絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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閑話?


五五〇話

???:

 

 

我等が主様は、神崎大悟が無印と呼んでいる時代に行った。

その時代、高町なのはが魔法の力を得て魔法少女となり活躍して行く訳だが……我等が主様は、『面倒臭い』という理由でフレールくんを使いジュエルシードの位置を確認し回収。

 

回収したジュエルシードは封印し、見た目と内包するエネルギーを同一とした模造品をバラ撒いた。魔法少女達や転生者は、その模造品を巡って戦闘を繰り返す事になる。

因みに、その疑似ジュエルシードには空間に干渉する力は無くてただ人の願いを歪んだ形で叶えるというだけの代物。

 

そこだけは、かなり力を入れて作っていたので紛うことなきジュエルシードの様なモノだ。しかし、その歪み方が『もふもふ』とか『ファンシー』方面に極振りになっている辺り『流石』としか言い様がない。流石、我等が主様である。『完全に趣味に走りましたよね?』と聞けば、主様は気まずそうに目を逸らされるだろうし、話を振っても変えて来るので確信犯だとわかっている。

 

しかも、ツッコミを入れると拗ねられるのでわかっていても聞かないのが我等がルール。例え、どれだけ鬼畜な(原作人物達にとって)方向性でもそこは主様クオリティという事で生暖かく見守る所存である。

 

とりあえず、高町なのはとフェイト・テスタロッサの戦闘中に気配を消してジュエルシードを回収するのは止めて上げて下さい。そりゃ、主様が作ったモノだとしても所有権は勝者のモノなのでは?と思いつつも何も聞かずに放置。

 

そこへ割り込んで来るのは、幼い少女達に己の勇姿を見せたい転生者達。ま、主様に瞬殺される所までがパターン化しているけど。というか、勝てないとわかっているのなら努力して強くなれば良いだけなのに何故神特典に胡座をかく?

 

コイツも、その内の一人で主様の邪魔をしてくる割にはサクッとブチのめされて地に落ちた。その後、落ちた馬鹿を追い詰める様に主様が馬鹿の頭を踏んで『雑魚……』と呟いていらっしゃられたけど。

 

挑発ですか?嘲りですか?

でも、それ以前の問題ですよね?

 

弱いと言われて、悔しげに憎悪の視線を向けられるよりも神から与えられた特典を完全にコントロールできる様に努力されたらどうですか?中途半端にコントロールするモノだから、本来の出力が出せ切っていませんよ?

 

まあ、それだけでも十分圧倒的な力なんでしょうけど。

 

ぶっちゃけ、彼らの『本気』は目を覆いたくなる様なモノでした。もちろん、『悪い意味で』ですよ?魔力操作は、稚拙な代物で荒く適当。デバイスが、それを何とか形にしてくれているお陰で発動はしていますがそれだけ。

 

アレ、デバイスが無ければ使い物になりませんでしたよね?なんで、使い物にならないモノを得ようとするのか訳がわかりません。

 

アニメや動画を見て、憧れるのは構いませんが身の丈に合ったものにした方が後々面倒が無くて良いですよ?まあ、ウチの主様に世界を歪める要因としてサクッと消されるんですけど。

 

その後も、順当?に物語は進んで行って高町なのはとフェイト・テスタロッサの一騎打ち。知恵と戦術…最後の切り札。とか言ってますが、そんなモノは絶大な力の前には無力。一瞬で、塗り替えられます。

 

例え、どれだけ状況的に勝っていても能力の差が物を言う事は多々あります。特に、あの【組織】ではそれが顕著でした。ええ、とても顕著です。負け確定の戦闘で、我等が主様が《ルール・ブレイカー》で盤面をひっくり返すなんて多々ありましたからね。能力的には、絶対的に負けていますけど。

 

《ルール・ブレイカー》は、そんな状況ですらもひっくり返す【特殊技法】ー主様以外、修得できませんでしたがーなので主様の能力は中の下のままです。

 

稀に、ランク詐欺とか言われるヤツですね!

でも、魔力的な能力鑑定では中の下にしかならないんですよ?

 

それ以外を含めると、それなりの上位に入りますが……【組織】では、魔力的な能力を主としているので総合的な能力はまた別口扱いになるのです。それに、肉体的能力なんて《身体強化》スキルで幾らでも上昇させられますから余り意味は無いとされています。近年では、魔力を封じて身体能力を測ったりもする様ですが余り重要視されません。ぶっちゃけ、身体能力は魔力持ちにとってはオマケ程度の扱いになっています。

 

まあ、魔力だけじゃなかったりするんですけどね?神力とか、法力とか、別のエネルギーを主とする能力者も居ますので、内包するエネルギーが高い程上位者という認識が【組織】には蔓延って居るのです。

 

とりあえず、我等が主様の評価は余り変わりませんので話は依頼の方に戻しましょう。戦況も、大分変わりましたからね。ええ、物語は順当に進み。今は、プレシア・テスタロッサがジュエルシードを全部奪い取ろうと横槍を入れて来た所です。

 

まあ、我等が主様に邪魔されて一個も得られなかったみたいですけど。というか、唐突に第三の勢力が出て来たら驚きますよねぇ?しかも、ジュエルシードを奪って逃走とか鬼畜過ぎると思われます。このっ、鬼!悪魔!人でなしぃ!と罵ってみたりw。

 

でも、次元震を起こさせない為にはコレが一番良い方法だったりします。例え、膨大な魔力を暴走させた所で次元に歪みができる事はありませんから。

 

そりゃ、主様や【組織】の化け物共なら歪み所か穴を開ける事は容易い事ではありますよ?しかし、そんな意味の無い事をする馬鹿はそうそう居ません。穴を開けた所で、目的が無ければどうにもなりませんし…最悪、次元の間にいる概念モンスターがヒョッコリ現れるやも知れません。

 

中でも、厄介なヤツは液状生物とか虫系辺りですが……そんなモンが出て来た場合は、宇宙存続の危機となります。というか、昔にあったとされる次元断層はかなりヤバい状況だったのでは?

 

下手に、概念モンスターに見つかったら……というか、アレに知性は無いので【近くにソレラが存在していたら】既に幾つかの次元が漆黒の闇に呑まれていたかも知れません。古代ベルカも、そんな化け物に呑まれた可能性がありますが……既に、誰かが対応しているでしょう。

 

兎に角、次元に穴を開けるのがどれだけ無駄で無謀な行為なのか……良く理解していただけたかと思います。ああいう行為は、本当に何の生産性も無いので止めて頂きたいのですが……時として、人間の中にはあちら側に希望を見出す方々がいらっしゃるので困ります。

 

下手に、『こんにちは』をしたら世界を巻き込む大惨事になるというのに……皆さん、今居る場所以外に希望を見出されるのは構いませんが他の方々までも巻き込んで自爆するのは止めて頂きたい。

 

例え、どれ程の憎しみを他人に抱いていても全人類を巻き添えにされるのだけは避けて下さい。でないと、我々の様な存在が人類の心をへし折りに向かう事になります。

 

決して、届く事の無い化け物が来たらどうするつもりですか?如何なる方法を持ってしても、自分達の組織に引き込む事はできませんよ?

 

なんせ、我々は『悪』ですから。

『正義』を名乗る『悪』を討伐(タオ)す為に、全てを投げ捨てて『悪』の道に突き進んだ怪物達です。

 

ぶっちゃけ、価値観が違い過ぎます。【弱きを助け強きを挫く】のは、同じなんでしょうけど……その為に、守るべき【法】を守らないのが我々です。

 

ま、元より我らの世界に公平な法なんてどこにもありませんでしたけど。【法】を作る者達が、『自分さえ良ければそれで良い』を地で行っていたので致し方無かった訳です。

 

そんなこんなで、【法】を遵守する時空管理局やソレに則って動くクロノ・ハラオウン・八神はやて等とは相性が悪いんです。それでも、相対しようとする我らが主様は恐ろしい人です。

 

いえ、鬼で悪魔な人で無しでした。こんな事を面と向かって言ったら、周囲を囲む他の使い魔達にボッコボコにされてしまいますが…まあ、主様の使い魔である以上致し方ない事です。創造神たる主様に、文句は言えません。

 

それでは、無印の結末を語って行きましょう。

 

横槍を入れて、ジュエルシードを奪われたプレシア・テスタロッサは発狂。狂った様に、電撃を乱射して暴走を始めましたが直ぐに沈静化。

 

何故なら、我らが主様が『アルハザードに辿り着いてもアリシア・テスタロッサは蘇らない。理由は、肉体から弾き出された魂(精神)がミッドチルダに残っているから』等とプレシア・テスタロッサに断言したからである。

 

それを聞いて、プレシア・テスタロッサは愕然とし崩れ落ちてしまった。更に、我らが主様は死者蘇生に関する話をプレシア・テスタロッサに聞かせて戦意を喪失させてしまう。心身喪失状態になったプレシア・テスタロッサは、敢え無く時空管理局の隊員達に確保されて、保管されていたアリシア・テスタロッサは……我らが主様が確保されていた。死者蘇生でもするのかと思っていたら、何故かアリシア・テスタロッサのクローン体を精製。

 

そして、どこからともなく取り出した魂をソレに突っ込んで目覚めさせた主様。ソレを連れて、リンディ・ハラオウンの目の前に転移したと思えばサッサと複製したアリシア・テスタロッサを引き渡してしまうんだから頭おかしいとしか言い様がない。

 

その後、そのアリシア・テスタロッサがオリジナルと違うクローンである事を明かしプレシア・テスタロッサに会わせる様にと告げた。プレシア・テスタロッサには、既に通達済みだと告げて主様は消える。

 

一瞬、言い逃げかよ!?と思ってしまった。

 

でも、プレシア・テスタロッサは現れたアリシア・テスタロッサに嫌悪感は示さずただ困惑している様だ。というか、第一声に『妹は?』は止めて上げて下さい。鬼畜にも、程があります。その後、プレシア・テスタロッサはアリシア・テスタロッサとの約束を思い出しフェイト・テスタロッサを紹介してたけれど。

 

そして、フェイト・テスタロッサにした仕打ちを我らが主様に暴露されてあたふた。アリシア・テスタロッサの『大嫌い!』の発言にプレシア・テスタロッサ轟沈。

 

吐血して、真っ白に燃え尽きていたので少し笑いました。いや、流石鬼で悪魔な人で無しさんな主様です。良くぞ、その一言を引き出せたものだ!と感心しました。

 

まあ、プレシア・テスタロッサを轟沈して直ぐ闇の書を回収しに行ったのはビックリでしたけど。

 

そして、まだ目覚めてもいない闇の書に無理やりハッキングして中身を上書きし始めた時はまた無茶な事を…と思いましたが、サックリ夜天の書へ戻していたのには目を瞠りました。というか、ナーガ?

 

下半身が、蛇の女の子と管制人格及び守護騎士を呼び出して八神はやてに押し付けた辺りがエグい。つーか、何やってんですか!?と聞けば「ナハトヴァールに新たな意義を」とか何とか言ってたので計画的犯行の模様。これは、八神はやてを殺そうと目論んで居る方々への牽制ですかね?

 

とりあえず、ウチの主様が鬼畜なのはいつもの事なので見て見ぬふりをする事になりました。というか、見て見ぬふりしかできなかったと言いますか……そんな感じです。全く、酷い話ですよ。根底から、話をひっくり返すんですから……付き合わせられる我らの身にもなって欲しいです。

 

まあ、我々は何もしていませんけど。

多分、これから後始末に奔走させられますから同じ事です。それが終われば、第三十八分隊の我々はお休みです。休暇なんです!次は、第三十九分隊が主様のフォローに回るんです。そうすれば、我々は神崎大悟が居る秘密基地でマッタリする事が許されます!先に、ソレを受けた使い魔達が絶賛する神崎大悟の労いが受けられるんです!長かった……とても、長く感じた。でも、後少しなので気を引き締めてお仕事を頑張らせて頂きます!!

そうすれば、神崎大悟の至高の指を体感できるんです!

とても、楽しみにさせて頂いてます!目指せ、秘密基地休暇!!この後は、次の物語が始まるまでマッタリとした日々という名のフォロー三昧な日々を過ごして交代です。

 

ここで、気を緩めると追加のお仕事が発生したりするのでキッチリやらせて頂きます。気も抜きません。ドジを踏んだ馬鹿は、追加のお仕事に奔走してて下さい。なんでしたら、その次の仕事もやってくれて良いんですよ?我々は、神崎大悟の至高たる指先に癒やされますので安心して下さい。とか、今後の展開に想いを馳せていると何やらおかしな事を始めている使い魔がいた。

 

ハテナ?と思ってたら、ソイツらは事もあろうに追加が発生しそうな事をやっていた。慌てて、ソレを止める為に走り始めたけれど間に合わない。

 

残業、嫌だああぁァァ!!

 

 

 

 

……………………。

 

 

 

 

残業さん、いらっしゃ〜い!!

ああ、私達の休暇が……(´;ω;`)ブワッ。

こんな事になるなら、奴らを動けない様にしておくべきでした。

 

ついでに言うと、闇の書爆弾が完成してしまいました。

 

しかも、量産型です。

メッチャ、いっぱいです!!

 

ぶっちゃけると、暴走するナハトヴァール爆弾が量産されてそれを起動させる為の魔力を集めるお仕事が確定しました!

 

要は、原作の一部を再現する為に暴走するナハトヴァールを高町なのは達に倒させよう!という計画がスタートしました。つまり、八神はやてを殺そうとする勢力を黙らせた上に高町なのは達の友情を深めよう!って策戦ですね!

 

そのついでに、夜天の書と闇の書が別物だっていう物的証拠とする模様。その為に、無限書庫にコッソリ忍び込んで情報を書き換えてしまえとか言われました。

 

恐ろしい事に、ユーノ・スクライアが無限書庫に到達する前にとか……ふざけんなっ!!時間が無いっていうのに……更に、時間を短縮するとか主様は鬼だ!!悪魔だ!!このっ、人でなしいぃぃぃ(泣)!!

 

『『『『チクショオオオオウウウゥゥゥゥゥ!!』』』』

 

第三十八分隊の恨み節が木霊する。みんな、残業確定がそれ程嫌だったのだろうけど。他の方々に聞かれたらメッチャ睨まれるんで『シィー!』ですよ?『シィー!!』。

 

そのまま、ササッと集まって時空管理局の無限書庫に転移。フレールくんをバラ撒いて、自分達も大量で乱雑に置かれている書物に齧り付いた。どれだけの数、闇の書に関する情報があるかわからないけど……一片の欠片すら残さずに、全部書き換えて置かないと後々面倒な話になってしまう。

 

とりあえず、闇の書と夜天の書が同一の存在である事がわかる情報が出て来なければ良いのならソレラを盗んで燃やせば良いのだろうけど……ソレは、許可されて無いのでサクッと情報の内容を歪めてしまう事とした。

 

要は、その書物に使用されている文字に使われるインクの形を変化させれば良い訳だ。基本的に、書物ってのは紙と文字によって構築されているだろう?しかも、年代によってそれらが同一で無ければ改竄されたとバレてしまう。

 

なら、それらを構築している要素の一部を使って内容を変化させてやれば良い。最も簡単なのが、文字を構築しているインクで書かれたソレを別の文字に置き換えてしまえば良いって事だ。

 

それも、ちゃんとした論理となる様に……そんな訳で、第三十九分隊にも声を掛けて文章を考えて貰う事となった。まさか、こんな事で出動命令が来るとは思っていなかった彼らは困惑しつつも頭を悩ませている。

 

ぶっちゃけ、身体を動かしている方が楽な気もしないでも無いんだけど……必要とあれば、頭脳戦をも出来る様にと専門職が組み込まれていたのが幸いとなる。というか、第三十八分隊の頭脳派と第三十九分隊の頭脳派が集まって『あーでもないこーでもない……』と頭を抱えている姿は、同情の念をや可哀想な視線を向けられるに値する姿だった。だって、一番苦労する人達だからね?

 

それに加えて、今は文章の構成をどうするかで頭を抱えているって言うんだから酷い話である。とりあえず、依頼通り一通りの情報を集めて送ったけれど……時間がないんじゃないかな?あ、フルダイブシステムを使う使い魔まで出て来てしまった。何人かが、『小部屋』の使用を主様に求めた模様。

 

『小部屋』の加速倍率って、業務用だと128倍だったっけ?

最大、256倍が限度でそれ以上は違法物になるって話だったけれど……128倍を使うらしい。とりあえず、使い始めて30分程で再構築された文章が送られて来た。

 

なので、時代別に書物の構成を変化させる。

内容も、ちゃんとその時代に合った文と其々の世界の文字で構築されているっていうんだから凄い!流石、頭脳派の使い魔達である。まあ、内容の再構築にはネットを通じて【組織】の技術班も関わっているんだろうけど。

 

それでも、人海戦術を用いればこんな短時間でここまでの事が出来るんだから素晴らしい!!まあ、だからと言って毎回残業を増やされても困るんですけどね?

 

何はともあれ、全ての書物の改竄に数日掛かりましてユーノ・スクライアが時空管理局……しいては、無限書庫に到達する前に何とか間に合わせる事に成功しました!!

 

いやー、大変だった。

大変だったけど、これで、休暇に入れるぅ〜!とか思ってたら、闇の書を起動させる為の魔力を集めて来いとか言われたんですけど!?しかも、夜天の書の守護騎士に鉢合わせしない程度に暴れて来いとか……鬼畜ですか!?

 

これが、残業に次ぐ残業というヤツですか!?

マジで、これが最後ですからね!?

次は、ボイコットしますからっ!!

 

そんな訳で、残業に次ぐ残業が開始されるのてした。

とりあえず、頭脳派の方々は役に立たないので先に休暇へと入り……我々、実働部隊が魔力集めに奔走する事となりました。

 

まあ、文章を考えるよりも肉体労働してた方が楽なのは間違いないので致し方ないとは言え……これ以上、労いの会をお預けされたらストライキも視野に入れねばなりません。そう、仲間達と血の涙を流しつつ主様を睨み付けて魔力集めに行って見れば……別の猫?使い魔を見かける様になりました。

 

アレが、八神はやてを殺そうと暗躍している奴らですか?一応、魔力集めに奔走している存在が闇の書関係の存在である様に見せかける為に守護騎士と同じ姿――顔は違う――で活動していますが……アレと共闘しろと?ハハハ、そんな事する訳がありません。容赦なく、闇の書の糧にさせて頂きますとも!そういう訳で、サクッと二体を倒した我らはアッサリ魔力を奪ってポイしました。

 

いやー、美味しかったですね?

その後も、並み居る敵を排除しつつ魔力集めをして……何故か、クロノ・ハラオウンに遭遇。まあ、我らの敵でも無いのでサクッと倒して魔力を蒐集しましたよ?

 

そしたら、その数日後……高町なのはとフェイト・テスタロッサが目の前に。ついでに、その取り巻きが何体か居ましたが美味しく糧とさせて頂きました。

 

いやー、かなりのページ数になりましたね?

美味美味でした。

 

因みに、原作の守護騎士達と管制人格&ナハトヴァールは平穏な時間を過ごしています。家族が増えて、少し忙しくはなったものの……段々、歩ける様になって八神はやては幸せそうでした。まあ、闇の書―原因―が無ければ幸せになれる少女です。このまま、平穏な時間を過ごして貰って闇の書とは違うのだと理解して頂きましょう!

 

とりあえず、八神はやてを殺そうとする勢力は彼女らと我々が同一の時間帯に同時に存在している事に困惑している模様。しかも、見慣れぬナハトヴァールの姿―下半身蛇―にドン引きしつつも監視を続行しているみたい。

 

まあ、彼女達が動く事は無いので原作よりも弱くなってしまうだろうけど…そんな事は、お構いなしの我らが主様。更に言えば、割増分の魔力を集めねばならない我らはとても大変です。何故、割増分なんてモノがあるのかというと蒐集した魔力の一部が闇の書を通じて夜天の書にも流れているから……としか言い様がない。なんで、そんな事になっているかと言うと主様がそうしたからです。

 

ぶっちゃけると、我々が闇の書に八割の魔力を蒐集したとすると……その内、二割の魔力が夜天の書に流れている計算ですかねぇ?お陰で、闇の書の魔力を十割とした場合……四割の魔力が、夜天の書に流れる様になっているそうです。まさか、そんなギミックが隠されていたとか思いもしませんでした。

 

とりあえず、我々はもっとたくさんの魔力を蒐集せねばならないのはわかりましたので、膨大な魔力を持つ転生者を探して蒐集を進めて行きましょうか?

 

そんな感じで、フレールくんが見付けた転生者の魔力を蒐集すれば時空管理局の戦力が強化されて行くのですが……どうしたものか。というか、転生者達の焦りっぷりとヒロインが少ない弊害が転生者達の闘争心に火を付けてしまった。

 

結果、高町なのは達の行動を阻害して動けなくするという馬鹿っぷりを発揮。クロノやリンディに、メチャクチャ叱られる場面が増えて来た辺りで転生者の一人が闇の書の主を暴露しちゃった。でも、調べてみれば管制人格や守護騎士に加えてナハトヴァールなんて美少女?も居て混乱するはめになる。

 

しかも、彼女達と居る間にも我々は活動している訳で……闇の書と関係ないのでは?なんて話にもなっていた。

馬鹿だ、馬鹿だとは思っていたけど……どう、収集する気なのかちょっと様子を見ていましょうかねぇ?

 

 

 

 

 




閑話です!語り部は、使い魔の一人。脳筋さんだけど、言葉使いが柔らかいヤツを使いました。後は、台詞が無いので、ちょっと読みやすい様に分け分けしました。つか、台詞が一個だけとか中々難儀なモノでしたねwww。

ある意味、ダイジェストっぽく報告書?っぽく仕上げましたが面白かったですか?最後は、残業に次ぐ残業で使い魔が壊れかかっていますが気にしないで下さい。ブラックだと良くある事です。まあ、みなさんも経験はあると思いますが……(視線逸し)。楽しんで頂ければ幸いです。

誤字・方言あれば報告をお願いします。
m(_ _)m

感想もあれば、お願いします!
いつも、読んでくれてありがとうございます。

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