ジョジョとディールのポーカー勝負に今…決着する!!
「はぁ…はぁ…」
ディールの呼吸は乱れていた。今までに無い緊張感とジョジョに対する恐怖で呼吸が乱れていた。
「わ、私のカードは!!…Kのフォアカードだ!!」
バァン!!
ディールは自分の手札をテーブルに叩きつける。
「Kのフォアカードだとぉ!?(ぐっ!ジョジョの手札は俺達にも分からん!ジョジョ…信じていいんだな!?その伏せているカードを信じていいんだな!?)」
アザゼルはディールのを見て一気に不安に襲われた。
「ジョジョ!!次は貴様だ!!」
「……」ゴゴゴゴゴゴ
ジョジョはゆっくりとカードを裏返した。
1枚目は…♥の8
「(♥の8!!Aのフォアカードの可能性は消えた !ストレートフラッシュはジョジョのハッタリで出るものじゃない!!…問題は次だ!!一体なんなんだ!?)」
ジョジョはゆっくりと2枚目を裏返した。
2枚目は…♥の9
ディールはカードを見た瞬間!!
「勝ったぁぁぁぁぁぁ!!!!」
大声で叫んだ。
アザゼル達の顔は暗くなっていた。勝負は見えてしまった。…ジョジョの負けなのだ。
「残念だったな!!私にハッタリをかまして、勝負を降ろそう作戦かもしれなかったようだが!!私の!!「やかましいなぁ…」……え?」
ジョジョはディールの言葉を省いた。
「最後まで俺の手札を見る事だな」
ジョジョは残りの手札を全部めくった。
「なぁ!?」
「はぁ!?」
「なんだとぉぉ!!?」
ジョジョの手札
♥の8
♥の9
♥の10
♥のJ
♥のQ
つまり!ジョジョの手札は…
「す、ススススス、【ストレートフラッシュ】だとぉぉぉぉぉ!!!?」
ディールは驚愕したと同時に怒った。
「イカサマだぁ!!貴様!イカサマをしただろ!!」
「俺が何時?どうやって?…イカサマをしたんだ?」
「とぼけるな!!【ストレートフラッシュ】はそんなに出ないもんなんだぞ!!」
ジョジョはディールを見て、ある提案をする。
「…それじゃ…イカサマを見抜くゲームをするか?」
「イカサマを見抜くゲームだと?…いいだろう!!受けて立つ!!」
「ルールはお互いのイカサマを先に見抜いた方が勝ちだ。先ず先に…どちらが先に言うかジャンケンで決めるぞ」
「上等だ!!いくぞ!!」
最初はグー!ジャンケン!!
『ドオラァ!!』
ドゴォン!!
「へぶぅ!?」
「なぁ!?」
ジョジョがいきなりスタンド【クレイジーダイヤモンド】をだして【はぐれ悪魔ディーラ】を殴った!!
「き、貴様!!何の真似だ!!」
「何の真似?…ハッ!俺は最初からテメーとコイツがグルって事は知ってたんだよ。俺はそれを知った上でポーカーを挑んだ…イカサマを仕掛けてた奴がイカサマ言ってんなよ?」ゴゴゴゴゴゴ
「ぐぅ!!」
「そして、俺のクレイジーダイヤモンドは触れたもの元に戻す(治す)…見ろ!お前の仲間の正体だぜ」
ディールは弟のディーラを見ると…変装してた顔が元に戻ってた。
「はぐれ悪魔ディーラ!!はぐれ悪魔ディールの弟だ!!」
モブの悪魔達が騒いでいた。
「お前の負けだ。諦めな」
ジョジョに言われるディールだが…
「ククククククッ!…今回は負けを認めるよ…セバス!!」
「お乗りください。ご主人様!!」
執事のはぐれ悪魔セバスが気球に乗ってやって来た。
「グレモリー眷属とシトリー眷属は返すよ…ジョジョ!!この侮辱は忘れないぞ!!ハーッハッハッハ!!」
高らかに笑うディール…しかしディールは忘れていた…
ジョジョに【魂】を賭けた事に…
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次回に決着です