ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回は、前回に引き続き零君や楓の母親である詩織さん回です。
 詩織さんとμ'sメンバーの掛け合いをメインにして、神崎家族の設定について掘り下げる回でもあります。


 それでは前回に引き続き、大波乱のお母様編をどうぞ!(笑)


対μ's用決戦部隊、通称モフリスト

 

 前回のあらすじ!!

 俺たち神崎兄妹の母親である"神崎詩織(かんざきしおり)"が帰還した。

 μ'sとは初対面だというのに、母さんはその天真爛漫な性格が揺らぐことはなく、見事μ's全員をもっふもふ地獄に陥れた。もうこの時点で疲れきっているμ'sだが、こんなもので母さんに驚いていてはまだ早い。それは――――――

 

 

 

 

 

 

「「「「「「「「「「「じょ、女優ぅーーーーーー!?!?」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 楓を除くμ's全員が一斉に声を上げる。

 コイツらがいくらスクールアイドルのアマチュアだと言ってもアイドルはアイドル、テレビに出ている有名なアイドルや女優くらいは把握しているだろう。だから突然目の前に本物の女優がいたとなれば、驚くのも無理はない。母さんの社交的な性格、すれ違う人が思わず振り返る美貌、世界の女性が羨むスタイルは、女優が故だったという訳だ。

 

 

「ふ、藤峰詩織(ふじみねしおり)って、に、にこが尊敬する女優だったんだけど、まさか零たちのお母さんだっただなんて……えっ?えぇっ!?さ、さささサインを!!」

「わ、私からお願いします!!『花陽ちゃんへ』と書いて頂けると嬉しいです!!」

「おぉ~!2人共さっきと全然キャラが違うねぇ~」

「凛はこっちのかよちんも好きだにゃ~♪」

 

 

 モノホンの女優が目の前に現れて、さっきとは明らかに目の色が変わったにこと花陽。

 つうか一目見た時は全然気が付かなかったのかコイツら。まぁ世界で活躍する大女優が、まさか彼氏の母親だとは普通思わないもんな。しかも自己紹介をしながら抱きつかれてたから、母さんの顔をしっかり確認する暇はなかっただろうし。

 

 

 すると俺の隣にいた絵里がジト目で話し掛けてきた。

 

 

「それで?どうして今まで教えてくれなかったのよ。あなたのお母様が海外にいること自体この前初めて知ったのに……」

「いや聞かれなかったし。それに自分の親の職業の話とかするか普通?穂乃果の家みたいに店を構えてるなら話は別だけどさ」

「でも私たちはスクールアイドルをやっている訳だし、教えてくれてもよかったんじゃない?」

「話したら話したでほら、ああなるから」

「え……?」

 

 

 俺は現在絶賛暴走中のにこと花陽に顔を向ける。

 すると絵里や俺たちの会話を聞いていたμ'sの面々は、苦笑しながら納得した。この2人がアイドルや女優のことで暴走状態になると、最悪練習に手が付かなくなってしまう可能性があるからな。

 

 

「そういえばさっき詩織さんに抱きつかれたわよね!?この服、もう洗えないわ!!」

「だったらいっそのこと、この服にサインをしてもらうというのはどう!?」

「なるほど、そうすれば必然的に洗うことはできなくなる。ナイスよ花陽!!」

「おい、戻ってこいお前ら……」

 

 

 やべぇコイツら、目の焦点が合ってねぇ……もう完全に錯乱してんじゃねぇか!!

 でも母さんのおかげで2人の士気が上がるならそれに越したことはないか。特に心配性の花陽が積極的になってくれればそれはそれで。

 

 全く関係ない話だけど、最近花陽の機嫌がいいのは俺の気のせい?もしかして、また食べ過ぎたけどダイエットが成功したからやったぜ!!みたいな?どんなダイエットをしたのだろうか。

 

 

「おーおーこんなに可愛い子の尊敬の的になるなんて、私は嬉しいよ!!ほら2人共、もっとギュってしてあげるね♪」

「ほ、本当ですか!?この私なんかが詩織さんに、恐れ多いです……!!」

「ちょ、ちょっと待ってもらっていいですか!?お気に入りの服に変えてくるので!!」

「お前らさっき迷惑がってなかったっけ!?」

 

 

 母さんとのファーストコンタクトハグの時にはあれだけ苦しそうな顔して母さんの身体に埋もれてたのに、女優と知った瞬間手のひら返しかよ……。それにこの2人、規模は違うけど自分も母さんと同じ立場だってこと知ってんのかな。去年"ラブライブ!"を優勝したチームのメンバーとして、割と有名なんだけど。

 

 

「なるほど、そういうことですか……」

「なんだよ、海未。急に納得して」

「詩織さんの性格と零の性格を照らし合わせてみたら、かなり一致するんですよね。抱きつき癖は別としても、匂いに敏感だったり、勝手に胸や太ももを触ったり、私たちの表情を見てニヤニヤして楽しむその陰険さ、可愛い女の子なら誰彼構わず手を出す犯罪者予備軍、それから――――」

「ちょっと待ってくれまだあんのかよ!?さっきからいいところ1つもねぇじゃん!?」

「詩織さんのいいところをまだ見つけられていないので、それは仕方ないですよ。良くも悪くも積極的とも捉えられますね」

「あの~、それって褒めてる……?」

 

 

 確かに母さんの性格のほとんどは俺、秋葉、楓の誰かに分配されているか全員に継承されている。

 セクハラ体質は俺に、性的感情の強さは俺と楓に、自分勝手過ぎるところは秋葉に、誰かを貶めてあざ笑う陰険な性格は全員に……などなど。うん、やっぱりいいところがない!!

 

 

「でも女優さんってことは、それくらい演技も素晴らしいんやろうなぁ」

「あぁ。高校時代から演劇部で、しかも世界に注目されるくらいの演技力だったから。女優をやる前はアイドルもやってたし、ダンスや歌唱力も一級品だよ」

「へぇ~、じゃあ零君や楓ちゃんのダンスや歌の上手さは詩織さん譲りやったってことやね」

「そうかもな。特に楓を見ているとそう思うよ」

「咄嗟の演技力や1つのことに集中すると周りが見えなくなるほど熱中するのも、詩織さんと全く同じで面白いやん♪」

「そんなに似てるかぁ俺たち?」

「似てる似てる♪」

 

 

 1年以上の俺と付き合いのある希がそういうのだからそうなんだろう。

 でも俺は秋葉や楓とだけは一緒にされたくねぇぞ、特に秋葉とは!俺ってそこまで性悪か!?確かに今まで悪いこともした、同時にいいこともした。だから邪悪さ99.9%で固められている秋葉となんて絶対一緒にされたくないね!!

 

 

 ちなみに神崎兄妹全員が聡明なのは父さん譲りだったりもする。特に秋葉がそのいい例なのだが、まぁその話はまたいずれやるとしよう。

 

 

「それで母さん。どうして家にいるんだよ?帰省は明日だったはずだろ」

「そんなの、零くんたちの驚く顔が見たいからに決まってるじゃない♪」

「ただそれだけのためにわざわざ嘘の日程を教えて、飛行機の時間も変えたってのかよ……」

「何言ってるの!!零くんたちが驚く可愛い表情が見られるなら、地球の裏側どころか地球外からも飛んできちゃうよ♪」

 

 

 やはり神崎家の女性陣は地球外生命体だったか……ならば可愛い楓以外を即座に別の惑星へ追放しなければなるまい。はっきり言って秋葉だけでも地球を混沌に陥れることができそうなのに、そこに母さんが加わりでもしたらもう……秋葉が帰ってくる明日が心配だ。もうこの時点でツッコミ疲れてんだよなぁ。

 

 

「可愛い女の子で思い出した!そう言えばμ'sのみんなって、零くんの彼女さんなんだよね?ね?」

「そうですよ!穂乃果たちみ~んなで零君と付き合ってるんです!」

「わおっ!なんだよ零くんハーレムかよぉ~。毎晩女の子を取っ替え引っ変え抱いてるんじゃないのぉ~?」

「してねぇよ!!」

 

 

 そんな夢のような生活ができたら人生どれだけ勝ち組だと思ってんだ。それは俺の夢であって、今はその夢のために穂乃果たちと親密なお付き合いをしている最中なんだよ。同棲生活中に何度かみんなと一緒に寝たことはあったのだが、母さんにこの話をすると100%弄られるから絶対に言わねぇ!

 

 

 それにしても女の子を取っ替え引っ変え抱ける夢のハーレム生活かぁ~。

 俺はどちらかといえば女の子に身体を求めるより、女の子から俺の身体を求められる方が好きなんだよな。いずれ穂乃果たち全員がそういう性格になって、毎日代わる代わる身体を重ねることができるのなら…………な、なんて素晴らしい日常なんだ!!

 

 俺が黙っていても、みんなから俺の身体を求めて自分から脱いでくれるそんな生活……よし、夢が段々具体化されてきたぞ。穂乃果やことり、にこはもう俺の色に染まってるし、あとはどんどん他のメンバーにも侵食させていけば……くぅ~!ドス黒い妄想をするってやっぱ気持ちいいな!!

 

 

 あっ……だから海未と希に俺は母さんと同類だって言われるのか。

 もういいや、認めよ。

 

 

「取っ替え引っ変えなんてしなくても、ことりは毎日抱いてくれたっていいんだよ零くん♪」

「ま、マジで!?じゃあ俺のベッドの抱き枕になってくれ」

「零くんのためなら、抱き枕じゃなくてオ○ホにしてくれたっていいんだよ♪ことり、一切抵抗しないから……」

「お、オ○ホだと……!?女の子が自ら俺を求めてくれるこのシチュエーションは、まさに俺の夢そのもの!!」

「それなら穂乃果も零君と毎日一緒に寝るもん!なんなら今から家族になるまであるもんね!!」

「ちょっと待ってください。お兄ちゃんの妹である私を差し置いて、ベッドを共にするやら家族なるなんてよく言えましたね……お兄ちゃんの貞操はそう簡単には渡しませんよ!!」

「じゃあ楓ちゃんも穂乃果たちと一緒に零君の貞操を奪えばいんだよ♪」

「あっ、それならいいかも」

「心変わりはえぇな!?」

 

 

 だが俺の思った以上に夢の実現へと近付いているのは確かだ。あとは夢の障害となるメンバーが数人いるのだが、それは俺に従順な彼女たちを利用すれば俺色に染め上げることはできる。

 穂乃果とことりを使って海未を、楓を使って雪穂を、にこと希を使って絵里を、2年生組の真姫は……花陽に弱いから花陽をけしかければいっか。

 

 

 あれ?そういやにこはことりたちの騒ぎに参戦しないのか……?

 あぁそっか、花陽と一緒になって母さんに見とれてるんだった。突然ながらも憧れの女優に会えたんだ、しばらくはその幸福感に浸らせてやろう。

 

 

「へぇ~零くん凄いねぇ~!こんなにたくさんの恋人を同時に愛せるなんて」

「認めてるんですね。零と私たちのこと」

「なぁに?真姫ちゃんは零くんと自分の仲を私に認めてもらえているか心配だった?全く、クールに見えて考えてることは可愛いんだから♪」

「そ、そんなのじゃないです!!ただ、男1人に女複数人なんておかしいでしょ普通」

「いいんじゃない♪」

「か、軽いですね……」

「だって零くんがみんなと結婚するってことは、私が家に帰ったら可愛い女の子たちが出迎えてくれるってことじゃない!!そんな夢みたいなシチュエーションが実現しようとしてるんだよ?応援する意外なんて有り得ないって!!」

「はぁ~……やっぱり零のお母さんだわこの人」

 

 

 もういいよ認めればいんだろ認めるよ!!俺は母さんの性格をふんだんに受け継いだ息子だってことをな!!

 

 

 どうやら母さんには事前に秋葉から話を通してあったみたい(俺の許可なく勝手に)で、先日母さんの口から『零くんって、彼女いっぱいいるんでしょ?』と言われた時は心底驚いた。だが母さんの性格を考えるに、反対されることはないと思ってたけど。

 

 しかし俺のけじめとして、母さんや父さんにはまた俺の口から直接話さなければならない。9股を認めてもらっているとはいえ、普通でないことをやってる訳だし。

 

 

「あのぉ~詩織さん、なんか勘違いしてません?」

「ん?どうした雪穂ちゃん?私が勘違い?」

「はい。私や亜里沙、楓は零君の恋人じゃないですよ」

「えぇ!?私は秋葉ちゃんから、μ's全員が零君の彼女だって聞いてたよ!?」

「アイツ、また話をややこしくしやがって……」

 

 

 この瞬間、秋葉の憎たらしい笑顔が頭に浮かびやがった。恐らく今頃アイツは、俺たちと母さんの話がすれ違っているところを想像して笑っているのだろう。性悪、陰湿、陰険etc……どの言葉を当てはめても合致する。やっぱ母さんのマイナス部分を多く引き継いでいるのは秋葉だな、非常に迷惑だけども。

 

 

「へぇ~意外。零くんなら既に手を出してるのかと思った。亜里沙ちゃんなんて、さっきからもう何回も零くんの顔見てるもんね♪」

「わわっ!?私、そんなに零くんの顔見てましたか!?」

「うん!だから付き合ってるのかと思っちゃったよ」

「ぜ、全然気付かなかったです……か、顔が熱くなってきちゃいました!!」

「おーおー可愛いね亜里沙ちゃん♪」

 

 

 さっきからやたら視線を感じていたのだが、全部亜里沙の仕業だったのか。これだけ女の子たちがいっぱいいると、もう誰に見られてるのか全然分かんねぇ。ほら俺ってカッコいいからさ、自然と女の子たちの視線も集まっちゃう訳よ。

 

 

 でも亜里沙は穂乃果みたいに感情が表情に出やすいから、本当に考えてることが分かりやすい。特に恋愛話や猥談になると決まって顔だけじゃなく耳まで赤くなるし。今だって恥ずかしそうにわなわなと震えている。本当に、可愛い奴め!

 

 

「それじゃあ雪穂ちゃんも零君と付き合ってないの?雪穂ちゃん堅物そうだもんねぇ~」

「お姉ちゃんたちに比べれば、零君とはそこまで長い付き合いじゃないですし。まだ恋人として付き合う仲じゃないというか……」

「えっ?"まだ"??へぇ~"まだ"ねぇ~♪」

「へっ!?そ、それは言葉の綾ですよ!!」

「なるほどねぇ~、言葉の綾に出てしまうくらい零君が好きってことなんだよねぇ~♪なるほどなるほど」

「うぅ~~~!!!!」

 

 

 あぁ……雪穂が絶賛悪魔モード突入中の母さんに、ここぞとばかりに弄られてる。これで母さんと秋葉がほぼ同格だってことが証明できただろ?ただ、可愛い女の子の恥ずかしがる姿が見たいって気持ちは俺も分からなくはない。でも雪穂の奴、このことで一生母さんに弄られ続けるだろうな。合掌……。

 

 

 そして雪穂は顔を沸騰させて母さんに対抗するも、もちろん敵うはずもなく、最終的には羞恥心の爆発により頭から湯気を出して気絶してしまった。また合掌……。

 

 

「一番意外なのは楓ちゃんだよ。お兄ちゃん大好きっ子の楓ちゃんのことだから、てっきりもう零くんに告白して恋人になってるのかと思った」

「それが意外とお兄ちゃんが堅物でね、中々エッチまで持ち込むことができないんだよ。こっちはいつでも準備万端なのにさ」

「そういう時はね、もう無理矢理襲っちゃいなさい!零くん変に真面目だから、一度既成事実を作ってしまえば一生面倒見てくれるから。それに一度ハメちゃえば、変態の零君ならすぐ楓ちゃんのアソコの虜になっちゃうよ」

「そうだよね!!私のアソコはお兄ちゃん専用で、まだ一度も使ってないキツマンだから期待してていいよお兄ちゃん♪締まりのよさならバッチリ!!」

「お前ら親子でなんて話してんだ!?」

 

 

 それにいくら俺とμ'sの面々しかいないからって、"キツマン"は流石にNGワードだろ!!ちなみに意味が分からない人はそのまま純粋なままでいてくれ。いちいち説明はしない。

 

 

 それにしてもこの親子、息子や兄を妄想の種にして話をするのは百歩譲って許そう。だが俺の目の前でする話じゃねぇだろ!!もう今晩から気持ちよく寝られそうにないんだが。代わりに楓と交わることで別のところが気持ちよくなったりするかもしれないけどさ……。

 

 

 でも正直な話、楓が騎乗位で起こしてくれるんだったら……うん、アリかもしれない。しれないじゃない、アリだ。

 寝坊助な兄を起こすために、兄の身体の上に股がって必死に腰を振る妹。そして何故か妹は全裸になっていて、腰を振るたびに2つの果実が大きく揺れると……よしっ、今日のオカズは妹モノに決定だな。

 

 

 そしてどんな妹モノの動画や薄い本を見ても、妹キャラの顔が楓に脳内変換されるという末期状態に陥っている俺がいたりする……。まだ稀にだけど一緒に風呂入ったりするから、その影響か。

 

 

「オホン!!もうその話はそれくらいにしましょう!!」

「ナイスだ海未、流石μ'sのブレーキ」

「ブレーキって、もっと美しい表現を考えてもらいたかったのですが、この際はもういいです。もう夕方もいい時間になってきたので、夕食にしませんか?」

「さんせ~い!!凛もうお腹ペコペコだにゃ~。零くんたちのことに関してはお腹いっぱいだけどね」

「確かにこの短時間で神崎家の驚異がよく伝わった気がする。伝わって嬉しいかどうかは別だけども」

「でも凛は零くんのお母さんと話すことができて楽しかったよ!」

「おっ、嬉しいこと言ってくれるねぇ凛ちゃんは!!代わりにもっふもふにしてあげるね♪」

「そ、それは勘弁願いたいというか――――って、にゃああああああああああああああああ!!!!」

「もっふもふ~♪」

 

 

 だから母さんをおだてるとこうなるんだって。この凛の愚行が教訓となって、μ's全員の身に染みただろう。神崎家の女性陣は恐ろしい……と。

 

 

 

 

 ちなみにこのあとはみんなで一緒に晩飯を食ったり、母さんにμ'sのことについて話をしたり、またモフモフされたり……とりあえず"ラブライブ!"直前で気を張っていた穂乃果たちの緊張が、少しは解れたかな?

 

 

 そして明日は秋葉が家に帰ってくる日だ。俺、母さん、秋葉、楓の4人が久々に集まる日でもある。

 

 ツッコミのスキルを磨いておかないと死んじまいそうだな、俺……。

 




 モフリストって響きがいいから勝手に使わせてもらった。(本編に出すとは言ってない)


 今回は詩織さん回第二弾でした。
 前書きでも言った通り、今回のコンセプトは詩織さんとμ'sメンバーの掛け合いがメインです。そして私の小説では初である零君たち神崎兄妹についての設定も深く掘り下げました。まだお父様が出てないので、完全に設定は放出しきってないですがね。
それにしても『日常』『非日常』『新日常』合計227話も連載しているのにも関わらず、主人公家族の設定を出すのが今になったというのもすごい話です(笑)


 次回は零君が本編の最後で言っていた通り、家族4人での話となります。それゆえ原作キャラは登場しないのですが、合計227を掛けて育ててきたオリキャラでも読者様を楽しませるように頑張るので、是非ご期待を!!


 先日、ハーメルンのラブライブ!小説の作家様たちが執筆してくださった『ラブライブ!~μ'sとの新たなる日常 Anthology~』が完結しました!
あちらの小説ではこの小説では見られない個性的なお話ばかりなので、まだ見てないよという方は是非覗いてみてください!


Twitter始めてみた。
 https://twitter.com/CamelliaDahlia













実は前回から密かに、『新日常』の主軸となる物語が動き出していたり……

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