グレモリー眷属 御一行が悪魔側の冥界に入る専用ルートを使い、冥界にやって来たジョジョ達は歓迎された。
「「「リアスお嬢様!!お帰りなさいませ!!」」」
駅のホームに着いた途端たくさんの執事やメイドがリアス達を待っていた。
「ヒッ!」
「お前は人見知りを直せ、ギャスパー」
人見知りのギャスパーは、ジョジョの後ろに隠れた。
ジョジョとギャスパーがやりとりをしてるなか、グレイフィアが出迎えくれて、用意した馬車に乗り込み、リアスの家に向かった。
「なぁ……ミッテルト」
「……なんスか?」
「これ……家だよな?」
「家じゃなくて……『城』ッスね」
そうだよ!!何だよこれ!!『お家』じゃなくて『お城』だよ!!
リアスの家に着いて中に入った……すると……
「リアス姉様!お帰りなさい!!」
紅髪の色の小さい子どもがリアスに抱きついた。
「あ、あの部長……この子は?」
イッセーはリアスに抱きついている子の事を聞いた。
「この子はミリキャス・グレモリー。お兄様の子供よ」
「えっ!?」
「ニャんですと!?」Σ(゜Д゜)
イッセーとトロが驚いてた。
「初めまして、ミリキャス・グレモリーです!!」
「は、初めまして。俺、僕は兵藤一誠です」
イッセーは緊張しまくりだった。
……父親はサーゼクスか……母親は……何処かで見た雰囲気がするな。
「あ、あの?」
「ん?おぉ、俺の番だな」
ジョジョは考え事をしてたらいつの間にか自分の番だった。
「俺は城野丈助……ジョジョって呼んでくれ。よろしくな、ミリキャス」
「よろしくお願いします!!」
「ジョジョォォ!?魔王さまの子供だから!!ちゃんと礼儀をしろよ!!」
魔王の子供でも通常運転のジョジョだった。
お家もとい……お城に入ったリアス御一行……出迎えたのは……
「あら、帰ってきてたの?リアス」
「お母様。ただいま戻りました」
…………What?
「紹介するわ。私のお母様よ」
「「ええええええ!?」」
ジョジョとイッセーは驚愕した。
「初めまして、ヴェネラナ・グレモリーですわ」
リアスのお母さんでした。
あの後、各自の部屋に案内されて現在ジョジョ達は夕御飯を食べてた。
しかし、流石は貴族……庶民のご飯と大違いだ。
「なぁ、ジョジョ」
「なんだ?」
本来は余り喋れないがイッセーとリアスのお父さんの話を終えたイッセーはジョジョに聞いた。
「フォークとナイフの扱い……馴れてるな」
「まぁな……」
「丈助くん?」
ジョジョはあることを思い出してた。
「俺さぁ、1回だけ『食い逃げ』してるんだよね」
「……は?……え?ジョジョ……マジで?」
「マジだ」
「ええええええ!?お前が食い逃げって何があった!?」
イッセーだけではなく、リアス達も驚いてた。
「いや……料金以下の不味い料理を食ってな……『俺は払う金はねぇ!!』って言って食い逃げした」
「嘘だろ!?ジョジョ!」
ジョジョの事実に誰もが驚愕したが……
ジョジョが次に放った言葉は!!
「いや……嘘だから」
「作り話かよ!?」
全部ジョジョのジョークだった。
チャンチャン♪
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