第D×D部/ジョジョの奇妙なハイスクール   作:コブー

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黒歌の攻略法

~前回のあらすじ~

 

黒歌が亀裂に手を突っ込んで中にあるスイッチを押して油面カッターが発動してしまった。

 

 

 

 

 

 

「俺が押そうとしたけど別にいいか。さてと小猫と黒歌はどうやって攻略するかな?…登頂っと!」

 

ジョジョはそう言い登頂した。

 

 

 

 

 

 

小猫はポケットにあったクッキーを油面カッターに当てると…

 

「っ!?」

 

クッキーが斬れた。

 

小猫は黒歌を見て、黒歌は申し訳ない感があった。

 

「(うぅぅ…白音が怒ってるにゃ)」

 

黒歌は小猫が怒ってると思っているが…

 

「(黒歌姉さまは波紋を覚えたて…私ならこの油面カッターを攻略できるけど…波紋を覚えたての姉さまには攻略は不可能!!)」

 

黒歌の心配をしていた小猫だった。

 

「(…こうなったら!!)」コォォォォ

 

「にゃ!?足で柱にくっついたにゃ!!」

 

小猫は足に波紋を集中させて、両手を油面カッターに突っ込んだ。

 

「(くっつく波紋と弾く波紋を同時に体内で操作してこの油面カッターを突破する!!)」

 

小猫は波紋の応用能力で油面カッターを攻略した。

 

「(や、やった。…でも…今の黒歌姉さまにはこの波紋の扱いは不可能…油面カッターは突破できない!)」

 

小猫はそう思いながら地獄昇柱を再び昇り始めた。

 

「(よ、よかったにゃ。白音が突破できて…でも今の私にあの波紋を扱うことは出来ないにゃ!…どうするにゃ?)」

 

小猫が突破して安心するが、自分の事を思いだし焦りだした黒歌だった。

 

 

 

~9時間後~

 

 

「や、やっと登頂した」

 

 

ー小猫 登頂成功ー

 

 

「ハァ…ハァ…丈助くん!!黒歌姉さまは限界です!!油面カッターを止めて!!」

 

小猫は先に登頂したジョジョに抗議するが…

 

「…自分の甘さが招いた結果だ」

 

 

ジョジョは無慈悲だった。

 

 

その頃…油面カッターの下にいる黒歌は…

 

「埒があかないにゃ!!こうなったら!!」

 

黒歌は考えた…もしもこの場がジョジョだったらどうやって攻略するか…

 

「(ジョジョの性格は抜け目の無い性格にゃ…普通に攻略しない…奇妙な攻略法にゃ!!)」

 

黒歌は決心した。

 

「一か八かの賭けにゃ!!」

 

黒歌の声は小猫にも聞こえた。

 

「止めてください!黒歌姉さま!!おとなしく待ってください!!」

 

小猫の制止も聞かずに黒歌は波紋疾走した

 

「いくにゃ!!波紋のビート!!」

 

黒歌は油面カッターに触れた…瞬間!!

 

「にゃ!?波紋で油面カッターの下を滑ってる!?」

 

黒歌の行動に小猫は驚いてた。

 

 

黒歌は滑りながらある事に気づいた。

 

「(やっぱりにゃ。油圧は壁の所まで行くと弱くなってるにゃ)…そこにゃ!!」

 

黒歌は油面カッターを波紋で蹴って飛んだ。

 

 

「とどけにゃぁぁぁぁ!!」

 

 

黒歌の叫びが通じたのか…黒歌は油面カッターを突破して、壁に貼りついた。

 

小猫は黒歌の行動に驚いてた。

 

「壁寸前で油の勢いを利用して油面の上にジャンプ…黒歌姉さまは…三メートルgainした!!」

 

「自分のマイナスを利用したって事か…だけど…」

 

ジョジョの顔は強ばってた。

 

壁に貼りついた黒歌だが…あることに気づいた。

 

「(壁の方は…予想以上にオーバーハングがあるにゃ…)」

 

黒歌は登ろうとすると呼吸が苦しくなった。

 

「(にゃ!?…い、息が…苦し…い)」

 

波紋マスクをつけてる事により呼吸のリズムが乱れてしまったのだ。

 

 

ズルゥ!

 

 

「にゃ!?」

 

黒歌は落ちそうになった瞬間!!

 

ガシィ!!

 

「し、白音!!」

 

小猫がギリギリで黒歌を掴んだ。

 

「丈助くん…姉さまは油面カッターを攻略したから手助けしても構わないですね?」

 

 

「別に構わないぜ…でも小猫…」

 

ジョジョは小猫に聞く。

 

「お前も体力が限界じゃなかったか?」

 

「…忘れてました」

 

小猫から冷や汗があふれでた。

 

「ちょ!!白音!?絶対に離さないでにゃぁぁぁぁ!!」

 

 

ー黒歌 登頂成功ー

 

 

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