【習作】一般人×転生×転生=魔王   作:清流

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#01.咎人の焔

 私は目を覚ましてすぐに自身がカンピオーネとなったことを理解した。私の耳に迦具土の憎悪の言霊がしっかり届いていたからだ。そして、もう一つ朧気に覚えていることがあった。どこまでも蠱惑的で艶かしい女、いや『養母』の言葉だ。

 

 生と死の間、アストラル界とも幽世とも言われる場所で、カンピオーネの最大の支援者たるパンドラはこう言ったのだ。

 

 『新しい息子である貴方には役目があったようね。もし、これからも貴方がその役目を全うしたいと思っているなら、すぐにでもその地を離れなさい。貴方が得たのは神滅の権能。それは数多の神と神殺しを殺してきたあの方と似て異なるものだけど、共通するものは少なくない。あの方の眠りを妨げる呼び水となるかもしれないのだから。それに私の子供である貴方達は、揃いも揃ってトラブルメイカーよ。そこにいるだけで騒動を引き起こす。何がきっかけになるかも分からないし、貴方があの方を眠らせておきたいと思うのなら、一刻も早くその地を離れなさいな』

 

 全てを覚えているわけではない。朧気に頭に残っているだけだ。それでも、役目を果たすならすぐにでもこの地を離れねばならないこと、カンピオーネはトラブルメーカーというのだけはしかと私の脳裏に刻まれていた。

 

 私は、私の覚醒を喜ぶ義妹を尻目にどうすべきかと考えを巡らせた。

 現存するカンピオーネは、なりたての私を含め6人。役目上、彼らの情報を積極的に収集したが、いずれも劣らぬ曲者である。

 

 バルカンの魔王『ヴォバン侯爵』は数多の神を殺した古強者であるが、暴虐の王として名高い。

 江南の『羅濠教主』は方術・武術双方の奥義を極めし尊敬すべき人物だが、人格的に問題がある。

 アレキサンドリアの『アイーシャ夫人』は100年以上の隠棲の真っ最中で、何を考えているかも不明だ。

 コーンウォールの『黒王子アレク』は魔道の造詣も深き王だが、ひねくれ者で自身の探究心を満たすためならば手段を選ばない悪癖がある。

 ロサンゼルスの守護聖人『ジョン・プルートー・スミス』は比較的真っ当な部類だが、派手好きの仮装ヒーローである。

 

 上3人は論外としても、下2人もお付き合いはご遠慮させていただきたい部類の人間だろう。少なくとも私は好き好んで関わろうとは思わない。

 だが、不幸なことに私は彼らと同格の存在になってしまった。同類とは思いたくないが、全てが終わった今、己の所業を冷静になって思い返してみれば、後先考えないどころの話ではない。誰かにも指摘された覚えがあるし、私にも彼らと同様の資質があるのは認めたくはないが事実なのだろう。

 

 である以上、今は一刻も早く身を隠し、この地を離れるべきだろう。

 なにせ、10にも満たない御同輩である。存在を知られたが最後、好奇心でちょっかいを出してくる輩もいないとも限らない。それにカンピオーネの力と権威を利用しようとする輩も、雲霞のごとく湧くだろう。正直、今回のことで魔術結社の類にはほとほと愛想が尽きたし、今回の原因の一端である四家に力を貸す気にもなれない。ならば、私の存在を知っている目の前で百面相している義妹と共に、姿を消すのが最上の手段だろう。

 

 「美雪、今すぐ現金とパスポート、それに当座の着替えを用意しろ」

 

 「え、義兄さん、いきなり何を言い出すの?」

 

 「今すぐとはいかんが、早急にこの国を離れる」

 

 「な、なんでいきなり?!」

 

 「これだけ派手にやらかしたんだ。あの屑共がどれだけ巧妙に隠蔽したとしても、事は正史編纂委員会に近く露見するだろう。だが、事の詳細を調べようにも肝心の当事者は尽くが死んでいるし、儀式場も跡形も無い。そうなれば神楽家唯一の生き残りであるお前に否応無く矛先が向かうだろう。そうなれば、私のことも露見しかねん」

 

 「た、確かにそうね。それは避けられないか」

 

 「幸か不幸か、生き残ったのは私達だけだ。真相を知る者は他にない。お前は神楽家の当主として、両親と弟子達が無断で神招来の儀式を行い、失敗で全滅した旨を上に報告しろ。それ以上は、説明する必要はない。報告を終えたら、すぐさま旅行の準備をしろ。長い旅になるだろう。当分日本には帰ってこれないと思え」

 

 「分かった。私は反対したけど、私抜きで強行した結果失敗したと報告するわ。強行を知って慌てて止めに行ったけど、手遅れで一族は全滅。儀式場も跡形もなかったと」

 

 「それでいい。どうせ、調べたところで何も分からないだろうからな。一応言っておくが、断ってくれてもいいのだぞ。私がカンピオーネになったことさえ黙っていてくれるのなら、お前は日本に残っても一向に構わないのだからな」

 

 私は親切心で言ったつもりだったのだが、それは美雪の矜持を大いに傷つけたようで、凄まじい顔で睨みつけられる。

 

 「義兄さん、本気で言っているのだとしたら、私を侮辱しているわ。私にも秘巫女としてのプライドと責任があるの。何よりも、こんなことを仕出かした神楽の最後の生き残りとして、私には義兄さんという魔王の行く末を見届ける責任がある!」 

 

 「す、すまん、私なりに一応お前のことを思ってだな…「余計なお世話!」…それは酷くないか?」

 

 「全然酷くないわよ!もう義兄さんは魔王様なんだから、ただ命じればいいのよ。俺について来いってね。

 ……それに、もう私の気持ちに気づいているでしょう?」

 

 「気づいてはいるが、応えるわけにはいかん。理由は説明しなくても分かるだろう?」

 

 流石の私も、美雪の気持ちはもう理解している。彼女が美夏との新婚生活を邪魔しに来ていたのは、私の勘違いでもなんでもなかったわけである。ただ、最愛の姉美夏を奪われた意趣返しだけではなく、秘めたる私への思慕も理由であったというわけだ。彼女の気持ちは嬉しい。一人の男として冥利に尽きるし、誇らしい思いもある。

 だが、それでも美雪を受け容れるわけにはいかない。私の中には未だ消えることない亡き妻美夏への想いがあるし、今まで可愛らしい義妹としか思っていなかった16の少女をいきなり女として見るのは難しかった。

 しかも、己は少しでも術の成功率と持続時間を上げるためだけに、美雪の処女を捧げさせた外道である。言い出したのが彼女とはいえ、受けいれたのは私なのだから、何の言い訳にもならない。そんな私に彼女の思いに応える資格があるとは思えないのだ。

 

 それに何よりも、今回のことで己の中に生まれた「己には女を幸せにできないのではないか」という思いがある。美夏も明日香も、そして他ならぬ美雪自身も、守りきれず不幸にしたのは己ではないかと。もっと調べてからいけばとか、無理矢理にでも付いて行けばとか後悔は尽きないし、結果的にとは言え、娘である明日香を殺したのは紛うことなき己自身である。斬り裂いた時の感触は今も手に残っている。生涯、消えることはないだろうし、それでいいと私は思っている。私は知らぬとはいえ妻を殺す手伝いを間接的にしているし、その妻の忘れ形見である娘すらその手にかけた大罪人だ。そんな私に誰かを幸せにできるとは思えないし、その資格もないだろう。

 

 「義兄さん、それでも私は!」

 

 「美夏が死にその忘れ形見である明日香を手に掛けた時、お前の想い人である『観無徹』という男は死んだのだ。今、ここにいるの魔王(カンピオーネ)『神無徹』だ」

 

 自分で口に出して、なんとなく納得できてしまった。なるほど、最早ただの人間であった己はもうどこにもいないのだ。今、ここにいるのは憎悪と怨嗟、そして血に塗れた闘争の王。神殺しの魔王なのだと。

 

 「義兄さん……」

 

 「もう義兄とは呼ぶな。お前の義兄は死んだのだ。妻子を守りきれなかった無念を抱えて、迦具土の焔に焼かれて死んだのだ」

 

 「いやよ、そんなの認めない!たとえ義兄さんが否定しても、貴方は私の義兄さんで、私と姉さんが誰よりも愛した人よ!」

 

 私の宣言に頑として頷かない美雪。絶対に退かないという意思が全身から溢れており、私は条件付きで折れることにした。

 

 「はあ、好きにしろ。そこまで言うのなら強制はしない。但し、他者がいるところでは控えるようにな。私とお前の関係からよからぬことを考える輩がでんとも限らないからな」

 

 「分かった……ううん、御意に御座います。なれば主様も、その時はこの身を御身に仕える端女として、扱い下さい」

 

 承諾してくれたかと胸を撫で下ろしたのも束の間、美雪の言葉遣いががらりと変わりとんでもないことを言い出したではないか。

 

 「お、おい待て。なんだその仰々しい言葉遣いは。そういうの要らないから!」

 

 「何を言っているの!こんなの当然でしょう。義兄さんはもう紛うことなき魔王なのよ。そんじょそこらの魔術師とはわけが違うんだから」

 

 「いやいや、そういうのは欲しくないから。頼むから普通に喋ってくれよ」

 

 「ええー、あれだけ只の人間だった自分は死んだと言っておいて、それはないんじゃないかしら?ここにいるのは魔王様なんでしょ、主様」

 

 これもかと言わんばかりの勝ち誇った美雪の笑顔に、私は白旗を上げるほかなかった。弱いとか情けないとか言わないで欲しい。ただの一般人でしかなかった私がいきなり王侯貴族のような扱いをされて、耐えられるはずがあろうか。いや、ない!

 

 「悪かった、私が悪かった。条件なんてつけないし、今までどおりでいいから、その言葉遣いは勘弁してくれ。私は美雪のような生粋のお嬢様とは違うんだよ。なんというか蕁麻疹がでそうだ」

 

 そう、これでも美雪はれっきとしたお嬢様である。京の術士の名門神楽の跡取り娘として、蝶よ花よと育てられた生粋のお嬢様だ。それでいて、巫女としての厳しい修行も積んできているのだから、養子でしかない私とは純度が違うのだ。

 

 「ふふふ、この程度で蕁麻疹とか。義兄さん、そんなんでこれからやっていけるの?知られていない今はいいけど、一旦魔王だとばれたら魔術師は皆こんな感じだよ。それどころか傅かれたりすると思うんだけど……」

 

 私が魔王であることを知られてはならない理由が増えた。これは是が非でも隠し通さねばならない。

 

 「絶対に隠し通さないとな!」

 

 「気合入れてるところ悪いけど、無駄な足掻きだと思うけど?」

 

 一人気合を入れる私に、水をさすように美雪がポツリとこぼした。

 

 「なぜだ?」

 

 「いくら真相を知るのが私達だけといっても、義兄さんが権能を使えば、嫌でも分かるわ。それに使わなくても感知や霊視に優れた者なら、容易に義兄さんの正体を暴くでしょうね。なにせ今の義兄さんの呪力は文字通り桁が違うもの」

 

 「そ、そんなにか?」

 

 「多分、自分のことだから分かりにくいんだと思うんだけど……。そうね義兄さん、私と自分の呪力を比べてみて」

 

 言われるがままに目を閉じ、自身の呪力を感じようとする。好調なような気はするが、いつもどりの量に思える。しかし、それが大きな間違いであるとすぐ理解することになった。自身のそれと比べると、美雪の呪力が余りにも心もとなく思えたからだ。かつて回復した上で万全な状態の私の3倍近くの呪力を誇った美雪にも関わらずだ。どうやら、感覚も盛大に狂っているようだ。魔王に新生するとは思った以上に厄介なことのようだ。

 

 「……」

 

 言葉をなくし黙りこむ私に、美雪はしょうがないなといわんばかりの表情で盛大に溜息をつき、私を励ますように肩を叩いた。

 

 「大丈夫、義兄さんには私がついているわ。京の切り札『秘巫女』たる私がね。できる限りの隠蔽策は講じるし、とはいえカンピオーネ程の呪力を隠すものなんて……いえ、よく考えたら術開発は義兄さんの十八番じゃない。ないなら作ればいいじゃない!カンピオーネの莫大な呪力を使って、隠蔽術式でも組み上げればいいのよ」

 

 「おお、確かに!いや、それどころじゃない!よく考えれば前の比じゃない呪力があるんだし、今まで呪力の問題で諦めていたこれとかあれとかの術も実現可能じゃないか!」

 

 まさに目から鱗であった。そうだ、ないなら作ればいいじゃないか。無論、簡単ではないが、この余りある呪力があれば、ある程度の力技も不可能ではないだろう。久方ぶりに術者としての血が騒ぎだし、私の意識はすっかりそっちへと行ってしまった。

 

 「うわ、久々に見たわ。義兄さんのこの状態……。ハア、この術マニアめ」

 

 などと義妹が呆れた様子で溜息をついているなど、私はついぞ気づかなかった。

 

 

 

 

 「本当にいいのか?」

 

 義兄は再度確かめるように私は問うた。心配そうに私を気遣うような表情は、この人が世界に6人しかいない神殺しの魔王であることを忘れさせる程にどこまでも真摯なものだ。

 しかし、実際には義兄は紛うことなき魔王だ。忌むべき羅刹王の化身にして闘争の王。本来ならば秘巫女であり魔術師の端くれである己は傅かねばならない相手なのだ。そんな存在に義兄と呼ぶことを許され、気遣われているというのだから、自分は何様だろうと私はその滑稽さに可笑しくなった。

 

 「ええ、全て灰にしてやって。神楽の罪も術も全て私が持っていく。後には何も残さない」

 

 私は迷いなく言う。義兄が目覚めてから早一週間。私達は後始末におわれていた。並行して旅の準備もしたのだから、その忙しさは筆舌に尽くし難い。幸いパスポートは以前に取得したものがあったし、着替え等の準備はそんなに大変ではなかった。逆に問題だったのは、組織の上に対する報告と正史編纂委員会の事情聴取である。知らぬ存ぜぬを通したし、何よりも私抜きで儀式が強行されたのは事実なのだ。真偽を確かめる読心能力者がいたとしても、裏の事情までは見抜けはしない。半日余りの拘束時間こそあったが、私は目論見通り解放された。これに実質丸一日潰されたのは、中々に痛い時間のロスであった。

 さらにきつかったのは、うちの屋敷で雇っていた使用人達の処遇だ。全部で、20人余り。世話すべき人間が私以外いなくなった上に、その私もこの地を離れるのだから、最早必要のない労働力である。彼らをどうするかは私も大いに迷った。なにせ、小さい頃から面倒を見てくれた人も少なくないのである。住込みの者もいたし、いきなり放り出すのはいくら何でも気が引けた。私は秘巫女としての人脈と神楽家の人脈をフルに使い、どうにか彼らの次の職場の都合をつけた。時間の大半がこれに費やされたしそれなりに資金も使ったが、必要なことだったし後悔はしていない。

 

 一方早々に旅の準備を終えた義兄は、呪力隠蔽の為の術開発に時間の大半を費やしたそうである。それなりの成果はあったらしく、今や平均的な魔術師程度の呪力しか感じ取れないのだから恐れ入る。僅か一週間で、カンピオーネの呪力を隠蔽する術を開発しようとは。いくら元となる術式があったからとはいえ、尋常ではない所業である。正直、カンピオーネでなくとも、この人は十分規格外だと私は思う。

 

 「しかし、ここにあるのは罪だけじゃない。いい思い出もあるんだろう?」

 

 「それでもよ。いえ、そうであるからこそ、ここで失くすべきだと思うの。その思い出を汚さない為に!」

 

 再度の確認に私は断固たる口調で答えた。最早遠慮は無用であると。義兄も私の決意のかたさを感じ取ったのだろう。一つ溜息を付くと、手を屋敷へとかざした。

 

 「我は炎、神を殺し娘を殺せし、許されざる原初の咎人。全てを滅ぼす原初の破壊の焔なり!」

 

 それは神々の詔であったはずの聖なる詩句であったもの。義兄はそれを自己のものに改変し、高らかに謳う。なんと冒涜的な詠唱であろうか。なんと苦悩と悲哀に満ちた声だろうか。義兄は神々に対し己が神殺しであると名乗りを上げ、同時に自身の咎に今この時も苦しんでいるに違いない。私は、知らず涙していた。

 

 しかし、次の瞬間、それを吹き飛ばすかのように爆発的な呪力の高まりを感じ、世界が白く染め上げられる。あまりの光量に目を開けていられず、思わず目を瞑ってしまった程だ。

 

 「ヤバ、初めてだったから加減が効かなかったか……」

 

 聞き捨てならない義兄の科白が聞こえたので、恐る恐る目を開けた私はその惨状に絶句した。そこには何もなかった。屋敷があったはずの場所は根こそぎえぐれているというか、巨大なクレーターになっている。それが凄まじい火力の仕業であったことは、ガラス化した地面が物語っていた。

 

 これが義兄が迦具土より簒奪した権能。これが魔王カンピオーネの力。なるほど、勝てるはずがない。これだけの惨状を作りだしながら、義兄は何の疲れも見せていないのだから。

 しかし、これなら何の心配もいらないだろう。間違いなく何も残っていまい。最早、ここから何かを調べ出すことは不可能だろう。正史編纂委員会とうちの組織が、どれだけ調べようと無駄だろう。あの外法と邪法の数々は葬り去られ、すでに私の頭の中にしか無いのだから。

 

 「美雪、早々に逃げるぞ!」

 

 「えっ?」

 

 一人考えにふけっていると、正気に戻すように義兄の声が響く。どこか慌てた様子すらある。

 

 「初めて使ったせいか、加減が効かなかった。予めはっておいた隠蔽とかの結界ごと燃やし尽くしてしまったんだよ!つまり、ここで起きた呪力の反応は感づかれているということだ!おまけに急造だったせいか、自身にかけた隠蔽術式までぶっ壊れている。今、踏み込まれたら、確実にばれる!」

 

 「ええー!」

 

 とんでもないことを言い放つ義兄に、私は蒼白になった。いくら、京の連中が間抜けでも、ここまでの呪力の爆発を見逃すはずがない。すぐにでも、近くの術士が来るだろう。儀式場の現場検証をしている正史編纂委員会だって気づいただろう。今すぐに逃げなければ、国外に出ることすら困難になるだろう。

 

 「とにかく逃げる!捕まれ!」

 

 「何やっているのよ!義兄さんの馬鹿ー!」

 

 私の文句を尻目に、私を抱え上げ『猿飛』の術を使う義兄。カンピオーネの呪力で使われたそれは通常のものとは比べ物にならない推進力とスピードを生み出す。たちまちに遠ざかる屋敷跡を見ながら、カンピオーネがトラブルメーカーであることを私は嫌というほど実感するのであった。 


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