本当にごめんなさい!!!!!!!!!!
もう一つの小説の方にかまけていたのとリアルが忙しかったのとちょっとシナリオ直そうと思ったので投稿がこんなにも遅れてしまいました。
今後はもう一つの小説と平行して書いていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
では今回も楽しんでいただけると嬉しいです!!!
簾木 健
makoto side――――――
おれは上ヶ瀬市にあるおしゃれなレストランに居た。今日は久しぶりに薫子さんと二人で食事をする約束をしたのでこの場に来たのだが・・・・・何故か薫子さんと一緒におれの担任でもある朝比奈洋子こと洋子ちゃんも一緒に来て席に座ったのだ。
「なんで洋子ちゃんがいるの?」
「ちょっと薫子に誘われてな・・・・・・」
「そうなの?」
「ええ。ちょっと話したいことがあったから」
「そうなんだ・・・・・まぁ先に注文を・・・・・」
「大丈夫よ。さっき私達が入ってきた時にコース始めてもらうようにお願いしてきたから」
「そうなんだ・・・・それにしてもこんな高級店で大丈夫なの?」
そうこの店はかなり値段がいい店なのだ。こんな店に来ることは今まででも数えるほどしか行ったことがないからちょっと緊張する。
「ええ。大丈夫よ。それなりにもらってるんだから」
「本当?・・・・・おれもだそうか?」
「大丈夫よ。今日は私の奢り」
「そうだぞ神野。こういうときは甘えておけ」
そう言いながら飲み物のメニューを見る洋子ちゃんに薫子さんがため息をついた。
「洋子は少しは遠慮しなさいよ」
「いいだろうが私は自分の分は自分で出すんだから・・・・すみません!このワインをボトルで!」
「飲むんですか?」
「当たり前だろ。こんないい店なんだ。酒もうまいだろう」
「洋子本当に飲み過ぎないでね」
薫子さんが額に手を当ててため息をつく。そんな薫子さんにムッとした表情で洋子ちゃんが言い返した。
「薫子だって人のこと言えないだろう。前は大変だったんだぞ」
「ああ~」
洋子ちゃんの言葉におれは
「あ、あの時は・・・・ちょっと飲みすぎちゃったのよ」
薫子さんが顔を赤くして申し訳なさそうに言う。
「まぁ今日はヤバそうだったらおれが止めますから・・・・・そういえば洋子ちゃんまで入れてしたい話ってなんですか?」
「・・・・そうね。まずは姫川さんのメティスなんだけど・・・・・」
「姫川のメティスってことは《アイギス》だよね・・・・どうかしたの?」
「ええ。その《アイギス》なんだけど・・・・まなみさんに破られたわ」
「・・・・まじ?」
「まじだぞ。私が目の前で見ていた」
洋子ちゃんがやってきたワインをグラスに次ぎ分けながら頷く。まじかよ・・・・・
「それって正面からってことだよね」
「ええ。私も聞いたときは驚いたわ。でも嬉しいことでもあるわね」
「そうだな」
姫川のやつそのことを気にしてないならいいけど・・・・まぁそのなってたら琴羽のやつがなんとかするか。
「それはついでの話なんだけど・・・・もう一つは
薫子さんの声が真剣なものになる。さすがの洋子ちゃんもワインを飲むのをやめ真剣な表情で話を聞いていた。
「近濠さんが見つけた情報によるとやっぱり黒瀧が怪しいみたい」
「そうか・・・・・で?おれはどう動けばいい?」
「とりあえずはまだ動かないでいいみたいよ。でも動くことになったら指示を出すって言ってたわ」
「そっか」
この間菜緒さんに言われた話と同じか・・・・・釘を刺されたってことか。
「それでなんだけど真。あんまり走り過ぎないでね」
「そうだぞ真。お前はすぐ勝手に突っ走るからな。気をつけてとけよ」
「わかってるよ。さすがにもうそんなことはしない」
「そうだよな真。大切な人が出来たみたいだし」
ニタニタと笑いながらおれを見る洋子ちゃん。それにハッと思い出したように薫子さんも続けた。
「そうよ真!そのこと私も洋子に聞いたんだけど詳しく聞かせてくれる?」
「聞かせるもなにも洋子ちゃんが知ってる通りだと思うけど?」
「いいのよ。真の口から聞きたいの」
薫子さんは優しげに微笑む。なんでこんなにも嬉しそうなんだよ・・・・・
「沖原琴羽と付き合うことになったんだよ」
「そっか・・・・真はやっぱり沖原さんを選んだのね」
「ああ・・・・・ってやっぱりってどういうこと?」
薫子さん予想してたのか!?
「文化祭の時の話も聞いてたしそうなる気はしてたんだけど・・・・・・なんかちょっと嫌ね」
薫子さんが複雑な表情でそういうと洋子ちゃんがハハッと笑った。
「結婚もしてないのにしっかり親をやってるようだな薫子」
「そうね。息子に彼女が出来るとこんな気持ちになるのね」
「まぁそれは真が良い息子だからでもあるんだがな・・・・・真そっちのほうもゆっくりな」
「わかってる、この話はもう終わりにしよう。恥ずかしい」
おれは話を強引に逸らすと洋子ちゃんと薫子さんはフッと笑いながらこの頃の近況を話し始めたのだった。
「で、そんなことがあってな」
「へー昨日夜予定はそんなんだったんだ」
おれは琴羽と一緒に昼食を学食で取りながら昨日の話をしていた。
「それで薫子さんが今度一緒にご飯食べようってさ」
「うはー・・・それは緊張しそうだね」
「まぁ一応おれの保護者だしな。やっぱり緊張するか」
「うん。まぁでも薫子さんならまだいい方かもね」
うんと納得してように琴羽が頷く。薫子さんも琴羽もお互い知り合いではあるし、そこまで心配することはないだろう。
「そういえば真。アルゴノートの活動は近頃はどうなの?」
そういえばこの頃の活動を琴羽には言ってなかったな・・・・・・
「この頃は落書き犯を追ってるよ。なんか特殊な落書きを見つかってな」
近頃この学園付近でいくつか特殊な落書きが横行しているのだ。
「ああ!その話は私も聞いたよ。なんかすごい落書きなんでしょ?」
「ああ。実はその落書き・・・・・・・・・たぶんレーザーみたいなもんで書かれているみたいなんだよ」
いかがだったでしょうか?
長くなってしまったわりに短くてすみません!
ちょっとずつちょっとずつ進めていきたいと思います。
琴羽との甘い話もいれつつ大きな事件に立ち向かっていきます。うまく表現できるように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。
今回も感想、評価、批評募集していますのでよろしければよろしくお願いします!
ではまた次回会いましょう!!
簾木 健