学園黙示録:Cub of the Wolfpack   作:i-pod男

15 / 42
今回は登校が少し遅れてしまって申し訳ありません。

どうでも良い話ですが、バイトの面接って、落ちると結構ヘコみますね・・・・・短期で雇って頂けないって、空しい・・・・

それは兎も角、どうぞ。


Vows

そこに立っていたのは、丁度風呂から上がったばかりの冴子だった。菖蒲の模様が入ったバスローブを着ている。しっとりと濡れた黒髪と風呂上がりの上気した肌のコントラストは竜次に思わず生唾をごくりと飲み込ませる程美しく、官能的だった。

 

「風呂上がりに一杯やりたいなら、冷蔵庫はキッチンだぞ?」

 

だが冴子は何も言えなかった。冴子もまた竜次の彫刻の様な肉体美とそこに浮き上がる複数の刺青に目が釘付けになってしまう。

 

「おい。おい!」

 

何度呼び掛けても冴子は全く反応を示さない。目の前で手を振ってようやく我に返る。

 

「ああ、す、すまない・・・・」

 

「で、何だ?さっきも言ったが、風呂上がりに一杯やりたきゃ冷蔵庫はキッチンだ。」

 

「私は未成年だよ?」

 

「言葉のあやだ。それに海外の大学じゃ酒の味は十八で本格的に覚えるもんだぜ?」

 

テーブルの上に置いたウォッカのコーラ割りに口をつけた。ショットグラスで何かを飲む時は大抵飲み比べかやけ酒をする時ぐらいしかない。こうすれば酔いの回りは遅くなるが心地良く酔える。

 

「まあ未成熟な年齢で酒を飲めば体には毒だが、それなりの年齢になれば適度に緊張を紛らわしてくれる。程々にすれば大丈夫だ。」

 

もっとも、ショットグラス五杯分のウォッカを二十分も立たない内に飲み干した自分が言えた義理ではないが。踵を返して部屋の隅にある安楽椅子に腰を下ろし、グラスの中身を半分程空けた。

 

「学園から脱出してからちゃんと礼を言っていなかったのを思い出したのだ。成り行きであろうと無かろうと、君は皆を助けてくれた。ありがとう。」

 

「どういたしまして。」

 

ボトルを冷蔵庫に戻した。

 

「それと、もう一つ。君は今朝・・・その、私を・・・・・」

 

やはり凛とした雰囲気を常に纏わせているとは言え初心な乙女である故口に出すのが恥ずかしいらしく、言葉を濁し始めた。

 

こんな時にあの話を蒸し返すとは

 

「言った筈だぞ?俺は返り血に染まる事を躊躇わない、己の持つ力を恐れない女が好きだと。木刀で感染者の頭を叩き潰して行くお前の姿はそそる物があった。」

 

そう言いながら竜次は一歩ずつ冴子に近付いて行った。冴子もどうして言いか分からず、そのまま背中が壁にぶつかるまで後ずさる。

 

「俺が初めて人を殺したのは、まだ五、六歳の頃だ。至近距離から銃で頭を吹っ飛ばした。瞬き一つせずに、だ。その直ぐ後に俺はチーズバーガーを喰った。他にも喉食い千切ったり、ナイフで滅多差しにしたり、毒を飲ませたり、色んな方法で人を殺して来た。感染者も加えりゃもう千は軽く超えている。なのに俺は何も感じない、生まれながらの殺人鬼さ。何故お前は俺にそこまで拘る?」

 

二人の間にある空間はもう三十センチ程しか無い。傷や刺青は男の勲章とは良く言った物である。竜次の体から分泌されるフェロモンらしき何かと未だに消えぬ血の臭いで頭がくらくらするし、胸の動悸が酷くなり始めた。僅かだが膝も笑っている。

 

「ただ、お前と同じ血の臭いがするからここにいるだけじゃないのか?」

 

実際それは嘘ではなかった。冴子自身、益々竜次から離れたくなくなっている。だが冴子とて生半可な気持ちで彼について行く事を選択した訳ではない。

 

「君が何者であろうと、私には関係無い。私はここにいる。君と、ここにいたいのだ。」

 

「場合によってはお前を見捨てる事になるかもしれないと言ってもか?」

 

実際竜次にとってウルフパックと自分の命以外は正直どうなろうが知った事ではないのだ。冴子の命も例外ではなかった。もしどちらかを選ぶ事になれば、竜次は迷わずウルフパックの命を優先する。いざと言う時捨て石にされても彼女は文句を言えないし、言わせるつもりも毛頭無かった。朝にあの事故が起きてしまったとは言え、彼女との関係をより親密にするのはリスクが高過ぎる。情が移ったり移された人間はいざと言う時判断力が鈍るからだ。たとえそれがゼロコンマ一秒であろうと、今の様な状況では最もあってはならない事だ。

 

判断力の低下は即、死に繋がる。

 

「それでも構わない。私の命は君の物だ。」

 

己の命を何の躊躇いも無く差し出すなど普通ならば正気の沙汰とは思えない様な行動だ。竜次が今まで命を預けたり預かって来た命はウルフパックだけだった。他の誰かが自分に命を預けると言う事は元々他人と関わる事を極力避けて来た為全く無い。故に、竜次は彼女の言葉に耳を疑うしかなかった。拷問や尋問に付き合い、時には手伝い、今や挙動一つ、呼吸一つで嘘を見分けられる様になった竜次は彼女から嘘の臭いがしないのだ。勿論、それ位の気概が無ければこの先生きては行けないが。

 

「分かった。言いだろう。」

 

壁際まで追い詰めた冴子の首筋に顔を埋めた。ラベンダーらしきシャンプーの香りが鼻腔を満たして行く。そして竜次はそのまま彼女の透き通る柔肌に歯を立てた。突然の事に驚き、ビクリと冴子は体を引き攣らせたが、抵抗はしなかった。噛む力を更に強めて行き、そこから一筋の血が流れ出る。

 

「な、何を・・・・?」

 

「これは印だ。俺の物だと言う、な。」

 

それを舐め上げられた瞬間、まるで毒にあてられたかの様に全身から力が抜けて行くのを感じた。思わず倒れない様に竜次の首に腕を回す。竜次もまた彼女の腰をがっちりとホールドする。

 

「どうした?痛い筈なのにそんな蕩けた顔で腰砕けになるなんて。まさか痛いのが気持ちよかった、なんて言うんじゃないだろうな?」

 

だが冴子は何も言えなかった。何も出来なかった。正に蛇の毒に犯された獲物でしかない。何か言おうとしても声が出ない。するするとじれったい位にゆっくりと着ているバスローブの紐を解かれ、指先で体を撫でられる。

 

「たっぷり時間をかけてじっくりとお前の心を壊してやる。」

 

冴子は分かっているかどうか分からないが、竜次ははっきり自覚していた。今自分が彼女に向けているコレは、ようやく行き場を見つける事が出来た爛れた情欲であり、断じて愛情などではない。

 

 

 

 

 

 

 

ヘリから竜次の連絡を受けてからそう間も無い頃、ウルフパックは海を超えて港付近の上空に辿り着いた所だった。

 

「ベルトウェイ、ここからセーフハウスに辿り着くまでの所要時間は?」

 

「何のトラブルも無きゃあ日暮れには到着する筈だぜ、ルポ。」

 

床主市の人口は大体百万人あたりでそれなりに大きい。しかし、問題は着陸する所が限定されてしまうと言う事だ。ヘリが空を行き来する事は珍しくはないが、あまり高い建物に着陸しては地上に降りるまでに時間と銃弾を消費する。かと言って低い建物に着陸してもヘリの重量に堪え切れなければ崩落してその場で全滅だ。地上にそのまま着陸すればその音で感染者を呼び寄せる事になってしまう。

 

出来る事ならセーフハウスになるべく近い所に降りて使う時間を短縮し、そこから徒歩で行くなり車を調達するなりして合流するのがベストだが、航空燃料と共に考える時間も減って行く。

 

「おい、スペクター!セーフハウスに近い高過ぎず低過ぎない、着陸しても崩れない頑丈な建物はねえのか?」

 

「ここから50km(クリック)北西にショッピングモールがある。かなりデカいから着陸させても問題は無さそうだし、そこから車を調達すればそう時間は掛からない筈だ。」

 

後ろでパソコン二台を片手ずつで操りながら交互に見るスペクターは煙草を吹かしながら答えた。その隣でフォーアイズもパソコンのキーを叩いており、現れるスクリーンに目を走らせている。

 

「今回のアウトブレイクを仕組んだ相手は分からないが、人工のウィルスである事は間違い無い。グアムで回収したサンプルを解析した所、パラメータを幾らか操作した劣化版のT-ウィルスである事が分かった。」

 

根っからの科学者であるフォーアイズは普段的確に完結に事実を述べるが、今回の的確とは言いがたい解釈にベクターは顔を顰めた。

 

「どう言う訳だ?」

 

「集めたばかりの情報で分かる事の方が少ないが、根本的に及ぼす効果はT-ウィルスと変わらない。」

 

フォーアイズはキーを幾つか叩き、感染者の画像とその特徴を簡単に纏めたリストが左右に並んだファイルを開いた。

 

「まず噛まれてから完全に感染してウィルスが脳まで達するのに掛かる時間はかなり短い。スペクターが見せてくれた衛星からのライブ中継映像からざっと計算すると短くて一分未満、長くても精々数分で仲間入りだ。」

 

「広がるスピードならT-ウィルスより遥かに上ってのが厄介そうね。」

 

退屈しのぎに持って来たらしい本に目を落としているバーサが溜め息混じりに愚痴る。

 

しかし、とフォーアイズはそのスクリーンから下にスクロールして別のリストを見せた。

 

「幸いどう言う訳か、感染対象は人間だけだ。奴らは動物には見向きもしない。それに動きが遅い上、視覚ではなく聴覚を頼りにして獲物を探す。」

 

「なるほど、だとすれば視覚や聴覚を持つ人型の感染者に比べて付け入る隙は遥かに多そうだな。音で別の所に引き付ける事が出来れば弾の消費も抑えられる。」

 

「進化する可能性はあるのか?」

 

ルポの質問にバーサは頭を横に振った。

 

「分からないわ。T-ウィルスの感染者が進化態になるまでの時間はまちまちだから、可能性はなくはない、としか言い様が無い。過去に遭遇したBOWのデータと手持ちのデータをフォーアイズと比較してはいるんだけど、如何せんこのウィルスに関するデータが少な過ぎるから、大して何かが出来る訳じゃないわ。T-ウィルスもこのウィルスも根幹を為している成分は殆ど同じだから手製のワクチンで耐性はつく筈よ。でも進化の可能性を視野に入れたら効くかどうかは・・・・・一応スペクターの要望通り匿名でBSAAの各支部に持ってるデータを全部送ったけど。」

 

「焼け石に水だろうと、手は尽くさなければならん。」

 

力強く言いながらルポはダンッとベンチに拳を叩き付けた。

 

「この状況はラクーンシティーに比べれば遥かにマシだ。それに、私は二つ守らねばならない誓いがある。部下を誰一人死なせない事と、ヴァイパーが独り立ちするまで守り、共に戦う事だ。」

 

「そう思っているのは、ルポだけじゃないわよ?」

 

読んでいた本を閉じたバーサはルポの肩を抱いた。

 

「ここにいる全員、色んな意味でヴァイパーに救われたわ。アンブレラを裏切ると決めた時も、仲間割れしそうになった所を彼のお陰でそうならなかった。皆生きている。忘れないで。最後まで彼を守って、最後まで彼と一緒に戦うつもりでいるのは、貴方だけじゃないの。」

 

まだアンブレラに雇われていた頃に受けた最後の任務は、彼らの手綱を握っていた飼い主にその牙を向ける要因となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラクーンシティー警察署の署長は相応の見返りを得る代わりにアンブレラが街で暗躍する事を黙認していた。だがそれと同時に彼は秘密裏にアンブレラの『非道徳的な活動』についての情報を集めていたらしく、彼のオフィスに隠されているそれを処分するのと生存している警察官も纏めて始末しろとしろと命令が下った。

 

完遂と引き換えにこの街から脱出する手段を提供する、と餌までちらつかせて。

 

隊長のルポでさえ司令部のやり方や方針に不満はあったが、高額で雇われている上に死ねばその金すら手にする事が出来なくなる為、やるしか無かった。BOW相手の戦闘には既に慣れ切ってしまっている故それ程支障は無かったが、予定外の事が起こった。

 

警察署から二ブロックしか離れていない交差点で外で爆発が起きた。残骸には油送車とパトカーがある。何が起こったか見に行くと、爆発の炎に照らされてラクーンシティー警察署(RCPD)の文字が書かれた防弾ベストに身を包んだ男の姿がいた。ウルフパックの姿を見て敵わないと分かるや逃走を開始した。しかも面倒な事に、その警官が逃げた後は燃える車両の残骸で塞がれている。

 

『あの警官を追え!殺すんだ!』

 

脱出を目前にしての緊急任務。つまりは脱出は見送り。その理不尽さに誰もが憤慨した。

 

「ったく、人使い荒過ぎるぜ、上層部はよお!サービス残業の分もキッチリ請求してやるぜド畜生!」

 

毒突くベルトウェイは署内に侵入したBOWを拾ったショットガンで吹き飛ばし、怯んだ所を大振りな肉切り包丁の様に凶悪なナイフをその頭に振り下ろした。

 

「ウザッ、ウザッ!死ね!デブ!ハゲ!ハゲデブ! 事務労働者(ホワイトカラー)の糞豚!」

 

特に怒っていたのはヴァイパーで、手近な感染者やBOWを見つけてはナイフで原形も留めぬ程に頭部を滅多刺しにし、活動を停止しても胴体や手足に鉈を振り下ろす。ガスマスクの所為でスプラッター映画に登場する殺人鬼よりも恐ろしい。言うなれば殺人鬼の魂に取り憑かれた子供だろうか。

 

「あらあら、荒れてるわねえ。まあ無理も無いけど。」

 

鉈に付着した血を先程頭を断ち割った感染者のシャツで拭き取りながらバーサがやれやれと溜め息をつく。

 

「ヴァイパー、arrêt (やめろ)。」

 

「・・・・D’accord (了解)。」

 

ルポの号令でナイフと鉈をしまってG36Cを拾い上げてスリングを肩にかけた。

 

「気に喰わんのは分かる。私もそうだ。だがここから生きて出るには意にそぐわぬ方針であろうと気に喰わない命令であろうと、遂行しなければならない。」

 

「あいつら、絶対に俺達切るつもりだよ?良いのそれでも?」

 

ルポはヴァイパーを片手で抱き寄せて頭をポンポンと何度か叩いた。

 

「良い訳無かろう。あくまでその時はその時、と考えているだけだ。」

 

追跡中に司令部から再び連絡が入り、ウルフパックを見捨てる意を表明する言葉と共に一方的に通信が切られた。それと同時に彼らの堪忍袋も切れた。

 

いつも以上に長い、長い夜になりそうだ。だがやられっぱなしと言うのも趣味ではない。ウルフパックは逃げた警察官の追跡を一旦中止し、投下されて来るBOW達をもう何度派遣されて来たか分からない米軍の部隊諸共殲滅して行く事に決めた。十分なデータを取れる前にモルモットを破壊されてしまえば困るのは無効だ。そうすれば自分達の認識を改め、脱出用のヘリも送って来るだろう。

 

本来なら自殺行為としか言い様が無い行動だったが、今の彼らは『生き延びる』と言う事しか眼中に無かった。

 

ルポとヴァイパーは互いに背中を預けながら感染者の群れに特攻し、弾切れになっても斧やナイフを振るって蹴散らす。

 

ベクターは光学迷彩機能を持つ服の隠密性を活かして大型のBOWの不意を突く。

 

ベルトウェイはチームの周囲にレーザー地雷やC4爆薬を利用したトラップを張り巡らせてチームが体勢を立て直したりバーサの応急処置が完了するまでの時間を稼ぐ。

 

スペクターは高台から見下ろして全員の死角を狙撃でカバーし、次に自分達の方向に向かって来る敵を事前に伝え、警戒を怠らせない。

 

フォーアイズは注射銃と手持ちの薬品を駆使してBOWを一時的に操り、他のBOWや兵にけしかける。

 

皆それぞれ持ち前の長所を最大限に生かし、死に物狂いで戦い続けた。皆大なり小なり傷は負った物の奇跡的にまだ生きていた。アンブレラも手塩にかけた貴重なBOWをこれ以上失う訳にはいかないと考えたのか、ようやく脱出用のヘリを仕方無く送る事を約束した。しかし、再び交換条件として別の任務をこなす破目になってしまう。

 

「もう間違い無いよ。アンブレラは俺達を脱出させる気なんて毛頭無い。」

 

「奴らは確かに鼻持ちならん傲慢な者達の集まりだが、今まであれだけの戦果を挙げた我々を使い捨てる程愚かではない筈だ。」

 

「ルポの言う通りだ。切り捨てられるのは弱いからこそ、だ。任務を完遂出来ない奴などいらない。これはテストだ。我々がまだ必要かどうかを見極める為のな。」

 

「私だってあれだけの情報を格安で提供してるんだから、文句は言いっこ無しでしょ?」

 

ルポやベクター、バーサの言葉を聞き、アンブレラから離反するべきだと考えている大人三人はそれぞれ思い思いの反応を示した。

 

「あの様な見え透いた嘘を信じるとは、遂に耄碌したかベクター。」

 

「おいおいルポォ?ぶっ殺し過ぎて遂に頭おかしくなったか?研究所つったらBOWの巣窟だろうがよぉ。ラクーンシティー諸共俺達を消そうって魂胆が見え見えだろうが。」

 

「私も潮時だと思う、バーサ。T-ウィルスの知識はもう殆ど手に入ったし、これ以上目新しい物も無い。私が知っているバーサは金の為に命を投げ捨てる様な愚か者じゃない筈だ。」

 

片やそれぞれの事情でアンブレラの支払いの為に任務を遂行すべきと考える三人、片や彼らを切り捨てるべきと考える三人。一触即発とまでは行かないが、空気はどんどん険悪になって行く。この場にいるBOWや感染者は一掃したとは言えここで議論を重ねて時間を食う訳にも行かない。

 

ヴァイパーが予期したシナリオは三つある。

 

ベストである一つ目は全員でアンブレラから離反する。

 

二つ目はあり得ないと思うが可能性は捨て切れない、内輪揉めによる共倒れだ。

 

三つ目はそれぞれ袂を分かつ事。七人で初めて部隊の本来の力を半減する事になる為リスクはそれなりに大きいが、二つ目の結果に比べれば遥かにマシな結果だ。

 

交渉に使える材料が無いか、ヴァイパーは膠着状態となった六人の方を見て考え始めた。自分に立てた誓いがあるのだ。

 

ここは是が非でもベストの選択を全員に取らせなければ。




ストックする話数は少なくとも二つは欲しかったので今回投稿が遅れてしまいました事をお詫び申し上げます。

感想も色々とお待ちしております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。