零君とμ'sの仲が良すぎることを不審に思った楓は、μ'sメンバーにどう探りを入れる!?9股がバレるのかバレないのか、果たして……
ちなみに今までと違って変態回ではないですよ(笑)
怪しい……。
最近、μ'sの女たちがお兄ちゃんに対してスキンシップが多いような気がするんだよね。去年まではまだよそよそしい雰囲気だったのに、今年になってやけに過剰になっている。穂乃果先輩や凛先輩は相変わらずだけど、特にことり先輩やにこ先輩があからさまに変わっているから丸分かり。花陽先輩も近頃積極的になってきてるし、明らかに怪しい……
お兄ちゃん、まさかこの中の誰かと付き合ってる?そう言ってもおかしくないほど仲がいいんだよね。どう考えても、どう見てもμ'sのみんなとのイチャイチャが増えている。まだ確信はないからグレーゾーンだけど、もうこれはブラックに限りなく近いグレーだよ。
愛する妹というものがいながら他の女に浮気だなんて、未来のお婿さん失格だね!!μ'sのみんななら他の女よりも多少は信頼できるけど、私の恋路を邪魔する存在には変わりはない。これは徹底的に調査するしかないよ!!
~※~
まず手始めに外壁から攻めていこう。穂乃果先輩と絵里先輩の妹の雪穂と亜里沙なら、この現状について何か知ってるかもしれない。とりあえずこの2人がお兄ちゃんと付き合っているってことはまずないと思う。まだ他のμ'sのメンバーみたいに、熱の籠った視線をお兄ちゃんに浴びせてないしね。
「ねぇ雪穂、亜里沙。ちょっといい?」
「どうしたの?」
「まさか、また『お兄ちゃんに向けた愛の歌』とか言って語り始める気じゃあ……」
「違う違う!!今回だけはマジメな話!!」
「今回……だけ?」
もし雪穂と亜里沙が何らかの理由でお兄ちゃんとμ'sが付き合っていることを隠している場合、ストレートに聞いても答えてくれるはずがない。ここは外壁のさらに周りから突いてみるか……
「最近穂乃果先輩さぁ~~テンション高くない?」
「えっ?もう1年前からあんな感じだけど……」
「そう……ところで、先輩って休日はどこかに出かけたりしてる?」
「さぁ、いちいち行き先や誰と行くなんて誰にも言わないことがほとんどだから」
「ふ~ん……」
あの口の軽い穂乃果先輩が親にも行き先を伝えずにねぇ~~怪しいねぇ~~
先輩なら誰とどこへ出かけるかなんて全国民に言いふらしそうな性格してるくせに、妹はまだしも親にまで言っていないとは……
「絵里先輩はどうなの?」
「う~ん、お姉ちゃんも休日は出かけることが多いけど、どこへ誰と行くのかはちゃんと私たちに伝えてくれるよ」
「へぇ~……」
あまり踏み込み過ぎると怪しまれるからこの辺にしておこう。でも収穫はいくつかあった。その2人が一緒に出かけている相手、まぁμ'sのメンバーもいるんだろうけど、多分その中にお兄ちゃんと2人きりのお出かけ、つまりデートは入っていると思う。まだ憶測だけど、女のカンってやつは恐ろしいから。
そ・し・て♪明らかに雪穂と亜里沙は嘘を付いているね。まぁ別にこの2人に嘘を付かれるのは構わないんだけどぉ~~多分それを指示したのはお兄ちゃんだよねぇ~~♪ダメだなぁ~~愛する妹をほったらかしにして他の女とデートをするなんて。もし誰かと浮気をしていることが確定したら、お兄ちゃんをどうしてあげようかな♪フフフ……
~※~
場所は変わりアイドル研究部部室。今ここにはお兄ちゃん、雪穂、亜里沙以外のμ'sメンバー、つまり元μ'sのメンツが揃っている。この組み合わせになるのは結構珍しいけど、私としてはまたとないチャンスだ。この中に私のお兄ちゃんをたぶらかしているメス豚がいるってことだよね♪絶対に見つけ出して、その首を頂くんだから♪
まずは誰から探りを入れようかなぁ~~……みんなで世間話をしているところ悪いから、1人で本を読んでいる真姫先輩にしよっと♪
「ねぇ真姫せんぱぁ~い♪」
「なによ急に先輩呼びして。また何か企んでるの?」
「そんなことありませんよぉ~~。それにしてもお兄ちゃん、遅いですねぇ」
「別にただ掃除当番なだけでしょ」
そんな素っ気ない態度を取っても私には分かるんですよ。本を読みながら、たまぁに部室のドアをチラチラ見ていることをね♪これは絶対にお兄ちゃんを待ってるよ。真姫先輩は言葉と行動が一致してないから分かりやすいなぁ~~♪
でもあの真姫先輩をここまで期待させるって、お兄ちゃんどんな魔法を使ったのかな?お兄ちゃんの魅力ならどんな女でも落とすことができるだろうけど、基本素直じゃない先輩をこれほどまでにねぇ……怪しいねぇ~……
「海未せんぱぁ~い♪」
「楓、どうかしましたか?」
「いやね、お兄ちゃんはまだかなぁ~っと思って」
「掃除中に遊んでなければもうすぐ来ると思うんですけど……でも零ですし、ふざけて先生に怒られるまでのパターンに入ってしまってるでしょうね。まぁ楽しく掃除するのはいいことですけども。しかし最終的にはやることは余すところなくしっかりこなす、よくできたお兄さんですよね」
長い長い長い長い長い!!どれだけ喋るんですか!?あ゛ぁああん!?まさか軽く投げた質問がこんなヘビーな回答で返ってくるとは思ってもなかったよ!!まさかこの人がメス豚……?でも先輩が恋人っていうのが一番あり得なさそうなんだよなぁ~~……良くも悪くもマジメだし。
「凛先輩とにこ先輩はマトモに掃除なんてやらなそうですよねぇ~♪」
「どんな偏見よそれ!!にこは綺麗好きだから、掃除は結構好きよ」
「これでも最近は将来に向けて、料理や洗濯とか色々と家事を手伝ってるんだよ」
「へぇー意外ですねーー」
「全然興味がないって顔してるにゃ……」
「楓が振ってきたくせに……」
普段母親と交代で家事を切り盛りしているにこ先輩は分かるけど、まさか凛先輩が率先してお手伝いをしているとか天変地異の前触れかなにかかな?そんなことよりも、凛先輩が言ってた『将来に向けて』っていう言葉が気になる。メス豚は先輩?このちっこい先輩がお兄ちゃんの彼氏!?そんなバカな……
「ことり先輩」
「なぁ~に楓ちゃん?」
「教室でのお兄ちゃんってどんな感じですか?」
「ん~~……ことりの席が零君の席の斜め後ろだから授業中いっつも眺めてるんだけど、特に変わったところはないかなぁ~?いつも通りカッコよくて、ちょっぴり変態さんな零君だよ♪でもでもっ!!居眠りしている時の顔は可愛いんだよぉ~♡」
ウザッ!!そんなこといちいち言われなくても、お兄ちゃんの魅力ぐらい私が世界で一番よく知ってるっつーの!!
それにことり先輩がこの中で誰よりも黒に近いような気がする。お兄ちゃんへの好意が明らかに去年とは違う、『もう零くんになら何をされてもいい!!』というメイドすらも飛び越えた奴隷精神をビンビン感じる。こいつがメス豚有力候補か……首を刈り取る準備をしなくては。
「花陽先輩って、最近お兄ちゃんによく話しかけてますよね?」
「うんっ!!スクールアイドルなのに引っ込み思案じゃダメだから、自分を変えるため積極的になろうと思ってね♪」
「へぇ~……なにかきっかけってあったんですか?」
「ん、ん~……?楓ちゃんたちも入ったし仮にも私は先輩だから、みっともない姿は見せたくないんだよ」
「ふ~ん……」
花陽先輩、少し答えに詰まった?私がきっかけを質問した時、初めの方に少し戸惑いがあったように見えた。元気よくして隠そうとしてるけど、私のメス豚探知機はそれぐらいで隠し通せるものではない!!お兄ちゃんに群がるメス豚たちを一網打尽にするため、例え穏やかで優しい先輩であっても容赦はしないから。
ん?まてよ、群がる……?もしかして、1人じゃない……?ははは……そんな馬鹿な!!9股なんて社会的に抹殺されるようなこと、お兄ちゃんがするわけないじゃん何言ってるの私は!!そんなことがあるはずは……。
あったらどうする?いや、ないない!!絶対にあり得ないんだ!!
あと3人……あと3人から話を聞けば把握できるはず。そう――お兄ちゃんが9股どころか誰とも付き合っていないという事実がね。
「絵里先輩と希先輩は、大学に入ってから久しぶりにみんなと会ってどうでしたか?やっぱり会えなくて寂しかったとか?」
「そうねぇ~……にこみたいに飢えてはいなかったけど、私も零に会いたかったわ」
「寂しかったけど、やっぱり零君と一緒にいるとそんなことも忘れるぐらい元気をもらったかな?」
「なるほど分かりました」
「あれ?もういいの?」
「はいもうお腹いっぱいでーす」
「なんで棒読みなん……?」
この2人……サラッと答えて大人な対応をしたように見えるけど、確実に黒だ。夜の闇よりも深いブラックだわこれ。
私はねぇ、『大学に入ってから久しぶりに"みんな"と会ってどうでしたか?』って聞いたの!!それなのに誰がお兄ちゃんのことだけを話せって言ったんだぁああああああ!?無意識にお兄ちゃんの名前が出ちゃったんだとしたら、これを黒と言わずに何と言う!?しかも1人じゃなく2人共ってことは……まさか――――
嘘でしょ……?
「ほ、穂乃果先輩……」
「ん?どうしたの楓ちゃん?」
「お兄ちゃんは……」
「零君ならもうすぐ来ると思うよ。あぁ~早く練習したいなぁ。そして今日も零君に、穂乃果の頑張っている姿をいっっっっぱい見てもらうんだ♪あわよくば頭とか撫でてもらったり、ぎゅっ~~ってしてもらったり……きゃぁ~~♡」
…………
…………
…………
…………
なるほど、そういうことだったのか……。
すべて分かった……。
お兄ちゃんをたぶらかしているメス豚の正体……。
なるほど……なるほどねぇ……。
~※~
「どうした?こんなところに呼び出して。俺だって暇じゃあ――」
「そうだよねぇ~~暇じゃないよねぇ~~。だって彼女がいるんだから」
「お前……」
翌日、私はお兄ちゃんを屋上へ呼び出した。
初めは面倒くさそうな顔で扉を開けて入ってきたけど、私の言葉を聞いた瞬間目を丸くして驚き、その顔が真剣な表情に変わる。いつもの私ならそのカッコいいお兄ちゃんに飛びついているけれど、もちろん今はそんな気分じゃない。ここまで来たら、すべての事実を白日の下に晒してやる。
「どこで知った?」
「あれ?随分素直に認めるんだね」
「もうバレているのに隠しても無駄だろ。それにお前のことは俺が一番よく知っている。言い訳なんてさせてくれないだろ」
「分かってるじゃん♪」
一応お兄ちゃんを攻めるために言葉を色々と考えてはいたんだけど、ここまで潔いと逆に拍子抜け。まぁ、言い訳されるよりかは楽でいいんだけどね。私がやりたいのはそんな醜い言い争いじゃないし。
「どこで知ったもなにも、自分で調査したんだよ。最近お兄ちゃんとμ'sのみんなの仲が良すぎることが怪しくってね」
「それで?」
「まず雪穂と亜里沙に聞いてみた。この2人は雰囲気から付き合ってはいないなぁと思っていて、まさにその通り。でもあの2人は私に嘘を付いた」
「へぇ~……どんな?」
「私が穂乃果と絵里が休日よく出かけるのかを聞いた時、あの子たちは『出かけるけど行き先や誰と行くかは教えてくれない』とか、その逆もあった」
「それがどうかしたか?」
「とぼけないで。お兄ちゃんがそう言わせてるんでしょ?だってそもそも周りに自分のお姉ちゃんがデートをしていることを隠したいのなら、『知らない』の一言で済むはず。あんな長ったらしい言い訳をする必要なんてない。お兄ちゃんは周りに感づかれないためにそうやって言い訳するようあの2人に伝えたんだろうけど、私にはそれが不自然極まりなかったからね」
「……流石だな」
「お兄ちゃんの妹ですから」
これは仕掛けに手を込め過ぎて、逆に見つかりやすくなってしまうパターンだ。素人から見れば何の変哲もない普通の言い訳なんだけど、浮気調査のプロである私から見れば違和感ありまくりで今すぐにでも問いただしたかった。策士策に溺れるとはまさにこのことだね。
「それで他に分かったことは?」
「部室で元μ'sの先輩たちと話していて、全員がお兄ちゃんを今か今かと待っているオーラを出していた。これはさっきみたいに証拠も何もないけど、女のカンってやつかな?」
「お前のカンは鋭いからな、それでも十分な証拠になるよ」
「お褒めの言葉を頂き光栄です♪」
こうしてお兄ちゃんの様子を伺ってみると、意外と戸惑ってないんだね。私がこの話を暴露したらもっと焦ると思ってたんだけど、そこだけは見当違いだったか。いや、そもそもいつ私に知られてもいいように覚悟を常に持っていたとか……?そうでなきゃ暴走する私を止めることなんてできないからね。
「でもまさか9股をする男がこの世に存在しているとは……ホントに最悪だね、お兄ちゃん♪」
「本当に最悪だよな。でもこれが俺たちの出した答えなんだ。去年、俺たち10人の間で起きたことをお前にも話したよな?あれも最悪な出来事だったけど、そのおかげで俺もアイツらもお互いの本当の気持ちを知ることができた。だから俺は現状に後悔してないしこれからもするつもりはない。でも、黙っていたことは悪かった。ゴメンな」
去年、お兄ちゃんと元μ'sの先輩たちの間で起こった最悪の事態。お兄ちゃんを巡って殺し合いをしたっていう、まさにヤンデレドロドロの展開。ホントに馬鹿な人たち……お兄ちゃんもμ'sも……
でもその時からだったかな?お兄ちゃんの笑顔がより明るくなったのは……
「俺も意外だよ。もっと怒られるのかと思ってた」
「そりゃあ初めはμ's全員を打ち首獄門の刑にしたかったよ。でもそんなことできないじゃん、あんな楽しそうで幸せそうな顔を見せられたら……」
「楓……ありがとな」
「いえいえ♪それでもお兄ちゃんは私のモノってことには変わりないけどね!!」
「はいはい」
そう!!今はまだお兄ちゃんをμ'sに預けておくだけだから!!そう簡単にお兄ちゃんをお婿に出すわけにはいかないからね!!いつまでにしようか……うん、私の目が黒い間はそう安々と渡すものですか!!
「そうだ、あと1つ聞いてもいい?」
「なんだ?まだ何かあるのか?」
「うん……」
話が終わって立ち去ろうとしたお兄ちゃんは再び私の方へ向き直った。今までの話ももちろんお兄ちゃんに伝えたかったことだけど、これも私からお兄ちゃんに絶対に伝えておきたい。
「私にも、まだチャンスはある?」
答えなんてどうでもいい。でもこれを言っておかないと、これまで抑えていた気持ちが爆発しそうだったから。
「チャンスは自分で掴み取るものだぞ」
「え……?」
まさかの返答。でも……それで心が落ち着いちゃったんだから仕方がない。全く、ホントにお兄ちゃんは人の心を読むのが上手いんだから。なんでそうやって女性の心に響く的確な言葉がホイホイ出てくるのやら。なるほど、それでμ'sを片っ端から落としていったのか。
「――ということで!!負けないから、そこに隠れているμ'sのみなさん!!」
「あはは……やっぱりバレてたか」
穂乃果の言葉を皮切りに、μ'sメンバーがぞろぞろと屋上に姿を現した。盗み聞きなんてタチの悪いことを……でもまぁタチの悪さなら私も負けてないけどね!!
「これもお兄ちゃんの計らい?」
「知るか。でも盗み聞きしてるってことは分かってた」
「あれぇーー?そんなに穂乃果たちうるさかった!?」
「馬鹿野郎。11人もいれば気配で分かるっての」
そんな大所帯で気づかないとでも思ってたの?だからまだまだμ'sはあまちゃんだなぁ~~。でもこれで私がμ'sに必要だってことがはっきりと分かるんだね!!しょうがないからこのままメンバーでいてやるか!!
「楓ちゃん、私たちからも今まで黙っていてゴメンなさい!!」
「いいよ別に……そのおかげで私にもチャンスがあることが分かったら、それで全部チャラ!!でも覚悟することだね!!私が参戦するからには、穂乃果たちを彼女という土台から引きずり下ろすかもしれないから」
「楓ちゃん……もちろん穂乃果たちだって負けないよ!!」
私の言葉に更なる熱意を燃やす穂乃果。それはその後ろにいる元μ'sの先輩たちも同じだ。さてはて9人ごときで私に勝てるかな?逆に試されているのは私かもしれないけどね。
「「楓!!」」
「雪穂、亜里沙……」
「嘘ついちゃってゴメン!!」
「私もゴメンなさい!!」
2人はわざわざ私の前まで来て、深々と頭を下げた。この1ヶ月半ぐらい一緒にいたけれど、この2人は本当に律儀だ。まるで私とは正反対。だけどそのおかげで助けられた部分もあったりなかったり。
「それももういいよ。悪いのはお兄ちゃんだし……」
「そうだな。むしろ俺から雪穂と亜里沙に謝らなければいけないんだ。ゴメンな」
「いえ。確かに零君にそう言えって言われましたけど、それを言うって決めたのは私たちですから」
「じゃあこの話はこれで終わり!!お互いに悪かったってことでいいでしょ?お兄ちゃん、雪穂、亜里沙」
「まぁ、妹様がこう言ってくれてるんだし。その言葉に甘えるか」
多少の齟齬はあったけど、それも全部修復された。なるほど、μ'sの絆はこうやって広がり強くなっていったんだね。私もまたみんなと一歩心の距離が近づいたような気がする。今までは興味がなかったけど、もっとみんなのことを知ってみたいと思ってるしね♪それにお兄ちゃんのことを譲る気は一切ない。そのためにも敵のことはちゃんと知っておかなきゃ!!
まぁ、でも今はみんなと一緒に――――
「よーーーし!!じゃあ今日も練習頑張りますか!!」
ということで結局9股はバレてしまいました!!
この話を書いていて、神崎楓というキャラがより一層好きになりました。あまり主人公以外のオリキャラは個人的に好みではないのですが、ここまでキャラが確立するともうμ'sメンバーの一員として不自然ではないような気がします。今までが暴走キャラだっただけに、可愛い一面も書けたかな?
今回の話を読んで、楓が好きになったという読者様が1人でも増えてくれれば嬉しいです!!
最後の楓と零の局面、あそこの場面は『非日常』のような謎解きを久々に書けてとても楽しかったです!!そしてマジメな回自体が久しぶりなので、前回感想にて『真面目な回なんて書けるんですか?』と煽られましたが、無事書くことができましたよ(笑)
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