忘却の忘れ傘 ~a lonely quicksilver 作:エノコノトラバサミ
このお知らせは本編とは関係ないので、しばらくしたら多分消します。
皆さんどうもお久しぶりです、エルフィです。
最後の更新からもう既に9年も経っていました。
早すぎる時間の流れに自分でも驚きです。
私が趣味で小説を書き始めたのは高校生から。
それが今となっては社会人になって何年も経っていました。
この間に色々とありました。
激務に揉まれながらなんとか生活していたり、会社の先輩と喧嘩して辞める寸前までいったり、色々あって自分に非はほぼ無かったのに運転免許が無くなったり、1年近く鬱病に悩まされたり。
そして、家族とお別れしたり。
思い返すと悪いことばっかりですね(笑)
それでも良いことも結構あった気がするので、何とか今は元気に生きています。
更新がずっと無かった理由なんですが、正直に言うと流れでした。
最新話の展開にどうしようか考えていたらリアルがかなり忙しくなってしまい、そして社会人になって疲れから小説を書く気力が失せ、気が付いたら1年近く更新しなくなってしまい、そのまま2年、3年と伸びて気がつけば9年も放置されていました。
そしてその間私は、東方Projectに関して興味を完全に失ってしまいました。
ただそれでも一応、ちょぴっとだけ小説は書いていました。
書いてはいましたが、別の名前を使って書いていました。
この作品の続きを書ける気がしなかったからです。
東方に興味を失ったのに、続きを書ける訳が無いですから。
そうしてまた長い時が流れて職場の環境が変わり、前と比べてのびのびと仕事が出来るようになりました。
前みたいな激務と比べればかなり楽で、また鬱になる心配はもう無さそうです。
ですが逆にちょっぴり退屈な仕事だったので、暇を凌ぐために音楽を聞きながら仕事をしていました。
そんなある日、ふとまた東方の曲が聞きたくなったのです。
昔好きだった曲を聞いてる度に、東方に抱いていた熱を思い出しました。
多分心に余裕があったからだとも思います。
そしてそのたびに、やはりこの作品のことも思い出してしまいました。
当時の私は一時期、ずっとこの作品のことを考えてたりもしました。
プロットとかは無いですけど完結までの大まかな流れとかも決めており、何なら続編なんかも考えてたりしました。
その事は今でも、頭の片隅にしっかりと残ってます。
そしてある日、何とかハーメルンのパスワードを思い出してマイページにログインしてみました。
懐かしくなって、この作品を見に来ました。
ですが正直言うと、怖くもありました。
当然ですよね、9年も放置していたら読者は諦めるに決まってます。
俺だって諦めます。
もうこの作品は終わったんだと。
案の定、感想はついてました。
更新もうしないかと、書かれていました。
ほんの数ヶ月前に。
自分でも驚きました。
こんなに昔の作品なのに今でも読んでくれている人がいました。
勿論、たまたま昔の作品に辿り着いただけかもしれませんし、自分でもきっとそうだとは思ってるんですけど、そんな作品に感想が付いてるなんて思いもしませんでした。
色々長く書きましたが、そろそろ結論に行きたいと思います。
これから、忘却の忘れ傘の続きを書き始めようと思います。
ただ、続きを書くにはあまりにも時間が経ちすぎたので、一度物語を見返して自分の中で整理して、大まかなところは昔の自分を尊重しつつ細かな部分は今の自分に合わせていきたいと懐います。
なので更新まではもう少しかかるかも知れません。
もし待っている人がいるのなら、本当にお待たせして申し訳ありませんでした。
そして確か、大空飛男さんで名前合ってますよね……
本当は作品内でちょっぴりコラボする予定だったのも覚えてますが、ここまで放置して申し訳ありませんでした。
流石に今となってはもう無理かと思うので、このまま続きを書き始めたいと思います。
もう色々と吹っ切れたので、ここまできたら何が何でも完結まで書き続けてやろうと思います。
9年も未練たらたらだったんですから、きっとできますよね(自己完結)
どうか、あまり期待せずに更新をお待ちいただければと思います。
お知らせは以上です。
あ、最後にこの作品以外は多分全部消します。
流石に黒歴史まがいのやつもありますので……