絶望を払う者~狂気の神々vs愉快で〇〇な仲間達~ 作:葉月華杏
如月双夜が、はっちゃける回ですね。
なのは
『それじゃ、【エースオブエースと愉快な仲間達】vs【自称魔王如月双夜』の模擬戦を始めます!怪我しないように頑張ってね!!』
「何だよそりゃー」とブーイングが起こる中、エイミィさんの口上と共に私達は、アースラにある模擬戦場の中央へと歩み進む。
対戦相手の双夜君を見れば、未来の蒼天の書を開いて何か呟いている。そういえば、リインフォース・ツヴァイはどうしたのだろう?
そして、私達は向き合った。
「じゃあ、目閉じてるから……さっさと、変身しちゃって!」
「……へ?」
「何を言っている?見える訳が無いだろう?」
「うっせぇ!僕の目は、特殊スキルがあるから見えるんだよ!!コンマんゼロ秒単位で!!!」
そう言って、目を閉じ後ろを振り返ってしまった。
「にゃははは。じゃあ、変身しちゃおっか?」
《《standby ready……》》
『セーーット・アーーップ!!!!』
《《set up!》》
………………。
「おら!終わったぞ!!」
「……八神はやて、その年でパットははやくないか?(捏造)」
「!?見えたんか!?ってか、何見とんねん!?」
目を閉じて、後ろを向いていたのに見えたというのは驚きでしかない。
「仕様がないだろう?そういう能力なんだから……(捏造)」
首を振り、大きく溜め息を吐く双夜君。
はやてちゃんのそれが見えたということは、他の私達のも見えたということになるんだけど……これはちょっと、お仕置きが必要かなと私は首を傾げて考える。
「冗談だ。あー、未来のはやてにそういう話を聞いたことがあるってだけだ……だから、なのはママ。お仕置きは、勘弁して!」
「あ、わかるんだ……」
「わかるよ!!毎日同じ部屋で過ごしてたんだから!!」
「…………え、えっと……」
そういうことを、大きい声で言わないで欲しい。
すっごく、恥ずかしいんだけど……。
「こらこら、なんか勘違いしているみたいだけど……連れ込んだのはなのはママだぞ?」
「なのはちゃん、大胆やなぁ……」
「にゃ!?知らないよ!?」
未来の私、何やってくれちゃってるのかな!?
ちょっと、☆O☆HA☆NA☆SHI☆しようか!?
「親子なんだから、一緒にいるのは当たり前だよ!とか言われたよ……ついでに、フェイトちゃんも同じ部屋だったからね?」
とても疲れたような顔で、視線を逸らす双夜君。
いったい、何があったのか私はとても気になった。
「……レイジングハート、バルディッシュ、セットアップ!」
《《standby ready……set up!》》
一瞬、私と同じピンクの光に包まれて現れたのは、基本的には私とほぼ一緒のBJを身に纏った双夜君だった。
ただ、一ヶ所。左手の甲に黒い手甲が装着されている。
それには、フェイトちゃんのバルディッシュの核みたいなのが付いていた。
「それ、レイジングハートとバルディッシュか?」
「ああ。僕オリジナルの魔改造品だよ」
ヴィータちゃんの問いに、双夜君は頷いて答えた。
つまり、双夜君はレイジングハートとバルディッシュの二機のデバイスを装備しているわけだ。
それにしても……
「なんで、スカートなの?」
「ちゃんと、スカートの中にズボン履いてるよ!!」
「…………」
良くわからない拘りだった。
「良いだろう?こうしてると、なのはママと一緒にいるみたいで安心するんだよ!!」
少し、恥ずかしそうに頬を染めてブツブツとそう言う双夜に私はものすごーく嬉しい様な恥ずかしい様な気持ちになった。
「それと、忘れちゃぁいけないのが……ツヴァイ!」
「はい、です!!」
双夜君の呼び声と共に現れたのは、私達よりも少し大きくなったリインフォース・アインスさん似の女性。
「ま、まさか……ツヴァイなんか!?」
「はいです。マイスター・はやて……」
複雑そうな表情で、はやてちゃんの問いに答えるツヴァイ。
「くっ……け、けしからへん……けしからへんわぁ!双夜……私らが勝ったら、ツヴァイの胸揉ませて貰うからな!?」
「……いいぜ?勝ったら、ツヴァイの胸を揉ませてやるよ!」
はやてちゃんと双夜君の会話をスルーして、ツヴァイちゃんを上から下まで確認する。
記憶の中にある、リインフォース・アインスさんと同じくらいのスラリとした肉質の良い身体。
「ちょっ、待ってください!私の意見は!?」
その中でも、一際目立つ二つの双丘。
『嫌なのか?』
BJは、はやてちゃんのBJの白バージョン。
「え?」
そして、ツヴァイちゃんは右腕に細目のバンカーを装備していた。きっと、バインドか何かで捕まえて、アレで貫くんだろうと考えてビクビクしていると双夜君がこちらを見て口をパクパク開閉している。
「?」
『混線してるぞ?』
良くわからない、念話が届いた。
「………………そ、その……嫌じゃないです……」
ーーあ、陥落した。
「……とりあえず、この布陣で行かせてもらう!」
『…………』
「…………」
『それじゃぁ、お待たせいたしました!模擬戦を始めたいと思います……ready Go!!』
始まりの合図と共に、双夜君は後方へと跳んで行く。
大きいツヴァイちゃんは、双夜君と反対の前へ踏み込んでシグナムさんとヴィータちゃんに接敵。
「ブラスターワン!!」
《blaster fast!》
《Photon Lancer!》
双夜君は、いきなりブラスターシステムを使用。
ブラスタービットが、何故か二機展開されてツヴァイちゃんをフォローするようにシグナムさんを攻撃してくる。
「レイジングハート!」
《load cartridge!》
ガションとカートリッジがロードされ、薬莢がもう一つの【レイジングハート】から飛び出す。
「ブラスタービット!追加!!」
ツヴァイちゃんが、シグナムさんやヴィータちゃんと戦っている間に双夜君は見たことのないビットを展開した。
なんと表現すれば良いか……私のビットと違ってスレンダーというか、鋭いという言葉がしっくり来る刃の様なビットだ。
その鋭いビットが四機、双夜君の周辺を飛び回っていた。
《sonic move!》
次の瞬間、私はスレンダーの方のビットを見失った。
視線を動かして、消えたビットを探すが見当たらない。
《sonic shooter!》
「キャアアア!!?」
「うわあああ!!?」
「ぐわぁああ!!?」
シグナムさん達の悲鳴が聞こえて、そちらに振り返ったけど状況を確認する前に爆発の衝撃で吹き飛ばされた。
床を滑るように転がって、フライアーフィンで立ち上がろうとする。しかし、私は立ち上がることも空中に逃げることもできなかった。意識が、一時的に混濁する。
気が付いた時には、床に転がって天井を見上げていて、何が起こったのかわからなかった。
全身は、魔力ダメージの影響かあまり良く動けない。
うつ伏せになって、周囲を見渡せば……シグナムさんやヴィータちゃんが倒れていて、フェイトちゃんが大きいツヴァイちゃんと戦っていた。
「あかん!皆、一旦離れて!!」
はやてちゃんの焦ったような声が聞こえる。
「その判断は、間違いだ!八神はやて!!ブラスターツー!!!」
《blaster second!》
はやてちゃんの判断を批判するように、誰かの声が聞こえた。聞きなれた、レイジングハートの声が聞こえる。
だけど、頼もしいその声は対戦相手の助けをしていた。
私にはもう、自分が何処を向いているのかさえわからない。
更に、ブラスタービットが二機と四機追加される。
なんとか、起き上がった私は運良く双夜君の方を向いていた。視界が歪んでいるが、なんとか相手を捉える。
《sonic move!》
普通のブラスタービット四機は、双夜君の側にいて彼を護るように飛んでいる。スレンダーの方のビットは、彼から離れて私達を攻撃しているらしい。
また、私は攻撃している方のビットを見失った。
ーーこの男性の電子音は、バルディッシュ?
「行くよぉー!《Divine……》バスター!!!」
双夜君が、タイミングを見計らった様に《ディバインバスター》をフェイトちゃん目掛けて放つ。ピンクの極光が、フェイトちゃん含めて私達を凪ぎ払って行った。
「バルディッシュ!レイジングハート!!」
《《load cartridge!!》》
ガションガションと、カートリッジがロードされる音。
フルロードされたのか、レイジングハートからマガジンが排出される。双夜君は、新たなマガジンをセットしてブラスタービットを追加していく。
双夜君の周囲には、普通のビットが六機。
攻撃用ビットは、見える範囲で十六機見える。
「くっ……」
いつまでも、寝転がってはいられない。
頑張って、立ち上がって戦わなきゃ!
自分を奮い立たせて、立ち上がって……私は、私達の置かれている状況を知った。
はっきり言って、状況は最悪。
何故なら、沢山のビットに私達は囲まれていたのだ。
「ありゃ?なのはママだけかぁ……ま、良いや。ビット、ロードカートリッジ!」
ガガションッ!!と複数のロード音が聞こえる。
その音を聞いて、私は血の気が引いていく音を聞いた。
「にゃははは……」
乾いた笑い声が、唇の間から漏れる。
絶望的な状況、困難な勝利への道のり……このままじゃ……。
顔を上げれば、すべてのビットに環状魔方陣が展開されているのが見えた。私には、あれが何なの理解できる。
双夜君は、ビットを固定砲台にしようとしている様だった。
ーーこんな……こんなのって……。
「ブラスタースリー!!」
《blaster third!》
「全力……全開っ!!」
《Divine……》
私と同じビットとスレンダーなビットに、集束していく魔力を見詰める。数もそうだけど、集束される魔力濃度も恐怖を感じるレベルのモノ。背筋を冷たい汗が、流れ落ちる。
それでも、私はーーー!!
「レイジングハートっ!!」
《Starlight Breaker!!》
今から準備したって、間に合うかわからない。
だけど、何もしないよりかはマシだ。
全力で、周囲の魔力を集束していく。
「……リンカーコア、輩出……」
何故か、双夜君が自分のリンカーコアを胸から取り出して、自分のコアに何かをしていた。
いや、今はそんなことどうだっていい。
私は、私の戦いをするだけだ。
「全力……全開っ!!スター……ライトぉ……」
「リンカーコア、再構築。シンクロ・イン!………………ごめんね?なのはママ……消費された魔力、補充完了。行くよ!!ディバインバスター・フルバースト!!……32機から放出される魔力に耐えられるかな?」
私達は、決着をつけるべく集束していた魔法を解き放った。
「ブレイカー!!!!」
「バスター!!!!」
私が、《スターライトブレイカー》を放つのと同時に双夜君も《ディバインバスター》を放つ。
ピンクの魔力光が、ぶつかり合い押したり押されたりして、目の前の全てがピンク色へと染まって行く。
その中で、身体が前後左右に吹き飛ばされ揉みくちゃにされていくのを感じた。
私の意識は、ここまでで後の事は覚えていない。
気が付いた時には、医務室で双夜君がリンディさんに怒られて土下座をしている光景を見ただけだった。
「うにゃぁ!ごめんなさーい!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「ちょぉっと、アースラの壁を貫いただけなのにあんなに怒らなくても…………」
「いやいやいやいや、それはやったらあかんやろ!?」
はやてちゃんが、「無いわー」を連呼している。
そして、私達は双夜君が貫いたアースラの被害状況に頭を抱えていた。
「これ……貫いたというより……」
「ああ。外から見たら、アースラが小破している様に見えるな……」
ヴィータちゃんのいう通り、映像に映っていたのは半分以上無くなった訓練室と、航行中の次元空間が見える巨大な穴だった。
「あの区画、パージして付け直した方が安く済みそうだ……」
クロノ君が言うように、補強して直すよりもそのまま区画その物を付け直した方が早そうだ。
「むっ……アースラが、轟沈するよりかはマシだと思うよ?」
その可能性が、あったというのだから恐ろしい。
私が放ったSLBを押し返して、アースラの壁を貫いてなお近くを航行していた次元航行船を掠めて次元の彼方へ消えて行った双夜君の《ディバインバスター・フルバースト》。
下手をしたら、アースラだけでなく次元航行船をも轟沈して多くの被害者を出していたかもしれない。
もっと、しっかり反省してもらわないといけないだろう。。
「双夜君、☆O☆HA☆NA☆SHI☆しよっか?」
「……えー…………」
とても嫌々気な声で、双夜君は身を引いている。
ベッドから、降りて立ち上がるとサッと頭を抱えて恐る恐る私を見上げて来た。
「フライパンは、いやああああぁぁぁぁ!!」
「フライパン!?って、なのはちゃん……殺人はあかんよ?」
「違うよ!?って、フライパンって何で!?」
私は、そもそもフライパンなんて使わない。
双夜君の様子から、フライパンで頭を叩くのだろう。
本当に未来の私は、何をやっていたのかわからなくなってしまった。
「は、はやてが、フライパンで沈んでくぅ……」
「ちょぉ待てや!?何で、私がフライパンで沈んでしまうんや!?」
「……最後の甘味を、はやてが食べちゃったから?」
「……そうかそうか。ワケわからへんわ……」
「後、僕で遊んで…………」
「……遊んで、なんやの!?」
「……あれ?なんだっけ……?」
双夜君は、泣き顔から真顔に戻って首を捻りだした。
「あれ?」を繰り返し……最終的に覚えてないと言い出し、私の方を見て「なのはママが、関わってるのは確実なんだけど……」とあやふやな答えを出す。
その結果。
「なのはちゃん……まさか……」
驚愕の表情で、はやてちゃんに要らぬ疑いをかけられたり、フェイトちゃんには「どんな、なのはでも受け入れるよ!」と妙な宣言までされた。
「にゃああああ!!未来の私は、どんな人ぉ!?」
「どんな人って……」じぃー
双夜君が、私を見詰めてくる。
「このなのはママをこのまま、強化した感じ?」
『…………ああ』
「何で皆納得するのぉ!?」
皆が、私から視線を逸らしていく。
はやてちゃんは、苦笑いした後「ドンマイ!」とか言って来るし、シャマルさんは「まあまあ」と宥めて来る。
「そういえば、如月。お前は、私達に勝てるとわかっていたのか?」
シグナムさんが、思い出したように双夜君に模擬戦の話を振った。
そういえば、私達はまだ模擬戦の詳細を聞いていない。
双夜君のとった戦方とか、私達がどんな風に負けたのかとか私はまだ知らない。
「あ?……ああ。模擬戦な?どうだろう……とりあえず、一対一だったら確実では無かったんじゃないか?」
「?……つまり、一対一なら負けていたと?」
「んにゃ、勝ってたんじゃないか?僕は基本的に、前線で戦うタイプじゃないけど……戦えないって訳じゃない。昔、やらかした事のせいで前線に出ることを拒否られるけどな?」
「……何をした?」
シグナムさんの問いに、双夜君は苦笑いをして言った。
「魔力を暴発させて、小銀河を消し飛ばした。それ以来、前線には出させて貰えてない」
「………………」
「………………」
「待て、聞き逃した。もう一度、言ってくれ……」
「だから、宇宙の銀河系の一部を消し飛ばしたんだよ!」
あの時は参ったわーと、照れたように頬を掻く双夜君。
私……いや、私だけじゃない。
この場にいる全員が、口を開けたまま固まっている。
訓練室どころの話じゃない。宇宙の……《小銀河》である。
お空に輝く、あの星々を一部消し飛ばしたなんて、とんでもないスケールだ。そもそも、星ひとつ破壊するのだってそう簡単な話ではないのに双夜君は《小銀河》を消し飛ばしたという。
「まあ、元々あった魔力を倍以上に拡張されたばかりでさ、コントロールがうまくいかなかった上に集束仕切れずに暴発させちゃったんだ……」
「君は!いったい、なんてことを!?」
お気楽に話す双夜君に、我慢できなくなったのかクロノ君が怒鳴る。
「あー、小銀河をぶっパーしただけだが!?」
双夜君は、あまり気にした様子もなく軽い感じで応答する。
「その意味を、君は理解しているのかと聞いている!その小銀河にいたかもしれない知的生命体を……命をなんだとーー」
「あのさ、クロノ・ハラウオン。君は、僕が何の為にそれ程の力を使おうとしていたと思っているの?」
「それは…………ん?」
クロノ君が、ピタッと固まって首を傾げた。
私もまた、なんで双夜君がそんなことをすることになったのか聞いていない。
「何をしようとしていたんだ?」
「はあぁ……君はもう少し、人の話を聞くべきだと思うよ?そうだね、じゃあ少しだけ話してあげる……そもそも、僕がそんなことをすることになったのは、人身売買の組織が辺境の銀河系で知的生命体を乱獲していたのが発端なんだ……」
「知的生命体を乱獲!?」
その話は、私達にとってとても衝撃的だった。
何せ、宇宙人さん達を無理矢理捕まえて拐って回っていたって話だ。
「僕がいた前の世界っていうのが、悪事をどれだけ働いたとしても権力とお金さえあれば無罪になる世界でねぇ……」
「はあ!?司法は何をしているんだ!?」
「お金に目が眩んで、権力者を護り弱者を踏みつけにするアホに成り果ててるよ……」
「……なんてことを……」
呆れてモノが言えない。
初めて聞く異界の話は、私達に嫌悪感を抱かせるのに十分なモノだった。
「まあ、そんな世界で弱者を護ろうモノなら、犯罪者呼ばわりされるわけよ!」
「なっ!?そんな……酷い……」
「うん。だから、正義を成す為にあえて『悪』を名乗る組織があった訳だ。やることは、弱者を護ること。全知的生命体の存続と発展を支持する者達の集まり。組織《ナイトメア》」
「へぇ……粋な組織があったもんやな……」
はやてちゃんが、関心しながら頷いている。
「僕が所属……客分扱いだったけど……していた組織だよ。」
「ははぁ……双夜君は、正義の味方さんやったわけやね?」
「ってな前提がある訳だ。で、小銀河を消し飛ばした時は……乱獲していた組織が、乱獲した生命体を自分達の母星に連れて帰ろうとしていたのを、僕らが先回りして……おらおら、死にたくなかったら立入検査に付き合えや!?って、脅していたって訳だよ」
「こら!(おい!)脅しとったんかい(たのか!?)!?」
はやてちゃんとクロノ君が、同時にツッコミを入れる。
まあ、手段は兎も角……双夜君は、ちゃんとした子だったということだろう。
「どちらにしろ、犯罪者呼ばわりは変わらないから……なら、やり方は二の次で結果だけを求めていたからねぇ……」
「ああ、うん。まあ、ちょこっと理解できるわ……」
「因みに、乱獲された知的生命体は玩具として売りに出されるか……人体実験の被献体として使われるか……奴隷となっていたかだね」
「最低の世界やな!!」
「うん。同意見だ」
アースラ小破!!
SLBをディバインバスターで打ち消すとか、かなり無茶ぶりw
Bビットにすら、カードリッチシステムやスラスターを組み込み機動性を強化。
そんなNEWビット(刃)にソニックムーブを使用。
イメージは、ガン○ムなどでお馴染みのファン○ル。
スピードとソニックシューター(弾速の速い魔力弾)で撹乱。翻弄。
ラストは、ディバインバスターをBビット(full burst)と共に撃って勝利。
【次元の果てから】のお話がヤバイ(笑)
各話の主人公達が、好き勝手やっていた世界といえど無茶ぶりが酷い。
敵っていうか……こっちも好き勝手やり過ぎた方々の話。
【魔導兵器】が、《旧・神族》とか呼んでいる奴等。
創世記時代よりも前からいた神の眷族。
自らを《正当なる神の後継者》と名乗っている。