ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 やっとシスターズとの告白が終わったのに、全然シスターズが出てないのはどうかと思う今日この頃。でも今回はことりちゃん回。


俺のことりがとってもエロい件

 

 寝起きに自分の身体がずっしり重たいことなんて、もうここのところ日常茶飯事だ。騎乗位が好きな俺に対して、楓は学校のある平日は毎日その体位で俺を起こしてくる。もちろん騎乗位と言っても擬似的なものであるため、本気で性行為をしている訳ではない。あくまで雰囲気だけを楽しむ"フリ"なのだ。

 

 だがしかし、今朝は違った。

 男性特有の朝の生理現象に、何者かの身体が擦り付けられている。今まで感じたことのない刺激に、俺は思わず小さく声を漏らしてしまう。楓も似たようなことはするが、ここまで身体に電流が走るような刺激的なものではなかった。今まさに俺の下半身に刺激を与えている主は、明らかに共に気持ちよくなることを望んでいる。下手をしたら一線を超えるかのような勢いで。それくらい激しく身体の上下運動が活発だった。

 

 分かっているだろうがちなみに言っておくと、これはマジモノの性行為ではなく、お互いに寝巻き越しでの行為であるからお間違えのないよう。正直、生でやられたらこんなに冷静ではいられない。

 

 

 さあ誰だ?今俺の身体の上に跨って、自分の身体を揺らしているのは。俺の下半身を刺激している淫乱な奴は。

 

 

 俺はゆっくりと目を開け、俺の身体の上で腰を振っている陰の正体を確かめた。

 

 

「あっ、零くんおはよ~。はぁ、はぁ……」

「ことり、お前だったのか」

 

 

 寝巻き越し(重要)に腰をゆっさゆさと揺らしていたのは、俺の彼女の1人である南ことりだった。最も、俺の寝込みを襲う犯人は楓かことりの2人のどちらかだろうと思っていた。しかも今回の起こし方はいつもより激しいため、もしかしたらと察した矢先にこれだよ。

 

 ていうかそもそも――――――どうして俺の部屋にコイツがいる??

 

 

「何故お前がここに?それに外まだ真っ暗じゃねぇか、今何時だ?」

「はぁ、はぁ……寝巻き越しだけど、結構身体に刺激来るね。寒さを忘れちゃうくらい身体も熱くなってきたし。気持ちよくなったらいつでも出していいんだよ、零くん♪」

「ちょっ、まず腰の動きをやめろ。くっ、無駄に刺激が……俺の質問に答えろ!!」

「ん~っとね、最近勉強漬けでことりも溜まってたから、たまには性欲を発散しないとと思ってね。だからいつかやってみたかった、お目覚め騎乗位を試してみたんだ。まあ、今はまだ朝の3時だけどね」

「3時!?変な時間に強襲すんなよな……」

「楓ちゃんに邪魔されたくなかったからね。心配しなくても、楓ちゃんが起きる時間までには全部終わらせるから。ふぅ~……」

「ぜ、全部ってなんだよ……」

 

 

 ことりは不穏な言葉を漏らすと腰を振るのを止め、そのまま俺の身体に覆い被さるようにうつ伏せに寝転がってきた。もちろん俺の身体とことりの身体が密着し合うため、彼女の胸が俺たちの身体でサンドイッチされる状態となる。寝巻きの上からでも感じる、彼女の胸の柔らかさ。俺の胸元で自在に形が変化しているのが手に取るように分かるので、これは確実に下着を着けていないだろう。

 

 彼女は妖艶な雰囲気を醸し出し、自分の顔を俺の顔へと近付けてくる。本来なら俺は女の子から攻められるより、女の子を攻める方が好きで興奮するのだが、この状況だけは彼女のその魅惑に圧倒されていた。窓から差し込む月明かりに照らされ、いつもおっとりして大人しいことりが、今はオトナの魅力を感じる。

 

 

「おはようございます、ご主人様」

「お前、その呼び方は……」

「2人きりの時くらいは、こう呼んでもいいかなって。学校でご主人様って呼ぶと、零くん恥ずかしがっちゃうし」

「そりゃそうだろうよ。誰が好き好んで自分から冷たい目を浴びなきゃいかんのだ。お前が間違えてそう呼んだ時は、どれだけヒヤヒヤしたことか……」

「ゴメンゴメン。でも学校だろうがどこだろうが、零くんがことりのご主人様であることは変わらないけどね」

 

 

 ことりは俺と2人きりになると、俺のことを"ご主人様"呼び、自分のことを"私"呼びに切り替えて畏まる。それが俺に対して一番伝えやすい愛の証らしい。俺も俺でご主人様呼ばわりされると、女の子を支配している気持ちになってゾクゾクして堪らなくなる。つまりお互いに合意の上、2人だけの時はこのような主従関係になるのだ。

 

 

「はぁ……ご主人様の身体、暖かいです~」

「そりゃあお前、そんな薄着だったら寒いに決まってるだろ。どうしてそんな格好してんだ」

「だってご主人様の体温をなるべく直に感じたかったから。もしかして、脱いだ方がいいですか?」

「当たり前だ。夜這いを掛けるなら、もっとご主人様の好みを知っておかないとな」

「申し訳ありません!今すぐご主人様を悦ばせますので!」

 

 

 俺も段々とご主人様モードに切り替わってきているな。やはり女の子を自分の色に染め上げて、命令に従順な女の子に堕とし込むのは欲望が唆られる。ことりは俺に服従することを嫌がっているどころか、むしろ喜んで俺のお人形さんになってくれるので、こんなプレイは彼女としか実現できない。

 

 

「そうだ、脱ぐのはいいけど全部は脱ぐなよ。半裸の方が興奮するんだ」

「ご主人様って、意外とマニアックなんですね」

「俺は並大抵のプレイもいけるし、あまり過激なものでなければ少々趣向を凝らしたプレイも全然いけるぞ」

「ご主人様がもしやりたくなった時は、いつでも私を呼んでくださいね。ことりの身体でよければ喜んでお貸ししますから」

「貸すって、お前の身体は既に俺のモノなんだが」

「そ、そうでした!またご主人様に粗相を……。無礼を働いた罰として、どうかこの哀れな雌豚に厳粛な懲罰をお与えください」

「いやいやお前の場合、俺から手を出されたらどんなことでもご褒美だろうが」

「あっ、バレました?」

 

 

 ことりは何故か笑顔で認めたが、そもそも初めから懲罰を受けることに期待の眼差ししか向けていなかったので、俺でなくても流石にバレるだろう。μ'sが相手だと猥談を駆使して平気で相手を煽ったりするくせに、俺の前だと途端にM気質を存分に発揮するこの淫乱鳥。まあ俺はそんな彼女が大好きだから、こうして突然の夜這いも受け入れている訳だが。

 

 

 ことりは俺に跨りながら起き上がると、パジャマのボタンを1つ1つ、俺に見せつけるようにゆっくりと外していく。徐々に顕になる彼女の綺麗な肌、それが差し込む月明かりに照らされて、より一層艶やかに見える。ムードは抜群。さっきまでも十分に色っぽかったのだが、脱ぎ出し始めるとやはり男の色欲が身体の内から込み上げてくる。

 

 そして彼女に魅惑を感じる要因の1つに、普段とは髪型が違う点もあるだろう。いつもは本当に鳥のトサカみたいな髪型をしているのに、今はストレートに髪を下ろしているのだ。絵里やにこもそうなのだが、いつも長い髪を縛っている子がそれを解くと、一回りオトナの魅力が生まれる。特にお風呂やベッドの上でそのような状態の彼女たちを見ると――――あとは分かるな?

 

 

 俺が妄想に浸りかけていたその時、突然また下半身に微かだが刺激が走った。俺は慌てて妄想の世界から離れ、現実の妖艶な光景に直面する。

 

 

「ことり、お前どこ触って……!」

「むぅ~!だってご主人様、さっきからぼぉ~っとして全然私の方を見てくれないじゃないですか」

「お前のあんな姿やこんな姿で妄想してただけだよ」

「そんな妄想しなくてもいいように、今から私がご主人様をうんと気持ちよくさせてあげます。妄想の世界に浸れないほど、快楽に溺れさせてあげますから♪」

「うっ、く、はぁ……そ、そうか」

 

 

 ことりは既にパジャマのボタンを全て外し終えており、隙間から俺のために立派に成長させた胸が垣間見えていた。そして同時に俺の下半身を握らない程度に、手のひらで優しく触れる。まだ若干高校生にして、男の悦ばせ方を完全に熟知してやがる。もうどこをどう攻めれば俺を気持ちよくさせられるか、彼女にとっては容易なことなのだろう。

 

 しかも俺が女の子の笑顔好きだと知っているため、常に微笑で俺の心を惹きつけるのも忘れない。流石俺の彼女であり従者でありメイドであり、そして奴隷でもある。そんな彼女の忠誠心に関心すると共に、俺もどんどん彼女の魅力に取り憑かれていく。

 

 

 暗い部屋の中に微かな月明かり。ムードはもう完璧だ。

 

 

「どうせ出すなら、お前の口の中で出してやる。それがお前の朝飯だ」

「嬉しいです!これからずっと私の朝御飯になるんですよね。だったら今のうちに味を覚えておかなくちゃ」

「そうか。だったら白濁液をもっと濃厚にするために、俺の興奮を高めてもらわなきゃな」

「はい、ご主人様のご命令とあらば」

 

 

 ことりは再び俺の身体の上にうつ伏せで覆い被さると、自分の顔を俺の顔へと近付けてくる。そして俺たちは何かに引かれ合うように、お互いの唇と唇を重ね合わせた。

 

 

「ん……」

 

 

 ことりは小さく吐息を漏らす。

 この時をずっと待っていたのだろう、彼女はいきなり舌を俺の口内へと侵入させてきた。そして俺も彼女の甘い匂いに誘惑され、自然と舌を差し出していた。ことりとの口付けはもう慣れたもので、お互いに何の躊躇いもなく舌を絡め合う。口内でみるみる唾液が分泌され、舌と共に卑しい水音を部屋に響かせながら2人の唾液が交じり合う。

 

 

「はぁ……んっ、ちゅ……」

 

 

 脳内にまで響く、舌と唾液が絡み合う音。舌同士が絡み合った時に、粘膜から伝わってくる熱さ。直接鼻に侵入してくる、彼女の微かな甘い匂い。それら諸々の影響で、俺の頭が今にも蕩けそうになっていた。

 

 もはやことりは何も意識せず、本能で俺への吸い付きを激しくしているのだろう。彼女の目が虚ろになっているのが分かる。ただ目の前の愛する人に気持ちよくなったもらいたい。そんな一心で俺の口内を攻め続けご奉仕している、そんな雰囲気が感じられた。

 

 

「んっ、はぁっ……ん……あぁ!」

 

 

 もう理性を失った動物かのように、ことりは俺への吸い付きと舌を絡める激しさを増していく。俺のためだけに一心不乱にご奉仕をしてくれる彼女の健気さを見ると、俺の欲情も大いに湧き上がってくる。

 

 この劣情を彼女にぶつけてやりたいと、俺はもう主従プレイということすらも忘れて彼女の舌に対抗していた。俺が激しく吸い付き舌を絡める度に、彼女の口から抑えきれない吐息交じりに喘ぎ声が漏れ出す。同時に彼女の身体はビクッビクッと跳ね上がるが、それでもなお俺への奉仕をやめないその忠誠心の高さに、俺も余計に感情が高ぶってしまう。楓の部屋に聞こえてしまわないかと一瞬だけ心配するが、彼女の魅惑に意識を引き寄せられ、すぐにそんな心配は消え失せた。

 

 

 もうどれだけの時間が経ったのか分からない。ことりに全ての意識を奪われていたので、時間感覚など毛頭なかった。俺の意識が戻ってきたのは、若干息苦しくなってきてお互いに唇を離した頃だ。俺と彼女の口元を繋ぐ銀の糸が艶かしく輝いて、俺たちがどれだけ濃厚な口付けをしていたのかが具現化されている。その糸はやがて重力に耐え切れず、寝転がっている俺の喉元にたらりと垂れた。

 

 

 ことりは"くすっ"と微笑むと、俺に跨ったまま身体を上げる。そして既にボタンを外してあるパジャマに手を掛けると、僅かにはだけている前をゆっくりと開いていく。徐々に顕になる彼女の胸に、俺は唾を飲んで釘付けとなった。

 

 薄らと見えてくる胸の先端。僅かな月明かりしか頼りにならないこんな暗い状況でもよく分かる、既にピンと張った桃色の突起。まるでここにしゃぶりついてくださいと言わんばかりの勃ちっぷりに、俺の興奮が一気に最高潮近くまで上昇する。そして俺はいつの間にか身体を上げ、彼女の右胸の先端に唇を挟んでいた。

 

 

「あんっ!あぁ、ご主人様ぁ……んっ」

 

 

 もう俺と何度もこんなことをやっているのだから、こうなることは初めから分かっていたはずなのに、ことりは驚くように喘ぎ声を上げた。胸を吸い付く刺激に僅かに身を縮こませながらも、俺が吸いやすいように体勢を整え直す。

 

 俺は胸の先端を飲み込んでしまうかのような勢いで、唾液を絡めながらじゅるじゅるっと吸い上げる。それに伴ってことりが雌の嬌声で鳴くため、もっともっと彼女を虐めて悦ばせたいという欲から、吸い上げる力もどんどん強くなっていく。口付けの過程で身体が火照って熱くなっていたためか、彼女の胸はかなり甘酸っぱい。それがことりの身体から分泌された味だと思うと、俺の興奮はまだ収まるところを知らなかった。

 

 

「ひゃっ、んっ……はぁっ!わ、私の身体は全部ご主人様のモノですから、はぁ……もっとご主人様の好きにしてもらって……あんっ、いいんですよ……」

 

 

 俺はその言葉を聞いて、手持ち無沙汰になっていた右手でことりの左胸を鷲掴みにした。その時、彼女は今度こそ楓の部屋に聞こえてしまうかのような大きな喘ぎ声を上げる。今回ばかりは突然すぎて、声を抑える余裕もなかったのだろう。ことりは必死に口を抑えているが、両胸が愛するご主人様の口と手で同時に攻められているため、そのあまりの刺激と興奮から口を抑える手すら乗り越えて、淫らな声が俺の耳に伝わってきた。

 

 

「んっ……ふぁっ……ぁ……ひゃ、うぅ……」

 

 

 女の子の嬌声は、どうしてここまで男の欲情を駆り立てるのだろうか。こんな声を聞かされてしまっては、口も手も一生止まらないぞ。ことりが果てるその時まで、俺は永遠に彼女に快感を与え続けるだろう。

 

 ことりの胸は触るたびに成長している気がする。もう1年前の絵里とほぼ同等の大きさになっているとこの前聞いた。5本の指を巧みに使わないと上手に揉めないくらいのボリュームに。そして揉んだら揉んだで指の間から胸が溢れ出そうで、もう俺の手には余りある胸に成長してしまった。これを俺のために育ててくれたというのだから、たっぷり味わって弄ってあげなければ申し訳ないよな。

 

 彼女の胸は、本当に俺だけのために成長しているようだ。さっきいった通り手に有り余るくらいの大きさもそうだが、胸の先端に触れた時の感度も素晴らしい。指で軽く挟むだけでも、部屋中に響く淫声を上げる。そして指で胸を突っつくと、その指を容赦なく跳ね返してくるこの弾力。指に力を入れれば胸にめり込むほど吸い付きが良いくせに、軽く触れると弾き返す。まさに胸の張りの良さを物語っている。

 

 

「あぁ、ふぁ……ご主人様のためなら、私はメイドにだって奴隷にだってなります。だからもっと……はぁ……もっと私を虐めて!!ご主人様の欲望で、この哀れで淫乱な雌豚をめちゃくちゃにしてください!!んぁ……あぁあっ!!」

 

 

 俺とことりが恋人同士になってからというもの、彼女は俺への依存度が目に見えるほど増している。学院内でも周りの目を気にせず躊躇なく誘惑してくるし、一度周りの目がなくなれば、胸や股を押し付けてくるなんて日常茶飯事だ。お弁当は俺にいつでも「あ~ん」が出来るように、自分の弁当なのに俺の好物ばかりで取り揃えられている。そして日々の自分磨きのオカズは毎日俺に手を出される妄想、またはいつの間にやら盗んだ俺の私物。休日で会えない時でも、定期的に携帯に連絡を入れてくるほどである。

 

 そんな肉食系の彼女だが、こうして淫行になればたちまちMの気質を発揮する。もう俺にやられることならどんなことで悦び、勝手に身体に快楽が走ってしまうとも言っていた。もはや俺を愉しませるためだけに生きている、そう感じてしまうのだが、本人はそれが自分の運命で、自分の好きでやっていることだからと、むしろ俺にめちゃくちゃにされることを望んでいる。

 

 完全に俺のモノと化していることり。色々と捻じ曲がってはいるが、唯一真っ直ぐなのは俺への愛情。そんな彼女の一途さに感化させられ、俺は沸き立つ欲望を日々彼女に注いでいる。大勢の人の目線にさえ晒されなければ、俺だって彼女のような性欲魔人にもなろう。もうお互いにお互いの身体を熟知し過ぎた故に、どこをどう攻めれば相手に至高の快楽を堪能してもらえるのか、それすらも分かっているくらいだ。

 

 だから容赦はしない。自分の欲望に忠実となって、彼女の身も心も攻め上げ俺の色に染めていく。まあもう既に俺の色に染まりきっている気もするが、更にそこから上書きする形で、もうどんな色にも染まらぬよう執拗に色濃く彼女を支配する。

 

 

「はぁ……んんっ、ふぁ……はぁ、ああああっ!!」

「ん?まさかお前、さっきもしかして……?」

「はい、ご主人様に激しく攻められて――――イっちゃいました♪」

「キスと胸だけでかよ。とんだ淫乱牝奴隷だな」

「それは私にとって褒め言葉ですよ。ご主人様のモノになれたと、実感できて嬉しいんです」

「そうか、ならこれだけじゃまだ物足りないだろ。もっとお前を虐めてやるよ」

「ひゃっ!!あっ、ご、ご主人様ぁ……」

 

 

 俺は乱暴にことりのパジャマのズボンを脱がし、そして顕になったパンツの上から下半身に指を当てる。さっき絶頂に達し身体をビクビクと痙攣していたからか、パンツは湿りに湿っていた。一瞬だけ触れた俺の指でさえ、彼女の液体で湿りを感じる。パンツ越しだからまだいいものの、脱がしたら確実にぐしょぐしょと濡れた彼女の大切なところが見られるだろう。でもそれをしてしまうと俺の理性が保てなくなり、軽々と一線を超えてしまいそうなので我慢する。もう何度も言ってるが、責任が持てるまで一線は超えない。

 

 

「まだやれないのがもどかしいな」

「はぁ、はぁ……ご主人様のそういう律儀なところも大好きですよ。むしろそうやって私たちを大切にしてくれているからこそ、私もμ'sのみんなもあなたに惹かれたのです。でも高校を卒業したら、私の身体が壊れるまで、いや壊れたとしてもたくさん使ってくださいね♪」

「ああ、もちろん。もうあと数カ月の辛抱だ。その時は、俺がμ'sの本当の支配者になる時かな」

「ご主人様なら、きっとみんな虜にできますよ。万が一拒むような躾の悪い子がいたとしたら、私もお手伝いしますから、フフッ……」

 

 

 おぉぅ、今少しことりの黒い部分が見えたような気がする。俺に対してはただの淫乱な雌に成り下がるのに、μ'sメンバーに対してはドS気質満載の小悪魔となる。一度ことりに誰かを襲わせ、それを高みの見物するのもいいな。もちろんその後は2人で俺の性欲を処理させると。うん、いい流れだ。

 

 

「私ばかり気持ちよくなってばかりでは申し訳ないです。次はご主人様の番ですよ♪」

 

 

 ことりはベッドから降り、俺をベッドに腰掛けるように座らせる。そして彼女は俺の脚と脚の間に跪き、上目遣いで俺を見つめた。この体勢こそが、ご主人様に示す服従の体勢だ。これから何が起こるのかもう知っている。知っているからこそ、彼女のこの体勢だけでも劣情を感じてしまう。

 

 

「まだ下半身同士では繋がれませんが、ご主人様のここを私の口で気持ちよくさせることはできます。リラックスしてください。これまでに溜まったご主人様の性欲、全て私の口で受け止めますから……♪」

 

 

 妖艶なことりの表情に魅了され、俺は「あぁ」としか呟けなかった。

 ことりは俺のズボンを丁寧に脱がし、そして下着も――――――

 

 

 

 

 俺たちの時間は、まだまだ続きそうだ――――――

 




 なんかことりの個人回って、毎回エロいことしかしてないような気がします。たまにはギャグ回にもメインで出演させてみたくはあるのですが、よくよく考えれば淫語講座の回って、エロよりギャグ要素の方が強いような……。あれ以上のレベルになると、ガチR-18になりそうですが(笑)

 ちなみに今回は無駄な描写を一切省いた、終始一貫してR-17.9展開にしてみました。本当はシチュエーションを2つに分け、もう1つは学院内の校舎裏での出来事も執筆しようとしていたのですが、まさか1つのシーンだけで1話を使ってしまうとは。残りのシーンはまた機会があればということで。


 次回は穂乃果回か花陽回のどちらかにする予定。最近ずっとエロ要素満載だったので、たまにはまともの話に……できたらいいなぁ()




Twitter始めてみた。
 https://twitter.com/CamelliaDahlia


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