甘粕正彦は勇者部顧問である   作:三代目盲打ちテイク

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甘粕正彦は魔王である、結城友奈は勇者である

「うっ、ぅぁ――」

 

 目覚めは最悪だった。けれど、そこにあるのは嫌悪感ではなく、むしろ誰かに助けられてしまったという感覚。何が起きたのか。

 幸せな夢を見ていた、そんな気がする。結城友奈として、何かが違う夢を。決して望んではいけない夢を見ていたような気がする。

 

「目が覚めたか」

「ヘル、先生、いったい何が――みんな!」

 

 そこには剣を地面に突き立てたクリームヒルトがいる。彼女が創界を成している。小さい、彼女の力考えれば信じられないくらいにありえないほどに小さい創界。

 周りを見渡せば、今だ樹海。そして、周りには風、東郷、夏凜が倒れていた。樹はいない、いったい、何が起きたのか。

 

「アマカスだよ。まったく、これがノリに任せてやらかすということか。私がいなかったらどうするつもりだったのだろうな奴は」

「え?」

「はははははは!」

 

 

 そこにいるのは甘粕正彦だった。大外套を翻し、口角をあげて笑みを作り、天に向けて大手をあげて笑う男。纏っている空気、全て知っている。

 だが、今の彼は何かが違っている。友奈たち側から致命的にはみ出して、違うものになっているかのよう。ああ、そうなのだ。

 

 友奈にはわかった。彼は、

 

「魔王……」

「そうだ。人間変わるものだと思ったが、根の部分は変わらんらしい。だが、奴のおかげで、あれもまた型に嵌めたのだよ」

 

 第五の夢は欲求を満たすこと。満たされて眠ること。万仙の陣と同じく、普遍的な欲求を抱くことをすれば最後、全ての者はその夢に嵌ってしまう。

 人間として当然のことであるから。そして、それ以外に夢の持ち主たる第五盧生が知らないからだ。それは盲目にして白痴の神を生み出した。

 

 創作神話の神々。ああ、かつての万仙と同じく。しかして、こちらは=でつなげた中華風というわけではなく、まさしく真の混沌。

 それは真に赤子なのだ。父親に迫害され、母親に愛を受けた赤子。最初から外れていたゆえに何も知らないがゆえに、全てを知っているという矛盾したナニカ。

 

 この全ての事態は神世紀の始まりにまでさかのぼる。邯鄲の法を復活させようとした大赦の源流の存在による邯鄲の実践。

 それに選ばれた女がいた。その胎の中に子を宿しながら。赤子は夢の中で生まれた。そこで愛と悪性。邯鄲の夢でそのどちらもを体験することになる。

 

 それは生まれながらに夢を手繰る者となった。数万年を赤子のままで過ごした何も知らぬ、何もわからぬ第五の盧生。そう、単純な欲求しかなかったゆえにそれは普遍的な夢を持った。

 満たされたら眠くなる。なんて幸せなんだ。だから、みんなも満たされよう。満たされて、満たされて、皆で眠ろう。

 

 第六天魔である第五の夢がここに夢の侵食を開始した。殴りつけることすらできない。それは、赤子だから。赤子は育まねばならぬ。殴るのではなく守らねばならぬ。

 だからこそ、眷属は多く、その質、まさに最強。

 

「だが、今の奴は魔王だ。アマカスの欲求を叶える為に出てきたは良いが、その結果」

 

 甘粕正彦に取り込まれることとなった。俺は人類を救う魔王になりたいのだ。お前がいては意味がない。だが、お前がいなければ意味がない。

 ゆえに、俺はお前だ。お前は俺だ。ならば、俺たちは一つだ、そうだろう。そんな甘粕の流言にまんまと載せられてしまったのである。

 

 何も知らない赤子だからこそともいえる。流されやすい。あるいは甘粕の気迫に押されたか。

 

「俺は、お前で、全てはお前で」

 

 一は、全にして、全は一。だからこそ、あれは甘粕正彦でありながら第五盧生でもある。

 

「殴りやすくなったとはこのことだが、まったくそこで厄介な事象が生じている」

「それは先生が魔王になってしまったからですね」

「東郷さん!」

 

 目覚めた東郷がそう言う。

 

「魔王は勇者に打倒されないといけない。だから勇者が必要となる。そして、その勇者とは第五盧生による真に勇者になりたいという欲求のもとに顕現した存在じゃないといけないの」

「なら簡単だよ! 私が勇者になる」

「何言ってんのよチンチクリン。勇者は私よ」

 

 そこに夏凜が目を覚ましてそう言う。

 

「夏凜ちゃん! 良かった目が覚めたんだ」

「この私がいつまでも眠ってるわけないでしょ」

「あんな可愛らしい夢見といてよくいうわー」

 

 夏凜に対してその背後から風がニヤリとした様子で言う。

 

「な、なんでしってんのよ!」

「え、うそ、マジで」

「くぅうう!」

 

 またも引っかかった。いいや、これは夢だったのだろうか。まあ、どちらでも良い。これで勇者部は後一人。光が舞い降りて象を結ぶ。

 それは樹と、そしてもう一人。

 

「樹ちゃんに、柊四四八さん!?」

 

 甘粕に見せられた彼の写真そのままの姿で柊四四八がそこにいた。

 

「まったく無茶苦茶だ! 神樹の創界を殴って超えるとか無茶し過ぎだろ」

「甘粕先生の神々の黄昏に夢を捨てて突っ込んでいった人に言われたくありません」

「い、いや、あれは一応理屈もあったんだぞ」

 

 しかし、先ほどの一撃にはまったく理屈などなかった。まったく甘粕、お前の生徒はお前と同じで無茶苦茶だな。そう四四八はあきれ果てる。

 

「しかし、君おかげで俺もこうして外に出ることができたヘル。久しぶりだな」

「ああ、ヨシヤ。久しいな。第六盧生の中はどうだった」

「退屈だったよ。まあ、彼女のおかげでこうして出てくることができたんだがな。これで、あの盲打ちの言った通りになるんだろう」

 

 第六盧生、神樹。第五盧生の双子であり、それに対抗するために大赦が生み出そうとした者のなれの果て。あれは自らを神と定義した。不可能はなく全てを救う。ただし、そのためには代償が必要である。

 供物と言ってもいい。それが支払われれば、お前たちの望みを叶えて幸せにしてやろう。あれはそういう盧生であり、自らを供物と捧げた第二盧生によって、今の四国はある。

 

 いいや、そうするしかなかったのだ。四四八たちがこの時代に顕象した時には既に混沌が世界を飲みこもうとしていたのだから。

 ゆえに、その盧生に賭けるしかなかった。終段で殴りつけることもできず、赤子は育むものであるからこそ攻撃できないのだ。

 

 選択は防戦以外になにもなく、あれをどうにか出来るようにするまで人柱となる。そうすることを柊四四八は選んだ。

 無論、勝算のない賭けではなかった。この時代の盲打ちが策を弄したのだ。まったくそれが東郷による壁破壊につながり、第六盧生を第五盧生に侵食させて合一させてしまうという正直意味不明なものであったのだが。

 

 それによって、あれは今甘粕に取り込まれている。自らという代償を支払って第五盧生と同一になっているわけだ。

 まあ、それでも第六の意思も、第五の意思も全て無視して自らの真の欲求である魔王として君臨し、人々の輝きを永劫見守りたいというそれにしたがって行動しているあたりもうどうなってんだこれ状態。

 

 散々策を弄したのに、もう“あいつ”1人で良いんじゃねと思うくらいだ。

 

「しかし、出てきても俺に出来ることはない。ああ、なった甘粕を打倒できるのは真に己が勇者でありたいと望む者たちだけだ」

 

 それは第二盧生(四四八)でも、第三盧生(クリームヒルト)でも無理だ。なぜならば、彼らの望み、欲求とそれ即ち、自らが盧生として描いた夢そのものであるから。

 あの甘粕を打倒するという夢ではない。だからこそ、ここから先は勇者部の舞台だ。

 

「お前たちは、甘粕の生徒なんだったな。どうやら先生がお前たちの成長を見たがっているらしい。痛烈に殴ってきてやれ。お前の背中をみて、私たちはこれくらい成長したんだと見せつけてやってこい」

『もちろん!』

「ならば、これを送ろう、私からのささやかな贈り物だ」

 

 創形する武器と戦装束。それは甘粕の用意した黒ではなく、それぞれが好む色の勇者装束。もはや古き戦の真を見に纏うよりは今の形に則した方がいいだろう。

 クリームヒルトなりの選別だった。そして、彼女が創界を解く。始まる、夢の侵食。

 

「行くわよ、皆!」

『おう――!』

 

 勇者部が飛び出した。

 

「来たな、良いぞ。お前たちの輝きを俺に見せてくれ」

 

 ゆえに、まずは小手調べと行こうではないか。天高く手を掲げてこの男はまず叫ぶのだ。

 

「リトルボォォォイ!」

 

 創形される今の日本に生きる者ならば知らぬ者などいない最も有名な核兵器。所謂広島原爆。それは第二次大戦において、使用され日本国に多大な傷跡を残した兵器。アメリカが開発したウラン型原子爆弾。

 上空約600mで爆発してなお焼失面積13,200,000m²、死者118,661人、負傷者82,807人、全焼全壊計61,820棟の被害をもたらした爆弾だ。

 

「そんなもん、だすなっちゅうのおおお!!」

 

 その威力を知る風は、誰よりも先に駆けた。地を割るほどに踏み込み、創形された大剣の腹でボールでも打つように振るう。

 創形された武具は彼女の意思に従ってその大きさを変える。身の丈を大いに超えて巨大な大剣は上空で爆裂しようとしていた核爆弾を捉え、渾身で吹き飛ばし大気圏外まで飛んで行く。

 

「ヘル先生!!」

「任されよう。この惑星を死の星にはさせんよ」

 

 無論、その他の衝撃波などは全てクリームヒルトが防御する。夢を使える盧生として。

 

「良いぞ、流石は俺の教え子たちだ、ならばこれはどうだ!」

 

 次も耐えきってくれよ。

 

「神鳴る裁きよ、降れい雷ィ――ロッズ・フロォム・ゴォォォッド!!!」

 

 大気圏外にて召喚されていた彼の軍勢が一斉に牙を剥く。降り注ぐ天の光。それらすべてが破壊をもたらす最悪の兵器だ。

 

 その名の通り、それは神の杖である。アメリカ軍が核兵器に代わる戦略兵器として計画している事実上の軍事衛星であり、タングステン・チタン・ウランからなる全長6.1m、直径30cm、重量100kgの合金の金属棒に小型推進ロケットを取り付け、高度1,000kmの低軌道上に配備された宇宙プラットホームから発射し、地上へ投下するというもの。

 単純な効果範囲や放射能による汚染を考えれば先のリトルボーイの方が被害は上だろうが、直上から放たれ、視認など到底不可能な速度で迫るそれを防げる者などいはなしない。威力もまたしかりだ。星が協力する一撃。

 

 つまりは、星の一撃に他ならないそれ。

 

「気合いと根性おおおおおおお、三好夏凜の実力、しかとその眼に焼き付けろおおお、そしてどっかで見てる狩摩は、死ねええええええええええ!!!!」

 

 二刀を翻し、赤き獅子が疾走する。強靭な脚力で大気を蹴りながら上空で勇者部に降り注ぐ全ての神の杖の一撃を叩き斬る。

 両の手で足りぬのならば足を使って、それでも足りぬのならば口すらも使って、あるいは咒すらも重ねて、己の持てる全ての技量を尽くして突き進む勇者部の盾となる。

 

「見たか、これが勇者部三好夏凜の実力だあ!!」

 

 ああ、見たとも、素晴らしい。やはり、お前たちは。だからこそ、これはどうだ。

 

「勇者であるならば魔性退治と洒落込めよ。古今、それがおまえたちの武勇伝になるのだ!

 

 終段、顕象

 

 海原に住まう者(フォーモリア)()血塗れの三日月(クロウ・クルワッハ)!!」

 

 

 月をも呑みこむ暴食の太陽さながらの巨体を有する黒龍。その破滅的な咆哮と龍震は大地ではなく生命の魂を揺り動かして粉砕する。

 そうして天空に顕現するバロールの魔眼と魔神の軍勢。

 

「大丈夫だよ、お姉ちゃん。私、ちゃんと出来るから!」

 

 死を紡ぐ糸が走る――。軍勢を包み込む糸の結界。そして、開こうとする瞳を縛り上げて、粉砕していく。気合いと根性。

 終段による召喚された神すらも樹の糸は斬り裂いていく。全ては気合いと根性。そして何よりも甘粕正彦が望み、結城友奈が望んだ勇者たちである。

 

 ゆえに、この結果は必然。だからこそ、口角が上がって行くのだ。甘粕も友奈も。ああ、良いぞ、お前たちの輝きは素晴らしい。

 

「ああ、素晴らしい。愛しているぞ、勇者部諸君。お前たちの輝きは俺の愛しの男と比べても遜色なしだ。いいや、比べるなどおこがましい。ああ、どちらの輝きも俺は等しく愛しているのだ!」

 

 ここで落ちてくれるなよ。

 

「やがて夜が明け闇が晴れ、おまえの心を照らすまで、我が言葉を灯火として抱くがいい

 

 ―――終段顕象

 

 出い黎明、光輝を運べ―――明けの明星ォ!」

 

 完全善性の魔性が現れる。それは、平和なときに英語を習っていた先生に他ならない。だが、

 

「教師を越えるのは、生徒の務め。謹んでお受けします」

 

 光り輝く聖性を纏った最高位の大天使。純白に、清らかに、天上の愛と正義を謳いあげる絶対的善的存在。

 羽の一枚一枚からレーザーの如く迸る数千条の烈光、流星、神火の乱舞は正しく愛と正義の顕現であり、世界の汚濁を浄化し焼き尽くす。

 

 そんな未来を予測して、東郷は動いた。ライフルを構えて、全ての羽を撃ち落とす。連射できる装備ではない。だが、夢の武装はそれすらも可能とする。

 一発も放たせず、東郷は最後の道を創りだした。

 

「行って友奈ちゃん!」

「行きなさい友奈!」

「失敗したらぶん殴るわよ友奈!」

「友奈さん!」

「だい、じょーぶ!!」

 

 みんながここにいる。だから、大丈夫。拳を握る。あとはただ一人、魔王を打倒するのみ。ここに少女は真に勇者となった。

 ゆえに、この男は万来の喝采を惜しまない。魔王であるからこそ、勇者の登場ことを歓迎せなばならないからだ。

 

 ゆえに、

 

「おまえの愛を俺に見せろォ――――神々の黄昏(ラグナロォォォク)ッッ!」

 

 数千の神々を一瞬のうちに召喚し、それらを戦わせて放つ最終奥義とも言うべきもの。お前たちの輝きは素晴らしい。

 これを防げねば世界が滅ぶぞ。大丈夫だ、きっとお前は防いでくれる。極限の期待から放たれる一撃。

 

「はい! 防ぎます!」

 

 愚直に真っ直ぐに結城友奈は突き進んだ。

 

「おおおおお!!!」

 

 鬨の声をあげて、拳を振るうのだ。神々の一撃と、友奈の一撃がぶつかり合う。天地開闢にも似た破壊の衝撃を友奈の拳は貫いた。

 勇者だから。勇者はこんなところでは負けない。だからこそ、完璧な形でその一撃を吹き飛ばす。それは盧生にもでき得ぬことであり、今の特異な状況だからこそ成し遂げられたこと。

 

「ああ、そうだ。お前ならばと信じていたよ結城友奈。さあ、始めよう。物語の最終幕とは常に、勇者と魔王の一騎打ちが王道というものだろう」

「はい! 負けませんよ」

「俺もだ。さあ、こい勇者よ!」

「行くぞ、魔王! 勇者パァァアァンチ!!!」

 

 そして――。

 




おそくなると言ったな、あれは嘘だ(キリッ)。てなわけで、夜中のテンションで前話と共に途中まで書いていたものを、家に帰ってから勢いのままに書き上げました。

理屈? そんなもん気合いと根性で吹き飛ばせ。気合いと根性があれば何でもできる。この世界は甘粕のせいでそういう世界になってます。

というわけで、みんな大好き最終決戦。アラヤを流しながらお楽しみください。最後、勇者部を勇者の恰好させました。
それは甘粕が与えた戦装束からの衣装変更で甘粕からの卒業を意味してます。とか言ってみる。

一応の解説のようなもの。

第五盧生赤子だから殴れないどうしよう。言葉も効かないしやべえぞ。娘とかいない上に両親死んでるからどうしようもない。
それに関しては盲打ちがなんかやったみたい。第五盧生と第六盧生を混ぜ合わせたって。おい、なにしてんだお前。

で? 混ぜ合わせたらどうなるの? 
両方の夢が他者の欲求を叶えて幸せにするという部類の夢だったので二つの夢が相乗して駆動するので夢の強度が上がる。

じゃあ、なんでなぜ今までそうならなかったの?
柊四四八が神樹の中でふんばってたから。樹ちゃんが歯の間に挟まった魚の小骨的四四八を取りだしたので完全に合一。

樹ちゃん取り込んじゃったのは、神樹に甘粕が供物やらなかったからです。通常の勇者システムを使っていれば神樹もこんなことはしなかったので実は、地味に自滅。……ざまぁ!

ちなみに狩摩の細工により樹が勇者システムを利用して神樹に捧げられた際に、全ての情報が彼女に流れ込みました。
それは神樹の情報を流れ込ませただけなのですが、此れがなかったら樹ちゃん動かなかったかもしれないので地味にナイスプレーの狩摩。

もう本当盲打ちってやつらは。まあ、そんなわけで完全合一しちゃった。神樹さらば。そして、ざまぁ!

それにより超魔王甘粕が誕生。ただし、第五盧生がいると真の魔王になれなくね? という甘粕の不満により第五盧生と甘粕が超融合しちゃった。しかも主導権甘粕。赤子では甘粕には勝てなかったよ。

魔王は勇者ありきなので勇者を望む。さらに勇者になることを望む友奈がいたことで欲求と言う名の願いである二つが合意したことになり、第五と第六の二つの夢による超勇者部爆誕。
そして、最終決戦というノリでした。

ここまで面倒な事なったのは、第五盧生が出てきたときに、第六盧生まで発生させちゃったこと。二人が双子だった故に、どちらか片方を倒しても片方が残っている限り片方が残ると言う謎のあれが発動してしまったのです。

てか、両方が両方の無意識下の眷属になってたということです。
つまり、四四八たちが行動する前に色々と行動起こしちゃった大赦が全ての原因。

まあ、最終的に気合いと根性で全て説明できます。

そして、エピローグを二分遅れくらいで同時投稿してます。

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