ゼロと黄金の使い魔   作:マッキ

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話進まねぇなぁもう!
でも次話か次々話辺りにイベントあるから期待してええよ。
あの人があぁなったり、決闘があんなことになったり。



黄金の主の苦悩

 ――どうすればいいのよ。

 

 布団を思い切り被ったルイズは身を捩った。昨日召喚して契約した使い魔、ラインハルトのことだ。

 

 契約する前に癇癪を起して泣き喚いて気絶して、起きれば起きたで泣きじゃくってまた眠ってしまった。

 

 ――どうしたら……

 

 正直言って、ない。もしあの時もう一人の自分が見ていたら、呆れていたに違いない。

違う、違うのだ。遺憾ながらゼロのルイズではあっても、泣き虫ルイズではないのだ。その汚名だけは雪がねばならない。

 

 しかし、第一印象とは早々拭えるものではない。ルイズが昨日の自分を客観的に見た場合……

 

 ――うぅ……

 

 やっぱり、どう見ても癇癪持ちの泣き虫にしか見えない。ぐぬぁぁぁ……と、声には出せず、仰け反りながら昨日の自分を思い返す。

 

 己を顧みる、なんて考えもしなかったルイズだが、昨日一件で色々と振り切れたこともあり、自分を見つめ直すことが僅かながら出来るようになっていた。

 

 ラインハルトに相応しい主になると決めたのだ。下らない自尊心など、彼と並ぶのならば足かせにしかならない。

 

 

〝使い魔はその主を表しますもの〟

 

 

 通説通りならば、ラインハルトを使い魔にしたルイズは、相応の者という事になる。

 ルイズとラインハルト。両者を並べた場合、流石ルイズの使い魔だ――なんて、言ってくれる者がいるだろうか?

 

 ――いない。誰が何を言うよりも前に、ルイズ自身が感じているところだ。

 

 自慢の使い魔だ。最初はただ単にそう思っていた。

 

 しかし彼と並んで立つ所を想像すると違和感が拭えない。主従の関係がどこから見ても逆にしか思えず。

 

(もう起きようかしら……)

 

 まだ朝早く、この時間帯に目を覚ましたら二度寝しているところだ。しかし起きて早々に昨日のやりとりを思いだしてしまい、眠気は羞恥で吹っ飛んでしまった。温かなベッドの中に包まっていても、いつまで立っても眠気はこない。

 

 昨日はいつもより長く睡眠を取ったということも、眠気がやってこない事に一因していた。

 

 ならばさっさとベッドから出て、使い魔に挨拶するなり、着替えるなりをすればいいのだが……

 

(どんな顔して出ればいいのよ……)

 

 二度も涙を見せてしまったのだ。思い返すだけでも羞恥でのたうち回るそれを、これから一生付き合っていく使い魔に見られてしまったのだ。

 

 羞恥と、気まずさ。そして主従の間でありながら、逆転しているかのような格の差に対する負い目。この三つが邪魔して、ルイズはいつまで経ってもベッドの外に出られない。

 

「う~~……」

 

 唸った。

 

 が、それでなにがどうなるわけもなく。ベッドの上で丸まる物体ルイズは一向に顔を出さない。

 

「…………」

 

 動かずにそうしていると、やはり頭だけは回り、思考は昨日のことを思い出してしまうもので。

 

 思い出したのは、ラインハルトが言った貴族の在り方。

 

 

〝民の背に隠れる者は貴族ではない。ただの臆病者だ。その点、卿は真に貴族であった〟

 

 

 使い魔が語った貴族の在り方。

 

 自分は最後まで立っていたから貴族だった。真の貴族だったからこそ、彼は使い魔になってくれた。

 

 今はどうだ。

 

 ベッドに包まっている自分は、真の貴族か?

 

「…………」

 

 違う。今の自分は布団に隠れる臆病者。真の貴族には――程遠い。

 

(よしっ!)

 

 その考えに至ったところで心機一転。ルイズは起きるぞ! と腹を括った。

 

 ……………ひょい。

 

 言葉にすればそんな感じ。毛布から少しだけ顔を出しただけだった。

 

 流石にまだ恥ずかしかったらしい。だがそんな羞恥も決意も無駄に終わる。

 

「おはようラインハル――って、なんでいないのよッ!」

 

 逆切れするかのように抱き抱えていた枕をベッドに叩きつけた。そう、使い魔がどこにもいないのである。ベッドの下とかを覗いみるが、そんなところに居るわけもなく。

 

「ご主人さまを置いてどこかに行ったって――」

 

 そこまで言葉を続けて呑みこむ。なぜ、いない? 

 

 なぜいないのか。数ある候補の中で、ルイズが辿りついた回答は最悪の答え。

 

「もしかして……」

 

 普通ならば、そんな答えには辿りつかない。用を足しにいったとか、朝の散歩とか、外に出る理由など幾らでもある。なんとなく外に出ただけかもしれない。

 

 だが、今のルイズは不安定だ。己を見返し、昨日の自分に羞恥の混じった負い目を感じている。ラインハルトと自分と比べて、格差を感じずにはいられない。不安は不安を呼ぶ。気が落ち込んでいる時に何を考えても、たどり着く答えもまた下に。

 

 だから、彼女の思考が拾った答えは――

 

「私、捨てられたの……?」

 

 そんな、ある種の被害妄想染みた自虐的な回答だった。

 

 

 

 ■

 

 

 

 質問.ラインハルトという人間は何者か。

 

 回答.超人。

 

 彼を知る者がそんな答案用紙を渡されたならば、迷うことなくそう書く筈だ。事実、彼は超人である。だがどのような超人かと問われれば、答えは大体二つに分かれる。

 

 一つは一人の兵としての超人。武芸百般を極め、フェンシングを始めとした剣闘技術は如何なるものも及ばない。公式試合では一度として有効打をもらうこともなく勝ち続けた。彼を殺す為だけに選ばれたソビエト赤軍の一個小隊の精鋭は、ラインハルトを帰宅途中にフル装備で襲撃するも、徒手空拳の彼に傷一つつけることなく無残な屍を晒した。

 

 二つに兵を率いる将としての超人。如何なる凶獣、狂人であろうとも、彼の前では声を殺して押し黙る。金だけで動く傭兵部隊であろうとも、号令一下で忠義に殉ずる死兵に変貌させるカリスマ性は、既に人の域から逸脱している。

 

 何が言いたいのかと言うと。

 

 ラインハルトという存在に、壁、障害と言えるものはない。あったところで鎧袖一触。

一撃で粉砕するに違いない。

 

 如何なる状況であろうと、だ。

 

 そんな男が、今、この状況に困惑していた。困惑――というよりも理解不能と言った方が適切か。

 

 状況を説明すると、こうだ。

 

 

1. ラインハルト、アンナにローブを渡してルイズの部屋に帰宅。

 

2. 何故か目に涙を溜めていたルイズに枕を投げられる。

 

3. それを片手で払うと、今度は胸を叩かれる。

 

4. 叩き疲れたのか、今度は抱きつかれた。←今ココ

 

 

 幾ら超人と言われるラインハルトであっても、人の心は覗けないし、見えていないものを見ることは叶わない。だからー―

 

「訳が分からんな」

 

 至極、尤もな感想を漏らすのであった。

 

 

 

 ■

 

 

 

「――そんなことかね」

 

 苦笑一つ。ルイズが癇癪を起していた理由はラインハル自身にあったが、非はルイズにある。勝手に勘違いして暴走していたのだから。

 

「……そんなことじゃないもん」

 

 ベッドに腰掛けるルイズは視線を逸らしてふてくされていた。非があるのは自分だと分かっているのだが、それを認めるわけにもいかず。腕に抱いた枕は身を守る盾か鎧かであるように、口元を埋めていた。

 

「昨晩誓ったであろう。私は姫君の使い魔になると」

 

「……そうだけど……どこに行っていたのよ」

 

「……。衣服が汚れていたのでな、その汚れを払いにいっていた」

 

「? 今、間がなかった?」

 

「それは気のせいであろう」

 

 それから軽い一言二言のやり取りを繰り返し。

 

「……幻滅したわけじゃないのよね?」

 

「私が幻滅する理由がどこにあるというのだ。寝呆けているのではないか?」

 

「だって……昨日、二回も泣い……泣いたし……」

 

 顔を枕に埋め埋め。

 

「……私だったら幻滅してるもん……」

 

 篭もった声は震えていた。泣いている――というわけではないようだが。ルイズの気にしていた事にようやく思い至ったラインハルトは「あぁ」と、慇懃に頷いて。

 

「ならば気にすることはない。あの涙はいかな宝石よりも価値のあるものだった。思わず愛でてやりたい、と思いたくなる程にな」

 

 歯が浮くような台詞を、真顔で口にした。

 

「――ッ!?」

 

 ラインハルトの口撃に()では防御力が足りなかったのか、毛布()を頭から被った。それでも放たれた口撃は枕と毛布を貫通しルイズに直撃。

 羞恥という名の継続ダメージを叩き込む。 

 

 何十秒(ターン)経ったあと、毛布から顔を出すルイズ。例の如く顔は赤い。

 

「あ、ああああんたねぇ! なんでそんな恥ずかしい台詞がそうポンポンでるわけ!? どうせ色んな女性に言ってるんでしょ!?」

 

「否、このような言葉を口にしたのは初めてだ。あぁ、あえて言わせてもらうならば、昨日は良いものを魅せてもらったと――私が思っているのはその程度だ。幻滅などせんよ」

 

 そして追加口撃。

 

「~~ッ! ……落ち着け、落ち着くのよルイズ。昨日思い知ったじゃない。こいつはこういうヤツだって……。だからクールになるの。そうよ。真の貴族は無暗に癇癪起こしたりしないのよ」

 

「それで姫君――」

 

「ちょ、ちょっと待って!」

 

 ルイズは小さな手を突き出してラインハルトに待ったをかけた。

 

「さっきから気になってたんだけど……ひ、姫君って――なに?」

 

「……様付けの方が良いかね?」

 

「――いや、そういうわけじゃないんだけど……でも、試しに呼んでみて欲しいかも」

 

 様付けで呼ばれるのも悪くないかもしれない。上下関係を明確にするには効果的でもある。そう思って期待を籠めた目を送ると、了承の首肯したラインハルトは即座に応えた。

 

 

 

「ルイズ様」

 

 

 

 うわぁぁぁああああぁあぁぁぁぁぁぁあぁあああ……!

 

 結果、ベッドにダイヴするルイズ。足をバタバタ手をパタパタ。顔に手を当てて蹲る。

 

 ――やばい! なんか色々とヤバい! 違和感が凄い!

 

 嬉しさよりも先によく分からない鳥肌が立つ程だ。一日も様付けで呼ばれたら、次の日は背中から羽が生えて飛んで逝ってしまうに違いない。

 

「――い、いいわ。もう好きに呼んで頂戴。ルイズでも構わないわ」

 

「では遠慮なく――」

 

 ラインハルトはルイズを呼んだ。

 

「――姫君」

 

 枕が再度飛来した。弾かれた。まる。

 

 

 

 結局、ルイズの呼び方は呼び捨てにすることになった。姫君なんて呼ばれると、ルイズは幼い頃からの馴染みである自国の王女を思いだしてしまい、申し訳ない気持ちになってしまうのだ。

 

 他にも自分がまだ彼の上に立てる器ではないという認識もあったのだが、そこにはルイズ自身も気付いてはいない。

 

 だがいつかは様付けで呼ばれるに相応しい主になろう。そんな高すぎる目標を、彼女は新たに設けたのだ。

 

 

 

 ■

 

 

 

「ロバ・アル・カリイエ?」

 

「ここより東、砂漠を跨いだ先にあるとされる国の名だ」

 

 説明してもらわなくても分かっている。伊達で座学のトップを張っているわけではないのだ。そんなルイズにしてもロバ・アル・カリイエに関する記述なんて数行程度しか覚えてない。そんな珍しい地名を召喚された次の日に出されて、何度目かも分からない驚きを覚える。

 

 視線はラインハルトからずれて黒壇のテーブルに詰まれた四十二冊の本の山。あれを読破したというのは本当に真実らしい。どこまで規格外なんだろうか、この使い魔は。

 

「で、それがどうしたのよ?」

 

 ここでラインハルトは先程のメイドとのやり取りを明かした。洗濯のところで非常に珍妙な表情を浮かべていたルイズであったが、それに突っ込む野暮はせず。

 

「だからロバ・アル・カリイエ出身ってことにするのね。確かにそれなら、魔法の使えない貴族がいても不思議――とは思うけど、異世界から来たっていうよりはマシよね」

 

「ならば平民出身ということでも構わないのだが?」

 

「無理よ」

 

 一言で断じるルイズ。この男を見て誰が平民だと思うものか。平民だなんて名乗ったら逆に疑われること間違いない。もし目の前の男を平民にするなら、貴族なんて全員始祖ブリミルにでもならないと示しがつかなくなる。

 

「私はそう大した人間ではないのだがな」

 

「アンタってどんだけ自分を過小評価しているのよ……」

 

 獅子が兎を自称したところで、信じるものなどいやしない。

 

 

 

 それから続いたやりとりは、なんてことはない他愛も無い雑談だ。重要なことではないが、大切なことだ。相手を知らなければ信頼なんて生まれない。

 

「そっか、それじゃ兄弟仲はあんまり良くなかったのね……」

 

「私は中将、あちらは中尉だ。話す機会もなかったのでな。気付けば疎遠になっていた」

 

「寂しくはなかったの?」

 

 言葉にラインハルトは一度目を閉じ、首を振った。

 

「そうか、とは思ったが――それだけだ。それさえ言葉にする程のものでもない。肉親の情など、私はあまり持ち得ていなかった。むしろー―」

 

 他人と家族に違いなどなかった――先の言葉は音にせず飲み込んだ。己の異常性を明かしたところで、なにがあるわけでもない。幸いルイズは不自然な切り方をしたラインハルトには気づかなかった。彼女は今、故郷にいる家族に想いを馳せていた。

 

「疎遠か……ちいねえさま、私のこと嫌いになってないかな」

 

「姉妹がいるのか」

 

「ええ、二人いるわ。ちいねえさまは下の姉様で、体が弱いんだけどすっごく優しいの。魔法を失敗してばかりの私をいっつも慰めてくれたわ。でもエレ姉様は――」

 

 前半の自慢するような口調から一転、遠い目をしながら憂鬱そうな口調に。

 

「すっごく、厳しい人だった……」

 

 ハァァァ、と重い重い溜息。それはもう、魂が篭もっていそうな吐息だ。

 

「それほどかね」

 

「お母様も怖かったけど――エレ姉様はなんていうか……ううん、なんでもないわ」

 

 下手なこと言ったら――と小さく呟いてから、ルイズは露骨に話題を変えた。

 

 ラインハルトもまた、それと受け入れて話題の花を咲かした。主と使い魔。両者の格差は遠いが、共通点がないわけでもない。

 

 ラインハルトは高すぎる故に孤高であり、仕事以外での語らいなど久しくなかった。

 

 ルイズは魔法が使えない故に孤独であり、自分を曝け出せることなど久しくなかった。

 

 立っている場所は正反対なれど、互いに独りだったのだ。

 

「ー―それでね、そのときちいねえさまがいったのよ」

 

 ルイズは優しい姉と語らう時のような、気持ちで話せたし。

 

「なるほどな」

 

 ラインハルトもまた、彼自身気づいてはいなかったが、その笑はいつもより深く、また柔らかなものだった。

 

 

 

 ■

 

 

 

 気付けばいつもの起床時刻を過ぎていた。

 

「着替えるから席を外して頂戴」

 

 寝間着のルイズはそう言うと、ラインハルトを部屋の外に追い出した。着替えを手伝ってもらおうかとも思ったが、彼に相応しい主になると決めたのだ。

 

 それは自分で出来ることは出来る限りしようという彼女なりの向上心であり、肌を見せるのは恥ずかしいと言う年頃の乙女らしい純情な理由でもあり。

 

「…………」

 

 寝間着を脱いだルイズは、自分の身体をぺたぺたと触り始めた。

 

 胸の膨らみは山というより丘、こぶりなお尻、骨ばったとはいかないが、全体的に肉付きも薄いし、あと小柄。

 

 これで十六歳というには少々貧相――いやいや控えめな自分の身体を見て、小さく嘆息。

 

「ラインハルトって、どんな女性がタイプなのかしら……」

 

 恋愛感情を籠めた言葉ではなく、単純な疑問。あれほどの男なのだ。女性にはさぞモテたであろうことは容易に想像出来る。

 

 恋人はいたのだろうか。家族の話は聞いたが、そっち方面のことは話題にでなかった。とはいえ、いたとは思う。

 

 ……思うが、彼が女性と付き合っている様というのは中々に想像し辛い。

 

「……どちらかと寄って来る感じよね」

 

 例えば砂糖に群がる蟻とか。

 

 例えば花に群がる蜜蜂とか。

 

 例えば……そう人間で例えるならキュルケとか――ッ!?

 

「しまった……!」

 

 悪友、腐れ縁、生涯の敵。そんな言葉で言い表せる関係に女生徒の事を思い出して、ルイズはラインハルトを外に出した己の不覚を悟った。

 

 あの女がラインハルトを放っておくわけがない。間違いなく寄ってくる。その前に注意しておかないと大変なことになる!

 

 歯が浮くどころか溶けそうな発言を素面で連発するラインハルトのことだ。下手に歯車が噛み合ったら大惨事になるのは確実だ。主にルイズの精神面が。

 

「ラインハルトッ!」

 

急いで着替えたルイズは己の使い魔の名前を呼びながら自室のドアを開け――

 

「早い着替えだな」

 

 扉の前で立つラインハルトを見てホッと一息――して下を見て吹き出した。

 

「キュ、キュ、キュルケ!? ちょっとあんた何してるのッ!?」

 

 ラインハルトの足元には、崩れ落ちるように腰を床につけている悪友がいた。いつも色香を振りまいていたが、今日は格段と凄まじい。例えはアレだが、まるで発情した牝のようだ。

 

「…………」

 

 ルイズに名前を呼ばれても、キュルケは一向に反応を返さない。ただ瞳を濡らして、ラインハルトをずっと見つめている。

 

「……あ~もうッ!」

 

 ルイズは頭を抱えて叫んだ。

 

 なにがあったかはよくわからないが。

 

 なにかあったことだけは、よぉく分かった。




 ラインハルトとルイズ。深読みすれば以外と共通点は多いこの二人。

 ルイズは一日で随分と意識革命起こしてますが、ラインハルト相手にゆっくりしていたら一生追いつけなくなるので、彼に関わった人たちは一生休憩なしの全力フルマラソンしてもらいましょうか。
 ……ルサルカ化しそうだなー、ルイズ。
 ザミエルなルサルカ……これで行こうかな。

 引き続きルイズなんか不安定になって面倒いキャラになってますが、そろそろ安定するかと。
 ちょっと原作読み返してくる。
 
 この作品の一番の難所がどこかというと、現状はキュルケである。
 ラインハルトに対する反応って言えば威圧された云々ですが、キュルケの場合はもう『愛』が熱烈に関わってくるんですよ。獣殿も『愛』に生きる人ですし。

 キュルケなー。一度完全にぶっ壊すか、それとも壊れずにするかで書きながら迷っている。あぁもうどうしよう。この子をどうにかしないと続きが書けない……
 読者の皆さん、なんかいい案ある?
 
 ー―という、露骨な返信催促。いやほんと、感想あるとやる気起きるね、うん。作家さんが読書感想が執筆の最大燃料って言ってたのがよくわかるわ。


 作者は基本、終点以外決めてないので、「こうだったらいいなー」という発言はわりと嬉しいです。全て回収するとか言うつもりは毛頭ありませんが、使えると思ったネタは拾います。それをどう料理するかは教えないけどー♪

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