勇者部の恋物語   作:りりなの

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エピロ―グなしで今回の話は終わります。

夏凜はまじで動かしにくいこれは自分は凄く未熟者だからです。

満開祭り楽しかったです。黒羽焔さんともお話させてもらいました。

同じSSを書く人とお話しさせてもらえるのは自分にとって初めてだったので嬉しかったです。


三好夏凜 6(完)

 あの日常はどこに行ったのだろう。

 

 俺は園子の病室に来ているしかもすごく気まずい。

 

「なぜ、ここに乃木先生が」

 

 なんでここに東郷がいるんだよ。

 

「妹様のお見舞いだよ」

 

「やっぱり、乃木先生は乃木園子の兄だったんですね」

 

 俺は案内すると言って車椅子を押していく。

 

「ここが病室だ、二人で話してこい」

 

 俺はそう言って病室を離れたもしこの選択が間違っていたのなら……

 

 屋上で一人、たそがれながらコーヒーを飲んでいたら春信から連絡がきた。

 

「どうしたお前からの音声の連絡なんて珍しいな」

 

『お前はどこにいるんだ?』

 

「病院だが」

 

『今日は勇者部の子たちにあったのか?』

 

「いつも通りにしていたけどな……いや、様子がおかしかったな」

 

 犬吠埼姉に東郷、結城の三人の様子がおかしかった。

 

「何があった?」

 

『勇者の1人、犬吠埼姉が暴走した』

 

「そうか、お前に伝えるよあの子が園子に会いに来た」

 

『そうか、これが彼女たちの選択か』

 

「どうだろうな残りの3人の行動にかけるしかないだろうな」

 

『うまくいくだろうか』

 

「どうだろうな、だけどあいつらなら大丈夫だろ」

 

「なんだってあいつらは勇者だぜ」

 

『変わったな』

 

「そうか、ただ面倒になっただけだよ」

 

 最初から俺には何もできなのだから

 

「あいつらの選択を信じて帰る場所が必要なんだよ」

 

「夏凛の成長もすごいからな」

 

『お前が他人に自分の教え子を褒めるなんて珍しいな』

 

「お前が妬くかと思ってな、だけど夏凛は勇者部に入って変わったよ」

 

『そうか』

 

「なんだよ、そこは兄貴らしく嬉しがれよ」

 

『僕は隼人ほどシスコンじゃないからね』

 

「なんだよそれ、兄は妹の前ではさすがお兄様って思われる行動をするだろ」

 

 俺は可愛い妹の前ではそうだったな。

 

『お前は誰の目にもそんな風に映っているよ』

 

「そんなもんかな」

 

 すると世界が動く感じを感じる。

 

「始まったか」

 

『どうなるだろうな?』

 

「あいつらならできるだろ勇者だからな」

 

『もしもの時は夏凛の事頼むよ』

 

「はぁ、お前は自分の妹の事を他人に押し付けるなよな!」

 

 俺は携帯に叫ぶ。

 

「大体な夏凛が寂しがってるの知ってるだろ! あいつはお前と昔の様に仲良くしたいんだよ」

 

『今回の件が終われば僕はこれまで以上に忙しくなる』

 

「分かったよ、俺が面倒見てやるよ」

 

 俺は空を眺めながら言う。

 

「妹がもう一人いるみたいに可愛がってやるよ」

 

『まぁ、今はそれが現状か』

 

「意味は分からんが俺に任せろ」

 

 こんなことで俺の罪が減るわけじゃないがあいつらもいるなら寂しい思いわないが園子と同じくらいには可愛がろう。




夏凜「ねぇ、作者」

はい! 何でしょう!

夏凜「あんた、私の名前途中まで間違ってたわよね」

なっ、何のことで……すいません夏凛で書いてました。

夏凜「私だけ文字数少なくない」

それは……自分は三番目に好きなんですよこれだけは嘘ではありませんすいません!

では、次回は友奈ちゃんだよ

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