学園黙示録:Cub of the Wolfpack   作:i-pod男

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過去のフラッシュバックはもうちょい続きます。今回はウルフパック、ピンチです。


Race Against Time

考えが纏まった所でヴァイパーもようやく口を開いた。

 

「アルファチームの隊長さんがUBCSについて言ってた事、覚えてない?」

 

あいつらは金で動く連中である以上、社への忠誠心は無いと上は考えている。殺したとしても代わりは幾らでも補充が利く。そう言っていた。

 

考えてみれば、自分達はUBCSより様々な面で優遇されているが金で雇われている以上そう違いは無い。あったとしても支払われる額位だ。

 

ルポは子供達の養育費を十二分に賄える高い契約金が支払われる事を条件に働いているフランス軍特殊部隊出身の傭兵。

 

フォーアイズは知識の豊富さと観察眼を買われ、研究員としてスカウトされた。

 

ベルトウェイやスペクターはそれぞれアメリカ、ロシアの古巣を追い出された嫌われ者にして犯罪者で、碌な仕事口が無い所を拾われた。

 

ベクターは物心ついた時からハンクに殺しの技術を叩き込まれており、彼の師が雇われていたアンブレラに流れ着いたのは最早必然だと言っても良い。

 

バーサは拷問の腕を買われ、アンブレラに有益な情報を大量に引っ張り出していた。

 

元少年兵ヴァイパーに至っては一人で生きて行ける様な身の上ではなく、行き場も無かった為、選り好みが出来る立場にはいなかった。

 

精鋭部隊であろうと表に出せない事情を持つ者ばかりである以上、その傷だらけの経歴故に旗色悪しとアンブレラが感じれば何の頓着も無く切り捨てられる、格好のスケープゴートなのだ。そして今がその旗色が悪い状況である。

 

「今あの研究所に向かえば俺達、間違い無く死ぬよ?今まで俺達を脱出させる気ゼロだった相手が都合良く掌返す筈が無い。金は確かに大事だけど、生きててこそ初めてどうこう出来る物だって事忘れないで。」

 

傭兵にとって一番大事な物は、最新の装備でも過去の経歴でもない。命だ。命あっての物種と言う諺の通り死んでしまえば全て終わる。新たな仕事で金を支払われる事もなければ今まで支払われた金を使って楽しむ事だって出来なくなる。死は傭兵個人に取っても所属している部隊にとっても無利益以外の何物でも無い。

 

「あの警察官、ジョン・F・ケネディ()()()だっけ?逃がせば良いんじゃない?もう研究所に来てからかなり時間は経ってるみたいだし、アンブレラにとってヤバ気な情報をかなり手に入れた筈だから。」

 

彼を逃がせばそれを糸口にアンブレラの牙城は崩れ去るだろう。そしてもしあれで足りなければ、自分達が独自に動いて行けば良い。

 

「・・・・・そうだな。お前の言う通りだ、ヴァイパー。それに私もやられっぱなしと言うのは性に合わん。これだけなめた真似をしてくれたのだ。味わったこの屈辱、百倍にして返さなければ気が済まない。」

 

それを聞き、ベルトウェイとスペクターはそれぞれガスマスクの奥で笑い始めた。

 

「そうだろうとも。やはり我々はこうでなくては。だが百倍とは些か少ない気がする。」

 

「ああ、少な過ぎる。どうせならやれる所までやっちまおうぜ。百倍と言わず、兆倍プラス暴利を纏めてな。さあやろうぜ、紳士淑女の皆さんよぉ。」

 

皆の意思は固まった。これで、また皆一緒だ。気付かれぬ様ヴァイパーはそっと胸を撫で下ろした。

 

「じゃ、どうするの?」

 

「ひとまずあの警察官の後を追って、ラクーンシティーから無事に脱出出来る様に誘導する。我々と違い公僕であるあの男は、表社会で動き回るのになんら支障は無い。奴にはアンブレラ瓦解の糸口になってもらう。要するに、やる事はそう変わらんと言う事だ。」

 

ヴァイパーは肩を落とし項垂れていたが、落胆してはおらず、寧ろクスクスと笑っていた。これだからこの六人と一緒にいなければ何も始まらないし何も続かない。ヴァイパーはガスマスクの置くで満面の笑みを浮かべて笑い始めた。それに吊られて他の六人も笑い出す

 

「では、これより地獄巡りを始める。隊伍を組め。」

 

任務では強張った無表情を崩さないルポが物騒な物良いとは裏腹に、妙に高揚した声で笑みを浮かべて号令をかけた。

 

追われるレオンも追うウルフパックもBOWが跋扈する研究所をほぼ壊滅させた状態で奇跡的に脱出する事に成功した。

 

そしてアンブレラの意向は無視し、ウルフパックは独断で警官のレオン・S・ケネディーの追跡を続行した。幸い向こうはそれを知らないまま彼の現在地や動向などの情報を細かく説明してくれる。

 

『先程レオン・S・ケネディーからの救難信号を傍受した。別の生存者二人と共に行動している。一人はクレア・レッドフィールドと言う民間人、もう一人はバーキン博士の実の娘シェリーだ。』

 

司令部の言葉に皆は驚愕せざるをえなかった。自分達の手に掛かって死んだ男の娘と相見える事になるとは、運命の悪戯と言う言葉でで片付けられる様な物では無い。

 

『この三人の現在地がロンスデール・ヤードにいる事が確認出来た。既に軍が彼らの救助に向かっている。どうやらシェリ—・バーキンはG-ウィルスに感染して更に抗原を摂取させられた。ワクチンはラボと共に失ってしまったが、抗原はまだ彼女の体内にある。レオンとクレアを制圧し、シェリ—を生きたままアンブレラへ連れ帰れ。』

 

聞く耳持たぬ命令を受諾した事を偽り、ロンスデール・ヤードへ急いだ。所々破られた金網と鉄柵に囲まれただだっ広い所で、そこにある物は堆く積まれて迷路の様に入り組んだ通路を為しているコンテナの山だった。

 

「残弾報告。」

 

ルポの言葉に皆それぞれ持っている銃の残った弾の数を告げた。ライフルはマガジン二本分あれば良い方で、拳銃に至っては各々十発ずつしか無い。ナイフなどの武器も大型BOWとの戦闘で破壊ないし紛失してしまっている。

 

孤立無援は慣れているが、この状況は自他共に認める人生で最低最悪レベルの物だ。全員数箇所に傷を負っており、その幾つかはお世辞にも軽微と言える様な物ではない。バーサとフォーアイズの迅速な応急処置のお陰でまだまだ死なずに済んでいる。休息を取る事すら出来ない状況はウルフパックの心身を着実に限界まで消耗させていた。

 

「ヴァイパー、動けるか?」

 

「大丈夫。凄い眠たいけど痛いから寝ないで済むよ。」

 

アハハとおどけて見せるも、この場で誰よりも限界が近付いているのはヴァイパーだった。脇腹をアサルトライフルの跳弾に貫かれ、更にリッカーに飛び付かれた際に軽いとは言え脳震盪を起こし、左の鎖骨と肋骨数本を骨折しているのだ。戦場で四肢が一つでも使用不能かそれに準ずる状態に陥ってしまえばほぼ確実に死を意味する。

 

ヴァイパーはその激痛に堪えながらも死に物狂いで走り、戦って来た。だが今や足が鉛に変わったかの様に重くなり始め、コンテナに体重を預けてやっと立っていられる程にまで容態が悪化していた。複数箇所の骨折によって起きる発熱の所為で意識が朦朧とする反面、血を流し過ぎた所為で体は氷水を被ったかの様に冷たく感じるのだ。

 

大人顔負けの体力を有しているとは言え、肉体はまだ未成熟な子供である。むしろまともな休息すら取れずに、それも手負いで戦い続けてここまで保てた事自体が奇跡と言える。崩れ落ちそうになった所をベクターが抱き止めた。

 

「幸運の七人目が死ぬんじゃないぞ、縁起でもない。」

 

キャンティーンを取り出し、ヴァイパーのガスマスクを外すと残り少ない水を彼にゆっくり飲ませてやる。

 

「ヴァイパー、もう少しだけ踏ん張ってくれ。もうすぐだ。ここを出たら直ぐに・・・」

 

だがルポの言葉にヴァイパーは駄目だと首を小さく左右に振る。

 

「俺の体だよ?コンディションは俺が一番良く分かってる。リッカーの攻撃食らった時点でアウトだもん。良いよ、俺の事はほっといてもさ。幸運の七人目でいた事は死んでも誇りに思うから。でも、運なんて物はいつか尽きる物だよ。」

 

ルポはヴァイパーの手をしっかりと握った。

 

「だったらその運を今自分に使って生き延びてくれ。」

 

まるで病床に臥せった息子を心配する母親の様な彼女の目に、ヴァイパーは心が折れそうになった。本音を言えば、泣いて助けを求めたい。痛い、苦しいと言いたい。だが今自分が弱音など吐こう物なら疲弊したウルフパックの士気を下げてしまう。

 

「いいえ・・・・・方法ならあるかもしれないわ。」

 

バーサの言葉にルポはぐるんと勢い良く彼女の方を向いた。

 

「シェリー・バーキンのG-ウィルスと抗原を血液から取り込めば良いのよ。細胞を活性化するG-ウィルスなら致命傷でも直ぐに完治する。バーキン博士も彼女もO型、万能供血者よ。そしてヴァイパーはAB型の万能受血者。」

 

つまり供血者が何型でもAB型である彼に異常反応は起こらない。起こったとしても人体に影響を及ぼせる程甚大な物ではないのだ。そしてG-ウィルスはT-ウィルスより更に強力な物である。それによってT-ウィルスの症状を打ち消し、それ以降一切その影響を受ける事はなくなる。

 

だがフォーアイズはそれを却下した。

 

「危険過ぎる。確かに少量の輸血をしても大方問題は無いだろうが、Gウィルスが新たな宿主の中で適合しなければどうなるか。抗原があろうと無かろうと、それは看過出来ないファクターだ。最悪の場合バーキン博士の様に我々の手でヴァイパーを殺さなければならない。」

 

選択肢の重さに、誰もが押し黙った。特にルポはきつく目を閉じ、苦悶の表情を浮かべて夜空を仰いだ。

 

「良いよ、もう。ルポの言う通り、なけなしの運は最後ぐらい自分に使う。」

 

「本当に良いんだな?一度施術を行ってしまえば、お前はほぼ間違い無く助からないぞ?

 

ベクターの言葉にヴァイパーは笑いそうになった。腹筋に力を入れた所為で左脇腹に再び鈍痛が走る。

 

「くどいよ、ベクター。俺はやるって言ったんだからさ。どっちみち死ぬんだったら、最後まで皆といられる可能性がある選択肢を取る。」

 

弱体化したとは言え、目の置くに宿る決意は確固たる物だった。ならばもう何も言うまいとベクターも頷く。

 

「ルポ、バーサと俺でヴァイパーとここに残る。」

 

「ああ、頼む。ヴァイパー・・・・死ぬなよ?」

 

ルポは万感の思いで立ち上がり、バーサとベクターを彼と残してレオンの後を追った。四人の姿が見えなくなった所でバーサは医療キットとリュックに詰めてある薬と注射器を取り出し始めた。

 

「バーサ・・・・何してんの?」

 

「痛み止め、モルヒネよ。少しでも痛みを和らげば、痛みによる過剰興奮状態をの不快感の改善になる。貴方だったら少量で充分だから助かるわ。ベクター、横にしてあげて。ゆっくりね。」

 

コンテナに凭れ掛かってようやく立っていられるヴァイパーが抵抗など出来る筈も無く、ベクターにされるがままにアスファルトの上で横たえられた。

 

「良いって、そんなの。痛い方が生きてるって実感あるんだよ。それにこんな時にバーサの麻酔使わずの流儀、曲げさせたくない。」

 

近付くバーサの手を払い除けようとしたが、逆にバーサにその手を押さえ込まれてしまった。

 

「強がらないの。前に貴方が撃たれた時、麻酔を使わず弾を摘出しようとしたでしょ?ルポが聞いて問い詰められた時、私殺されるかと思って凄く怖かったのよ?今回も例外だけど、誰にも言わないでね。ベクター、顔を横に向けさせて。」

 

ベクターは何も言わずにヴァイパーの頭を慎重に右に向け、バーサも僅かに震える手を抑えながら彼の首の静脈にモルヒネを打った。時間が立つと共に奇妙な脱力感が体をじわじわと支配して行き、同時にほんの僅かずつだが痛みも引き始める。

 

「そう言えば今まで聞かなかったけど、ヴァイパーの本名って何?」

 

彼が眠ったり気を失ったりしない様にバーサは適当に話題を見つけて話し始めた。

 

「無いよ。ベクターと同じでコードネームが本名。」

 

「あら、そうなの?ならベクターに名前を決めてもらわないとね。」

 

「よせ。名無しの権兵衛を名付け親にするなど、皮肉にも程があるだろう。」

 

「良いじゃない、減るもんじゃなし。見た所二人共同じ東洋人だから東洋風の名前が一番似合うわ。それに名無しの権兵衛はベクター 一人で十分。」

 

仕方なしにベクターは腕を組み、頭を抱えて一頻り考えた所で顔を上げた。

 

「姓は御影、名は竜次。御影竜次はどうだ?」

 

「御影、竜次・・・・・?ベクター、その名前って何か意味あるの?」

 

「ああ。御影とはつまり神霊、魂の事だ。名前は日本の干支が元になっている。生年月日から逆算するとお前は辰年の次、巳年だ。辰はつまり竜。竜の次が蛇だから、竜次。」

 

「御影竜次か・・・・・良いな、それ。カッコいい。じゃあ、ここを抜けられたらそう名乗る事にするよ。」

 

バーサは強がるヴァイパーの額から流れる汗を濡らしたタオルで丁寧に拭い、顔を脱いだグローブで扇いだりして何とか彼の体温を下げようとしていた。ベクターも少しずつ水を飲ませて体内の水分量を維持していたが、滝の様に流れる汗には到底追い付かない。息遣いもどんどん荒くなって行く。

 

T-ウィルスに体を蝕まれて行くヴァイパーが自我を保っていられる時間は、もう残り少なかった。

 

 

 

 

 

ベクターとバーサを残して追跡に向かった四人は今まで以上に執念を燃やし、執拗にレオンを追い、遂にコンテナ以外に貨物列車が何本も止まっている所まで追い詰めた。

 

スペクターのゴーグルにある機能のサーモグラフィックモードやソナーモードで位置も突き止めている。顔を出したり移動しようとした刹那に撃てる様にしっかりと照準を合わせた。

 

「クレア、やれ!」

 

ボシュッと言う大量のガスが抜ける様な音。軍人崩れならば誰でも一度は聞いた事がある独特の発射音。

 

「グレネードだ、離れろ!」

 

工作(デモリッション)を専門とする為か、いち早くそれに気付いたベルトウェイが叫んで四人は一斉に散らばり、着弾直前に手近にある遮蔽物の後ろに身を隠した。

 

「クソッ!あのアマ、グレネードランチャー持ってやがる!吹っ飛ばすのは俺の十八番だぞ、畜生め!」

 

爆発音を聞きつけ、感染者が挙って集まって来た。SPEC-OPSも遠方からベルトウェイは兵の死骸から集められるだけ集めて来た手榴弾を敵が一番密集している所目掛けて投げ放っていた。

 

「全員固まれ!グレネードの射線状から外れるんだ!ここで散ければ死ぬぞ!」

 

左手でトマホークを振るい、右手で拾ったドラムマガジン付きのM4を乱射しながら血路を開いて行く。体力も弾も時間も、必要な物は全て残り少ない。今まで以上に徹底してあらゆる無駄を排さなければならなかった。

 

「ルポ、感染者とSPEC-OPSは俺に任せろ!スペクター、オズワルドみてぇにケネディーを頼むぞ!」

 

「承知したが、君は勢い余って彼を殺してしまわない様に心掛けるのを忘れるなよ?我々の最優先事項はシェリー・バーキンの血液だからな。」

 

スペクターは使っているライフルに残った弾の数だけ遠方から攻撃して来るSPEC-OPSを狙撃しながらベルトウェイを茶化す。

 

「言いたい事は分かるだろうが!さっさと行け、馬鹿野郎!」

 

「ルポ、私が援護に———」

 

「てめえは来んな!」

 

援護に向かおうとフォーアイズが引き返そうとしたがベルトウェイが叫び返してそれを制した。

 

「こっちは必要最小限で良い!追い込みには人数がいる!片付けたら俺が合流するから代わりにアレを寄越せ!」

 

フォーアイズはリュックからポーチを抜き取り、それを彼の方へ投げると踵を返した。

 

ポーチの中には榴弾が六発詰まっていた。

 

「あいつとの共同作業で作ったモンだ、頼むぜ。」

 

ベルトウェイはそれを一つ取って祈る様に額に押し当てると、自分が風上にいる事を確認してから一発目を撃った。放物線を描いたそれは自分達が分断した事に気付いて回り込もうと近付いて来るSPEC-OPS兵の足元に命中し、赤い煙を撒き散らして行く。だが只の煙幕で視界を潰し、時間稼ぎをしているとでも思ったのか構わず前進する。感染者も多くはないがまだいる。追い込むのになんら支障は無い。

 

だがSPEC-OPSは気付いていない。その煙は只の目眩しではない事に。感染者達は突如振り向き、SPEC-OPSを集中的に狙い始めた。フォーアイズがベルトウェイに渡した榴弾の中身は着弾して霧散すると触れた物を感染者の的にしてしまうフェロモンガスが入っていたのだ。

 

効いている事にベルトウェイは思わずガッツポーズを取ってしまう。これなら行ける。間違い無く勝てる。

 

時間をおいて十分フェロモンが充満した混乱の最中、使えると思い、拾っておいたレーザーマインや対人用クレイモア地雷を素早く仕掛けると即座に視界がより良い場所に移動し、死角にいる敵を通常のグレネード弾で吹っ飛ばして行く。

 

ベルトウェイは今まで神に祈った事など無かった。だが今回ばかりは願いを聞き入れてくれるのがどの宗教のどんな神だろうと、構わなかった。ヴァイパーを救うだけの時間と力さえあれば、それで良かった。それ以外は全て二の次だ。

 

「おらぁ!幾らでも掛かってきやがれ!次はどいつだ!?」

 

威勢の良い声を上げて挑発しながら二発目のフェロモン入り榴弾を発射した。

 




如何でしたでしょうか?

実際にあの様な状況だと全員が無傷で済む筈が無いので、重軽傷を負った状態で行動続行、ヴァイパーに至ってはほぼ満身創痍と言う風に持って行きました。

次回はフラッシュバックから現在のストーリー、それもセーフハウスへ向かう途中のウルフパックにもスポットライトを当てて行きます。

感想、誤字報告、色々お待ちしております。それではまた次回。

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