何故書き始めたかと言うと、この他にもたくさん書きたい作品があり、早く書かないと頭がパンクしそうになるからです(笑)。
メインに書く作品はこれではありませんので、不定期更新になると思います。そこの所をご理解頂けると幸いです。
長くなりましたが、本編の始まりです。
プロローグ
〜〜〜日本のとある病院で、一人の男児が産まれた。〜〜〜
「はっはっはっ、良かったな無事に産まれて。」
父親と思われる男は朗らかに笑う。
「あの子も心配してた様だし、急いで伝えなきゃ。」
子供を産んだばかりの母親は、疲れているであろうにもかかわらず、その様な素振りは全く見せなかった。
「そういえば、この子の名前は決まったの?」
その問いに男は待ってましたとばかりに頷き、一枚の紙を取り出す。その紙には、
堂々と”
「この子は将来外国に行くだろうからな。その時に相手が呼びやすい様にだ。」
「ふふっ。後もう一個意味があるのでしょう?」
その〝何でも見透かしてますよ〟、といった視線に、敵わないな~・・・と軽く笑う男。
...それでも自分から言うのはいやなので、想像にまかせる、と誤摩化した。
「それにしても...この子はどれ位ハイスペックなのかしらね?」
「何せ僕とお前の二人の子だからな。もの凄く天才かもしれん。」
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〜2年後〜
二才になった準は、新聞を読んでいた。
........決して誤字では無い。
おいそこ、オヤジだとか言わない。
産まれた時に言った事が現実になった(なってしまった)だけである。
彼は、産まれてから半年も経たないうちに、普通に喋り、普通に歩ける様になったのだ。
それでいて身体には問題が無いというのだから、不思議である。
二才の今では、中学生程度の知能だ。
これを人前でバラせば、大スクープ確定で、もしかしたら研究の為に億単位で金を貰えるかもしれない。
しかし、それはしていなかった。
ではなぜか。
それは.........
ただ単にそっちのほうが面白いからである(母親が言うには)。
そんなこんなで今、彼は新聞を読むのをやめ、父親に勉強を教えてもらっている。
.............................ただし、勉強の前に高校の、と付くが。
そんな彼の凄い所は、何も勉強だけでは無い。スポーツも出来るのである。
足の速さは、8才の子と同じ位である。
どちらも、物事の吸収がいい息子を見て、調子に乗って父親があれもこれもと教えた
結果である。
以前自分達で言っていた通り、二人とも大の天才なのである。
その子供となれば当然、二人よりもハイスペックになるのだ。
ここまできて最後に一言。
...もうさ、あんたら人間じゃない別の何かなんじゃね?
.........お前ら人間じゃねぇ!
今回は軽く説明会になってしまいました。すみません。
次回からはもう少し文字数が増えると思います。
ではでは。