ってくることは少ないだろう。自分がヤンデレじゃないという謎の自信、その特性を突いた診断方法なのだ。

 

 俺は絵里に自作のヤンデレ問診票を渡し、その様子を静観することにした。質問する役に絵里を抜擢したのは、ヤンデレの原因となっている人間が直接質問するよりも代役にさせた方が花陽も緊張しないと思ったからだ。

 

 

「じゃあ花陽、診断を始めるわよ」

「うん。やっても無駄だと思うけど……」

「とりあえず第1問。えぇと、『あなたの好きな人の写真の所持枚数は?』ですって」

「そんな大した枚数持ってないよ。記憶してるだけで200枚くらいだから」

「かよちん……」

「えっ、なに!? 変なこと言った!?」

 

 

 第1問目から早速不穏な空気が漂っているのだが、これこのまま続けて大丈夫か? 花陽の素性を暴けば暴くほど俺たちの空気が凍り付く可能性が濃厚になってきたので、今更になって診断をやめた方がいいんじゃないかと思えてくる。でも始めてしまった以上ここで引き返す訳にもいかず、俺たちは思ったより深い闇に飛び込んでしまったとコイツの回答を聞いた瞬間に思った。

 

 それにしても200枚って、想像以上でありながらもメチャくちゃ衝撃を受けたかと聞かれればそうではない。ことりや楓なんてもはや数えるのすら億劫なくらい俺の写真を持ってるだろうから、写真の枚数を記憶しているだけでもまだ安全な部類だ。まあ花陽にしては持ち過ぎだろうと思ったからこそ不穏な空気を感じたんだけどね。

 

 

「気を取り直して第2問目ね。『その写真を見る、眺める頻度はどれくらいか?』」

「う~ん、最近は暇があるときは写真の整理がてらに眺めてるかなぁ。でもついつい零くんに夢中になっちゃって、気付いたらご飯も食べずにずっと眺めていたこともあったよ、あはは……」

「お腹が空いたらすぐ白米に飛びつくかよちんが!? あ、ありえないにゃ……」

「飢えた獣みたいに言わないで! でも事実なんだから仕方ないよ」

「何が驚きって、あなたが自分の行動を普通じゃないと思っていないことだわ……」

「いや、まだこの時点で結論を出すのは早いはずだ。多分……」

 

 

 まだ2問目だからヤンデレ判定を出すのは早計過ぎると思うが、それも花陽には健全でいて欲しいからという俺の願望の方が強いのかもしれない。でも現実は非情であり、花陽が口を開くたびに診断の判定がどんどんヤンデレの方向に傾いていく。もはや見えている沼に成すすべもなくズブズブ沈んでいるような感覚で、足掻こうにも脱出できない状況だ。

 

 

「続けて第3問目。『その写真の用途は?』……って、結構踏み込んだ質問ねこれ」

「用途と言われると、ぼぉ~っとしてる時に眺めてほのぼのしたりとか、緊張してる時とかに見てやる気を貰ったりとか、それと……」

「それと?」

「あっ、えっと、うん! 何でもないの何でも!!」

 

 

 花陽は頬を真っ赤にしながら、顔の前で両手を振る。

 彼女の回答は写真の用途としては別に変な使い方ではないのだが、さっき言いかけたことこそが真の使い道だと察した。それを俺たちに言えず恥ずかしがっている様子を見ると、恐らく俺の写真を使用する時間は夜。ここまで言えば写真をどのように使用しているかは分かってもらえるだろう。まさかコイツがそんなことをしているとは信じたくなかったが、コイツが意外とムッツリスケベだと知っていれば事実を突きつけられて度肝を抜かされるほどではない。

 

 

「案外普通の使い方をしてるんだね。ヤンデレって、好きな人の写真をたくさんプリントして部屋に飾ったり、他の女の子と写っている写真をあたかも自分と写っているかのように加工したりとか、そんなことばかりしてるのかと思ったよ」

「ないない! そんな狂気染みたことなんてする訳ないよ!!」

「良かったぁ~。話を聞く限りではヤンデレちゃんって怖い印象があったから、かよちんがそうでなくて助かったよ」

「私が病んでるなんてそんなことあるはずないから安心して。スマホで撮った写真をプリントして、1枚1枚アルバムに入れてるだけだから」

「「「えっ?」」」

「えっ……?」

 

 

 自分なりの健全な行動を俺たちに示したかったのだろうが、墓穴を掘ったとはまさにこのことだ。俺たちが自分の意見に同意しなかったことで花陽も思わず目を見開いて驚くが、より衝撃を受けているのはこちらの方である。安心させておいて実はこっそり爆弾を仕掛け、いきなり爆発させるとか中々にサプライズ性のある奴だ。まあ今回ばかりは鳴りを潜め続けて欲しかったものだが……。

 

 写真をコレクションするくらいなら俺もまだ受け入れることができた。でもスマホで撮った写真をわざわざプリントアウトして、現実の写真として昇華させていることに驚きを隠せない。そのアルバムは本当に思い出を振り返るためだけに使用されているのか、もうそこだけが気になって仕方がなかった。写真にするくらいなら有り得る範囲内だろうが、μ'sの一部メンバーの場合は明らかに一般人と用途が違うだろうからさ。

 

 でも絵里と凛も含め、気になるからと言ってそこに踏み込んではいけないと脳内で警報がなっていることだろう。おっとり清楚な花陽のイメージを絶対に崩したくないからという俺たちの思いが、これ以上の追及を阻害していた。

 

 

「つ、次に行きましょうか。と言っても、次が最後の質問ね。えぇっと、シチュエーション問題?」

「そうだ。最後はお題のシチュエーションの中で、自分がどう行動するのかを答えてもらう」

「なるほどね。準備はいい花陽?」

「うんっ、いつでも!」

「お題、『あなたは街中で想いの人を見かけました。でもその人はあなたの知らない女性と楽しそうに歩いています。しかもその2人の距離は近く、いい雰囲気です。さて、あなたはどうしますか?』だって」

「そんなの、何もしないに決まってるよ。せっかく2人で楽しそうにデートしてるのに、わざわざこっちから空気を壊しに行く必要もないしね」

「あら、意外とまともな回答ね。身の毛もよだつ準備はできてたのに」

「私にどんな期待をしてるの……? 別に2人の間に割り込まなくても、あとで零君に『あの女の人は誰なの?』とか『なんでデートしてるの?』とか『また別の女性と付き合ってるんだ』とか、たくさん聞けばいいだけだと思うけど……」

「良かったな絵里。少しはお前の期待通りになったぞ」

「まぁ……ね。別に嬉しくないけど……」

 

 

 花陽は頭に"?"マークを浮かべているが、やっぱり自分の発言の異常さには気付いていないようだ。しかし、花陽の言い分を聞く限りでは可愛い嫉妬のようなものなので、病み成分はそこそこ薄い。写真の枚数や使い方で若干怪しかったけど、最後の質問で見事に自分の株を取り戻したな。

 

 でもヤンデレは兆候が見え始めた時が一番怖いって、それ一番言われてるから。この子はヤンデレだなと思えば身構えることができるし対応法も分かっているので安心できるものの、花陽のように急に行動が異常になり始めるとどう対処したらいいのか分からなくなってくる。今回の彼女の奇行は明るみに出る前に発覚したので良かったものの、こちらが気付かずにヤンデレを拗らせられるといつやらかの悲劇のようになってしまうので今でも警戒してしまう。まあ、コイツらの精神も成長しているし、5年前の惨劇なんて再び起こるはずないけどね。

 

 

「これで質問が全部終了したけど、結果はどうなの?」

「お前の回答を総合すると、ちょっと危険なラインに足を踏み入れている『ヤンデレ予備軍』と言ったところか」

「予備軍? う~ん、完全にヤンデレ判定されなくてホッとしてるけど、ちょっと複雑かも……」

「どうせならことりちゃんたちに仲間入りしちゃえば良かったのにね!」

「それだけは絶対にヤダ!!」

「えぇ~? 闇が深いかよちん、ちょっと見てみたかったのに~」

「そんな好奇心だけで親友を闇落ちさせなくても……」

 

 

 これまでの花陽の回答から考えるに、部屋を盗撮さえできれば彼女の闇、いや病みと言うべきか、それをたっぷりと実感することができそうだ。ここまで話が進んで敢えて写真の用途について問い詰めるつもりはないが、恐らくマシな使われ方なんてしてないだろう。しかし、自分の写真を淫らな用途で使われているのって誇るべきなんだろうか……?

 

 

「でもなぁ、このままだとオチもなにもないまま終わっちまうぞ? お前はそれでいいのか?」

「いいよ別に!! ていうか、今日の目的ってラブライブ本社の見学だよね?? どうして私を貶める展開になってるの!?」

「そりゃお前の苦しむ姿を見るのが至高の愉悦だからな」

「相変わらず趣味が悪いよ……。もうこの話は終わりにして見学に行きたい……」

「落ち着け。最後に本物を見せてやるから。それを見てお前も真のヤンデレを勉強しろ」

「真の、ヤンデレ……?」

 

 

 花陽もかなり己の闇、および病みを見せつけてくれたが、彼女が患っている病気など他の奴らに比べたらまだまだ可愛いもんだ。この世にはもっと業が深く、底なしの病みを患っている奴らがいる。しかもそいつらは自分たちが異常だと分かっていながらも症状を治そうとせず、むしろ何故か誇りを持ち俺への粘着をやめようとしない。普通なら害悪認定するところだが、悲しいことにどいつもコイツも自分の恋人たちなんだからやるせないんだよ。

 

 

「実は絵里が花陽に質問してる時に、他の奴らにも携帯で同じ質問を送ってみたんだよ。その回答が出揃ったから、みんなで見てドン引きしてやろうと思ってさ」

「ドン引きすることは確定なのね……」

「俺もまだ送られてきた回答は見てないけど、見なくてもヤバいってのはビンビン感じるよ。質問を送ったのは末期患者ばかりだからある程度は予想つくけどな」

 

 

 何故か俺の携帯から放たれる邪気。その威圧だけで俺の質問に対しみんながどんな顔で、どんな気持ちで答えたのかが伝わってくる。病んでる女の子に対して下手に手を出してはならないと分かってはいるのだが、今回は敢えてその禁断を解き放ってみた。μ'sの現状が如何ほどのものなのか、ここではっきりさせておくためにも禁忌に触れるしかなかったんだよ。

 

 自分のスマホをテーブルに置き、みんなが画面を覗き込む。

 

 

 

『Q. あなたの好きな人の写真の所持枚数は?』

 

《南ことり》

A. スマホの容量がいっぱいになって、部屋中に貼り切れなくなるくらい。

 

《矢澤にこ》

A. 数え切れないくらいの愛。

 

《神崎楓》

A. いつも隣にいるから大量に持つ必要なし。精々5,000枚くらい。

 

 

 

 

『Q. その写真を見る、眺める頻度はどれくらいか?』

 

《南ことり》

A. 時間が空いてる時はずっと。寝ている時はいつもあなたの顔が夢に出てくるから、実質1日中。

 

《矢澤にこ》

A. レッスンの前に見て元気を貰う。レッスンの後に見て自分へのご褒美にする。レッスンがない時に見て暇潰し。実質ずっと。

 

《神崎楓》

A. いつも隣にいるから写真なんて見る必要なし。でも一度だけお兄ちゃんをもっと身近に感じられるように、伊達メガネを買ってそのレンズにお兄ちゃんの写真を貼り付けたこともあった。でも案の定、お兄ちゃんが近すぎて逆に何も見えなかった。ドジっ子アピールしてやった。

 

 

 

 

『Q. その写真の用途は?』

 

《南ことり》

A. 女子力向上

 

《矢澤にこ》

A. 一人情事

 

《神崎楓》

A. 自分磨き

 

 

 

 

『Q. あなたは街中で想いの人を見かけました。でもその人はあなたの知らない女性と楽しそうに歩いています。しかもその2人の距離は近く、いい雰囲気です。さて、あなたはどうしますか?』

 

 

《南ことり》

A. その子の所在や身元などを徹底的に調べ上げ、どうにか社会的に追い詰められないか検討する。最適方法を検討後、即実行。

 

《矢澤にこ》

A. 自分の方が遥かに魅力的だとアピールして、その女を公開処刑する。その女はにこの魅力に屈服し、二度と立ち上がることはできなくなるまでがテンプレ。

 

《神崎楓》

A. 殺す

 

 

 

 こんな回答になると分かっていれば、ある程度は衝撃を和らげることができる。しかし知っていたとしてもこうして字面を見ていると気味が悪く、本当にずっと隣にいることを約束した女の子かと疑ってしまう。別に日常会話をしている時はここまで狂気染みた様子はないのだが、起爆剤に触れてしまったらここまで己の気持ちを爆発させちゃうのがコイツらの癖だ。表では平静を装って、裏では度し難い欲望を抱いている。もはや裏の顔なんて、絶対に公に見せることはできないだろう。

 

 

「なんていうか、目に毒だにゃ……」

「でもこれがお前らが所属するスクールアイドル、μ'sの現状なんだ。μ'sはいつ暴走して警察のお世話になるか分からない連中を抱えているから、いわば爆弾を背負ってるのと一緒だな」

「でも私は少し安心したかな。私よりももっと凄い人たちがいて、自分なんかじゃ到底敵わないから……」

「敵わなくていいのよ別に。それにしても、あの子たちはいつになってもあなたへの愛は変わらないのね」

「それって喜んでいいのか?」

「捉え方にもよるけど、ここまで献身的な愛を注いでくれる子がこんなにいるんだもの。喜んでいいんじゃない?」

「他人事のようにお前……」

 

 

 ヤンデレは見方を変えれば、自分だけに忠誠を誓ってくれている一途な子と考えられなくもない。何よりもまず自分のことを第一に行動してくれるので、上手く付き合うことができればヤンデレほど将来が安泰な女の子はいないだろう。こちらが浮気など下手な行動をしない限り、決して向こうから離れていくことはない。手懐けるのはもちろん大変だが、裏切られない安心感を得られると思えば敢えてその子と付き合うのもありかもしれない。

 

 しかし、その選択は茨の道だ。

 だってさっきの3人の回答を見てみろ。どう扱っていけばいいのかと迷っちまう奴らばかりだ。特に3つ目の質問なんて3人共言っていることはバラバラに見えるが、意味合いは全て同じだ。しかも最後のシチュエーション問題の回答では、みんなそれぞれ度合いは違えど、何かしらの形で対象の女性を社会的に抹殺しようと画策している。我が妹に関しては物理的に排除しようとしているし……。

 

 

 結論。ヤンデレは扱いが難しい。でも上手く付き合うことができれば、どの性格の女の子よりも将来が約束できる。

 こんなところか。

 

 

「凛、座ってただけなのに疲れちゃったよ。会社内を見学する体力ないかも……」

「えぇ……凛ちゃん最初はノリノリだったよね?」

「久々にかよちんが暴走してる姿を見られて面白かったし、それで笑い疲れたってのもあるけどね」

「ヒドイよ凛ちゃん!!」

「まあまあ。別に見学に時間制限はないから、ゆっくり休んでから行きましょ」

「だったら最後に清涼剤を振り撒いて終わりにしよう。このままだと後味も悪いから」

「他の子にも質問を送ったの?」

「あぁ。でも身構えなくてもいいぞ」

 

 

 

 

『Q. あなたの好きな人の写真の所持枚数は?』

 

《高坂雪穂》

A. 合宿の集合写真とか、2人でお出かけした時の写真を合わせて10枚くらい。

 

《絢瀬亜里沙》

A. デートの時に撮った写真が15枚ほどありました!

 

 

 

 

『Q. その写真を見る、眺める頻度はどれくらいか?』

 

《高坂雪穂》

A. 頻度と言えるほど見返したりはしないです。なんか、零くんの写真をじっと見てると顔が熱くなってくるから……!!

 

《絢瀬亜里沙》

A. テスト前にやる気を貰ったり、ライブの前に緊張を解したい時など、私にとって大切な時にお世話になってます。

 

 

 

 

『Q. その写真の用途は?』

 

《高坂雪穂》

A. 大切な人との思い出を残しておくため。むしろ、思い出作り以外の用途ってあるんですか?

 

《絢瀬亜里沙》

A. 大好きな人との楽しかった日々を、ずっと忘れないようにしておくためです。

 

 

 

 

『Q. あなたは街中で想いの人を見かけました。でもその人はあなたの知らない女性と楽しそうに歩いています。しかもその2人の距離は近く、いい雰囲気です。さて、あなたはどうしますか?』

 

 

《高坂雪穂》

A. 特に何もしません。零君はそういう人なので、今更気になりません。

 

《絢瀬亜里沙》

A. 零くんは女性に優しい方です。だから零くんと女性が楽しそうな雰囲気を作っていると、私もほっこりして楽しくなってきちゃいます!

 

 

 

 

「凄い……。ことりちゃんたちが霞んで見えるくらいに輝いて見えるよ」

「うん。まさに恋人の鏡と言ってもいいほどの答えだよね……」

「2人共さすがね。心なしか癒された気がするわ」

 

 

 さっきの3人とは格の違いを見せつけた雪穂と亜里沙は、質問に答えただけなのに俺たちの心に安らぎを与えてくれた。

 そういうところだぞさっきの3人? 見てるか?? ヤンデレもいいところはいっぱいあるけど、やはり純真な子と敵対するとその眩さで霞んで見えちまうと証明されたな。もちろん、その子はその子なりのキャラがあるので、俺的にはどんなキャラであろうが真っ向から受け止めてあげるけどね。

 




 ヤンデレと言われると私は『非日常』小説のようなキャラを想像してしまうので、この小説のような日常モノには中々キャラが適合しないのが残念です。なので今回も軽い感じのヤンデレを扱いましたが、いつかはまたドシリアスなヤンデレも描いてみたいなぁ~なんて思ったりしています。



 次回は虹ヶ咲のガチギャル系アイドルである宮下愛が、零君を狙う!?




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