とある幻想郷の幻想殺し   作:愛鈴@けねもこ推し

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プロローグ【3】〜それは物語が始まる前の物語〜

藤原妹紅SIDE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手早く慧音の首筋に片手で手刀を決めた私は慧音を受け止めるように抱き抱えながら左肩を食いちぎった妖怪に目を向ける

 

「はァ…だから守りながらの戦いは趣味じゃねェンだ.普段なら生死構わず妖怪共のど真ン中でバーンと爆発すりゃすぐ片が付くんだがなァ」

 

残す妖怪は…目視と勘で分かる範囲になるが4体.その内2体は既に手負いで戦意喪失気味だから敵の頭数に入れるのは間違いかもしれないが

 

「とは言え今回ばかりは逃す訳にはいかねェ,恨むンならテメェ自身の不幸とあのクソ以下の引き篭り野郎を恨むンだな」

 

その言葉を紡ぎ終えた時にようやく食いちぎられた妹紅の腕の再生が完了する,が――――

 

「私が慧音と関わった瞬間偶然にも群れねェ大型妖怪のテメェ達が大量に群れになった…それぞれ別種だってのによォ」

 

目を血走らせた妹紅は自身の怒りを具現化するかのように腕を松明代わりに燃やし『ソレ』を一番近くにいたシカ型の妖怪の傷口に突き刺し爆発させる

 

「これだけでも大概に異常事態だってのに更に偶然が重なってテメェ達は良い感じに殺気立ってた訳だ.またまた偶然で見つけた私と慧音を襲いましたってか?」

 

身体の内部を炎で焼かれ続ける妖怪は当然痛みに苦しみ暴れる訳だが突き刺さった妹紅の腕が骨を掴んでいる為逃亡を許さない

 

「偶然に偶然が重なり更に偶然が重なって私と慧音が襲われた…ハッ…有り得ねェよなァ…」

 

(そう,こンな事は普通いくら不幸を極めた野郎だろうが絶対に有り得ない.ましてや…私を襲った妖怪共全てにまるで中途半端に弄ンだような傷跡がついているなンてことは)

つまり妹紅は何が言いたいのか?要約すると誰かが辺り一帯の妖怪をけしかけ何らかの方法で誘導し妹紅と慧音に差し向けた可能性が非常に高いということである

 

「これだけの数の妖怪一体一体それぞれを程よく血走らせ追い込み私と戦わせる…そんな三下じみた真似に意義を見出す野郎なンざ…1人しかいないだろォが」

 

「輝ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ夜ァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!舐めやがってよォ!!理由は知らねェが私だけならともかく無関係の野郎にまで手を出してンじゃねェぞッ!!」

 

妹紅の中で先程まで『半信半疑』程度の疑惑の感情だったものが一気に真っ黒な輝夜に対する『殺意』へと生まれ変わり妹紅の全てを支配する

殺意の咆哮を上げた妹紅に呼応して炎は火力を増し,尽きかけていたシカ型の妖怪の命を即座に奪う.それでも妹紅の虐殺は留まりを知らない,焼け焦げ炭化を始めた妖怪の亡骸を力任せに残った敵へと投げつける

 

「畜生が…!!あァ分かってンだ私が今更光の世界に関わろうと思った時点で間違いなンだってことはよォ!!だがなァ!それは私の落ち度だろォが…!」

 

自身の紅翼から発する高熱で喉が焼け爛れても妹紅は咆哮を上げ続け妖怪を焼き続ける,一体また一体と数を減らし最後の一体となった頃――とうとう妹紅は喉が潰れ声が出せなくなった

 

(……畜生…苦しい…息が出来ねェ…まだ…敵が残ってンだ…畜生…)

 

妹紅が何千回と経験したこの感覚,そう『死』だ.いくら不老不死の化物だろうと酸素を取り入れられない状況でフルに戦闘を行える訳がない

薄暗く狭まり始めた視界に私は最後の妖怪を捉え睨みつける.後一体だ…アイツを殺してからじゃないと…死ねない…

皮肉にも不死鳥(もこう)と姿形が似た大きな翼を広げる巨大な鳥型の妖怪,それが最後の敵であった.もっともその顔には下卑た笑みを浮かべ妹紅が力尽きるのを今か今かと待ち構える様子が伺える,だがそんな下卑た笑みと余裕気な目付きに警戒の色が妹紅の瞳に映り込む

 

「…やれやれ,踏みつけられ身の上話を笑われ手刀を食らわされて…本当に今日は不幸な一日だよ」

 

…?な,ンで…?何でこの声が聞こえる…?だってお前は…気絶させたはずじゃ…

 

「あァ……ヒュー……ガッ…に…ガッ…」

 

「…すまない,妹紅.お前には色々謝らなくてはならない事がある…だがその前にまずはあの妖怪を片付けさせてくれ」

 

妹紅の背中を擦りながら何時の間にか意識を取り戻した上白沢慧音は妹紅を近くの竹にもたれさせてから拳を握り締める

(何を言ってンだ!早く逃げろよ!お前はそんな奴と戦わなくて良い世界の人間だろォが!?お前の存在を必要とする奴がたくさンいるンだろ!?お前は殺されただけで死ぬような無能力者の雑魚じゃねェか…!)

 

妹紅の胸の内に湧いた…疑問,怒り,躊躇い,他にも様々な感情が渦巻く中で訪れた『死』に身を委ねながら悪党は英雄の無事をひたすらに祈ることしか出来ないのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上白沢慧音SIDE

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前ならばこの半人半獣のこの身体に感謝することなど有り得なかったと思う,何もかもが中途半端な身体に満月の光に照らされながら頭蓋をこじ開けるように訪れる歴史の波

少なくとも私こと上白沢慧音はこのような苦行に快楽を憶えるような趣味を持ち合わせてはいない.だが…半人半獣であっても誰かから笑顔を向けられると実感したのは,その笑顔に心が満たされると感じたのはいつからだろう?だからこそ私は私なりに正しくあろうとした,見返りの笑顔欲しさ全てでそうした訳ではないが…

 

「とは言え…今は理屈を抜きにしよう.見るところお前だけは妙に傷がないように見えるが…妹紅の暴れっぷりから察するに偶然の無傷はありえないはず,となると…他の妖怪達と妹紅を戦わせて妹紅の疲労を狙った所謂おこぼれ狙い…か?」

 

原形を留めていない黒焦げの亡骸の上に立つ鳥型の妖怪,それに話しかける事に意味はない.ただ単に私が気になる事があっただけだ,恐らく意図的に妹紅の疲労を誘う事が出来る知能があるなら人の言葉も理解は出来るだろう

 

「それに答えて何になる,半人半獣.まさか一対一の勝負ではないから非道…などとほざくつもりはあるまいな?この世は所詮弱肉強食,強い者が全て正しいのだ」

 

「別にお前と世の理を話し合う気はないさ,ただ一つだけ教えてくれないか?私が目を覚ました時妹紅は"お前達が誰かに追い込まれて私達を襲った"と言っていたんだ,それは事実なのか?」

 

「そうだな…貴様がこの俺を地に伏せさせる事が出来れば教えてやろう」

 

やはり話は可能でも会話は成り立たないか…まだ条件付きではあるものの答えの糸口が見つかっただけマシなのかもしれない

その条件を呑んだ事を示す為私は両手の拳を強く握り一歩を踏み出す.今の私には武器など何もない,即ち――

 

「素手だと?片腹痛いわ!あの化物の肝を喰らう前に腹の足しにしてくれる!!」

 

「片腹痛くて大いに結構!生憎殴打と頭突きだけで今までの人生を歩んできたんだ,一人喰らった程度で腹の足しになるような小物相手にはお似合いの相手だろうからな!」

 

今の私に出来る事など妖力を用いた飛行か石頭を使った頭突き程度,博麗の巫女や妖怪退治屋が聞けばさぞ良い笑い種になっただろうなと思う.勿論戦いの最中に他の事を考える余裕など一切無いのだが

そんな考えを巡らせる間もなく既に慧音は妖怪へと肉薄し握り拳を振り上げていた

ブォン!そんな風切り音を周囲に響かせながら慧音の拳は妖怪の眉間目掛けて振り下ろされる,だが妖怪は滑稽と罵らんばかりに飛行はせず後ろに飛び退いたり首を捻ったりで拳を避け続ける

 

「思っていた以上に滑稽だな貴様は!もしくは俺をその愉快な戦法で笑い殺す気か?そうだとすれば滑稽という言葉では表しきれないような滑稽さだぞ無能力の半人半獣!!」

 

「ッ…!滑稽だろうが無様だろうが関係はない…!私が妹紅を助けたいからこうしている…それだけだ!!」

 

「助ける,だと?ハハッ!ガハハッ!!滑稽で単純で無様と来た上に無知が重なれば逆に愉快なものよ!ならば聞くが貴様が必死に助けようとしているものは何だ?そして何故貴様はそれを助けようとする?」

 

「何…だと…?」

 

力を込めた右アッパーを外した後の唐突な妖怪の問いかけに慧音は距離を取ってからその問いかけの意味を考える

 

「貴様が助けようとした『ソレ』は死ぬ事も老いる事もない不老不死の化物!死が存在しない者を助ける事に何の意味がある?何より不老不死は幻想郷に限らずともどんな世界でも大罪中の大罪!罪人に救われる権利などありはせぬわ」

 

「妹紅が…不老不死…?」

 

有り得ない,そう呟きかけた所で気を失う直前に見た妹紅の左腕が再生する場面を思い出す

 

(…確かに妖怪ならば人に比べればその倍以上に治癒力は高い.だが左腕を食いちぎられてすぐに再生が始まり元通りになる妖怪なんて…聞いたことがない)

 

そうなると目の前にいる妖怪が言う妹紅の不老不死は真実なんだろう,だが妹紅からは妖怪を感じさせるような雰囲気は無かったはず…だとすれば妹紅は何に分類されるのか?人間?妖怪?…恐らく答えは…どちらでもない

 

(…あぁ…そうか…妹紅,お前も私と同じ…)

 

どうやらこの時の私はおめでたいまでに単純だったらしい.只でさえ不利な人間と妖怪との戦いで対する私は素手,これでもう負けたも同然だと言うのに更に私は目の前の敵から目をそらし集中を切ってしまったのだから

勿論慧音の動揺を狙って妹紅の不老不死を明かした妖怪からすればこれは理想通りの展開,見逃すわけがない.

 

「ッ!!ガハッ…!!」

 

ほんの数秒慧音が気を逸らした瞬間に妖怪は翼を大きく羽ばたかせる,それと同時に人の身の丈以上の竜巻が現れ呆気なく慧音を吹き飛ばし―――地面に叩きつける

身体が頑丈とは言え精神が乱れている隙に不意を突かれて吹き飛ばされたのだ.戦い慣れていない慧音に急な受け身が取れるはずもなく落下の衝撃で肺から酸素が一気に逃げ出していく

 

「ッ…!あァ!!…ウグッ…グッ!!」

 

「クックッ…実に無様なり,御伽噺や夢物語などでは貴様のような雑魚でも一矢報いるなり頼もしい援軍が迎えにくるようだが.貴様は終始俺に翻弄されただの1度も拳を掠りすらさせられなかった!見る所援軍もなし,いや貴様はここで野垂れ死に寸前だったか?」

 

妹紅が力尽きた時と同じような,いやその時よりも下卑た笑みをその歪んだ顔に携えながら勝ちを確信した妖怪は強力な脚力で慧音を踏みつけ鷲掴みにする

 

「だ,まれ…!ァグッ…!今…す…ぐお前を…!!」

 

「そう吠えるな,貴様はもう既に十二分に滑稽なザマを俺に披露した.それ以上の足掻きは滑稽ではあっても先程のように笑いには繋がらん…黙れ」

 

「ッ!?ウッ…ァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

今までは慧音を殺してしまわないように力を抑えて掴んでいた妖怪だったが今度はそれを少し強める.この場合,妖怪にとっては少しの変化でも全身を直前に強打している慧音には経験したことのない激痛に成り得る

加えて妖怪自身が脚から慧音に直接注ぎ込んだ妖力,半妖の慧音でも半分はれっきとした人間.人間が多量の妖力を流し込まれれば大半の人間は拒絶反応を起こし様々な悪影響が起こるのだ

勿論慧音もその例外ではなくあっという間に拘束から抜け出そうともがいていた力も消え失せる

 

「半妖と言うだけあってしぶとさだけは本物のようだな,普通の人間ならばとっくに絶命してもおかしくはない量の妖力だったはずだが」

 

「……ま…れ…道が…」

 

「外道で大いに結構!もっとその眼で俺を見ろ!低格の妖怪ならば勝てると勘違いを起こした人間を嬲り殺し生きたまま喰らってやる時の眼…あれは素晴らしい…!全身を快感が走り抜ける!!嗚呼今すぐ貴様も生きたまま恥辱を尽くして喰ろうてやりたい!」

 

地面と妖怪との重みで文字通り重圧に押し潰されそうになった慧音だが最早苦しむ声すら出すのも難しいのか.それでも死を恐れず妖怪の拘束から抜け出そうと睨みを利かせるがそれは悪趣味な妖怪にとっては諧謔心を擽らせるだけの無駄な行為だ

 

「しかし貴様には他の下等な人間とは違い様々な利用価値がある,雌として俺を愉しませる事は勿論傀儡にして人里を俺専用の餌場にするのも悪くはない!」

 

「しかしこんな妖怪以上に妖怪じみた案を思い付くあの竹林奥深くの姫君は尚恐ろしいものよ」

 

「…ッ…ん……と…?」

 

「これから長く俺がその身体を色々と利用するのだ,生かす気は無いがせっかくだからお前が聞きたかった事を聞かせてやろう.実は少し前に俺にあの不老不死の化物の事とソイツの肝…正確には肝に溜まった物を取り入れれば不老不死になれると聞いてな,ソイツの首と引き換えに事を上手く運ぶ作戦と当て馬の妖怪も用意すると言うのだからこれに乗らない手はないと思ったのだ」

 

(…竹林の…奥深く…いや…こんな場所に人など,ましてや姫君…)

 

実に信じ難い話が連続している上に意識も朦朧としている為考える余裕は無いが…ここまで来て全てが虚構ではないことは確かだ,事実私と妹紅は群れないはずの妖怪に囲まれていたのだから

 

「不老不死の化物を相手にするなら骨が折れたがアイツもアイツですぐに感情的になって当て馬共も上手く機能した…上手く事が運び過ぎて逆に恐ろしくなってくるわ.後は…不老不死となり百年は山に籠り妖力を蓄えそして…八雲紫と博麗の巫女を血祭りに上げこの幻想郷を我が物にッ!!」

 

「そうか,それは大層な夢だな…語るだけなら,だが」

 

「何,だ…と…?」

 

今の状況を正しく理解している者など慧音だけである,当事者の妖怪でさえ訳が分からず混乱して固まってしまっているのだから

 

「何故だ…!何故貴様が…!!何故貴様が俺から抜け出し首を絞めている…!!」

 

気付けば慧音は拘束から抜け出し両手で妖怪の首を絞めていた,それも――力量に圧倒的に差があるはずの妖怪の首を,だ

 

 

「…まぁ私がお前の話を一方的に聞いておいて私は何も話さない…では不平等だな.別に武士道を語る気はないがお前も知っての通り私はこれでも教師なんだ,子供達に道徳を説く立場である以上護れる範囲での道徳は守るとしよう」

 

慧音がこうして前置きを口にしている間,勿論妖怪は全力を振り絞って暴れているのだがそれでも抜け出せない程慧音の腕力は強まっていた.これでは逆に妖怪の首が絞まるのを加速させるだけだ

 

「私の能力は『歴史を喰う程度の能力』…世の中のありとあらゆる物事には歴史が存在する,例えば…私がお前に不意打ちを受け鷲掴みにされた…と言った具合だな.だから私は不意打ちを受けた歴史からお前の拘束の歴史まで全ての歴史(げんそう)を喰い殺させて貰った訳だ」

 

「ふ,ざけるな…!そんな馬鹿げた能力がある訳がない!!仮に実在するならそんな危険な能力をあの八雲紫が見逃す訳がなかろう!」

 

「勘違いするな,私はお前の言う通り半人半獣だがこの能力を悪用しようと思った事はない.私はこの能力を死ぬまで誰かの役に立つために使い続ける…そう決めたんだ.それと安易に私に妖力をぶつけたのは失敗だったな…生憎と妖の力に苦しめられるのなんて慣れっ子なんだ,でもそれ以上に苦しかったのは…」

 

俯き表情に影が入った慧音は奥歯を噛み締める.そんな慧音の髪が,服が…少しずつだが綺麗な深緑色へと変化した事に妖怪が気付くことはなかった

 

「…妹紅の,哀しみに私は同情してしまったんだ.寄り添う訳でもこれから前を向き歩めるよう手を引くのでもなく…自分と同じ人間でも妖怪でもない曖昧な存在を哀れみ私より下の境遇がいたと安堵すらしてしまった…!こんな最低の行いがあるか!私は妹紅に二度も救われたんだ,そこには妖怪も人間も何もない…妹紅は善意で私を助けてくれたんだ!…だから私は妹紅の優しさに優しさで応えたい…」

 

「なめ,た真似をぉ…!半人半獣風情の雑魚がぁぁぁ!!!!」

 

「雑魚で結構!無能だろうと滑稽だろうと好きに罵れば構わない!!だがな!お前の野望の為に妹紅や人里の皆が血を流す事だけは絶対に許さなさい!」

 

瞳を血走らせた妖怪は翼をはためかせ暴風で慧音を振り払おうとするが慧音は怯まない,逆に上体を反らせて頭――特に額に力を込める

 

「それでもお前が考えを改めないと言うのなら…!お前の思考を正当化してきた――」

 

「そのふざけた歴史(げんそう)を喰い殺すッ!!」

 

その『音』は小さく鈍くとても迷いの竹林に響くような音ではなかった,その音を聞いた者は高みの見物を決め込んでいた妖怪の賢者やその戦いを仕向けた黒幕達くらいである

 

しかし幻想郷の永い永い歴史の一部にはしっかりと,鮮明に刻まれたのであった




あけましておめでとうございます,新年二日目から海釣りに挑戦しましたけねもこ推しです
さて久しぶりの投稿になりますね,二週間と三日くらいでしょうか?はい?釣果?嫌だなぁ私の髪型から想像してくだ…あぁ興味無いんですね分かります

余談ですが今回のけーね先生って大概にチートですよね,次回とその次で話中に補足説明等々は入れますけど執筆してる私も「今回屁理屈過ぎたかなー」とは感じたり感じなかったり.ですが慧音は私の中で上条さんタイプのヒーローだと思うんですよ,勿論もこたんはあの人と同類ですが(意味が分からない人は『禁書目録 ヒーローの種類』でぐぐってくだされ).ですから通常の弾幕ごっこや真剣勝負ではあんなチート決め込んだ能力の使い方はしませんのでご安心を.
何か新年一発目で調子に乗って長文になっちゃいました,ごめんなさい
それでは本年もよろしくお願いします

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