アロマージーデッキ考えたりいろいろしていたら2日も過ぎていました。
できる限り毎日更新するつもりだったのに・・・。
元の世界の家族・友人へ
私、立浪菊、お兄ちゃんになりました。柚子の。
いや、突っ込みどころがあるのは理解している。いろいろあったんだ。
まあ、簡単にまとめると、
・柊さんに手紙を見せて、事情説明
・柊さん親にブチ切れ。(あのくそ野郎とか言ってた)家で預かるって言い出した。
・結果、柊さん家の養子になることがほぼ決定しました。以上。
と、いうのも、うちのなんかやらかしたであろう父親は柊さんの友人にあたるらしい。そして、柊さんの奥さんは俺の父親の妹。
そう、つまり柚子ちゃんは俺の従妹になるのだ。
しかし、そうなると柚子ちゃんと俺が面識のないことがおかしい。と、思ったら、柊さんいわく、父は結婚するときに駆け落ちしたのでほぼ絶縁状態。妹、つまりは柊さんの奥さんとほぼ疎遠になっていたらしい。それでも、修造さんの奥さんがいなくなってからも手紙や電話で何度か話したりはしていたから、俺の存在は知っていた。
だが今、両親は行方をくらまし、祖父祖母は俺の存在すら知らない。なら、従妹の柚子もなついていることだし家で預かろうということになったのだ。
つか、父さん。駆け落ちまでした相手に逃げられたのか。馬鹿じゃねえの?哀れすぎるw
あ、養子になるっていっても苗字が変わるのは俺が小学校を卒業してからにするみたい。それまでに両親が見つかれば、その時の俺の選択次第というわけだ。
これからとりあえず柚子ちゃん家に泊まることを言ったら柚子ちゃんには喜ばれた。あと、デュエル教えてとも言われた。いや、あんたの父親、プロだろうに。そっちで教えてもらいなさい。
つか、俺が教えたらやばいことになる。幻奏デッキがただのクリスティアでのパーミッションになっちゃう。いいの、柚子ちゃん?お兄ちゃんその気になれば本気だして柚子ちゃんガチ勢にしちゃうよ?
んでまあ、今現在、柊さん家にいます。修造さんは俺の住所変更手続きや学校への申請書類などの準備をしてくれている。なので、俺はとりあえず、家にある自分の荷物(といってもスマホとカード、筆記用具や着替えぐらいなのだが)をこっちに移す作業中。
柚子ちゃんも手伝ってくれている。ありがとう柚子ちゃん。あとでヴァルハラとヘカテリスあげるね。
あ、あと遊矢君のボディーガードみたいなことも頼まれた。なんでも、榊遊勝の息子ともなるといろいろあるらしく、遊矢君にいじめまがいのことがたまに起きてくるらしい。とりあえず気にかけてみようと思う。
「ねえ菊お兄ちゃん?」
「ん?何だい柚子ちゃん?」
「お兄ちゃんってデュエル強いよね、あの暗黒寺に勝っちゃうんだもん。」
「うん、まあね」
俺がというよりはデッキが強い。なんせガチデッキだ。そんじょそこらのデッキには負けない。
「なら、私とデュエルしようよ」
・・・。
・・・・。
さて、困った。どうしよう。
今あるデッキ、ガチデッキばっかだ。そんなもん小学生相手につかえるか!下手したらトラウマなるわ!
だが、変なデッキを使って負けるのは嫌だ。1日目にして兄の威厳が無くなる。それは避けたい。
さて、ならどうするか。ビートダウンで勝ちも狙えるデッキとなる。そんでもって小学生仕様に相手をなるべく阻害しないデッキ。
・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・。
思いつかねえ・・・orz
「お兄ちゃん?」
「ちょっと待っててね?デッキ組むから。」
「うん、わかった!」
さて、本当にどうしよう?
シンクロもエクシーズも出来ない、辛うじて融合が使えるレベルのこの世界、出来ることは限られる。
そうやって頭を捻っていると
「柚子ー。ご飯出来たぞー。菊くんも連れてきてくれー。」
「ハーイ」
どうやらご飯の時間らしく、気が付けばもう7時。この家に来たのが6時ごろで荷物を映し終わったのが6時45分ぐらいだから、かれこれ15分も考えていたことになる。柚子ちゃんに悪い事したな。
そんなことを考えていると、柚子ちゃんが服の裾を引っ張ってくる。
「ご飯食べにいこ、おなかすいちゃった。」
うん。とりあえず、ご飯食べながら考えるとするか。