ジョジョは1年生なので…体育祭の決め事はキングクリムゾンしてもらいます。
新学期が始まったジョジョ達の生活。2年生のイッセーのクラスでは紫藤イリナが転校してきた。彼女は天使に転生していて天界の使者として共に戦うようだ。
そんな生活が始まろうとしていたが…現在1つの問題が起きてた。
「…完全にストーカーじゃねぇか」
アーシアと面識のある悪魔がいた。その名はディオドラ・アスタロト。アーシアはかつて教会の聖女としてた時に怪我をした悪魔を治した事があった。その悪魔がディオドラだったのだ。冥界から駒王町に戻ってきた時にアーシアにプロポーズするわ、アーシアにアプローチするわで…はっきり言って迷惑だ。しかも今度のレーティングゲームの相手はディオドラ・アスタロトなのだ。
その時…部室に転移魔法陣が現れた。
「ごきげんよう。ディオドラ・アスタロトです。アーシアに会いに来ました」
その紋章はアスタロトだった。
ジョジョはディオドラが来てから不機嫌だった。ジョジョはディオドラから嫌な気配を感じていたのだ。
「リアスさん単刀直入に言います。僧侶をトレードしたいのです」
「いやん!!僕はトレードされるのですか!?」
「されないから黙ってろ」
僧侶のトレードと聞いてギャスパーはジョジョに抱きついてきたがジョジョが安心させた。
「僕が望むのはリアスさんの眷属。アーシア・アルジェントさんです。此方は…」
「ごめんなさい。私はトレードをする気はないの。単純にアーシアを手放したくないの」
「…それは彼女の能力?それとも彼女自身が魅力だから?」
「どちらもよ。私は彼女を妹のように思っているわ」
「部長さん!!」
アーシアはリアスの言葉に感動していた。
「わかりました。今日は諦めます。ですが僕は諦めません」
ディオドラはイスから立ち上がり帰ろうとするが…
「待ちな」
「…ん?」
ジョジョが立ち塞がった。
「【誰だ?】って顔をしているから自己紹介させてもらうぜ。俺はお節介やきの城野丈助、ジョジョだ」
ジョジョはディオドラの回りを歩く。
「俺はなレイナーレのような奴と戦って以来からな良い奴と悪い奴の区別が匂いで分かるようになってな……おっと【何が言いたいか?】って顔をしているな?お前からの匂いはな……」
ディオドラはジョジョを邪魔のような目で見てた。
「ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーっ!!」
ジョジョはスタンドの【アトゥム神】を出した。
「テメェから悪党の匂いがプンプンするんだよ…1つ聞くぞ?テメェ…禍の団とグルになってるだろ?」
ジョジョの言葉にオカルト研究部の全員が警戒するが…
「何をバカな事を…僕は現魔王のアジュカ・ベルゼブブの血族のディオドラ・アスタロトだぞ。勝手な言いがかりは止めてくれないかい?悪魔でも天使でも堕天使でも人間でも無い【バケモノ】くん?」
「そんな事を言わないでください!!」
アーシアはディオドラにビンタをした。ジョジョを罵声まじりで否定するディオドラだがジョジョは何とも思ってない顔でディオドラに聞いた。
「魔王に誓ってお前は禍の団と繋がってないんだな?」
「あぁ。魔王に誓って繋がってないよ」
ジョジョはその言葉を聞いて目を細めて…
「分かった。疑って悪かったな」
「…ふん」
ディオドラは転移魔法陣で帰っていく前に…
「赤龍帝…次のゲームで僕は君を倒そう。そしたらアーシアは僕の愛に…」
「お前に負けるわけねぇだろ!!俺の後輩をバケモノ呼ばわりしたお前なんかにな!!」
実際ジョジョをバケモノと呼んだ瞬間に小猫、朱乃、黒歌、ミッテルトはディオドラに殺気を向けていた。
「アーシア。今度はゲームで会おうね。」
そう言いディオドラは帰っていった。
~ジョジョ&イッセー家~
ジョジョはコケにされると根に持つタイプだった実際ジョジョはあの場で【スタープラチナ】でオラオララッシュしようとしたがアーシアがビンタをしてくれた為に止めたようだ。
「やれやれ。何が魔王に誓ってだ……完全にディオドラは禍の団と繋がってるな……まだこの事はアザゼルだけ教えとくか…」
ジョジョの出したスタンド【アトゥム神】その能力は【オシリス神】と同じゲームで魂を賭けて負けた者の魂を奪うが【オシリス神】には無い能力を持っていた。それは……
「口で嘘を言っても…魂までは嘘はつけねぇぞ…ディオドラ・アスタロト」
相手の心(魂)を読む能力だった。
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