東方戻界録 〜Return of progeny〜   作:四ツ兵衛

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一週間ぶり……遅れてすみません。でも、そんなことより……
やっと、過去編が終わったよおぉ〜


範人の過去話 別れ

2002年3月19日……父さんが死んだ日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はいつものように武器を作っていた。しかし、今回は誰かのためではない。

 

今までは誰かがその人自身を守るために武器を作り、与えていた。それで自分にはっきりとした利益があるとは限らない。その誰かがその武器を持って俺を殺しに来るかもしれないし、その誰かがその武器で事件を起こして俺も共犯になってしまう可能性さえあった。しかし、それで良かった。

俺にとっての宝物はその誰かとの友情であり、つながりであり、絆だったからだ。例え、上辺だけでもいい。誰かに認めてもらうこと、誰かに友と言ってもらえること……それで十分だった。

 

しかし、今は違う。俺はその誰かを守りたい。

最強の武器は何か?

それは最高に合う武器を持った者だ。

俺の作った武器は俺が製作したものであって、その誰かが製作したものではない。結局は俺自身の判断(ものさし)で作られたものだ。

 

恋愛小説とかで「私は貴方よりも貴方のことを知っている」とか言うことがあるが、結局は思い込み。自分のことを一番よく知っているのは自分であり、他の誰かではない。だから、例え、自分にとってどんなに強い武器を与えてもそいつは一定までしか強くなれない。

ならば、何故に武器を作ってもらうのか?

 

それは、そいつらに作る技術がないから、誰かの強さにすがりたいからである。

「こいつの武器だから強い」「俺なんかには武器なんて作れない」そんな思い込みがあるのだ。

しかし、それは間違いだ。確かに武器作りが上手いやつが作った武器は強い武器だろう。でも、違う。それぞれが作った武器がなんであれ、その者が自分のために作った武器ならば、自分にとって何よりも上手く扱えるはずだからだ。

 

俺は自分のために最高の武器を作り、最強の武器となる。守るために俺は強くなる。

 

……つまらないことを長々と考えてしまった。気がつけば、俺は武器を作り終えて両手に握っている。巨大な剣だ。しかし、あまりのぴったり感に握っていることも忘れてしまいそうである。

素振りをしてみると、まるで腕を振っているような感覚で重さも丁度良い。握りながら念じると、それはネックレスになった。俺はそれを無言で首にかけ、ニヤリとしてしまう。

 

「……最高だ。」

 

そう呟き、虚空を見つめる。こんなことを嬉しく思ってしまうのは研究者である父さんの影響なのだろうか?

とにかく、製作が上手くいったことは嬉しくて仕方がない。「これで守ることができる」そう思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなときに電話がかかってきた。俺は手を粒子化させて伸ばし、受話器を取る。

 

「もしもし。」

 

『おお、ハントか。丁度良かった。一週間ぶりに帰るからな。夕食の準備は頼んだよ。』

 

「わかったよ。何でもいい?」

 

『もちろんだ。ハントの作る料理は何でも美味しいからね。』

 

「それはありがとう。じゃあ、切るね。」

 

『ああ…『バン!』何⁉︎』

 

俺が受話器を耳から離し、台に置こうとしたとき、扉が勢いよく開く音がした。電話の向こうの父さんの声が焦りを含んだ調子に変わる。

 

『ゴートレック博士だな?我々を裏切った罪、ここで償ってもらう!』

 

電話の向こうからマシンガンが連射される音が聞こえる。それとほぼ同時に父さんの悲鳴が聞こえ、血糊がべっとりと付着した肉塊が壁や床に飛び散る音も聞こえてくる。

 

状況が飲み込めない。いや、きっと飲み込みたくないのだろう。状況を理解してしまうことが恐ろしいのだ。

裏切った?誰を?

父さんが裏切ったのは間違いなく向こうの男が関係しているだろう。しかし、男は「我々」と言った。

我々とは何だ⁉︎

男が属する、または属していた集団であることは間違いないはずだ。しかし、その集団が何かわからない。

 

わからないことだらけだ!

 

しかし、そんな中でもわかっていることがある。

父さんは何者かの襲撃を受け、マシンガンで撃たれた。つまり、父さんは帰ってこれないということだ。

 

希望なんてないことくらいわかる。それでも、俺は受話器に向かって叫ぶ。

 

「父さん!何があったんだよ⁉︎応えてくれ!父さん!」

 

向こうに聞こえたのかどうかはわからない。俺の言葉に対する応えなのかどうかはわからないが、受話器から消え入りそうな父さんの声が聞こえてきた。

 

『レイジ……ハント……シオン……デューレス……僕は…帰れないみたいだ。こんなお父さんでごめんね……もっと一緒にいたかった……ありがとう。』

 

「おい!父さん!気をしっかり持『全てはアンブレラのために!』……クソ野郎が……」

 

俺は叫ぶ。

父さんに死んでもらいたくない。もう失いたくない。失わないために俺は最強の武器になったのに……あんまりじゃないか⁉︎俺は遅すぎたのか?俺は結局守ることができないのか?

心の中で感情が暴れ回り、俺の心の海に波を立てる。その波は津波となって、俺の心を荒らした。

 

俺の叫びが終わる前に電話の向こうで襲撃者が狂気じみた叫び声を上げた。そして「アンブレラ」と言ったのが確かに聞こえた。

ただでさえ荒れていた俺の心はその言葉でさらに荒れる。しかし、悪態を吐きながらも、俺は冷静だった。自分でも驚くほどに冷静だった。冷静に父さんの言葉を聞き取ろうとする。

受話器から聞こえる声とても近いのに、地球の裏のように遠く感じられる。

 

『僕の机の引き出し……上から2番目……黒い石……みんな……』

 

父さんの言葉が途絶え、受話器に何かが当たる音が聞こえた。普通の生物なんかよりよっぽど耳が良い俺にはわかってしまう、受話器に当たったものが何かが。

 

「そんな…父さん……」

 

受話器に当たったものは父さんの手だった。父さんは宙に手を伸ばしていたのだ。きっと、死という名の液体の中から誰かが助け出してくれるとでも思ってしまったのだろう。

だが、誰も助けなかったし、誰も助けられなかった。俺がいれば、間違いなく助けようしただろう。しかし、俺は父さんの近くにはおらず、大切なものを失ってしまった。

 

俺が絶望のドン底に叩き落とされかけたとき、さらに追い討ちがかけられた。カランという音の後、受話器から爆音が響き、俺の鼓膜を破らんばかりに振動させた。あまりの音量に頭が痛くなる。

 

手榴弾だった。死んだ父さんに向かってさらに手榴弾が投げられたのだ。爆音からして、きっと、父さんの身体は微塵も残っていないだろう。

俺は泣いた、もう絶対に会うことのできない父さんの姿を思い浮かべながら。受話器を台に置くことすら忘れてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の泣き声に気づいた研究所のメンバーが集まってきた。

そこにもう両親の姿はない。ついさっき死んだ父さんはもちろんいないし、母さんも4年前に死んだ。カノンも2年前に研究所から去った。

俺は泣いていたことを知られないように涙を拭い、わざと冷静に振る舞う。自分の目が真っ赤に腫れていることなど知らずに。

 

「ハント、何があった?」

 

「父さんが死んだ。」

 

「何⁉︎」

 

みんなが驚いた表情をするが、俺は表情を崩さず平静を装う。

 

「どういうことだ?!冗談だったら許さねえぞ!」

 

「本当だ。電話をしているとき、向こうで死んだ。」

 

レイジが俺の胸倉を掴み、壁に押し付けて持ち上げる。レイジの気迫に押されて少々ビビってしまうが、それでも平静を貫く。そうしなければ、悲しすぎて苦しすぎて狂ってしまいそうだ。

 

「犯人は…犯人はどこのどいつだ!?」

 

「アンブレラの関係者だ。だが、誰かはわからない。」

 

「…チッ……」

 

レイジは舌打ちをして俺を投げ飛ばすと出口に向かって能力も使わずに走り出した。叩きつけられた背中が痛むが俺は粒子化で出口の扉の前に移動する。猛スピードで突っ込んできたレイジの肩を掴んで止める。

 

「どこへ行くつもりだ?」

 

「決まっているだろ!アンブレラの関係者を皆殺しにするんだよ!」

 

「落ち着け!」

 

「これが落ち着いていられるか!そもそも、なんでお前は平気なんだ!?」

 

「平気なわけがあるか!俺も辛いに決まっているだろ!」

 

俺はレイジの腕を掴む手にさらに力を入れる。骨がミシミシと音を立てるが、レイジは表情を崩さない。あまりの怒りに痛みを感じなくなっているのだ。俺は話を続ける。

 

「でも、殺しを正しいとは思わない。もし、俺たちがアンブレラの関係者を殺したとすれば、今度はそいつらの家族が悲しい思いをすることになる。それに、もしも、そいつらを殺せば、俺たちはそいつら以下のクズになっちまう。それでもいいのか!?」

 

レイジの目つきがさらに鋭くなる。真っ直ぐ睨んでくるその目を俺も睨み返す。

しばらくして、ため息を吐いたレイジは手を振り払った。どうやら先に折れたのはレイジのほうだったようだ。ついでに腕の骨も折れたが……

俺は安堵して一息吐いた。

 

「父さんの机、上から2番目の引き出しに何かがあるらしい。今はそこから手掛かりを探そう。」

 

「……仕方ねぇな。」

 

レイジは父さんの部屋に行き、3秒足らずで戻ってきた。その手には黒い石と3枚の紙が握られており、石は不気味ながらも美しい輝きを放っていた。3枚の紙にはそれぞれ漢字で「冷仁」「範人」「詩穏」と書かれている。

レイジは躊躇なく石を叩き割った。すると、割れた石から声が聞こえてくる。

 

『レイジ、ハント、シオン、君たちがこの声を聞いているとき、僕はきっと死んでいると思う。だから、ここに僕の願いを残す。

一つ目、この研究所はみんなに任せたい。

二つ目、レイジ、ハント、シオンが幻想郷に帰ること。知っての通り、僕たちの先祖のルーツは幻想郷だ。だから、先祖たちの願いを叶えて幻想郷に帰ってほしい。その紙には幻想郷がある日本での君たちの名前が書いてある。名字は「旅行」だ。

 

僕は寿命まで生きていないと思う。きっと、アンブレラに殺されるからだ。だから、アンブレラと僕の関係も話しておこうと思う。

君たちの母親、望美はアンブレラの研究員だった。望美と結婚した僕はアンブレラの研究員になることを迫られたけど、僕は合衆国政府側についたんだ。だから、アンブレラは必ず僕に仕返ししてくる。今日まで生きてきたことすらも奇跡のようなものなんだ。

 

みんな、今までありがとう!そして、さようn「バリン!」』

 

レイジが石を粉々に叩き砕いた。きっと、その先の言葉を聞きたくなかったのだろう。俺も聞きたくなかった。「さようなら」なんて言葉を聞くのは嫌だった。

 

しかし、これが父さんから聞ける最後の言葉なのである。最後まで聞くのが正しいのではないのだろうか?

 

俺は父さんの言葉を遮ったレイジを殴りかけるが我慢した。レイジの行動が正しいとは思わないが、ここにはシオンもいるため最後まで聞くことも全く正しいとは言い難い。

 

「クソ親父が……どうして、言ってくれなかったんだ。守れたのに……」

 

「レイジ……」

 

「あんな親父の言うことなんて聞いてられるか!俺はこの研究所を継ぐ気は無ぇ!姉さん、いるか?」

 

「はーい♪」

 

「ぐほぉ⁉︎」

 

突然現れた姉さんに俺は見事に吹っ飛ばされた。壁にぶつけた腕が痛い。まったく……みんなが悲しんでいるこんなときくらいは空気を読んでもらいたい。

 

「俺、この家を出て他の世界へ行く。」

 

「レイジ⁉︎」「お兄ちゃん⁉︎」

 

「あら?レイジがそんなことを言うなんてちょっとびっくりしたわ。まぁ、私は良いけど……なんで?」

 

「この研究所を継ぐ気はない。それだけだ。」

 

姉さんは少し驚いた様子を見せるが、そんなことわかっていたというような話し方で返す。シオンとデューレスがレイジの名前を呼んで止めようとしたが、俺は彼を止める気がない。

兄弟だからいっしょにいたいという気持ちがなかったというわけではないが、彼の存在が自身と一心同体という気持ちがなかったからだ。

 

双子なのだから似ていて当たり前。ただ似ているだけでレイジは俺の半身ではないし、俺もレイジの半身ではない。互いが考えていることが大体わかるなんてことも長い期間を共に過ごしていればたかが友達であってもありえないわけではない。

 

その言葉は案外すんなりと口から吐き出された。

 

「いいぜ。」

 

「ハント…お前……」

 

「行ってこいよ。お前がそうしたければ、そうすればいいさ。

どうせ、お前にこの研究所は継げないからな。俺が継いでやるよ。」

 

「この野郎……」

 

「だから、安心して行ってこい。」

 

俺はジョークも織り交ぜてレイジの判断を肯定する。レイジはこちらを睨んだが、すぐに表情を落ち着かせ、姉さんに向けて頷く。姉さんは無言で頷き返し、スキマに潜った。

 

「さて、姉さんは仕事が速いからな。すぐに準備するぞ。」

 

俺たちはレイジの部屋へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイジの引越しの準備は案外すぐに終わった。衣類や食器はあっと言う間にアタッシュケースに詰め込まれてしまい、自分たちの生活していた空間の小ささを知ったような気がする。

 

俺たちがリビングで兄弟全員がこの世界で食べる最後の夕食を食べていると、姉さんがスキマから現れた。と言ってもスキマから手だけを出してフライドチキンを皿ごと持っていこうとしているわけで全身は出さない。本人は隠れているつもりだろうがバレバレである。

 

「姉さん、バレてる。」

 

「上手くやったつもりなのに……」

 

「盗まなくても言えば分けてあげるからさ。」

 

「盗むから楽しくて良いのよ。」

 

「そうきたか……」

 

その気持ちはわからないでもないが、そこはこちらを信用して普通に言ってもらいたいものだ。昔から思っていたのだけれど、大人っぽいと言えば大人っぽいし、子供っぽいと言えば子供っぽい。姉さんは読めない妖怪でそこに不思議な魅力があるのだと思う。

男の俺が言うのもなんだと思うが、あの魅力には絶対に勝てないような気がする。

 

姉さんの気配が消える。きっと、スキマの中でこの部屋から外に出たのだろう。スキマに入られるとある程度近くなければ気配を感じない。周りをキョロキョロと見回してみる。

 

「ヤッホー!」

 

姉さんはリビングのドアから入ってきた。やはり、読めない人である。そこから入ってくるなら、さっきのスキマから入ってくれば良いのにとも思ったが、それ以前に完全に意表を突かれてしまった。

 

「あと少しで移動するからさっさと夕食食べちゃいなさいよ。」

 

「わかった。」

 

レイジは能力を発動し、猛スピードで自分の分を食べる。その時間は1秒もかかっていなかった。発生するソニックブームはレイジの身体を粒子で覆うことによってなんとか防ぐ。

食べ終わった後は洗面所に直行し、歯磨きを一瞬で済ませた。

レイジがドヤ顔で戻ってきたとき、俺も既に夕食を済ませていた。他の2人はさすがに食べ終わっていない。

 

「レイジ、そこでちょっと待ってろ。」

 

「ああ。」

 

俺は自分の部屋へ直行、クローゼットから今年レイジの誕生日にプレゼントとして渡す予定だったものを取り出す。それを抱え、すぐにリビングに戻った。

 

「レイジ、これを持っていけ。」

 

「なんだ、これは?」

 

「生体改造素材で作ったパーカーとジャケット、ジーンズが入っている。欲しかったんだろ?持っていけよ。」

 

「お、おう。ありがとな。」

 

プレゼントを受け取ったレイジは驚き、目を瞬く。渡す時期はずれてしまったが、これも嬉しいようだ。俺は思わず笑みをこぼす。別れの前だというのに俺は何を笑っているのだ、と自分を殴り飛ばしたくなるが、こんな悲しいときは笑ってないとやってられない。

 

「そうだ…お前ら、全員集まれ。」

 

レイジの言葉にキョトンとした表情を浮かべる。しかし、レイジが片手を握り拳にしていることから何をするかわかったようで、こちらにやってくる。

レイジが拳を突き出し、シオンとデューレスはそこ拳を合わせた。俺も拳を合わせる。

 

「お前ら、幻想郷でまた会おうな!」

 

『おう!』

 

言い終わると同時に拳を打ち合わせる。レイジは先程のプレゼントをアタッシュケースに入れて持ち上げると、俺たちに背を向けて歩き出した。玄関のドアを開けると、そこには無数の目が瞬きする不気味な空間が広がっている。レイジは躊躇することなくその空間に足を踏み入れた。

 

「またな!」

 

俺が声をかけると、レイジは背を向けた状態で黙って右手を振った俺も右手を振る。その直後、スキマが閉じられた。

 

悲しい気持ちがないわけではない。だが、これでよかったのだと思う。レイジは自分で決断をした。だから、彼の決断を否定したくないし、あいつは正しい判断ができる。そして、あいつにはもっと多くの世界を見てもらいたい。何より、レイジとは約束した。あいつは約束を守るやつだ。心配はいらない。

信じているから先に進ませた。ただ、それだけだ。

 

レイジが消えた場所には、いつもと変わらない玄関のドアがあった。ただ、いつもと変わらない景色なのに、それはどこか寂しさを感じさせる。きっと、その原因はここにあるべき姿が無くなったからだろう。2人の男の姿が……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『次は〜上諏訪〜上諏訪です。』

 

電車の走る音ばかりが聞こえていた車内に車掌のアナウンスが流れる。それは悲しき別れと新しい出会いを告げる鐘の音のようだった。




今回のゲストは蜘蛛島さん。

「最近、作者のお気に入りになった蜘蛛島 平(たいら)だよ。
……それじゃ、早速ね。父親との別れが無茶苦茶じゃね?」

それはもう、同感です。自分でも無茶苦茶だなぁ、と思いながら書いていました。でも、気がつけばこうなっていたから仕方ないですね。無意識ってすげぇ……

「あぁ、うん。きっと、後ろにこいしちゃんでもいたんだろうね。
範人と冷仁って、バージル成分とダンテ成分両方持っているよね?」

そりゃあ、もちろん!2人の性格を似せたかったからです。若干冷仁がはっちゃけている感じがしますが……まぁ、成長していくうちに変わるってことで。

「範人の家事スキル……」

8歳で母親失って、その後はずっと家事面で家族を支えてきたわけですからそうなりますよね。

あ、最後のところは冷仁です。



「さて、俺の挿絵はできた?」

それは完成しました。ついでにジェイドも完成しました。でも、データの大きさの影響で載せれないかもしれないことをご承知ください。

「ありがとう!」

貴方の登場はちょっと前から決まっていましたからね。当然ですよ。三章の初っ端から出しましょうかね?

『ではまた、次回お会いしましょう。』

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