最近友達の一色いろはがあざとくない件について   作:ぶーちゃん☆

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今回は初の試みをしてみました!

ここ最近香織がヒロインじみたのも、ここ最近いろはすの影が薄かったのも、全てはこの瞬間のためにあったのだッ(嘘)

それではお楽しみいただけたら幸いです☆






【ifバレンタイン編】私の友達は憤慨し、そして決意する⑤

 

 

 

ぱちゃりと音を音を立て、すくい上げたお湯を肩に掛けながら今日一日の疲れを癒す私、家堀香織。

 

 

うふふっ♪香織ちゃん初めての入浴シーンは、まるで地獄の釜戸に浸かってるき・ぶ・ん☆

 

いやんマジこの後なにが待ってんの……?

 

 

「香織ー、ここにパジャマ置いとくからねー。さすがに下着は貸せないから朝までは我慢してね〜」

 

「あ、ありがとー」

 

と、一夜限りのノーパンナイツ開催が決定した所で、本日の出来事に思いを馳せる。

 

 

今日は本当に色々あったな……イベントの準備に始まりチョコ作り、濃すぎるイベント参加者達を次々さばき(実際は傍観してただけ!テヘッ)、いろはの謎の微笑に動揺し、比企谷先輩の言葉に歓喜して、そしていろはの心の叫びに言葉を失った。

 

そして今はなぜかいろはんちのお風呂を頂いているという謎事態……なんだこれ?

 

ああ、色々あったと言えば、いろはんちに到着した時も一悶着(笑)あったんだよね〜……

 

 

× × ×

 

 

「ただいまー」

 

「おじゃましま〜す……」

 

いろはんちは、つい先日お邪魔したばかりだ。あの時もチョコ作りでお邪魔したっけ。

 

まさに血の祝祭バレンタイン〜……

 

とホラー映画のCM風に脳内でアテレコして遊んでいると、なんか凄い勢いでいろはのご両親がパタパタと玄関に走ってきたっ!

 

「おかえりいろはっ!!……あら?香織ちゃんかぁ、こんばんはっ!」

 

「あ、こんばんはです!スミマセン、急に押し掛けてしまって」

 

帰宅中の道すがら、いろはが家に友達連れて行くって電話しといてくれたんだよね〜。ん?でも……

 

「ところで香織ちゃんかぁ……とは?」

 

するとご両親が顔を見合せて苦笑い。

 

「あ、ごめんね香織ちゃん!いろはったらこんなに遅くなった上に急に友達泊めるなんて電話してくるものだから、お母さん達てっきり比企谷くんって子を連れて来るのかと…」

 

「ちょっ!?ちょっとお母さん!?ななな何言ってんのバカじゃないのホント意味分かんないからっホントごめんなさい!」

 

耳までゆでダコのように真っ赤になったゆではすは、私の手を無理矢理引っ張って部屋へと連れて行く……ああ、そういえばこないだのチョコ作りの時、いろはの奴「比企谷八幡先輩が大好きだー!」なんて叫んじゃってたっけ(笑)

たぶん私達が帰ったあと、ご両親から根掘り葉掘り聞かれたんだろうなぁ……そりゃ両親で玄関まで走ってくるわっ!

 

 

そして無言のままゆではすに連れられて部屋に投げ入れられた私は涙目で睨まれました……

ゆではすのその涙目な眼差しは雄弁に語っていました。

 

もう今の件には決して触れるな……と。

 

 

× × ×

 

 

ま、そんなこんなで一日中心が休まる事の無かった今日だけど、お風呂入ってようやく一息つけた〜……!

 

でも、ここからが本物の地獄の始まりなのよね……お母さーんっ!

 

 

 

いろはのパジャマに着替えた私は、ノーパンの解放感にクセになってはいけないと気持ちを引き締めながら部屋へと戻ってきた。

どんな引き締めだよ。クセになんなよマジで。

 

部屋に入ると、ニコニコいろはすがベッドに座って待っていた。

ピッ!と指差す床にはクッションがひとつ……ああ!その上で土下座しなさい☆と……

 

いつでも土下座の体勢に入れるようにクッションの上で正座になると…

 

「ん?どしたの香織。足崩しなよー!どうせ長くなるんだから……今夜は寝かさないぜっ?」

 

きゃるんっと笑う、素敵な笑顔の中のその瞳は光彩がまるで無かったです。まる。

 

 

× × ×

 

 

「ほーん……」

 

小一時間も経つ頃には、私はほぼ全てを白状させられていました。

 

フッ……いつでも土下座してやんよっ!

 

「……で?」

 

「ででで……で?とは……!?」

 

「これからどーすんの?……って事」

 

 

ふぇぇ……恐いよぉっ……てか恐い!マジ恐い!!

 

「……あ、いや……ホントにごめん……ちょっとすぐには無理かも知んないケド……ちゃんと先輩の事は……忘れるつもり……です」

 

……まぁ、そんな簡単に忘れられたら苦労はしないんだけどね……

 

そしたらいろはは超意外な返しをしてきた!

 

「なんで?」

 

「いや……なんでって。だって……いろはが大好きな先輩を後から好きになっちゃった私がいけないんだし……」

 

 

「なんで?全然いいじゃん」

 

…………へ?

たぶん私はもの凄いアホヅラをいろはに向けてると思う。

 

「それって悪い事なの?だってさ、好きになっちゃったもんはしょーがないじゃん。それ言ったら、わたしだって雪ノ下先輩達に悪い事してるって事になっちゃうしさー」

 

「いや、それはそうかも知んないけど……」

 

「それにさぁ、そりゃ複雑な気持ちは超あるにせよ、わたし実はちょっとだけ嬉しいんだよねー」

 

……はい?嬉しいってなにがでしょうか?

 

「わたし前に教室でさ、恵理ちゃんに『別に先輩の魅力が分からないお子さまには何言われても気にしないし何言われてもなんも感じない』みたいなこと言ったじゃん?……だからさ、香織が先輩の良さを分かって、それで好きになったんだなぁ……って思ったら、結構嬉しかったりしたんだよね〜……!だってさ、好きな人の事を、友達も分かってくれたって事じゃん?」

そしてとても幸せそうに言葉を紡ぐ。

 

「先輩ってさ、あんなんだから他人から誤解されちゃうし、誤解されても別に関係ない……って顔しちゃうんだよね。まぁ先輩がそれでいいならいいし、わたしだけでも分かってればいいやって思うんだけど、それでもやっぱり先輩の良さが分かる子が増えるのは……えへへ、なーんか嬉しいっ」

 

そして私の目をしっかりと見る。

 

「しかもそれが数少ない友達なんだもん……嬉しくないわけないじゃん。……だからわたしは別に香織が先輩を好きになっちゃったこと自体は全然責めないし、好きでいることも全然自由だと思うよ」

 

 

そうやっていろはは偶に見せる、小悪魔的でも無い、計算高くも無い、純粋な笑顔を私に向けてくれた。

 

 

 

……いろは……

良かった……!じゃあ、私……もう後ろめたい気持ちのまま、比企谷先輩を好きでいなくてもいいんだ……好きでいてもいいんだ……!

 

「……でも……」

 

あ、あれ……?私が感動にうち震えていると、いろはの声と表情が一変したよ?

やばいよやばいよー。なんかいろはがドス黒いよー。

 

「それとこれとは別問題だよねー」

 

ひぃっ……声がっ!声が尋常じゃないくらい低くて棒読みだよぉっ……

 

「まさかあれだけ乙女成分不足をアピールしてたくせに、わたしが熱出してる時にコソコソ先輩をデートに連れ出してたなんてねー」

 

ひぃぃやぁぁぁぁっ!……やっぱりソコは怒ってらっしゃるぅ!超怒ってらっしゃるぅぅ!!

 

 

このあと、小一時間ほど説教されました。

フッ、もちろんそんな説教なんざ、ただ大人しく黙って聞いている私ではありませんよ……

え?どうしたのかって?

 

ええ、決まってるじゃないですか。その間、ずっとしてましたよ!………DO☆GE☆ZA☆

 

 

「まぁ、あとで恵理ちゃん達ともお話あるから取り敢えずこの件はひとまず置いとくとして」

 

え?ひとまず?置いとく!?

あっれ〜?まだ終わったわけじゃ無いんだぁ(白目)

 

 

「……せっかくだから、恋バナしよっか?」

 

…………はい?

 

「香織も先輩を好きになっちゃったわけだから、今まで話さなかった事とか、色々と話してあげるよ」

 

 

……そしていろはは瞳をそっと閉じる。自分の中の大切な想い出を探すために……宝物を友達に自慢する為に押し入れの奥から引っ張りだしてくる子供のように……

 

そして、いろはの想い出語りが始まる。

それは余りにも真摯に、余りにも純粋に私の心を侵食し、やがて私の心のコトバとなる……

 

 

× × ×

 

 

……先輩と初めて会ったのは、わたしが生徒会長に立候補させられた時。

他に頼る人も居なくて、平塚先生と城廻先輩に相談して、連れられて行った特別棟の教室に、あの人は居た。

 

初めて見た瞬間、なんだコイツ……って思ったよ。でも、その瞬間から興味を持った。

だってさ、みんなに愛される“わたし”に、一切興味を示さなかったんだもん。

 

変な奴とは思ってたけどさ、それでも学校の有名人の雪ノ下先輩と由比ヶ浜先輩と一緒に居るくらいだから、ただの変な奴では無いんだろうな……って思った。

 

だから、上手いこと落とせれば利用出来るかな〜って、色々とモーション掛けてみたりもした。

でも全っ然なんだよね、あの人。始めっからわたしのこと超警戒してんだもん。

だから余計になんかちょっと面白いかも……って思ってた。

それに先輩はわたしの本性見抜いた上で普通に接してくれたからね♪

わたしも思いっきり素を出せる異性ってだけで、ちょっと嬉しかったりしたし!

 

 

そして気付いたらわたしの方が利用されちゃっててさ、いつの間にかなぜか生徒会長にさせられちゃった!

なんか上手いこと言ってたけど、アレ絶対に先輩の策略だよー。

だからこそ、乗せられてやったんだぁ。なんか思ってたよりもずっと面白そうじゃんっ!って思ってさー!生徒会長じゃないよ?この先輩が……さ!

コイツにこのまま乗せられとけば、もっとこの先輩に面白くしてもらえるかな?って。

なにせ、わたしを生徒会長にした『責任』って弱みで利用出来るしねっ。

 

 

生徒会長になって初めて来た仕事でチャンス!って思ったよ。例のクリパね!

よしっ!利用してやろうってさっ!ふふっ……

んー、でもさ、利用する為に奉仕部行ったらさ、すっごい違和感があったんだよね。

なんか、作り物の空間みたいだった。

 

あ、これはこの空間が崩壊する一歩手前なのかも……って感じたんだ。なんでか分かんないけど。

 

たぶんこの人達にはこの空間が大切なんだろうなって、でも瓦解しちゃうんだろうって感じたんだけど、それでも、そんな状態でも先輩はわたしを助けてくれた。

 

先輩ってわたしの事あざといあざとい言うけど、ホント自分が一番あざといんだよねー。

いつもめんどくさそうに目を腐らせてる割に超自然にわたしのこと助けてくれるんだもん。

 

あんなんの癖に、ナチュラルに荷物とか持ってくれた時とかは本気でちょっとだけドキッとしちゃったよ。

 

 

でもさー、それでもイベントはやっぱ上手くいかなくて……そんな時に会議が中止になって、報告しなくちゃって奉仕部に行った時に聞こえちゃったんだよね。

 

それでも俺は、本物が欲しい……

 

って。

最初、は?って思った。

だってあの先輩がだよ!?

あの先輩が、声震わせて擦れさせて、涙交じりの声で雪ノ下先輩たちにそんなこと言ってたんだよ!?

 

最初はホント意味分かんなかったけど、次第にすっごいドキドキしてきた……本物ってなんだろう?って。

わたしはいつも偽物だったから……

いつも自分を偽って男の子と接して可愛いわたしを演じて来たから。

 

だから、たぶんあの先輩のあの熱っつい魂の叫びに、一発で空っぽで偽物の心を鷲掴みにされちゃったんだと思う。

 

 

でさ、その翌日から会議に雪ノ下先輩達も参加するようになって、それで三人の様子を見てたら……………なんか無性に悔しくなった……

ああ、この人たちにとっての本物とやらはココにあるんだな……って。

 

だからわたしもどうしようもなく本物とやらが欲しくなっちゃって……葉山先輩に告白しちゃった。

あはは、そんなの本物なわけ無いのにね……葉山先輩には悪い事しちゃった。

 

もちろん振られちゃって、でも想像してたより全然苦しくなくって。

 

 

その日の帰り道にさ、先輩送ってくれたんだ!てか送ってくれるように誘導したんだけどねー。

でさ不器用なりにわたしを慰めてくれて、隣に居てくれる先輩に安心して、もっと一緒に居たいな……なんて思っちゃって、その時に気付いちゃったんだ。

あ、もしかしたらわたしの本物ってこれなのかも……って。

 

いつの間にか、ずっと素のわたしを見ててくれる先輩と一緒に居るのが楽しくなってて、一緒に居ると安心して、一緒に居るのが当たり前になってて……そして先輩の本物の言葉に心を鷲掴みにされて……

 

 

だから、わたしは今度こそ本物が欲しくなった。

わたしの本物、先輩が欲しいって。そして本当のわたしを見ててくれる先輩の本物になりたいって……本気で思ったの……!

 

 

× × ×

 

 

想い出語りが終わる頃には、いろはは泣いていた。

あれ?てか私も泣いてたっ。

 

そっか……それが本物なんだ……

 

「うう〜……なんか最近涙脆くなっちゃってるよわたしー。恥ずかしい……もう年かなぁ」

 

「おいおい女子高生っ。そんなん聞かれたら世の女性達に袋叩きにされるよっ」

 

大体あんたの目の前の可憐な女子高生も泣いてるっつの!

私まだまだ若いんでっ!

 

「あはは〜」

 

 

ようやく笑ったいろはを見てわたしゃ思ったよ。

はぁ……まったく。えっらい事聞いちまったぜ……

これ、私が踏み入る要素ないじゃんっ!

 

でも悔し紛れに聞いてみちゃうもんねーっだ!

 

「うん。いろはの気持ちは良く分かった。……でもさ、だったらここに来て私がライバル候補みたいになっちゃったら、いろはす余計に困っちゃうんじゃね?」

 

するといろはは……なんとニヤリとしやがりましたよ!

 

「んーん?全っ然困んないし、全っ然心配なんかしてないよー?……だって、香織なんかじゃライバルに成り得ないもんっ」

 

 

なっ!なんですとー!?

そ、そりゃちょっとは遅れを取ってますけどもー!?……ん?ちょっとか?

 

と、とにかくライバルとしても認めてもらえないとか、ちょっと私を舐めすぎじゃねぇ?

 

私は額に浮かんでいるであろう血管に落ち着けー、落ち着けーと言い聞かせながら、あくまでも冷静に対処する。

ホラ、私って大人ですからぁ!

 

「にゃにゃにゃっ!にゃんで……なんでよっ!私じゃあんた達に及ぶ可能なんかジェ……ゼロってわけ!?」

 

うん!私って超クール。

はいはいクールクール。

 

そしたらいろははジッと私を見据えてから勝ち誇ったかのように一言添えた。

 

「……だってさ、たぶんだけど、さっき『良かった。まだ好きでいていいんだ……』とかって思ったでしょ」

 

うぐっ……見透かされている……だと?

 

「その程度の覚悟の女なんて、どだい先輩みたいな面倒くさいヤツの相手なんか無理だし、そもそも先輩に振り向いてなんかもらえないもん!だから香織なんかじゃライバルに成り得ませーん♪」

 

……一言も言い返せない……

確かにそう。私といろはじゃ覚悟が違いすぎる。

 

「だから香織は他に好きな人が出来る“まで”は、先輩のこと好きでいたらいーよ」

 

どうよ!って顔で私を挑発するいろは。

でも……でも……

 

 

「そ、そりゃ私は比企谷先輩初心者だし、まだまだ覚悟は足りないかも知んないけど……でも、やっぱり好きだしさ……」

 

比企谷先輩初心者ってなんだよ。

 

するといろははニヤリととっても良い小悪魔顔になる。

 

「ま、どうせ負ける気なんてゼロだけど、香織が本気で覚悟見せるんなら、本気でライバルになりたいって言うんだったら、それは香織の自由だし好きにすればー?ちょっとは張り合えるかもよっ」

 

 

……くっそうっ!ハメられたぁ……

いろはの絶対の覚悟。絶対の自信。

それを加味した上での挑発に乗せられてしまった……

 

たぶんいろはは、好きなら好きでイジイジウジウジしてるのが嫌いなんだろう。

だから私を挑発したんだ。

たぶん私はこの先、ずっとイジイジウジウジしながら比企谷先輩の事を好きでいるだろうから。

だから当たって砕けてスッキリしなさいよねっ!って……

 

「……あー!もう分かったわよっ!私だってウジウジしてないで、当たって砕けてやるわよっ!どうせ私なんかに勝ち目ないと思って余裕で挑発してんでしょお!?……だったらいろはが伏兵狙いなら、私は大穴最低人気で狙ってやるわよっ!」

 

 

するといろははにへへ〜っと笑う。

 

「まぁ香織がその気なら、デートとかされちゃわないように本気で邪魔するけどねー!」

 

邪魔すんのかよ。

 

 

「…………でも」

 

その瞬間、いろはの空気がガラリと変わる……

表情も声も、その瞳の光も……

 

そしていろはは一言だけ。一言だけ言葉を添えた。

 

 

 

 

「今は……まだダメ」

 

 

 

その時のいろはの空気、目、そしてこの顔には覚えがある……

 

お料理教室の時にくすりと笑った時の、トイレで叫んだ時の、最後にはるさん先輩が比企谷先輩を煽っていた時の、あの瞬間にほんの一瞬だけ見せた、いろはの儚なげなあの顔だった。

 

 

 

 

続く

 




というわけでバレンタイン編⑤でした!

初の試みというのは、あくまでも香織視点でありながら、いろはす視点かのように見せたあの想い出語りの一文ですね。
あざとくない件史上初、いろはすの胸のうちを曝け出してみました。

元々いろはすに当時の想いを語ってもらおう!とずっと思ってたのですが、余りにも長い文章になるであろう事は予想出来てたので、どうやって書こうかなぁ……と思いながら、見切り発車的に今話を書き始めてみて、途中でこの方法を思いつきました。即興でしたがいかがだったでしょうか?


そして遂に次回でラストですっ!
新刊がいつ出るのかも分からない以上、下手したら本当にラストになっちゃうかもっ><


どうせまた詐欺るんだろ?と思ったそこの読者さん!

その時はその時ですよっ←詐欺る気マンマン(白目)



それでは次回、バレンタイン編FINALでお会いしましょう!

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