イッセーがディオドラに突撃してる間にジョジョは肉の芽に寄生されたイルとネルの肉の芽を摘出していた。
「ふ~……やれやれだぜ」
スタンド【ヘブンズ・ドアー】の能力で動けなくしたイルとネルは抵抗できなかった。
「二人とも大人しくしていろよ」
肉の芽を摘出終えたジョジョは再びヘブンズ・ドアーでイルとネルに書かれた内容を消して元に戻した。
「「………」」
体の負担が大きかったのか二人は静かに眠った。
ドゴォン!!
大きな音が聞こえてジョジョが振り向くと……
「……2度とアーシアに近づくな!!」
「ヒッ……」ガタガタ
イッセーがディオドラの顔の横に拳をぶつけて脅迫していた。
「やれやれ終わったみたいだな。当て身!!」
ゴッ!!
「うっ!?」
ジョジョはディオドラの首に衝撃をあたえて気絶させた。
「ヘタに暴れられたら面倒だからな(それにコイツはまだ俺からしたら必要だからな)」
この時のジョジョの顔は間違いなくゲスイ顔をしていた。
「俺はとりあえず先に外に行ってるぜ」
そう言い丈助はディオドラを担いで外に向かった。
ー外ー
「やれやれ。コイツの性根は腐ってやがるがここまで腐ってるとはな……」
ジョジョはディオドラを外に連れて皆を待ってたら
オォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!
「な、何だっ!?」
神殿から巨大な咆哮が聞こえた。
しばらくするとグレモリー眷属の皆がやって来た。ただし、そこにはイッセーとアーシアは居なかった。
「お、おい!何があったんだ!?」
「…………」
リアスに聞いても無言だった。
「チッ!おい祐斗!何があったんだ!!」
「実は……」
丈助が出ていった後に旧魔王派の旧ベルゼブブのシャルバにアーシアを消滅させられてイッセーがジャガーノート・ドライブを発動して暴走してるのだ。
「オォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
「……あれがイッセーか?」
丈助が見たのはいつもの禁手ではないイッセーだった。
「丈助くん……」
小猫が心配してジョジョを見る。
「……やれやれだぜ。イルとネルを頼むぜ!」
ジョジョはイッセーの元に向かっていった。
「オーフィス!!」
ジョジョはオーフィスを呼んだ。
「ジョジョ?呼んだ?」
「次元の狭間に行ってアーシアを探してくれ!まだ間に合うはずだ!!」
「我、アーシア、探す」
そう言いオーフィスは次元の狭間に向かってアーシアを探しにいった。
「オォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!」
ジョジョの耳にはイッセーの悲しい雄叫びが響いた。
「いくぞ!イッセェェェェ!!」
←ToBeContinued
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