絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~   作:葉月華杏

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再登場。


一六八話

レン・K・ヴォルフラム

 

 

 

俺様の名は、レン・K・ヴォルフラム。

ミッドチルダに在住する、至上最高の転生者にして史上最強の魔導師だ。更に言えば、超が付くイケメンでもある。

そう、『超』が付くイ!ケ!メ!ン!である!!

とても大事な事なので、しっかり二度言いました!

年齢は、原作主人公の高町なのはより二歳程上で11歳。

時空管理局・本局に所属する、正規管理局員だ!

余りにも優秀なので、4・5年分程飛びっ級をして9歳で管理局に入隊した。超!超!超!エリートな魔導師様だ。

階級は、まだ少し低いけれど……階級なんて、戦果を上げて行けばすぐに上がって行くので問題ない。ってか、上げてない。何故、階級を上げないのかというと武装隊に所属してアースラに搭乗する為である。今、階級を上げてしまうとアースラの武装隊に所属出来なくなってしまうだろう?『主人公』である俺が、原作の舞台である地球に行けn……向かわないなんてあり得ない。そう、あり得ないんだ!

だから、ワザと階級を上げない様にしつつ地球へ行く切符を得る為に今は武装隊で燻っているって訳だ。

そして俺は今、時空管理局でとある試験を受けていた。

これに合格すれば、俺は晴れて次元航行艦アースラの武装隊員としてアースラに乗り込み地球へと至る切符を手に入れる事が出来る。地球へ行ける様になれば、原作娘達と接触し……あわよくば、原作の誰かと恋人関係になれるかも知れない。一期は、俺の勘違いで逃してしまったが……二期は、まだ余裕があるので間に合うはずだ。

つーか、『主人公』である俺を抜いたままでハッピーエンドなんてあり得ない。フェイトには、悪い事をしてしまったが……はやては、俺が救って見せる。クックックッ……もしくは、リインフォースを失い悲しみに暮れるはやてを慰めそのままシッポリ良い関係に……(妄想中)。

 

「グフフフフ…………」

 

思い返せば、この世に生を受ける前……世界を管理している神様に、うっかりで俺の存在書類をシュレッダーに掛けられてしまった事まで遡る。

気が付けば白銀の世界で、神様とおぼしき人物に土下座されて……御詫びとして、俺の望む転生をさせてくれると説明された時から。俺は、転生させてくれるならと【魔法少女リリカルなのは】の世界を望んだ。

何故なら、【リリなの】は生涯で一番好きなアニメだったから。俺は良く原作人物達と共に、空を飛べたらどれ程楽しいだろうかと何度も夢想した。

だから、【魔法少女リリカルなのは】の世界を選んだ。

すると、ただ特定の世界に送るだけではまだ謝罪の意味が足りないからと神様は特典として三つまでなら特殊な能力を与えてくれると言い……俺は迷わず三つの特典を選んだ。

俺が貰った神様特典は……一つ目。魔法のある世界だから、当然『高い魔力(魔力ランクSSS)』。これは、譲れない!

二つ目に、『天武の才』。

少しの努力で、達人に成れる才能。

そして、転生モノの定番!原作人物達による、ハーレムを作る為に必要な魅了系特典、『ニコポ・ナデポ』。

以上、三つの特典を得て俺はこの世界に降り立った。

高い魔力を望んだのは、定番の『チート』だったからだ。

特に管理局は、力こそ全てって訳じゃないけど……高い魔力を持つ者を優先的に評価する組織なのでそれを望んだ。

やはり、魔法のある世界では『魔力チート』は基本中の基本だよな!特に【リリなの】の世界では。それに、魔力が高い方が原作人物達と関わり合いになりやすい。彼女達も高魔力保持者だし、そういう共通性もあった方が話しやすいだろうし仲良く成りやすいと考えられたからだ。

『天武の才』は、元々の俺に才能が無かったので得た特典だ。何の才能も持たない者が、根性で補って自らをイジメ抜き強くなるなんて常識的に言って無理がある。

『面倒』って事もあるけど、現代っ子がそれをヤり切るにはちょっと時代的に無理だと思われた。別に、俺がそれをヤりたくないって訳じゃねぇよ?ただ、無茶をする子供を見て何も言わない親や大人がいないはずがないからだ。

管理局の局員なんか、特に世話好きな上に問題を起こす子供に無理矢理にでも関わって来そうだから。

それに……ちゃんと、戦闘系技能を努力で大成させた様に見せる方が周囲の目を誤魔化しやすい。当然、努力する者に対する原作人物達の心象も変わってくるだろうし、尊敬も得られて一石二鳥だ。上手く立ち回れば、原作人物達の好感度もうなぎ登りなのは間違いない!

そこを、《ニコポ・ナデポ》でハートをGET。

他の娘達も、運が良ければ彼女達の危機に立ち会う事もあるだろうから、カッコ良く現れてなにも告げずに去り後に再会して愛を育むっていうのも有りだろう。

武装隊で……共闘任務で……戦う俺の姿を見せ、彼女達の好感度を上げつつさりげなく《ニコポ・ナデポ》で彼女達の心を鷲掴み。ネット小説で出てくる様な、踏み台達のみたいな無様なマネはしない。現在の魅力ならば、原作人物達のハートをガッシリ掴んで俺だけの……俺の為の『ハーレム』を築き上げる事が可能だ。特にフェイトは、最初の恋人……攻略対象としては申し分ない。

今なら、プレシアを失った悲しみから取り入り易いはず!

もうすぐ、アースラも地球から帰って来るからその時にでもフェイトに接触して恋人フラグを建てる予定。

フェイトは、生前から俺の一番のお気に入りだったし……いや、俺の“嫁”と称しても良い。

最初に落とすなら、まずは彼女からと心に決めていた。

そして、彼女を中心に添えて高町なのはを攻略。

その後、守護騎士達を懐柔してはやてを俺様ハーレムの末席に加えて……ゆくゆくは、守護騎士達もハーレムに。

すずかとアリサは、三人娘を籠絡してからゆっくりジックリと料理すれば良い。

さあ、早く時空管理局に来い。

フェイト・テスタロッサ……俺が、君の初めてになってやる!そう、初めての男に。

 

「クックックッ……」

 

 

 

…………………………………………

 

 

 

…………………………

 

 

 

…………。

 

 

 

「…………話が、違うっ!!」

 

アースラが戻ってきたと聞いて、喜び勇んでフェイトを出迎えに行ったらフェイトの姿はなく……代わりに、おかしな報告書と記録映像が提出された。

俺は、何が起こっているのかわからないまま、アースラから提出された報告書と記録映像を確認する。

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………なんだ?これは……」

 

そこに映っていたのは、プレシア・テスタロッサと高町なのは。そして、俺の嫁であるフェイト・テスタロッサと映像の端に映った見た事のない黒髪の少女。

流れる『それ』は、俺の知る【リリなの】とは完全に異なる物語が展開されていた。

大まかに説明すると、次元航行船の事故でジュエルシードが第97管理外世界にバラ撒かれ、発掘者であるユーノ・スクライアが許可を得ずにそれの回収へと向かう。

だが、魔力結合不合症でユーノ・スクライアは本来の力を出せずに現地の魔導師に協力を求めた。

ユーノ・スクライアの呼び掛けに、『高町なのは』という少女がユーノ・スクライアの持っていたデバイスを借り受けて魔法少女へと変身。少女は、初めての戦闘にも関わらずジュエルシードの暴走思念体を封印する。

ここまでは、良い。ここまでは、問題なく俺の知る【リリなの】だ。しかし、この後から俺の知る原作とは全く異なる物語へとシフトして行く。

報告書では、ジュエルシードとは別件で一人の大魔導師が地球に隠れ住んでいた所から始まる。それが、病に犯された大魔導師プレシア・テスタロッサであり、本来なら事件の黒幕的存在なはずなのに……この報告書及び、画像にはジュエルシード回収の協力者とある。

そして、俺の嫁こと……フェイト・テスタロッサは、病に犯された大魔導師プレシア・テスタロッサの娘で病で動けない彼女の代わりにジュエルシードを集め……途中から、高町なのはと協力して集めたとあった。

多分、これは誰かが作った偽りの報告書。きっと、地球にも転生者がいたと思われる。クソォ!本当に俺は、出遅れているらしい。だが、まあ問題はないだろう。

最後に笑うのは、この俺だ!

順調に思えたジュエルシードの回収は、とある強大な存在に引き裂かれる事になる。

 

「ああ……やっぱりな……」

 

嘗て、大魔導師プレシア・テスタロッサが研究していた【プロジェクトFate】という負の遺産……『愛する愛娘を蘇らせる』という、壮大な妄執に取り憑かれていた頃の黒歴史が強襲して来たのだ。目的は、ジュエルシードを使って次元を引き裂きその先にあるというアルハザードへと至る為。そして、アルハザードの秘術を使って愛娘『アリシア』を蘇らせるのがクローンの目的だった。

『クローン』は、ジュエルシードを奪おうと様々な手段を用いて来る。例えば、フェイト・テスタロッサを誘拐し【プロジェクトFate】技術の一つ『記憶の転写技術』を使い洗脳して高町なのはと戦わせたり、全盛期だった頃の自分(7歳くらい)をプロジェクトFateで造り出しぶつけてみたりとヤりたい放題。成る程、黒髪の少女はプレシアのクローンだった訳か……考えたな。

結局は、高町なのはに全ての策を撃ち破られて『死者蘇生』という妄執に取り憑かれたままのクローンは、オリジナルと対決する事になる。オリジナルは、決死の覚悟で病に犯された身体を引き摺って参戦。

何故なら、クローンはオリジナルから奪い取った愛娘『アリシア・テスタロッサ』の遺体を生態維持ポットに入れた状態で人質として使って来たからだ。

このクローンは、大魔導師プレシア・テスタロッサ本人が病に犯される自分の代わりに研究を継続させる為に生み出した存在で……当然、プレシア・テスタロッサの記憶も引き継いでいて『アリシア・テスタロッサ』を蘇生する為にずっと研究を継続していた……と『思われる』とあった。

そこら辺は、予測なんだな。上手い物語展開だ。

 

「中々、策士だな……」

 

生み出されたクローンは、どういう理由かは不明だがオリジナルに反旗を翻し、愛娘『アリシア・テスタロッサ』の遺体と共に行方不明になっていた。もしかすると、『母の愛』がそうさせたのかもしれない……と憶測が、書かれているがそういう部分をあやふやにするとは良くヤる。

この報告書を作った奴は、そこら辺の心理事情を上手く活用出来る奴だ。だが、俺には通用しない。しかし、その場に居なかった俺にそれを指摘する権限はない。

 

「チッ……クソォッ!本当に、出だしを失敗した……」

 

プレシア・テスタロッサは、愛娘を奪われた事で研究そのモノを断念し、失意の中で研究資料が犯罪に悪用される事を恐れ、次元航行システム登載型の虚住居・『時の庭園』内に資料と研究施設を封印。共に、次元の海へと放棄。

オリジナルは、近くにあった管理外世界へ使い魔リニスと愛娘のクローンであるフェイトと共に移住。

その後、限界を迎え病に倒れその地で身体の療養をしていたそうだ。だが、今回のジュエルシード騒動で『時の庭園』をクローンが後に回収し『アリシア・テスタロッサ』蘇生秘術の研究の為に活用していた事がわかり、オリジナルは『時の庭園』を破壊し思いでの地を失う事を覚悟する。

そして、オリジナル含む高町なのは達が『時の庭園』へ殴り込み乱戦の末にアリシア・テスタロッサの遺体を奪い返し……激怒したクローンは、ジュエルシードを暴走させて何もかもを道連れに次元断層を引き起こそうとしたらしい。

次元断層は何とか免れたが、今回の事件で幾つかのジュエルシードと共にオリジナルとクローンが虚数空間の闇へと沈んで行ったのだという。

 

「うわぁ……ここは、原作に沿った流れにするのか。中々、上手いやり方をする。残されたフェイトは、犯罪者に該当しないし……プレシアも罪に問われない。若いクローンも、洗脳されていたって言っても妨害程度で目立った犯歴はなしだし……こりゃ、無罪放免で手も足も出ない……」

 

余りに原作から、かけ離れた物語展開に俺は呆れを通り越して感心するばかりである。報告書の方も似た様なモノだった。だが、記録映像以上のモノは無い様に思えたが……粗を探せば色々おかしな所がチラホラと見付かる。

だがそれは、【リリなの】の原作を知っているという大前提があってこそのモノで、この世界の住人にはわからないものでしな亡いのだ。手の打ち様がない状況に、俺はイライラするだけであった。

まず、最初におかしかったのは高町なのはについて。

高町なのはが、友人宅(すずかの家だろう)へ遊びに行った際にジュエルシードの反応を得てフェイト・テスタロッサと初めて対峙したそうだ。なのに何故、初めての対人戦で勝利を納めフェイト・テスタロッサを保護したとある。

しかも、高町なのはが積極的にフェイト・テスタロッサに話し掛けて自己紹介をし、なおかつ名前を聞き出したという事になっているのだからおかしいとしか言い様がない。

勝利したというなら、勝利者権限で名前を聞き出せば良い。最も簡単で、効率的な方法だろう。

それに、本来ならこの戦闘で高町なのはは負けてジュエルシードをフェイトに奪われてなければおかしい。

名前に関しては、次元震の時の話のはずだし……これで俺は、何者かの介入があった事の確信を得た。

その人物が、高町なのはを強化して物語を狂わせた可能性を想定する。だから、裁判の為に管理局に護送されるはずだったフェイトが局に来る事なく、今も地球で生活しているんだろう。

 

「主人公の俺様を差し置いて、良い気になるなよ踏み台転生者がっ!!!」

 

原作ブレイクして、悦に浸っているであろう……まだ見ぬ、踏み台転生者に怒りの念を向けながら俺は歯を食い縛り沈黙する。

 

 

 

ー地球・神崎邸ー

 

「うっ……今、ゾワッと来たんですけど……」

 

「……俺も、ゾクッと来たんですけど……」

 

精神と時の部屋で、組み手モドキをしていた神崎ズが唐突に感じた悪寒に身を擦りながら周囲を見回す。

だが、何時もと変わらない光景が続いているだけだった。

 

「気を付けろ!アイツが、来るぞ!!」

 

大悟が、ボーっとしつつも様子を伺っていると翔悟がそんな事を言いながら騒ぎ出す。だがこの時、双夜は八神家で説明会を行っており不在。

 

「……多分、師匠じゃないと思うんだけどなぁ……」

 

直感で言い当てる大悟だったが、翔悟のいう事も一理あるので周囲の気配を探りつつ構えを取った。

まあ、言うまでもなく何も起こらなかった訳だが。

今一、良くわからない悪寒として忘れられる事となる。

 

「何だったんだろうな……?」

 

「また、ろくでもない企てしてるんじゃないか?」

 

「ああ、あり得るなぁ……くわばらくわばら……」

 

ー終ー

 

 

 

それから数日後、俺は試験に合格しアースラ武装隊の一人としてアースラに搭乗する事となる。

魔力ランクは、誤魔化しているので問題はない。

普通に、AからB程度の魔導師という事になっていた。

本当は、トリプルSはあるけど……それだと、色々と制約がキツくて面倒なんだ。だから、適当なレベルって事にして一般魔導師という事にしてあるって訳。

とは言え、勘の良いクロノ・ハラオウンもいる訳だから地球に着くまでは大人しくしておくべきだろう。

フフフ……我が頭脳は、本当に素晴らしい。こんな、緻密な作戦を思い付くのだから己の才能が恐ろしくも感じる。

アースラに搭乗した後も、何時も通り一武装隊員として訓練に没頭し、周囲には八方美人を演じてやり過ごす。

こうしておく事で、俺が転生者関係で何かやらかしたとしても、『人徳』という盾が俺を守ってくれるので問題ない。例え、相手を死に至らしめたとしても証拠を残すつもりもないし、人知れず殺るつもりなので表層面に出てくるかも不明だ。地球に着いたら、まず他に転生者が居ないかを調べ居れば排除。出来ない場合は、原作人物達をNTRして格の違いというモノを教えてやれば良い。

どんな奴が現れるかはわからないが、もしアニメ顔であったならば自分に自信が持てない元醜男と超馬鹿にして心をへし折ってやれば良い訳だ。そんな(アニメ系)姿に成らないと、女に相手にすらして貰えない哀れな存在だと散々言ってやればすぐ折れるだろう。

だが、俺は違う。なんたって俺は、性別も顔も体型も全てランダムにしてイケメンという切符を掴んだ『選ばれし者』だ。そんな俺と、何処にでもあるイケメンアニメからそれを借り受けているゴミなんぞに恐怖のランダムで勝ち取った俺の顔を否定させる気は一ミリ足りともない!

ああ……、今から思い浮かぶぜ。俺に、自分のハーレムだと思っていた女性達をNTRれ失意と絶望に埋もれる転生者の姿が……。いやはや、これからがとっても楽しみだ!

 

「クックックッ……ふはははは……あーははははッ!!」

 

俺は自室で、大笑いを始めた。これを、開けた場所でやらかしたら恥ずかし過ぎて羞恥に身を焦がす事になるだろう。さて、大まかな作戦はこれで良いとして……今度は、その大まかな作戦に細かい作戦を加えて完成させなければならない。とは言え、その作戦を考え実行するのは俺だ。

次は、多少狂いはしたが二期の『A's』で【闇の書事件】。

流石に【闇の書】の基礎構造にまで、手が出るはずもないなから今度は安心して裏工作が出来る。

既に、ギル・グレアムには接触して《ニコポ》で信頼と実績を得ているからある程度の事は不問にしてくれる。

アイツは、【闇の書】にさえ手を出さなければ何も言っては来ないからはやてを凌辱した所で問題にもなりはしない。まあ、仲良くなる為にそんな事はしないけどな!

ただ、最近あの爺の様子がおかしかった様にも思える。

そう言えば、リーゼ姉妹の姿が見えなかった様な……まあ、些細な事だろう。何にせよ、地球にいるであろう転生者は、この時代まだあの世界から出れはしないし……本局にまで、何らかの手を回しているなんてあるはずもない。

だから、俺は余裕を持って【闇の書】と守護騎士達の対処していれば良い。一武装隊員として、原作人物達と接していれば簡単に信頼を得られるし……多少、付き纏っても『護衛』という言い訳が出来る。

いやはや、【闇の書】様々だ。

そして、機を見て偶然を装い『はやて』に接触して仲良くなりラストバトルの後にガッツリ心の隙間に入り込めば、晴れて八神はやての恋人として名乗りを上げる事が出来るって訳だ。邪魔者である転生者は、勝手に暴走して自爆でもしてくれればOK。もしくは、裏から煽って暴走させるのも手だろう。ヤり方は色々。おもしろおかしく潰して殺る。

問題となる守護騎士は、己達の罪を償う為に管理局入りするし……その間に上手く立ち回れば、守護騎士の三人も俺のハーレムに入れる事が出来る!

 

「クックックッ……」

 

さあ、待っていろ!八神はやてと守護騎士達!!

そして、まだ見ぬ踏み台転生者あぁぁぁ!!

主人公の俺が、お前が築いたモノを全て奪ってヤるからなぁ!楽しみにしていろよぉっ!!

 

 

 

 

 

 




前回、不憫なフェイドアウトをしたレンくんの再登場です。
ちょっと、短めですけど(笑)。ナルシー書くの辛いです。
旧・神族に肉体を乗っ取られていなくなっちゃった転生者。
今回は、要望通りナルシストな変態とさせていただきました(笑)。えっと……こんなもんでOKなのかな?
とても、面倒かつうっとうしいのを書くのはちょっと困りましたが……何とか、書き上げたよ!!(笑)。

何はともあれ、レンくんの『予定』はもう何処にも存在しないのでどれだけ騒ごうとも闇の書やはやてを手に入れる事は無いでしょう。完全に出遅れたお馬鹿さんです。
ザマァ!!(笑)。

ノーヴェの発言は、毎度毎度ヒヤヒヤしますね。
(Vivid16巻参照)

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いつも読んでくれる方々に感謝を……。

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